一族に捨てられたので、何とか頑張ってみる。

ユニー

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2 そうだ、王都に行こう

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 一通りの事を説明した。

 「で、飛行艇の修繕に参加できるようになった。」

 「はぁ・・・。」

 ハルハートン辺境伯家には、金銭的に多少余裕が有るがそこまで余裕が有るかと言えば、

 「無い!」

 っと言う事だ。

 俺もそう思う。

 俺には空を飛ぶ魔法が有るが・・・この世界の技術的に出来るかと言えば、不可能に近い。

 それなのに、浮く石が見つかっただけで、そこまでするかと言う事だ。

 どこぞの人だったら、先行投資だ!っとか言ってお金を出すだろうな・・・。

 「・・・。」

 そう言えばさっきまで面を合わしていた・・・。

 「で、ネイト君の見た感じでは、どんな感じだ。」

 「人、物、どっち?」

 「両方だ。」

 「そうだね、人は優秀だけど、金銭的、権力的に弱い。また船に対しては技術的に根本的に未熟だ。」

 あの船は、普通に海の上に浮いている船を無理やり浮かしているような状態であった。

 「もう一つ言うと・・・御宅の旦那もそれなりの対価を準備が、できていないという事だよ。」

 「ん?技術についてか?素材についてか?」

 「両方っと言うか、敢えて言うと・・・俺と言う人材についてかな。」

 「金とか爵位とかは提示されなかったのか?」

 「ウサギの肉以下だ。」

 「・・・なるほど・・・。」

 *

 んで、ギルドマスターは辺境伯と喧嘩しに屋敷に行った。

 ついでに、ギルドマスターからスケジュールと修繕開始する時にギルドマスターから知らせてほしいと言っておいた。

 今ある、素材だけでは品不足になるこちう事は解っていたので、宿の主人夫婦に食材とかを一か月ぐらい刈り取りに言ってくることを伝えた。

 俺が抜けた食堂の人材はギルドから募集となった。

 無論、その分の食材は押し付けた。

 次の日の朝に宿を出る時にお弁当を作って持たせてくれた。

 町から出て、全力でロッスド山地に向かった。

 地図が出来ていたため、最短距離で二日と半日で到着、木材から鉱物の原石とか魔物の魔石、討伐素材とか乱獲する覚悟で突撃した。

 特に翼竜のすべては必要だった。

 それから、ほぼ一か月後、領都に帰ってきた頃には、飛行艇の修繕のためのドックが出来ていた。

 宿に戻って風呂から上がったらギルドマスターが待ち構えていた。

 *

 「君は本当にフリーダムだな!!」

 俺の連絡用人になったのに当の俺が居なくなったので凹んだらしい。

 まぁまぁと落ち着かせて、カウンターに腰を落ち着かせた。

 「材料の到達は出来るだけ早くしたかったんだ。特殊な素材が必要だったのでロッスド山地まで行って来た。」

 「は?」

 魔剣の件は聞いていたが、そこまでの実力が有るとは思っていなかったらしい。

 「魔剣は今渡せるけど?」

 「解った・・・。」

 そう言って、魔剣(レベル1)を渡した。

 「それで、素材は揃ったかね?」

 「ざっと見た感じでの素材は揃えた。後は例の石が来てからの勝負かな。」

 「ぅ・・・。」

 スケジュール的な問題から明後日に辺境伯に会ってから、ドックに向かう事になった。

 *

 「いや・・・本当に助かるよ・・・。」

 この前渡した魔剣がいたく気に入ったようだ。

 「報酬をチキンと渡してもらったら問題が無いですから。」

 と言ってから、三人でドックに向かった。

 王都で、飛行艇運用責任者兼職人をしている、ズフォバム・ユタナヴドスを紹介された。

 「これは辺境伯殿に、ギルドマスター、それに君か・・・。」

 そう言って、職人たちが手を止めた。

 「私からも職人たち代表として礼を言う、ありがとう!」

 「いえ、これから礼を言うのは僕の方です。」

 「?どういう事かな?」

 辺境伯から職人たちに説明が有った。

 職人たちは驚き、騒然となった。

 「少しながら時間を頂いても?」

 「けって「辺境伯様、彼らも彼らの都合が有るのでここは時間を・・・。」・・・むぅ・・・。」

 頭ごなしで言おうとした辺境伯を落ち着かせた。

 少しの間、職人たちの間で話し合いが起きた。

 そこで出た結論を言って来た。

 「結論から言うと、見ても良いと言う事だ。ただ・・・。」

 「ただ?」

 「質問は無し、見るだけと言うと後は一切外で此処で見たことは話さない記さないと言う条件だ。」

 うん妥当な、

 「それで良いです。俺も空を飛ぶ乗り物に興味が有るので勉強させてもらいますから。」

 今日は顔を合わせと言う事で、後日朝からお邪魔することになった。
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