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魔法学校入学前夜
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それからの私は、兄、アイルの執拗なまでの妹愛を受けながら、成長していき、10歳になった。まだ、色んな知らない事があるがそれは学校でとのことで最低限の常識みたいなものは、リゼと家庭教師に教わった。
そして、入学に向けて準備をしている。
「あのーお兄様?そろそろ離してくれませんか?私、寝たいのですけれども?」
「じゃあ、お兄様と一緒に寝るか?」
「いえ、結構です。」
「ミノー。お兄様は、なー。ミノが大好きなんだ。」
知ってる。私がお兄様に初めてあった日から感じていた。そして、なぜ私があんな態度をとっていたのか。そして、めんどくさい性格の私が、断れない性格の私が、あの頃の不安だった私が、兄をここまで進行させてしまったのだ。
修正はきく。そう、ここは乙女ゲーム。きっとお兄様は、攻略対象。
まだ、ヒロインも悪役の綺麗な女の子もまだ出てきていない。だから、お兄様とのこの恋人にするようなやり取りもいつか終わる。
そして、適切な距離の兄妹へ。ちょっぴり、淋しさもあるけどこの兄妹の絆は、ちゃんとしたものに私がしてみせる。そう、もうそろそろシスコンも大概にして欲しい。
「お兄様。私も大好きですわ。ですが、お兄様も明日、学校でしょう?体に悪いです。」
「じゃあ! 一緒に、」
「そうですわね。では、お兄様の部屋にでも参りましょうか?」
そうするとお兄様は、私の手を引いて歩き出す。
扉を出たところで、
お兄様、ごめんなさい!リゼお願い。
お兄様の部屋まで来るとお兄様に眠らせる魔法をかけ、手が離れた瞬間ベッドに倒れこむようにしお兄様に布団をかけた後自室に戻った。
「お兄様、おやすみなさい。」
助かったー。結構、力業だったけど仕方ないよねー。リゼもありがとう。
「あんたも気を付けなさいよねー。兄妹とはいえ、まだ、子供とはいえ、この世界じゃ婚約者とかそういうのもこの時期から社交界デビューと言われているんだから。でも、まぁ今は学校があるから、入学と同時に済ますのがメジャーね。改まったのは、王家位かしら。」
ただ、開催する公爵家や伯爵家もあるんだとか。
その頃、お兄様は、寝たふりをし、妹の後ろ姿を見送っていた。
まだまだだけど、少しは危機感持ってくれてるといいな。
それに、照れ屋なのは、相変わらずのようだな。我が妹、ミノ。と、小さく笑みを浮かべた。
「おやすみなさい。リゼ。明日は、朝早く、起こしてね。」
「ちょっとー、私を目覚まし時計にするのやめてくれる?妖精の扱い方を間違いないでくれるかしら?」
と言いつつ、何かとミノに甘いリゼであった。
そして、入学に向けて準備をしている。
「あのーお兄様?そろそろ離してくれませんか?私、寝たいのですけれども?」
「じゃあ、お兄様と一緒に寝るか?」
「いえ、結構です。」
「ミノー。お兄様は、なー。ミノが大好きなんだ。」
知ってる。私がお兄様に初めてあった日から感じていた。そして、なぜ私があんな態度をとっていたのか。そして、めんどくさい性格の私が、断れない性格の私が、あの頃の不安だった私が、兄をここまで進行させてしまったのだ。
修正はきく。そう、ここは乙女ゲーム。きっとお兄様は、攻略対象。
まだ、ヒロインも悪役の綺麗な女の子もまだ出てきていない。だから、お兄様とのこの恋人にするようなやり取りもいつか終わる。
そして、適切な距離の兄妹へ。ちょっぴり、淋しさもあるけどこの兄妹の絆は、ちゃんとしたものに私がしてみせる。そう、もうそろそろシスコンも大概にして欲しい。
「お兄様。私も大好きですわ。ですが、お兄様も明日、学校でしょう?体に悪いです。」
「じゃあ! 一緒に、」
「そうですわね。では、お兄様の部屋にでも参りましょうか?」
そうするとお兄様は、私の手を引いて歩き出す。
扉を出たところで、
お兄様、ごめんなさい!リゼお願い。
お兄様の部屋まで来るとお兄様に眠らせる魔法をかけ、手が離れた瞬間ベッドに倒れこむようにしお兄様に布団をかけた後自室に戻った。
「お兄様、おやすみなさい。」
助かったー。結構、力業だったけど仕方ないよねー。リゼもありがとう。
「あんたも気を付けなさいよねー。兄妹とはいえ、まだ、子供とはいえ、この世界じゃ婚約者とかそういうのもこの時期から社交界デビューと言われているんだから。でも、まぁ今は学校があるから、入学と同時に済ますのがメジャーね。改まったのは、王家位かしら。」
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その頃、お兄様は、寝たふりをし、妹の後ろ姿を見送っていた。
まだまだだけど、少しは危機感持ってくれてるといいな。
それに、照れ屋なのは、相変わらずのようだな。我が妹、ミノ。と、小さく笑みを浮かべた。
「おやすみなさい。リゼ。明日は、朝早く、起こしてね。」
「ちょっとー、私を目覚まし時計にするのやめてくれる?妖精の扱い方を間違いないでくれるかしら?」
と言いつつ、何かとミノに甘いリゼであった。
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