一族に捨てられたので、何とか頑張ってみる。

ユニー

文字の大きさ
51 / 78
3 王都

40

しおりを挟む

 ユオンイリラ男爵領を旧スエーシヤー伯爵領の領都ベーラマ周辺に領地換え。

 次に、ヴォテハー子爵領にキレレブス大河の管理(河口部を含む)を任せる事、

 次に、俺が仕切るのは沿岸部と魔境と内陸部の一部だ。

 「そうなると、色々と手続きが大変な事になるぞ。」

 「学園生活をエンジョイするので時間は有ります。」

 「反対に、そう言う理由を知りたい。」

 「解りました。」

 一つは、海の利権、特に海鮮物(と塩)を手に入れたい。

 二つ目は、航空機による王都への物資のルートの確保、これで新鮮な海鮮物を王都に直通出来る。

 三つ目は、航空機の整備、開発の拠点が欲しい。

 四つ目は、魔境でバカンス!レア物ウハウハ!!

 「最後の一つは聞かなかった事にしよう・・・。」

 「航空機を増やす気はあると言う事か!?」

 「あくまで物資輸送用です。俺の持っている奴とハルハートン辺境伯が持っている奴の中間ぐらいのを用意します。」

 「父上、この際ドックを移動したらどうでしょうか?」

 「あら?お兄様、彼に利権をこれ以上与えるのですか?」

 「それは違うぞ、ここは王家の直轄地になるのだからな。」

 「そうでした。」

 「魔境の中に秘密のドックか!オラなんだかワクワクして来た!」

 『いやいや!それは違うから!!』

 *

 それから数日後、入学・進級用の能力テストが有ると聞きつけ、学園に侵入した。

 正面からは言いても良いかもしれなかったが、面白くないので密かに入った。

 運動場の一部が観客に見せれるように座席付に成っている処でテストは始まった。

 高い奴や低い奴、まばらであった。

 その中で、同じく見物に来ている青髪の奴が比較的強かった。

 「まさか・・・いや・・・そうだろう・・・。」

 強力な魔物さえも認識しにくい装備で侵入しているで、誰一人気付いていない。

 問題なくテストを進んでいくが、受けている奴の中で不自然な奴が居た。

 持っている力と出現する力のバランスが悪かった。

 自力が3のくせに出てきた力は7に成っていた。

 魔道具か?

 それにしても変だった。

 すると、突然雄叫びをあげ魔人化した。

 魔人を持っていた魔石でドーピングをしていたか、その為制御できずに魔人化。

 なるほど・・・だが問題は誰が持たされたかと言う事か・・・。

 おっと、先生ぐらいでは対処できないか・・・。

 ん?あいつ手を貸すのか、実力は如何かな?

 周りに要るのは部下か?仲間か?

 どうやら、部下みたいだな。

 んー連携が成っていないな。

 バレットの森に居た奴らが一番の連携だったな。

 それはともかく、並以下の魔人でも手こずるのかよ・・・。

 しょうがない・・・。

 *

 「何、手こずっているんだ?」

 そう言うと、ほとんどの奴が折れに目線を向ける。

 「しかし、彼を助けないと!!」

 「何を甘い事を言っている。とっとと魔石を破壊するんだ。」

 「魔石を破壊したら助かるのか?」

 「不可能だ。ただゾンビ化を防げるだけの話だ。無理だったらそこをどけ俺がやる。」

 「いや・・・やらせてくれ・・・。」

 周りが助ける事を質問する中で、青髪は討伐を宣言した。

 「わかった、見せてもらうぞ。」

 そう言うと青髪は一気に距離を詰め剣戟を与える。

 その隙に炎をまとい

 「フレムス!」

 一気に魔法を放出し炎が魔人を包み込むが、伸びて来た手に驚き体が膠着していた。

 「だから魔石を狙えと言っただろ。」

 後ろから剣を突き刺し胸元にある魔石を砕く、魔人は灰に成って行った。

 「・・・。」

 さてと、帰るか!

 予定外の事もあったが・・・もしかして、王宮にも報告しないといけないかな?

 ん?

 俺の袖を掴んでくる奴がいるから見てみたら、あの青髪だった。

 「・・・」

 「・・・」

 何だこの空気・・・。

 「おい、袖放せよ・・・。」

 「いや。」

 いやって・・・。

 「兄さん」

 ・・・。

 「にいたん。」

 いやいやいやいやいや・・・まてまてまてまてまて!

 何だこいつ!?今なんて言った!?

 「にいたん!にいたん!にいたん!!にいたん!!!」

 「お前はどこかの病的患者化!?」

 「にいたん!会いたかった!!」

 「何で俺がお前の兄になるんだ!」

 と言ったら、抱き着かれた。

 「にいたんの匂い!放さない!!」

 この子マジでヤバイデス!!

 「放せ!マジで放せ!!お願いですから放してください!!!」

 一部の女子から危ない目線を受けている。

 属に言う腐女子の目線だ!

 お願いマジで辞めて!!

 「にいたん!僕のこと嫌い?」

 「今は物凄く大っ嫌いだ!!」

 「今っと言う事は、大好き!!っと言う事!」

 「何でそうなる!!」
しおりを挟む
感想 51

あなたにおすすめの小説

タダ働きなので待遇改善を求めて抗議したら、精霊達から『破壊神』と怖れられています。

渡里あずま
ファンタジー
出来損ないの聖女・アガタ。 しかし、精霊の加護を持つ新たな聖女が現れて、王子から婚約破棄された時――彼女は、前世(現代)の記憶を取り戻した。 「それなら、今までの報酬を払って貰えますか?」 ※※※ 虐げられていた子が、モフモフしながらやりたいことを探す旅に出る話です。 ※重複投稿作品※ 表紙の使用画像は、AdobeStockのものです。

貧乏奨学生の子爵令嬢は、特許で稼ぐ夢を見る 〜レイシアは、今日も我が道つき進む!~

みちのあかり
ファンタジー
同じゼミに通う王子から、ありえないプロポーズを受ける貧乏奨学生のレイシア。 何でこんなことに? レイシアは今までの生き方を振り返り始めた。 第一部(領地でスローライフ) 5歳の誕生日。お父様とお母様にお祝いされ、教会で祝福を受ける。教会で孤児と一緒に勉強をはじめるレイシアは、その才能が開花し非常に優秀に育っていく。お母様が里帰り出産。生まれてくる弟のために、料理やメイド仕事を覚えようと必死に頑張るレイシア。 お母様も戻り、家族で幸せな生活を送るレイシア。 しかし、未曽有の災害が起こり、領地は借金を負うことに。 貧乏でも明るく生きるレイシアの、ハートフルコメディ。 第二部(学園無双) 貧乏なため、奨学生として貴族が通う学園に入学したレイシア。 貴族としての進学は奨学生では無理? 平民に落ちても生きていけるコースを選ぶ。 だが、様々な思惑により貴族のコースも受けなければいけないレイシア。お金持ちの貴族の女子には嫌われ相手にされない。 そんなことは気にもせず、お金儲け、特許取得を目指すレイシア。 ところが、いきなり王子からプロポーズを受け・・・ 学園無双の痛快コメディ カクヨムで240万PV頂いています。

【完結】異世界転移した私がドラゴンの魔女と呼ばれるまでの話

yuzuku
ファンタジー
ベランダから落ちて死んだ私は知らない森にいた。 知らない生物、知らない植物、知らない言語。 何もかもを失った私が唯一見つけた希望の光、それはドラゴンだった。 臆病で自信もないどこにでもいるような平凡な私は、そのドラゴンとの出会いで次第に変わっていく。 いや、変わらなければならない。 ほんの少しの勇気を持った女性と青いドラゴンが冒険する異世界ファンタジー。 彼女は後にこう呼ばれることになる。 「ドラゴンの魔女」と。 ※この物語はフィクションです。 実在の人物・団体とは一切関係ありません。

魔物が棲む森に捨てられた私を拾ったのは、私を捨てた王子がいる国の騎士様だった件について。

imu
ファンタジー
病院の帰り道、歩くのもやっとな状態の私、花宮 凛羽 21歳。 今にも倒れそうな体に鞭を打ち、家まで15分の道を歩いていた。 あぁ、タクシーにすればよかったと、後悔し始めた時。 「—っ⁉︎」 私の体は、眩い光に包まれた。 次に目覚めた時、そこは、 「どこ…、ここ……。」 何故かずぶ濡れな私と、きらびやかな人達がいる世界でした。

悪役令息、前世の記憶により悪評が嵩んで死ぬことを悟り教会に出家しに行った結果、最強の聖騎士になり伝説になる

竜頭蛇
ファンタジー
ある日、前世の記憶を思い出したシド・カマッセイはこの世界がギャルゲー「ヒロイックキングダム」の世界であり、自分がギャルゲの悪役令息であると理解する。 評判が悪すぎて破滅する運命にあるが父親が毒親でシドの悪評を広げたり、関係を作ったものには危害を加えるので現状では何をやっても悪評に繋がるを悟り、家との関係を断って出家をすることを決意する。 身を寄せた教会で働くうちに評判が上がりすぎて、聖女や信者から崇められたり、女神から一目置かれ、やがて最強の聖騎士となり、伝説となる物語。

農民レベル99 天候と大地を操り世界最強

九頭七尾
ファンタジー
【農民】という天職を授かり、憧れていた戦士の夢を断念した少年ルイス。 仕方なく故郷の村で農業に従事し、十二年が経ったある日のこと、新しく就任したばかりの代官が訊ねてきて―― 「何だあの巨大な大根は? 一体どうやって収穫するのだ?」 「片手で抜けますけど? こんな感じで」 「200キロはありそうな大根を片手で……?」 「小麦の方も収穫しますね。えい」 「一帯の小麦が一瞬で刈り取られた!? 何をしたのだ!?」 「手刀で真空波を起こしただけですけど?」 その代官の勧めで、ルイスは冒険者になることに。 日々の農作業(?)を通し、最強の戦士に成長していた彼は、最年長ルーキーとして次々と規格外の戦果を挙げていくのだった。 「これは投擲用大根だ」 「「「投擲用大根???」」」

貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。

黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。 この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。

冤罪で山に追放された令嬢ですが、逞しく生きてます

里見知美
ファンタジー
王太子に呪いをかけたと断罪され、神の山と恐れられるセントポリオンに追放された公爵令嬢エリザベス。その姿は老婆のように皺だらけで、魔女のように醜い顔をしているという。 だが実は、誰にも言えない理由があり…。 ※もともとなろう様でも投稿していた作品ですが、手を加えちょっと長めの話になりました。作者としては抑えた内容になってるつもりですが、流血ありなので、ちょっとエグいかも。恋愛かファンタジーか迷ったんですがひとまず、ファンタジーにしてあります。 全28話で完結。

処理中です...