黒き魔女の世界線旅行

天羽 尤

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第1章

星の名、それらに属するは

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カナがシロウさんと下に降りて来ると、すでに何人か人は来ていて一つのテーブルに纏まって食事をしていたわ。

「すぐに持って行くから好きな席に座っているといいよ。」

カナが小さく頷けば、シロウさんは厨房があるだろう奥の方に歩いていったわ。カナはそのまま離れた席に座ろうと足を踏み出した瞬間、カナに気づいたらしいロゼさんが立ち上がって手招きをしながら声をかけて来たわ。

「カナちゃん、降りて来たか。こっちおいで。俺の仲間を紹介したいんだ」

そちらに視線を向ければロゼさんの他に4人の人が座っていたわ。カナは空いていた近くの席に座ったわ。

カナから見て右手時計回りに…ショートの茶髪と青い瞳の人、癖っ毛白髪の桃色の瞳の耳の…エルフみたいに尖った人、黒髪で短髪の鬼のようにツノが生えたお侍さん、金髪ふわふわの犬と人間のハーフさんみたいな人が居たわ。…青い瞳の人とエルフみたいな人は、女の人かしら…中性的な顔つきね。

「…は、じめまして、カナです。探し物をしにしつ…仲間と旅をしているわ。」

セトの事を執事と言いそうになったけれど、きっと仲間の方が多分、今はいいのかもしれない。…誰かついた女の子なんて、何か狙われたらきっと、だめだわ。
そんな気がしてセトの事は仲間ということにしたわ。アンカーに関しては、カナもイマイチ分からない部分もあるから、探し物の方がきっと分かり易いわ。
もしかしたら、ロゼさん達が何か知ってるかもしれない。
あ…ジョンにアンカーの形を聞き忘れたわ。

それぞれに頷いたり、反応を示してくれたけれど、探し物の部分に至れば興味を惹かれたのか、視線を改めて向けられたわ。

「探し物?」

そう聞いてきたのはエルフみたいな人。すぐに何かに気づいたのか、苦笑いをしたわ。

「急にごめんね。ええっと。私は、ルルー。各自名前言ってなかったね。ロゼ、紹介してあげないと」

ルルーさんの言葉にロゼさんは頭を掻いてバツが悪そうにしていたわ。忘れていたみたい。

「悪い。今のが、ルルー。そこのケモミミがレオ、侍が燕、青目がリリ、な。もう一人はまぁ、別行動中だな。」

リリさんにルルーさんにロゼさんにレオさんに燕さん。…ラの人がいないわ。レオさんにしても燕さんにしても、ロゼさんにしても、カナが知ってる人とはちがうところがあって、うん。ジョンさんが剣と魔法の世界みたいなものって言ってたのがよくわかるわ。異世界って奴なのね。それにしても、もう一人は別行動なのね。不思議だわ。
そう思っていると、シロウさんがプレートを盆に乗せて持ってきてくれてたわ。

「自己紹介出来たみたいだな。コイツら悪い奴じゃねぇから、仲良くしてやってくれ。」

シロウさんが持ってきてくれたプレートにはサラダやスープ、メインディッシュが乗っていたわ。美味しそう。

そのままカナはフォークに手を伸ばして食べることにしたわ。


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久しぶりに更新です。相変わらずの不定期更新ですがよろしくお願いします。
後程、該当部分を更新しますね。
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