スキルソード(だった何かの)オンラインゲームをノンビリ楽しむ(予定だった)話。

ユニー

文字の大きさ
31 / 38

第31話 太公望という人は実は、釣りを知らなかったらしい説がある。

しおりを挟む
改めて、町の立地という地理を見てみる。
まぁMAPを見たら一目瞭然だが・・・。
主に狩り場は、南西方向中心に広がっている平原、北西方向に山と森が広がり主に薬草に自生地が有る。
この北西の山から北、北東方向へと大河が流れ東南方向は湿地帯になっている。
モンスター分布を言えば、スライムは南側中心部、ナメクジは湿地帯側、ネズミは森に近い西側に分布している。
この前の蟻騒動は、南側での騒動だった。

さて話の本題に戻そう。
拠点を構えるには何処が良いのか?
人通りが激しい西・南側は完全に、候補から外れる。
残るは、北・東側になるが東側は湿地帯だ。
この湿地帯は、間違えなく米を作れるように運営側が用意したエリアだ。
長期的に居たらここも人通りが激しくなる可能性が有る。
では、残る北側になるが・・・。
「んー猫の額ぐらいの僅かな土地、なんで此処だけ空き地?」
「理由はアレです。」
と言って顎で示された方を見てみる。
そこでは太公望が並んでいた。
「・・・リアルでやれよ・・・」
「内のスタッフが狂いませて・・・」
「ませて・・・」
「狂っていまして・・・とにかく、あのように趣味にはまるキャラ達が多いため共有スペースとして、場所を確保したわけですよ、はい。」
「んー此処に置いても何事も問題事が起きそう・・・」
「何処の置いても問題事は起きますよ。」
確かにその通りで有るが・・・。
「以外と広そうで狭いんだな。」
「その為の、町拡張ダンジョンが有るのですよ。」
「!?」
そういえば、忘れていた。
「東西南北、それぞれ特性がある施設や広場を提供できる体勢になっていますが、活用するキャラが居ませんから、この状態ですよ。」
「計画では、住宅地は何処の予定だったんですか?」
「大きく分けて二カ所有ります、先ず手始めはやはり南側ですね。そして、大橋か渡り舟かを設置した後で北側です。」
「南側は大規模な狩り場じゃ無いですか。」
「そのアフタケアーをするための施設も有ります。解放されていませんが。そうそう、初心者ダンジョンその一つです。」
運営側は運営側で考えているが、自由すぎるスタートダッシュしたキャラ達は思いっきり横道・・・いや道自体をそれていた。
「これは郊外は無理だわ。町中外園で確保した方が、まだ賢い。」
「チィ」
「今!舌打ちしましたね!?何を謀ろうとしたのですか!?・・・あ!俺が町中だけで言ったら、中心部を勧める気だったんだな!外園と付けたから舌打ちをしたんだな!?」
「そんなこと無いですよ。」
「何故、目線を外す。」
「キノセイデスヨ。」

喧々囂々な交渉が続き、ようやく拠点が決まった。
決まったところでゲームを中断し翌日、拠点からゲームを再開した。
東南エリア住宅密集地に入り込んだところに有る三階建ての宿屋を拠点にした。
元々から、宿屋を営んでいた一家はそのまま雇い入れる形で住み込んでいる。
宿を営んでいると税の問題が発生していたが、俺が無税の特権を行使し、税の問題は一気に解消!
俺的には、宿いう隠れ蓑、倉庫の獲得、拠点のアフターケアーが出来る人の確保が出来て有り難かった。
宿屋一家の方も無税になるは、そのまま住み込んも良いし、物資と資金は俺が確保するから限りなく買い入れる物は少ない。
両方もメリットがあり、デメリットもあった。
宿には負債が有り、その負債を還元しなければ成らなかった。
その負債は、俺が肩代わりするとこで同意、反対に一家の方は客を確実に取り込むことが条件となった。
ただ、今の状態では客が来るのは難しい状態で有った。

先ず立地が悪すぎること、滅多に来ない宿は良いのだが、完全に客が来ない宿は問題がありすぎる。
そこで経営に関して、オーナーとして口出しをすることにした。
まず、部屋の適用のみ特化する事にした。
通常宿といえば、飲食付きで有るが、完全に飲食を切り離すことにした。
寝客限定で商売をする。
そもそも、大きな町では無いし僅かな時間で飲食店や販売店が有る繁華街に行けれる・・・それも24時間営業の・・・。
飲食の専門職が近くに居るから彼らに任せて居ればいい、反対にこっちは部屋や接客のサービスを特化した専門職。
下手に様々なことに手を出すのでは無く、一点で攻めた方が生き残る可能性が有る。
無論それは、俺の意見であり、一家がどう捉えるのかは一家の考え次第で有る。
それ以上俺からは一切口を出さないことにした。

さて、宿のことは一家に任せてぇ俺は拠点の観点からこの物件を見た。
先ず目立たない! 宿屋だから俺が出入りしても違和感は無い!
そして、大きな倉庫が有る!これが一番大事で有った。
で多少なりとも、加工が出来る場所があれば良い。
そこは、宿の部屋で一番広い部屋を使わしてもらうことにした。
オーナー特権で有る。
加工と言っても錬金加工だから、大きな設備は必要ない。
本当、寝場所とリビングが有れば十分で有る。
なかなか、いい報酬となった。
しおりを挟む
感想 5

あなたにおすすめの小説

おばちゃんダイバーは浅い層で頑張ります

きむらきむこ
ファンタジー
ダンジョンができて十年。年金の足しにダンジョンに通ってます。田中優子61歳

ダンジョンでオーブを拾って『』を手に入れた。代償は体で払います

とみっしぇる
ファンタジー
スキルなし、魔力なし、1000人に1人の劣等人。 食っていくのがギリギリの冒険者ユリナは同じ境遇の友達3人と、先輩冒険者ジュリアから率のいい仕事に誘われる。それが罠と気づいたときには、絶対絶命のピンチに陥っていた。 もうあとがない。そのとき起死回生のスキルオーブを手に入れたはずなのにオーブは無反応。『』の中には何が入るのだ。 ギリギリの状況でユリアは瀕死の仲間のために叫ぶ。 ユリナはスキルを手に入れ、ささやかな幸せを手に入れられるのだろうか。

死んだはずの貴族、内政スキルでひっくり返す〜辺境村から始める復讐譚〜

のらねこ吟醸
ファンタジー
帝国の粛清で家族を失い、“死んだことにされた”名門貴族の青年は、 偽りの名を与えられ、最果ての辺境村へと送り込まれた。 水も農具も未来もない、限界集落で彼が手にしたのは―― 古代遺跡の力と、“俺にだけ見える内政スキル”。 村を立て直し、仲間と絆を築きながら、 やがて帝国の陰謀に迫り、家を滅ぼした仇と対峙する。 辺境から始まる、ちょっぴりほのぼの(?)な村興しと、 静かに進む策略と復讐の物語。

【完結】兄の事を皆が期待していたので僕は離れます

まりぃべる
ファンタジー
一つ年上の兄は、国の為にと言われて意気揚々と村を離れた。お伽話にある、奇跡の聖人だと幼き頃より誰からも言われていた為、それは必然だと。 貧しい村で育った弟は、小さな頃より家の事を兄の分までせねばならず、兄は素晴らしい人物で対して自分は凡人であると思い込まされ、自分は必要ないのだからと弟は村を離れる事にした。 そんな弟が、自分を必要としてくれる人に会い、幸せを掴むお話。 ☆まりぃべるの世界観です。緩い設定で、現実世界とは違う部分も多々ありますがそこをあえて楽しんでいただけると幸いです。 ☆現実世界にも同じような名前、地名、言葉などがありますが、関係ありません。

貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。

黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。 この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。

転生したら名家の次男になりましたが、俺は汚点らしいです

NEXTブレイブ
ファンタジー
ただの人間、野上良は名家であるグリモワール家の次男に転生したが、その次男には名家の人間でありながら、汚点であるが、兄、姉、母からは愛されていたが、父親からは嫌われていた

裏切られ続けた負け犬。25年前に戻ったので人生をやり直す。当然、裏切られた礼はするけどね

魚夢ゴールド
ファンタジー
冒険者ギルドの雑用として働く隻腕義足の中年、カーターは裏切られ続ける人生を送っていた。 元々は食堂の息子という人並みの平民だったが、 王族の継承争いに巻き込まれてアドの街の毒茸流布騒動でコックの父親が毒茸の味見で死に。 代わって雇った料理人が裏切って金を持ち逃げ。 父親の親友が融資を持ち掛けるも平然と裏切って借金の返済の為に母親と妹を娼館へと売り。 カーターが冒険者として金を稼ぐも、後輩がカーターの幼馴染に横恋慕してスタンピードの最中に裏切ってカーターは片腕と片足を損失。カーターを持ち上げていたギルマスも裏切り、幼馴染も去って後輩とくっつく。 その後は負け犬人生で冒険者ギルドの雑用として細々と暮らしていたのだが。 ある日、人ならざる存在が話しかけてきた。 「この世界は滅びに進んでいる。是正しなければならない。手を貸すように」 そして気付けは25年前の15歳にカーターは戻っており、二回目の人生をやり直すのだった。 もちろん、裏切ってくれた連中への返礼と共に。 

ダンジョンに捨てられた私 奇跡的に不老不死になれたので村を捨てます

カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
私の名前はファム 前世は日本人、とても幸せな最期を迎えてこの世界に転生した 記憶を持っていた私はいいように使われて5歳を迎えた 村の代表だった私を拾ったおじさんはダンジョンが枯渇していることに気が付く ダンジョンには栄養、マナが必要。人もそのマナを持っていた そう、おじさんは私を栄養としてダンジョンに捨てた 私は捨てられたので村をすてる

処理中です...