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第1章
店主 シロウ
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ロゼさんに案内されて中に入れば、その先には黒髪の…カナと同じ日本人みたいな人が木の椅子に座って待っていたわ。その背後には何かの地図。そっとカナはセトの服の端を掴んだわ。
「君達が、ロゼのいう新人さん達か。良く来てくれた。俺はシロウという。いわばここの店主だ」
「こんにちわ、シロウさん。カナです。」
カナがセトから手を離し隣でローブの両端を掴んでドレスを着ている時みたいに挨拶をすれば、セトも続いて一礼して挨拶するわ。
「お初にお目にかかります。セトと申します。カナお嬢様の補佐をしております」
執事とは言わなかったけど、多分、警戒しているからかしら。
それもそう、ね。こちらの世界にもカナ達みたいな人たちはいるのね。ロゼさんがいつもカナ達が見慣れない髪の色と瞳の色をしているから、なんだか逆に新鮮だわ。
「カナちゃんに、セトだな。挨拶もきちんと出来るのもいい。ロゼが推薦する事もあるな。さぁ、部屋は用意してある。そこの階段を登った奥の部屋に二人一緒の部屋にしてある。まずはゆっくり休んで来るといい。食事の用意が出来たら、声をかけるから。」
シロウさんがそう親切に説明してくれれば、カナは少し安心したわ。
「ありがとう。お世話になります。でも、お金…」
カナはその部分で心配してそう聞けば、シロウさんは笑顔でロゼさんの肩をバシバシ叩いて口を開くわ。
「大丈夫、大丈夫。気にしないでくれ。ロゼ達以外の久しぶりの客なんだ」
「そういう訳には」
セトが、そういえばロゼさんが首を左右に振っているわ。
「ならさ、俺たちが困っている時に、少しだけでいい。お手伝いしてくれればいい。それでチャラだ」
納得し難いけど、そうでもしなければ、ロゼさんは引き下がらない気がするわ。
そんな雰囲気にセトも少し間を置いて頷いたわ。それを見た二人は、部屋へ続く階段を示して促すわ。
「わかったわ。ありがとう。」
「交渉成立だな。それじゃ、お嬢さんまた、後で。俺は仲間が待ってるから」
ロゼさんはそういうと足早に出て行ったわ。カナはそれを見た後、少しふらつくセトの腕を取って階段を登っていくわ。
少し重たい。
セトが申し訳なさそうな顔をしていたけれど、あえて見ないふりをしたわ。カナはいつもセトに助けてもらっているもの。それくらい。
シロウさんに言われた部屋の前にいけば、少し大きな作りだったわ。きっと、3~4人ほど泊まれるくらいの大きさだわ。
荷物を備え付けのテーブルに置いたけれど、杖しかないのだけれど。
ともかく、疲労困憊のセトをベッドに下ろしてカナはセトの顔を見つめるわ。セトは申し訳なさそうな顔をしていたわ。
「お嬢様、申し訳ありません」
「大丈夫、ゆっくり休んで。後でシロウさんに夜食もらうわ」
そのままカナは頷いて答えれば安心したようにセトはゆっくり眠りについたわ。
よかった。カナは安心したわ。
そのまま、窓辺に寄って行って外を眺めるわ。今まで気がつかなかったけどその先には薄ぼんやりと何か大きなものが浮いていたわ。お城なのかしら…
しばらくそうしていると、コンコンとドアをノックする音がして、ドアを開ければシロウさんが居たわ。
セトが眠っているのを見たらしいシロウさんは声を小さくしてくれたわ。
「カナちゃん。ご飯が…っと、まずはカナちゃんだけでも食べよう。セトは後で夜食をあげよう。下においで。もう用意できたから」
カナは小さく頷いて下に向かうことにしたわ。
--------------------------------
お久しぶりです。
ようやく更新できました。
また宜しくお願いします。(礼)
「君達が、ロゼのいう新人さん達か。良く来てくれた。俺はシロウという。いわばここの店主だ」
「こんにちわ、シロウさん。カナです。」
カナがセトから手を離し隣でローブの両端を掴んでドレスを着ている時みたいに挨拶をすれば、セトも続いて一礼して挨拶するわ。
「お初にお目にかかります。セトと申します。カナお嬢様の補佐をしております」
執事とは言わなかったけど、多分、警戒しているからかしら。
それもそう、ね。こちらの世界にもカナ達みたいな人たちはいるのね。ロゼさんがいつもカナ達が見慣れない髪の色と瞳の色をしているから、なんだか逆に新鮮だわ。
「カナちゃんに、セトだな。挨拶もきちんと出来るのもいい。ロゼが推薦する事もあるな。さぁ、部屋は用意してある。そこの階段を登った奥の部屋に二人一緒の部屋にしてある。まずはゆっくり休んで来るといい。食事の用意が出来たら、声をかけるから。」
シロウさんがそう親切に説明してくれれば、カナは少し安心したわ。
「ありがとう。お世話になります。でも、お金…」
カナはその部分で心配してそう聞けば、シロウさんは笑顔でロゼさんの肩をバシバシ叩いて口を開くわ。
「大丈夫、大丈夫。気にしないでくれ。ロゼ達以外の久しぶりの客なんだ」
「そういう訳には」
セトが、そういえばロゼさんが首を左右に振っているわ。
「ならさ、俺たちが困っている時に、少しだけでいい。お手伝いしてくれればいい。それでチャラだ」
納得し難いけど、そうでもしなければ、ロゼさんは引き下がらない気がするわ。
そんな雰囲気にセトも少し間を置いて頷いたわ。それを見た二人は、部屋へ続く階段を示して促すわ。
「わかったわ。ありがとう。」
「交渉成立だな。それじゃ、お嬢さんまた、後で。俺は仲間が待ってるから」
ロゼさんはそういうと足早に出て行ったわ。カナはそれを見た後、少しふらつくセトの腕を取って階段を登っていくわ。
少し重たい。
セトが申し訳なさそうな顔をしていたけれど、あえて見ないふりをしたわ。カナはいつもセトに助けてもらっているもの。それくらい。
シロウさんに言われた部屋の前にいけば、少し大きな作りだったわ。きっと、3~4人ほど泊まれるくらいの大きさだわ。
荷物を備え付けのテーブルに置いたけれど、杖しかないのだけれど。
ともかく、疲労困憊のセトをベッドに下ろしてカナはセトの顔を見つめるわ。セトは申し訳なさそうな顔をしていたわ。
「お嬢様、申し訳ありません」
「大丈夫、ゆっくり休んで。後でシロウさんに夜食もらうわ」
そのままカナは頷いて答えれば安心したようにセトはゆっくり眠りについたわ。
よかった。カナは安心したわ。
そのまま、窓辺に寄って行って外を眺めるわ。今まで気がつかなかったけどその先には薄ぼんやりと何か大きなものが浮いていたわ。お城なのかしら…
しばらくそうしていると、コンコンとドアをノックする音がして、ドアを開ければシロウさんが居たわ。
セトが眠っているのを見たらしいシロウさんは声を小さくしてくれたわ。
「カナちゃん。ご飯が…っと、まずはカナちゃんだけでも食べよう。セトは後で夜食をあげよう。下においで。もう用意できたから」
カナは小さく頷いて下に向かうことにしたわ。
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お久しぶりです。
ようやく更新できました。
また宜しくお願いします。(礼)
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