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魔王城への進行
292.攻撃開始
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「これで少し、安心だな」
「騎士連中が諦めるとは思えないけどな」
魔王場の中庭、兵士達は巡回しながらそんな会話をしていた。
門の目の前まで攻められたが、迎撃をした。その時の慌て方は彼らにとっては大いに嬉しかった。
そんな兵士達の近くまで兵士長が来る。
「まだ、気を緩めるのは早いぞ。一難去って一難もあるぞ」
「す、すみません」
「迂回しながら見てきます」
兵士長の忠告に彼らは中庭を走って行った。
ため息を吐きながら、壁を見上げたのだった。
「ふむふむ・・・」
魔王城から見える位置にある草原、リーネ達がいた所から移動して約2時間程の位置だ。
ほぼ、魔王城が綺麗に見える位置まで来ていた。
そこをバレないように匍匐前進しながら、水晶を使い、魔王城の様子を伺っていた。
壁の屋上、内部、そして中庭などを徹底的に見る。
「内部は相当いるようね」
状況を確認した後、彼女は滑るように坂を下る。
今ある所はある意味では平らな草原ではなく、凸凹した草原だった。その為に兵器を隠すにはちょうど良かった。
「では、手筈通りにやるわよ」
「ほんとに上手くいくのか?」
「魔法障壁に決定的な弱点があるって事でしょ」
魔法障壁、魔王城を取り囲んでいる物だ。
俺自身、使っていたのだが、そんな事も気付かなかった。今からやろうとしているのは霧を発生させ、魔王城を覆い隠すというのだ。
「魔法障壁は攻撃系の物しか防がない。だから霧とかは普通に防がないのよ」
彼女はそう言ってはここを含め、3箇所に魔法使いと投石台、そして対空砲を設置した。
リーネの指示の元、霧を発生させつつ、ゆっくりと風魔法で霧を魔王城へと誘導する。
でも壁の上までは届かない為に、投石台からの攻撃はバレるだろう。
「多少の時間稼ぎ程度って所か」
「それだけで十分よ。1発当たれば、あとはそこに集中的に狙うわ。あとはいくつもの窓を破壊ぐらいかな」
霧を一定のところまで上がれば、投石はある程度バレないだろう。
音でバレるとは思うが、気付く前に壁に当たる。
そうなると、少しは勝機があるってものか。
「他の班も準備開始、霧を発生させながら弱の風魔法で誘導開始」
その声とともに詠唱を済ませていた者達が霧を発生させていく。それを弱い風でゆっくりと魔王城へと進行していく。
相手が不自然に思わなければいいが、その為に昨日わざわざ色々なところで霧を発生させてたとは聞いているが、それがどかまで効力を発揮するか。
気付いた時は霧は既に魔王城まで広がっていた。
「準備は整った。投石、放て!」
リーネは鈴を持ちながら、全体へと大きな声を上げた
「騎士連中が諦めるとは思えないけどな」
魔王場の中庭、兵士達は巡回しながらそんな会話をしていた。
門の目の前まで攻められたが、迎撃をした。その時の慌て方は彼らにとっては大いに嬉しかった。
そんな兵士達の近くまで兵士長が来る。
「まだ、気を緩めるのは早いぞ。一難去って一難もあるぞ」
「す、すみません」
「迂回しながら見てきます」
兵士長の忠告に彼らは中庭を走って行った。
ため息を吐きながら、壁を見上げたのだった。
「ふむふむ・・・」
魔王城から見える位置にある草原、リーネ達がいた所から移動して約2時間程の位置だ。
ほぼ、魔王城が綺麗に見える位置まで来ていた。
そこをバレないように匍匐前進しながら、水晶を使い、魔王城の様子を伺っていた。
壁の屋上、内部、そして中庭などを徹底的に見る。
「内部は相当いるようね」
状況を確認した後、彼女は滑るように坂を下る。
今ある所はある意味では平らな草原ではなく、凸凹した草原だった。その為に兵器を隠すにはちょうど良かった。
「では、手筈通りにやるわよ」
「ほんとに上手くいくのか?」
「魔法障壁に決定的な弱点があるって事でしょ」
魔法障壁、魔王城を取り囲んでいる物だ。
俺自身、使っていたのだが、そんな事も気付かなかった。今からやろうとしているのは霧を発生させ、魔王城を覆い隠すというのだ。
「魔法障壁は攻撃系の物しか防がない。だから霧とかは普通に防がないのよ」
彼女はそう言ってはここを含め、3箇所に魔法使いと投石台、そして対空砲を設置した。
リーネの指示の元、霧を発生させつつ、ゆっくりと風魔法で霧を魔王城へと誘導する。
でも壁の上までは届かない為に、投石台からの攻撃はバレるだろう。
「多少の時間稼ぎ程度って所か」
「それだけで十分よ。1発当たれば、あとはそこに集中的に狙うわ。あとはいくつもの窓を破壊ぐらいかな」
霧を一定のところまで上がれば、投石はある程度バレないだろう。
音でバレるとは思うが、気付く前に壁に当たる。
そうなると、少しは勝機があるってものか。
「他の班も準備開始、霧を発生させながら弱の風魔法で誘導開始」
その声とともに詠唱を済ませていた者達が霧を発生させていく。それを弱い風でゆっくりと魔王城へと進行していく。
相手が不自然に思わなければいいが、その為に昨日わざわざ色々なところで霧を発生させてたとは聞いているが、それがどかまで効力を発揮するか。
気付いた時は霧は既に魔王城まで広がっていた。
「準備は整った。投石、放て!」
リーネは鈴を持ちながら、全体へと大きな声を上げた
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