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あなたの隣に立ちたくて
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「私も同席させてください!」
ふたりの間にあった誤解やすれ違いが解消されて、碧斗さんがすぐに行動を起こした。
彼はまず姉にコンタクトを取り、会う約束を取りつけた。
だから私は、その場に自分も連れて行ってくれと何度も願い出ている。
碧斗さんと姉が、ふたりきりで会うなんて嫌だ。
それに、姉が彼にひどい言葉を投げつけるのではと心配している。
そもそもこれは姉が起こした問題な上に、私自身も巻き込まれている。だから私が解決するべきだ。
そう角度を変えながら私を連れていくように繰り返し主張したが、碧斗さんはいい顔をしない。
なかなか折れてくれない彼に焦れながら、それでも引くわけにはいかないと食い下がる。
「私だって、大切な碧斗さんを守りたいんです!」
必死に詰め寄ったところ、碧斗さんは口もとを押さえて私から顔を逸らしてしまった。
「碧斗さん?」
「ああ、いや。音羽の言葉にグッときて」
「へ?」
耳が赤く染まった彼に、それまでの勢いが削がれる。
前のめりになっていた体を引いた。
「音羽が俺を守ってくれるなんて、うれしすぎるだろ」
小声で、ややぶっきらぼうに碧斗さんが言う。
なんとも大胆な発言をしたものだとようやく気づき、私まで顔が熱くなってきた。
「で、でも、本心だし」
視線を泳がせる私を素早く抱き寄せて、むさぼるように口づけられる。
すぐさま碧斗さんの熱い舌が口内に侵入してきた。
驚いて身を強張らせたのは一瞬で、力が抜けてあっという間に従順になってしまう。
彼に教えられてきた通り、追いかけるようにして深く舌を絡ませた。
いつもの穏やかさはなく、切羽詰まっているようだ。少々乱暴に弄られているけれど、嫌な気はまったくしない。
「はあ」
ようやく顔を離されたときには、すっかり息が乱れていた。
指で唇を拭われる。それだけで体の奥が疼いてしまい、恥ずかしくてうつむいた。
「音羽」
視線だけチラリと上げる。
今の口づけで熱くなっていたのは、私だけではなかったらしい。いつもは冷静な碧斗さんが、情欲に満ちた瞳で見つめ返してくる。
「降参だ。音羽も連れていく」
「よかっ……きゃっ」
ほっとすると同時に抱き上げられて、小さな悲鳴を上げる。
無言で向かったのは寝室で、ベッドの上に降ろされた。
「あ、碧斗さん?」
「今すぐ君を抱きたい」
拒否は受け取らないと、鋭い視線が主張する。
ぽろりとこぼした私の本心が、彼に火をつけてしまったのか。突然はじまった猛攻にたじたじになる。
でも私の言葉に嘘偽りはなく、碧斗さんが好きな気持ちも本当だ。直球すぎる彼の言葉だって、恥ずかいけれどうれしくてたまらない。
視線を寸分も逸らさないまま再開した口づけを、抵抗せずに受け入れた。
ふたりの間にあった誤解やすれ違いが解消されて、碧斗さんがすぐに行動を起こした。
彼はまず姉にコンタクトを取り、会う約束を取りつけた。
だから私は、その場に自分も連れて行ってくれと何度も願い出ている。
碧斗さんと姉が、ふたりきりで会うなんて嫌だ。
それに、姉が彼にひどい言葉を投げつけるのではと心配している。
そもそもこれは姉が起こした問題な上に、私自身も巻き込まれている。だから私が解決するべきだ。
そう角度を変えながら私を連れていくように繰り返し主張したが、碧斗さんはいい顔をしない。
なかなか折れてくれない彼に焦れながら、それでも引くわけにはいかないと食い下がる。
「私だって、大切な碧斗さんを守りたいんです!」
必死に詰め寄ったところ、碧斗さんは口もとを押さえて私から顔を逸らしてしまった。
「碧斗さん?」
「ああ、いや。音羽の言葉にグッときて」
「へ?」
耳が赤く染まった彼に、それまでの勢いが削がれる。
前のめりになっていた体を引いた。
「音羽が俺を守ってくれるなんて、うれしすぎるだろ」
小声で、ややぶっきらぼうに碧斗さんが言う。
なんとも大胆な発言をしたものだとようやく気づき、私まで顔が熱くなってきた。
「で、でも、本心だし」
視線を泳がせる私を素早く抱き寄せて、むさぼるように口づけられる。
すぐさま碧斗さんの熱い舌が口内に侵入してきた。
驚いて身を強張らせたのは一瞬で、力が抜けてあっという間に従順になってしまう。
彼に教えられてきた通り、追いかけるようにして深く舌を絡ませた。
いつもの穏やかさはなく、切羽詰まっているようだ。少々乱暴に弄られているけれど、嫌な気はまったくしない。
「はあ」
ようやく顔を離されたときには、すっかり息が乱れていた。
指で唇を拭われる。それだけで体の奥が疼いてしまい、恥ずかしくてうつむいた。
「音羽」
視線だけチラリと上げる。
今の口づけで熱くなっていたのは、私だけではなかったらしい。いつもは冷静な碧斗さんが、情欲に満ちた瞳で見つめ返してくる。
「降参だ。音羽も連れていく」
「よかっ……きゃっ」
ほっとすると同時に抱き上げられて、小さな悲鳴を上げる。
無言で向かったのは寝室で、ベッドの上に降ろされた。
「あ、碧斗さん?」
「今すぐ君を抱きたい」
拒否は受け取らないと、鋭い視線が主張する。
ぽろりとこぼした私の本心が、彼に火をつけてしまったのか。突然はじまった猛攻にたじたじになる。
でも私の言葉に嘘偽りはなく、碧斗さんが好きな気持ちも本当だ。直球すぎる彼の言葉だって、恥ずかいけれどうれしくてたまらない。
視線を寸分も逸らさないまま再開した口づけを、抵抗せずに受け入れた。
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