一族に捨てられたので、何とか頑張ってみる。

ユニー

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 数日後、多くの人が辺境魔境開発遠征隊に参加した。

 場所は、ベクスターク騎士爵領の辺境の辺境魔境の入り口。

 中央高地の入り口候補であり、王国の支配圏から一番離れた場所だ。

 ここで何をしても良いと言う事で、ここで自重せずに思いっ切りする予定だ。

 ほとんどの人が奴隷ですが、何か?

 旧貴族の人たちもいる。

 中々プライドが高くて扱いきれない所があるが、その子供や子弟たちは早く今の状態から向け出そうと必死でしがみ付いてきた。

 そう言う奴らには、仕事を与えてそれなりの優遇そしてやる。

 それ以外の奴隷たちは、碌な仕事も与えずにほっとく、自然に間引きされるから問題は無かろう。

 スラムの人もいる。

 スラムの人間をかき集めるのに苦労した。

 先ず炊き出しをしている組織がある。

 その組織に開墾で人手が必要と言う事で人手を探していると説明する。

 俺が障害がある人を救済をしたことを知っている組織は快く紹介をしてくれたが、知らない組織の説得は苦労した。

 それでも、紹介してくれた人もかなり貴族不信に成っており、俺は絶妙な立場に居る為信頼しても良いのか推し量っていた。

 スラムの中でも縄張りと言う物が有り、その顔役にそれぞれ遠征の話をして希望者を募る様にお願いをした。

 一人も居ないのであれば居ないと言う事で一報も欲しいと言って頭を下げに行った。

 無論、お土産付きですよ。

 その為、若干であるがそれなりに人を段取りをしてくれた。

 この人たちは上からの命令で参加するから皿まで毒を喰らう人たちだから、意外という事を聞いてくれる。

 そんな中、先の事件で死んだ奴隷たちがスラムで密かに救済されていた人たちであった。

 彼らは、かの奴隷たちが死んだことを知らなかった。

 この事件を話して、かの奴隷たちが死んだことを話すと、恩返しと言って今回の開墾に協力すると言って来たのだ。

 すると、そこから段々参加する人が増えていった。

 参加すると言った人を保護するために、衣食を整えた。

 衣食を整えた事で、また人が増えていった。

 キツイ開墾が始まる事をきつい言葉で話し合ったが、それでも付いて行く人は多かった。

 スラムの人に対応をしていると、意外な処から声がかけられた。

 教会だ。

 生き残った教会関係者違う派閥で、俺が潰した教会派閥とは一線を引いて孤児救済とかをしていた。

 この教会は、一切の普及活動をしない代わりに孤児たちと一緒に参加できないかと聞いてきたのだ。

 俺は文字の読み書きと計算を教えることが出来るのであれば、参加しても良いと言った。

 彼らは、同意して遠征に参加する事になった。

 また王都有志の商人や職人も参加して来た。

 一旗揚げて成り上がろうとする子弟たちが名乗りを上げたのだ。

 無論、王都の師の所の許可を貰った腕利きでなければ許可しなかった。

 反対に師が付いて来て弟子たちが王都で頑張れと言う現象も現れた。

 それを俺に意見を言ってくる子弟たちがいたが、それはお前たちが如何にかしろっとしか言えなかった。

 どうとか言っても、丸く収まって行ったが、反対に収まらなかった所があった。

 ロイ君の家であった。

 ロイ君は現在王宮の勅命で、航空機を使いあっちに行ったりこっちに行ったりと大変な思いをしている。

 航空機の客席にはロイ君の家の特性パンが販売され大好評と言う事だ。

 ロイ君の親父さんは色々家族の事情で俺と一緒に遠征をすると言っていた。

 しかし、ロイ君のお姉さんとパン屋のお弟子さんたちは猛反対!

 腕的に言ったらお弟子さんでも問題は無かった。

 けど、お弟子さんの方が遠征の方に参加したかったので猛反対していたのだ。

 お姉さんは、王都の就職が関わっているので頑として移動したくないような事になっていた。

 流石に俺も無関係とは言えなかったので、話し合いに顔を出した。

 そこで、ロイ君の前の親の問題が関わっている事を親父さんから感じることが出来た。

 俺はロイ君の家族を受け入れ、お姉さんは航空機の護衛として就職を奨めた。

 無論、お姉さんには強くなるための秘訣を教えると言う飴も与えた。

 渋々、認めてロイ君の一家は遠征に参加する事になった。

 そこで、特注のパンを焼ける簡易型の窯馬車を作り管理を頼んだ。

 親父さんは大喜びで飛びついた。

 これが、また火に油を注ぐ事になり、再び激論になったが、それなりに収まるだろうと思って、放置した。

 そんなこんなで大規模の遠征隊が完成した。
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