「私は○○です」?!

咲駆良

文字の大きさ
上 下
11 / 388
プロローグ

日常3

しおりを挟む
それからは、またいつものように超がつく程な多忙の時間をやり過ごして、今は5時間際。

ようやく定時になった・・・かと思いきや。

「春川先ぱぁい。」

げっ。ブリッコで有名なおばかで、その代わり仕事だけはやる時はきちっとやる後輩のタヌキ・・・じゃなかった、田沼が来ちゃった。
こりゃ、退社時間まだになるかなぁ。嫌な予感。

「あのぉ、この書類、どうしたらいいですかあ?」

「あぁ、それは全部資料庫で、こっちは処理済みの綴ってある会計ファイルの中、これは未処理の案件ファイルの空いたクリアファイルに入れて貰えたら大丈夫よ。」

「わかりましたぁ。ありがとうございますぅ。」

や、やめて、その口調は鳥肌立つからっ。

そう思ったけど、顔には出さないようにして彼女が去っていくのを見てから、私は周りに声をかけて退社した。
しおりを挟む
1 / 5

この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!

神様の御使いに、婚約指輪の約束を

キャラ文芸 / 完結 24h.ポイント:21pt お気に入り:10

便利すぎるチュートリアルスキルで異世界ぽよんぽよん生活

ファンタジー / 連載中 24h.ポイント:7,909pt お気に入り:4,440

神獣転生のはずが半神半人になれたので世界を歩き回って第二人生を楽しみます~

ファンタジー / 完結 24h.ポイント:198pt お気に入り:1,406

虐げられた半妖の少女は隣国の皇弟に溺愛される

恋愛 / 連載中 24h.ポイント:7pt お気に入り:37

予知スキル持ちの冒険者は、スローライフを楽しみたい ~ 追放編 ~

ファンタジー / 完結 24h.ポイント:14pt お気に入り:67

神獣に転生!?人を助けて死んだら異世界に転生する事になりました

ファンタジー / 連載中 24h.ポイント:56pt お気に入り:350

処理中です...