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第1章 英雄の娘、冒険に出る
055 冒険者の戦い
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街道の両脇には樹木が林立し、大きな森林を形成している。
通行人であるリーベには、この森林が街道の果てにあるマルロの町まで延々続いているかと思われたがしかし、その予想は裏切られた。
「なに、これ……」
森の一部がなくなっていた。
樹木は派手になぎ倒されていて、倒木は魔物がのし掛かったのか、半分ほど地面に埋まっていた。この状況を見れば、ラソラナが何者かと戦闘したのが容易に想像がつく。
(……でも、誰と?)
「見てください」
フェアが地面を指し示す。
見やると『!』を横に2つ並べたような足跡があった。
「ラソラナは恐らく、イノシシを捕食したのでしょう」
イノシシといえば誰しも厄介な害獣というイメージを抱くだろう。リーベもそうだった。故にそれを捕食――しかも丸呑みにしてしまうラソラナに対し、畏怖を募る。
リーベが怖々としていると、森の奥からガサガサと音が響く。
「ん? なに――」
振り返った直後、テラテラと怪しく光る粘液を帯びた紐のようなものが飛んできた。それは先端が投げ縄状になっており、見事にリーベを捕らえた。
「え――」
『ラソラナは舌先が輪っか状に広がっていて、これによって獲物を捕らえ、口内まで引きずり込むんですよ』
フェアの言葉が脳裏を過り、リーベは血の気が引いていく。
「……っ!」
目を固く閉じたが、衝撃は来ない。恐る恐る目を開けると、驚きの光景が広がっていた。
なんとヴァールがラソラナの舌を握り絞め、引っ張ることで彼女の捕食を阻止していたのだ。
(なんて怪力……)
呆気に囚われている一方、ヴァールが弟子に向けて叫ぶ。
「フロイデっ!」
「にゃあっ!」
フロイデは素速く抜剣し、舌を断ち切った。
お陰でリーベは束縛から解放されたが、恐怖と安堵とで胸の中で混沌としており、礼も何も言えなかった。
「さ、こちらへ」
フェアに手を引かれて距離を取る。
直後、樹冠が揺れ、何かが森の上空に飛び出した。それは飛翔するかのように迫り、まるで砲弾を撃ち込まれているような、そんな恐ろしい心地にさせられた。
ドサッ!
それは彼女らの10メートルほど前に着地すると、派手に砂埃をあげた。
「ごほっ! ごほっ!」
リーベが咳払いをしながら前方を見やると、そこには大きなカエルがいた。
地面から口先まで優に3メートルはあり、顔や背中は苔色で、下顎から腹に掛けては淡黄色だった。出張った瞳はカエルらしい眠たげなものだが、先の攻撃もあり、リーベには明確な殺意を感じられた。
だが彼女が感じたのは恐怖ではなく、巨大な両生類に対する不快感だった。
「ひっ――」
リーベが悲鳴を漏らした瞬間、カエルは――ラソラナは喉元を膨らませて威嚇する。
「ヴウウウウ……!」
「フェア! リーベを頼む!」
「はい!」
返事をするとフェアは彼女の前へ踊り出た。
「リーベさん。心中穏やかではないでしょうが、今はひとまず、私たちの戦いをよく見ていてください」
「……は、はい…………」
リーベはお守り代わりにスタッフを握り絞め、前方を注視する。
ラソラナの前に立ち塞がる3人の男性――この絵面にかつてエーアステに飾られていた絵画『断罪の時』を彷彿とさせられた。
「気張ってけよ!」
「うん……!」
剣士2人はリュックを放り捨てると、得物を抜き放ち、駆け出した。左右に展開し、揺さぶりを掛けるようにラソラナに迫る。
リーベは魔物の正面に立っており、こちらに攻撃が飛んでくるんじゃないかと恐れたが、杞憂に終わった。ラソラナが迫る2人の内、大きい方に狙いを定めたからだ。
「ゲエゴッ!」
ラソラナは上体を伸ばし、ヴァールを踏みつぶそうとする。しかし――
「ふっ!」
彼は体格の割りに軽快なフットワークでのしかかりを躱すと、回避の動作をそのまま攻撃の構えにつなげた。2メートルはあろうかと言う大長剣を振りかぶると、後ろ脚の付け根へ斬撃を叩き込む。
「ダアアアッ!」
空を抉るかのような強烈な斬撃は魔物の肉厚な脚をいとも容易く斬り落とした。
「……すご――」
「ゲエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエッッッッッ⁉」
ラソラナの絶叫が森を揺らす。その大音量に絶えかねたリーベはスタッフを手放し、耳を押さえて蹲ってしまった。
恐る恐ると視線をあげると、ラソラナと目が合った。眠たげなその瞳には怨嗟が宿っていて、『せめて道連れにしてやる』と彼女を脅迫しているかのようだ。
そう思ったのも束の間、ラソラナは宣言通りに彼女目掛けて舌を伸ばす。
「きゃあああ!」
「ガイアっ!」
フェアがロッドの穂先を地面に突き立てると、前方に土の柱がせり出す。それはビタンと、先程フロイデによって切断された舌先をかち上げ、軌道を大きく逸らした。
役目を果たした土柱が崩れ落ちる中、土砂の向こうでヴァールが弟子に指示をする。
「フロイデ!」
「にゃあっ!」
師匠の指示を事前に知っていたかのように素早く剣を構えると、袈裟に振り下ろす。
素人目にもわかる素晴らしい構えからくり出される斬撃は、空中で弛んでいた長い舌を斬り落とした。
「ゴゲエエエエ!」
ラソラナは口内と脚の付け根から真っ赤な鮮血を散らしながら、ガラガラの悲鳴を響かせる。
ボロボロになったその姿に、リーベが哀れみを抱き始めた一方、フェアが容赦なく追撃を加える。
「アイスフィスト!」
目にも留まらぬ速さで撃ち出された氷塊は、眼球を潰す未来があらかじめ確定していたと思えるほど、見事に命中した。
その痛みによってラソラナは聞くに堪えない程に痛ましく絶叫するが、冒険者たちが手を緩めることはない。
残された右後ろ脚をも切断し、動きを完全に封じた上でトドメを刺した。
その徹底ぶりにリーベは、仲間であるにも関わらず恐怖を感じてしまい、腰を抜かしてしまった。
「あ、ああ……」
ズルリとへたり込むと、ラソラナの絶命を確かめたヴァールが振り返って言う。
「これが冒険者の戦いだ」
「これが……」
リーベは呆然とラソラナの死骸を見た。
片目を、舌を、両脚を……そして命を奪われたその姿は惨たらしいなんてものじゃなかった。
彼らほどの精鋭であれば、もっと綺麗な形で殺してあげられただろうに。そんな非難がましい感情を抱きつつも、リーベは理解していた。
魔物と比べれば人間はか弱い存在だ。絶対的な弱者が強者に勝つには、強者の力を削ぐしかないのだ。それが最も確実で、且つ安全な方策だろう。冒険者は命を賭けてるのだから、その実力に拘わらず、この最上策を取るのだ。
「……これが、冒険者の」
「そうだ。残酷だろう?」
「……うん」
「嫌になったか?」
その問い掛けにリーベはゆるりと首を橫に振った。
思い出すのは数年前のことだ。
彼女は食育の一環として母にウサギとニワトリの屠殺をやらされた。
当時は丸一日泣きっぱなしで、以来一月に渡って肉が食べられなくなった。その中で小動物に対する罪悪感で押しつぶされそうになった彼女に母は言った。
『食材は全て、誰かの命だったの。私たちはね、誰かの命をもらって生きているのよ?』
その言葉は今回のことにも当てはまるだろう。
人の生活を護るために魔物の命を奪った……食という過程を経ないだけで、生活の糧にしていることに変わりはないのだ
「……そうか」
リーベの答えにヴァールはただ、そう言った。
「それなら、さっさと後始末をしようぜ」
ヴァールは哀れにも放り捨てられたリュックを漁り、小さな革張りの箱を取出す。
「あ」
それが何か察すると共に、リーベは事前に交わした約束を思い出した。
「友呼びの笛だ。お前に吹かせてやるって約束だったろ?」
「う、うん……!」
それを手渡されると、先程までの暗い気持ちは薄れ、代わりに高揚感が湧き上がってくる。
「あ、開けてもいい?」
「落とすなよ?」
「大丈夫だって」
彼女はグローブを外すとそっと箱を開け、牙型の笛を取出す。
アイボリーで、サラサラしていて、持っているだけでも心地よかった。だがこれは愛玩するためのものではない。
「吹いて良いんだよね?」
師匠の許可を得て吹き口を咥えようとすると、フロイデと目が合った。彼は羨ましそうな顔をしていたが、今日は彼女が吹かせてもらう約束なのだ。
リーベは姑息にも、彼の視線に気付かなかったことにして笛を吹いた。
「プィ――――!」
甲高い音が森林に響く。
彼女の耳にはうるさく感じられるが、果たしてこれがテルドルまで聞こえるのか、半信半疑でいると、フェアがにこやかに言う。
「彼らは特別耳が良いので、ちゃんと聞こえていますよ」
その言葉を受け、リーベは期待に胸を高鳴らせながら南西の空を――テルドルの方を見上げた。
「ああ……早く来ないかな…………」
通行人であるリーベには、この森林が街道の果てにあるマルロの町まで延々続いているかと思われたがしかし、その予想は裏切られた。
「なに、これ……」
森の一部がなくなっていた。
樹木は派手になぎ倒されていて、倒木は魔物がのし掛かったのか、半分ほど地面に埋まっていた。この状況を見れば、ラソラナが何者かと戦闘したのが容易に想像がつく。
(……でも、誰と?)
「見てください」
フェアが地面を指し示す。
見やると『!』を横に2つ並べたような足跡があった。
「ラソラナは恐らく、イノシシを捕食したのでしょう」
イノシシといえば誰しも厄介な害獣というイメージを抱くだろう。リーベもそうだった。故にそれを捕食――しかも丸呑みにしてしまうラソラナに対し、畏怖を募る。
リーベが怖々としていると、森の奥からガサガサと音が響く。
「ん? なに――」
振り返った直後、テラテラと怪しく光る粘液を帯びた紐のようなものが飛んできた。それは先端が投げ縄状になっており、見事にリーベを捕らえた。
「え――」
『ラソラナは舌先が輪っか状に広がっていて、これによって獲物を捕らえ、口内まで引きずり込むんですよ』
フェアの言葉が脳裏を過り、リーベは血の気が引いていく。
「……っ!」
目を固く閉じたが、衝撃は来ない。恐る恐る目を開けると、驚きの光景が広がっていた。
なんとヴァールがラソラナの舌を握り絞め、引っ張ることで彼女の捕食を阻止していたのだ。
(なんて怪力……)
呆気に囚われている一方、ヴァールが弟子に向けて叫ぶ。
「フロイデっ!」
「にゃあっ!」
フロイデは素速く抜剣し、舌を断ち切った。
お陰でリーベは束縛から解放されたが、恐怖と安堵とで胸の中で混沌としており、礼も何も言えなかった。
「さ、こちらへ」
フェアに手を引かれて距離を取る。
直後、樹冠が揺れ、何かが森の上空に飛び出した。それは飛翔するかのように迫り、まるで砲弾を撃ち込まれているような、そんな恐ろしい心地にさせられた。
ドサッ!
それは彼女らの10メートルほど前に着地すると、派手に砂埃をあげた。
「ごほっ! ごほっ!」
リーベが咳払いをしながら前方を見やると、そこには大きなカエルがいた。
地面から口先まで優に3メートルはあり、顔や背中は苔色で、下顎から腹に掛けては淡黄色だった。出張った瞳はカエルらしい眠たげなものだが、先の攻撃もあり、リーベには明確な殺意を感じられた。
だが彼女が感じたのは恐怖ではなく、巨大な両生類に対する不快感だった。
「ひっ――」
リーベが悲鳴を漏らした瞬間、カエルは――ラソラナは喉元を膨らませて威嚇する。
「ヴウウウウ……!」
「フェア! リーベを頼む!」
「はい!」
返事をするとフェアは彼女の前へ踊り出た。
「リーベさん。心中穏やかではないでしょうが、今はひとまず、私たちの戦いをよく見ていてください」
「……は、はい…………」
リーベはお守り代わりにスタッフを握り絞め、前方を注視する。
ラソラナの前に立ち塞がる3人の男性――この絵面にかつてエーアステに飾られていた絵画『断罪の時』を彷彿とさせられた。
「気張ってけよ!」
「うん……!」
剣士2人はリュックを放り捨てると、得物を抜き放ち、駆け出した。左右に展開し、揺さぶりを掛けるようにラソラナに迫る。
リーベは魔物の正面に立っており、こちらに攻撃が飛んでくるんじゃないかと恐れたが、杞憂に終わった。ラソラナが迫る2人の内、大きい方に狙いを定めたからだ。
「ゲエゴッ!」
ラソラナは上体を伸ばし、ヴァールを踏みつぶそうとする。しかし――
「ふっ!」
彼は体格の割りに軽快なフットワークでのしかかりを躱すと、回避の動作をそのまま攻撃の構えにつなげた。2メートルはあろうかと言う大長剣を振りかぶると、後ろ脚の付け根へ斬撃を叩き込む。
「ダアアアッ!」
空を抉るかのような強烈な斬撃は魔物の肉厚な脚をいとも容易く斬り落とした。
「……すご――」
「ゲエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエッッッッッ⁉」
ラソラナの絶叫が森を揺らす。その大音量に絶えかねたリーベはスタッフを手放し、耳を押さえて蹲ってしまった。
恐る恐ると視線をあげると、ラソラナと目が合った。眠たげなその瞳には怨嗟が宿っていて、『せめて道連れにしてやる』と彼女を脅迫しているかのようだ。
そう思ったのも束の間、ラソラナは宣言通りに彼女目掛けて舌を伸ばす。
「きゃあああ!」
「ガイアっ!」
フェアがロッドの穂先を地面に突き立てると、前方に土の柱がせり出す。それはビタンと、先程フロイデによって切断された舌先をかち上げ、軌道を大きく逸らした。
役目を果たした土柱が崩れ落ちる中、土砂の向こうでヴァールが弟子に指示をする。
「フロイデ!」
「にゃあっ!」
師匠の指示を事前に知っていたかのように素早く剣を構えると、袈裟に振り下ろす。
素人目にもわかる素晴らしい構えからくり出される斬撃は、空中で弛んでいた長い舌を斬り落とした。
「ゴゲエエエエ!」
ラソラナは口内と脚の付け根から真っ赤な鮮血を散らしながら、ガラガラの悲鳴を響かせる。
ボロボロになったその姿に、リーベが哀れみを抱き始めた一方、フェアが容赦なく追撃を加える。
「アイスフィスト!」
目にも留まらぬ速さで撃ち出された氷塊は、眼球を潰す未来があらかじめ確定していたと思えるほど、見事に命中した。
その痛みによってラソラナは聞くに堪えない程に痛ましく絶叫するが、冒険者たちが手を緩めることはない。
残された右後ろ脚をも切断し、動きを完全に封じた上でトドメを刺した。
その徹底ぶりにリーベは、仲間であるにも関わらず恐怖を感じてしまい、腰を抜かしてしまった。
「あ、ああ……」
ズルリとへたり込むと、ラソラナの絶命を確かめたヴァールが振り返って言う。
「これが冒険者の戦いだ」
「これが……」
リーベは呆然とラソラナの死骸を見た。
片目を、舌を、両脚を……そして命を奪われたその姿は惨たらしいなんてものじゃなかった。
彼らほどの精鋭であれば、もっと綺麗な形で殺してあげられただろうに。そんな非難がましい感情を抱きつつも、リーベは理解していた。
魔物と比べれば人間はか弱い存在だ。絶対的な弱者が強者に勝つには、強者の力を削ぐしかないのだ。それが最も確実で、且つ安全な方策だろう。冒険者は命を賭けてるのだから、その実力に拘わらず、この最上策を取るのだ。
「……これが、冒険者の」
「そうだ。残酷だろう?」
「……うん」
「嫌になったか?」
その問い掛けにリーベはゆるりと首を橫に振った。
思い出すのは数年前のことだ。
彼女は食育の一環として母にウサギとニワトリの屠殺をやらされた。
当時は丸一日泣きっぱなしで、以来一月に渡って肉が食べられなくなった。その中で小動物に対する罪悪感で押しつぶされそうになった彼女に母は言った。
『食材は全て、誰かの命だったの。私たちはね、誰かの命をもらって生きているのよ?』
その言葉は今回のことにも当てはまるだろう。
人の生活を護るために魔物の命を奪った……食という過程を経ないだけで、生活の糧にしていることに変わりはないのだ
「……そうか」
リーベの答えにヴァールはただ、そう言った。
「それなら、さっさと後始末をしようぜ」
ヴァールは哀れにも放り捨てられたリュックを漁り、小さな革張りの箱を取出す。
「あ」
それが何か察すると共に、リーベは事前に交わした約束を思い出した。
「友呼びの笛だ。お前に吹かせてやるって約束だったろ?」
「う、うん……!」
それを手渡されると、先程までの暗い気持ちは薄れ、代わりに高揚感が湧き上がってくる。
「あ、開けてもいい?」
「落とすなよ?」
「大丈夫だって」
彼女はグローブを外すとそっと箱を開け、牙型の笛を取出す。
アイボリーで、サラサラしていて、持っているだけでも心地よかった。だがこれは愛玩するためのものではない。
「吹いて良いんだよね?」
師匠の許可を得て吹き口を咥えようとすると、フロイデと目が合った。彼は羨ましそうな顔をしていたが、今日は彼女が吹かせてもらう約束なのだ。
リーベは姑息にも、彼の視線に気付かなかったことにして笛を吹いた。
「プィ――――!」
甲高い音が森林に響く。
彼女の耳にはうるさく感じられるが、果たしてこれがテルドルまで聞こえるのか、半信半疑でいると、フェアがにこやかに言う。
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