42 / 55
メインストーリー
41.チェスプレイ4
しおりを挟む
「試合開始だ。有人機は二人行動を主に取りつつ、マップを埋めてくれ。相手機に遭遇した場合はすぐに報告と後方へ下がれ」
『『『了解』』』
命令はこんなもんだろう。地形は迎撃ユニットが余裕で隠せるほどの高さはある。それに地形的に遭遇するとしたら早くても3分後ぐらいになる。
無人機に的確に偵察をさせるように動かしながら、マップを埋めていく。マップは霧状に追われているが30m先は薄っすらと見える程度だ。
駒を一つ一つ進めていく。あるポイントに有人機2機を行かせて待機させる。
「そこから東方向30度に向けて3発」
『あ、あのう。そこは春人様が……』
「狙うつもりで撃ちなさい。保証は俺がとる」
『は、はあ』
さっさとそのユニットのカメラに切り替える。角度30度に傾け、3発を感覚的に撃つ。
ロングライフルの為、屋敷がある東側には真っ直ぐと着弾する。その的確な角度が必要となる。
まあ、飛んだとしてもシールドによって消失する。アリサの事だ、どうせお父の所だけシールド破壊しているだろう。
~その頃春人達は~
「へくしゅ」
「誰かに噂でもされているんですか」
「そんな事は無いと思うんだけどなあ」
試合開始したすぐにくしゃみをしていた。噂してそうなのあの二人しか思えない。てか、思いたくも無い。
試合開始して既に2分は経つ。両者が様子見しているのか、中々戦闘に移行しない。
「忘れてました。シールド展開しますね」
アリサが忘れてたかのように懐から『ON、OFF』のボタンとその上に『魔導シールド発生装置』と書いてあるラノベが貼られていた。
アリサはONのボタンを押した。
粒子状の粒が壁を作り出し、無色透明な色へとなる。無論触る事も可能だ。
僕の周りだけが展開し、僕の所だけ展開しなかった。
「待て、何故僕の所だけ展開しないの!あと何故か囲むかのように展開してるの!」
左右の通路にも展開されていた。前は展開されておらず、脱出も不可能。僕が座れるスペースでいうと三人分程の広さしかない。
壁に守られているアリサがお茶を飲みながら答えた。
「さあ、機械の故障じゃ無いですかね」
「そんなバカな」
いやはや、先日点検したばっかなんだけど。
恐る恐る下の方を覗いてみた。そこには見事にクナイが刺さっており、火花がビチビチと響いていた。
いやいや、何この人壊しちゃてるの!ダメでしょこれ。
「ねえ、ちょっと機械にアリサのクナイが刺さって……」
すると横からペイント弾が2発飛んできて、僕に命中する。勢いもあったのか少々吹っ飛ばされ、後ろへ飛ばされている最中に、
「ぎゃああああーーー」
※気絶しない程度の電力が流れています。良い子はしないでね
全身に電気が流れる。痛みが全身から伝わってくる。
「とりあえずワンヒットって所ですか」
「何かと酷い……」
全くもってひどい。アリサの所に飛んで来ても魔導シールドがあるお陰で、途中でバチッと音を立てて消失している。
その分目の前に魔導シールドが無い僕にとっては飛んでくる。このアリサが機械を壊してくれたお陰で僕にはペイント弾が飛んで来るんじゃあ。
「まさしく不幸の連鎖ですね」
壊した本人は何かと楽しんでるように見える。こいつ、僕をいじめて楽しんでるな。こっちはビリビリしてて痛いのに。
「うぅ……、変身……解除…」
その言葉を出さなくとも心で叫んでも解除出来る。あえて言葉として叫んで解除した。全身が光に包まれ、そして光の粒子が空へと散った時は変身は解除される。
「ふぅ、生き返る」
痛みなども一緒に解除される為、非常に便利だよなあ。しかも重ね掛けも出来るから非常にありがたい。
「そんな便利な能力なくなればいいのに」
「いやむしろあった方がこちらとして楽なんだけど」
そう、ここにいるメイドさんがいじめに対して、瞬時に回復するからだよ。
この狭さで横へ避けたとしてもいつかは当たるだろう。ならー、
「おや、そのまま座るんですね」
「逃げ場なしじゃ無理だよ」
逃げられないなら避ければいい。僕は一応スキルで魔力操作がある。それ以外にも周波感覚や加速などもある為、避ける事も可能だ。
無論弾く事も可能だが、それを行う武器が無い。一応あれば投げていただろう。
簡単に避ける方法を説明すると、まず周波感覚で一定の距離を飛んでいるペイント弾を察知する。察知したところでほんの10秒も無いのだけど、次に魔力操作、これは魔力の硬さを変えれる事が出来る。それで誘導も可能になっているから僕にとっては非常にやりやすい。
何発かは誘導または首を横に倒したりして避けた。色はまだ青だけのはず……あ。
そこには赤の色もあった。どう見ても両者が狙ってるようにしか見えなかった。いやいや二人揃って狙うのは反則でしょ。
「流石にそのように避けられては手出しが出来ませんね」
「安全圏内の人に言われたく無いんだけど」
これ全滅するまで続くんでしょ。あと何発撃ち込んでくるのか分かったもんじゃない。
「今頃お父は銃弾浴びてるだろうなあ」
先程有人機にお父のいる所にペイント弾を数発撃ち込むように命令した。多分向こうもしてると思うが、まああちらも承知の上でやっているんだろう。
その分向こうにはアリサもいるはずだがら、シールドを破壊していることだろう。
『西の方から数体攻めてきていますが、どうしますか?』
「霧で敵はこちらに気付いてない。多分逃げても大丈夫だろうとー」
そう、霧で敵もあまり確認出来てないはずだ。西には4機の有人機と無人機が配備してある。だけど、もし逃げた場合、白はそれを承知で裏を取っていたとなると、
「ーいや、迎撃だ。静かに移動しながら確実に囲み、殲滅せよ」
『了解』
白は何体向かわせてるかは分からんが、確認出来るなら、場所把握してる地形まで誘導して殲滅すればいい。
一機の有人機のカメラを見ると、そこに3機のユニットが映っていた。
偵察かもしくは誘導用の突撃隊って所か。
有人機の一機が背後から感覚を開けるかのように撃ち始めた。それを待っていたかのように前方に待機していた有人機も撃ち始める。
ユニットの肩に命中しながらも左右へとバラけた。どうやら別働隊の所への誘導する為だけの強襲だったようだ。
右に1機、左に2機に分かれた為、後ろの方から攻撃を仕掛けた有人機は合図を送った後に左へと追いかけ、前方から仕掛けた有人機は右へと追いかける。
「面白い展開って所かな。白はこれも想定していたと思うからどちらかをきりすてにかかるはずだ」
まあ、そんな簡単に予測出来る事をしてくるはずないか。
『相手は逃げずに迎撃に来てますよ!』
やばい。作戦がバレたのか、もしくは誘導しつつ仕留めに来たのか。
「サブの方も向かわせるから何とか持ちこたえてくれ」
なんか状況やばいって。私の作戦じゃ、3機で敵の誘導して背後から4機で囲んで仕留める予定がまさかの霧を利用して背後から強襲なんて、いろんな意味で想定外だわ。
サブも向かわせたとしても1機は行動不能にされるだろう。
「これは一本やられたかな。作戦Bだよ!全機後方に下がりつつ、マップを埋め合わせて」
次の一手を考えないと詰むかも。
流石に最初から読みやすい作戦とかを使ってきたとかは無いよな。これ明らかに焦ってる感はあったような気がするんだけど。
『1機を行動不能にしました』
『左に逃げた2機は逃しましたが、銃撃戦で左腕を不能にされました』
こちらも少しダメ食らったけど、相手1機を行動不能に出来ただけでもいいか。
「負傷した機体は後方と交代。東側に6機ほど集結し、障害物を駆使してバラけながら進軍。報告次第、後ろへ撤退」
そう言いつつ、自軍のマークを六つ触り移動地点のポイントに移動する指示を出した。それ以外でも後方に3機程待機させる為、近くにいた自軍機に指示を出した。
さて、白はどんな行動を取るかな。
【作者コメント】
読んでくださってありがとうございます。
今回は戦闘系を入れつつネタっぽいのを入れてみました。
楽しんで読んでくれるように私としては努力してるっと思っています。
あと2話ほど書くと思いますが、当初の目的は5話の予定でした。ネタとかを挟んでたら予想以上に楽しく書いてしまいました。
多分2話分じゃ終わらないと思いますが、たまにこのようにコメントを書いていくと思いますので、何か質問等があればこの場で返すと思います。
改めまして、読んでくださってありがとうございました。
『『『了解』』』
命令はこんなもんだろう。地形は迎撃ユニットが余裕で隠せるほどの高さはある。それに地形的に遭遇するとしたら早くても3分後ぐらいになる。
無人機に的確に偵察をさせるように動かしながら、マップを埋めていく。マップは霧状に追われているが30m先は薄っすらと見える程度だ。
駒を一つ一つ進めていく。あるポイントに有人機2機を行かせて待機させる。
「そこから東方向30度に向けて3発」
『あ、あのう。そこは春人様が……』
「狙うつもりで撃ちなさい。保証は俺がとる」
『は、はあ』
さっさとそのユニットのカメラに切り替える。角度30度に傾け、3発を感覚的に撃つ。
ロングライフルの為、屋敷がある東側には真っ直ぐと着弾する。その的確な角度が必要となる。
まあ、飛んだとしてもシールドによって消失する。アリサの事だ、どうせお父の所だけシールド破壊しているだろう。
~その頃春人達は~
「へくしゅ」
「誰かに噂でもされているんですか」
「そんな事は無いと思うんだけどなあ」
試合開始したすぐにくしゃみをしていた。噂してそうなのあの二人しか思えない。てか、思いたくも無い。
試合開始して既に2分は経つ。両者が様子見しているのか、中々戦闘に移行しない。
「忘れてました。シールド展開しますね」
アリサが忘れてたかのように懐から『ON、OFF』のボタンとその上に『魔導シールド発生装置』と書いてあるラノベが貼られていた。
アリサはONのボタンを押した。
粒子状の粒が壁を作り出し、無色透明な色へとなる。無論触る事も可能だ。
僕の周りだけが展開し、僕の所だけ展開しなかった。
「待て、何故僕の所だけ展開しないの!あと何故か囲むかのように展開してるの!」
左右の通路にも展開されていた。前は展開されておらず、脱出も不可能。僕が座れるスペースでいうと三人分程の広さしかない。
壁に守られているアリサがお茶を飲みながら答えた。
「さあ、機械の故障じゃ無いですかね」
「そんなバカな」
いやはや、先日点検したばっかなんだけど。
恐る恐る下の方を覗いてみた。そこには見事にクナイが刺さっており、火花がビチビチと響いていた。
いやいや、何この人壊しちゃてるの!ダメでしょこれ。
「ねえ、ちょっと機械にアリサのクナイが刺さって……」
すると横からペイント弾が2発飛んできて、僕に命中する。勢いもあったのか少々吹っ飛ばされ、後ろへ飛ばされている最中に、
「ぎゃああああーーー」
※気絶しない程度の電力が流れています。良い子はしないでね
全身に電気が流れる。痛みが全身から伝わってくる。
「とりあえずワンヒットって所ですか」
「何かと酷い……」
全くもってひどい。アリサの所に飛んで来ても魔導シールドがあるお陰で、途中でバチッと音を立てて消失している。
その分目の前に魔導シールドが無い僕にとっては飛んでくる。このアリサが機械を壊してくれたお陰で僕にはペイント弾が飛んで来るんじゃあ。
「まさしく不幸の連鎖ですね」
壊した本人は何かと楽しんでるように見える。こいつ、僕をいじめて楽しんでるな。こっちはビリビリしてて痛いのに。
「うぅ……、変身……解除…」
その言葉を出さなくとも心で叫んでも解除出来る。あえて言葉として叫んで解除した。全身が光に包まれ、そして光の粒子が空へと散った時は変身は解除される。
「ふぅ、生き返る」
痛みなども一緒に解除される為、非常に便利だよなあ。しかも重ね掛けも出来るから非常にありがたい。
「そんな便利な能力なくなればいいのに」
「いやむしろあった方がこちらとして楽なんだけど」
そう、ここにいるメイドさんがいじめに対して、瞬時に回復するからだよ。
この狭さで横へ避けたとしてもいつかは当たるだろう。ならー、
「おや、そのまま座るんですね」
「逃げ場なしじゃ無理だよ」
逃げられないなら避ければいい。僕は一応スキルで魔力操作がある。それ以外にも周波感覚や加速などもある為、避ける事も可能だ。
無論弾く事も可能だが、それを行う武器が無い。一応あれば投げていただろう。
簡単に避ける方法を説明すると、まず周波感覚で一定の距離を飛んでいるペイント弾を察知する。察知したところでほんの10秒も無いのだけど、次に魔力操作、これは魔力の硬さを変えれる事が出来る。それで誘導も可能になっているから僕にとっては非常にやりやすい。
何発かは誘導または首を横に倒したりして避けた。色はまだ青だけのはず……あ。
そこには赤の色もあった。どう見ても両者が狙ってるようにしか見えなかった。いやいや二人揃って狙うのは反則でしょ。
「流石にそのように避けられては手出しが出来ませんね」
「安全圏内の人に言われたく無いんだけど」
これ全滅するまで続くんでしょ。あと何発撃ち込んでくるのか分かったもんじゃない。
「今頃お父は銃弾浴びてるだろうなあ」
先程有人機にお父のいる所にペイント弾を数発撃ち込むように命令した。多分向こうもしてると思うが、まああちらも承知の上でやっているんだろう。
その分向こうにはアリサもいるはずだがら、シールドを破壊していることだろう。
『西の方から数体攻めてきていますが、どうしますか?』
「霧で敵はこちらに気付いてない。多分逃げても大丈夫だろうとー」
そう、霧で敵もあまり確認出来てないはずだ。西には4機の有人機と無人機が配備してある。だけど、もし逃げた場合、白はそれを承知で裏を取っていたとなると、
「ーいや、迎撃だ。静かに移動しながら確実に囲み、殲滅せよ」
『了解』
白は何体向かわせてるかは分からんが、確認出来るなら、場所把握してる地形まで誘導して殲滅すればいい。
一機の有人機のカメラを見ると、そこに3機のユニットが映っていた。
偵察かもしくは誘導用の突撃隊って所か。
有人機の一機が背後から感覚を開けるかのように撃ち始めた。それを待っていたかのように前方に待機していた有人機も撃ち始める。
ユニットの肩に命中しながらも左右へとバラけた。どうやら別働隊の所への誘導する為だけの強襲だったようだ。
右に1機、左に2機に分かれた為、後ろの方から攻撃を仕掛けた有人機は合図を送った後に左へと追いかけ、前方から仕掛けた有人機は右へと追いかける。
「面白い展開って所かな。白はこれも想定していたと思うからどちらかをきりすてにかかるはずだ」
まあ、そんな簡単に予測出来る事をしてくるはずないか。
『相手は逃げずに迎撃に来てますよ!』
やばい。作戦がバレたのか、もしくは誘導しつつ仕留めに来たのか。
「サブの方も向かわせるから何とか持ちこたえてくれ」
なんか状況やばいって。私の作戦じゃ、3機で敵の誘導して背後から4機で囲んで仕留める予定がまさかの霧を利用して背後から強襲なんて、いろんな意味で想定外だわ。
サブも向かわせたとしても1機は行動不能にされるだろう。
「これは一本やられたかな。作戦Bだよ!全機後方に下がりつつ、マップを埋め合わせて」
次の一手を考えないと詰むかも。
流石に最初から読みやすい作戦とかを使ってきたとかは無いよな。これ明らかに焦ってる感はあったような気がするんだけど。
『1機を行動不能にしました』
『左に逃げた2機は逃しましたが、銃撃戦で左腕を不能にされました』
こちらも少しダメ食らったけど、相手1機を行動不能に出来ただけでもいいか。
「負傷した機体は後方と交代。東側に6機ほど集結し、障害物を駆使してバラけながら進軍。報告次第、後ろへ撤退」
そう言いつつ、自軍のマークを六つ触り移動地点のポイントに移動する指示を出した。それ以外でも後方に3機程待機させる為、近くにいた自軍機に指示を出した。
さて、白はどんな行動を取るかな。
【作者コメント】
読んでくださってありがとうございます。
今回は戦闘系を入れつつネタっぽいのを入れてみました。
楽しんで読んでくれるように私としては努力してるっと思っています。
あと2話ほど書くと思いますが、当初の目的は5話の予定でした。ネタとかを挟んでたら予想以上に楽しく書いてしまいました。
多分2話分じゃ終わらないと思いますが、たまにこのようにコメントを書いていくと思いますので、何か質問等があればこの場で返すと思います。
改めまして、読んでくださってありがとうございました。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
弱いままの冒険者〜チートスキル持ちなのに使えるのはパーティーメンバーのみ?〜
秋元智也
ファンタジー
友人を庇った事からクラスではイジメの対象にされてしまう。
そんなある日、いきなり異世界へと召喚されてしまった。
クラス全員が一緒に召喚されるなんて悪夢としか思えなかった。
こんな嫌な連中と異世界なんて行きたく無い。
そう強く念じると、どこからか神の声が聞こえてきた。
そして、そこには自分とは全く別の姿の自分がいたのだった。
レベルは低いままだったが、あげればいい。
そう思っていたのに……。
一向に上がらない!?
それどころか、見た目はどう見ても女の子?
果たして、この世界で生きていけるのだろうか?
【完結】乙女ゲーム開始前に消える病弱モブ令嬢に転生しました
佐倉穂波
恋愛
転生したルイシャは、自分が若くして死んでしまう乙女ゲームのモブ令嬢で事を知る。
確かに、まともに起き上がることすら困難なこの体は、いつ死んでもおかしくない状態だった。
(そんな……死にたくないっ!)
乙女ゲームの記憶が正しければ、あと数年で死んでしまうルイシャは、「生きる」ために努力することにした。
2023.9.3 投稿分の改稿終了。
2023.9.4 表紙を作ってみました。
2023.9.15 完結。
2023.9.23 後日談を投稿しました。
異世界転生旅日記〜生活魔法は無限大!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
農家の四男に転生したルイ。
そんなルイは、五歳の高熱を出した闘病中に、前世の記憶を思い出し、ステータスを見れることに気付き、自分の能力を自覚した。
農家の四男には未来はないと、家族に隠れて金策を開始する。
十歳の時に行われたスキル鑑定の儀で、スキル【生活魔法 Lv.∞】と【鑑定 Lv.3】を授かったが、親父に「家の役には立たない」と、家を追い出される。
家を追い出されるきっかけとなった【生活魔法】だが、転生あるある?の思わぬ展開を迎えることになる。
ルイの安寧の地を求めた旅が、今始まる!
見切り発車。不定期更新。
カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。
ネグレクトされていた四歳の末娘は、前世の経理知識で実家の横領を見抜き追放されました。これからはもふもふ聖獣と美食巡りの旅に出ます。
☆ほしい
ファンタジー
アークライト子爵家の四歳の末娘リリアは、家族から存在しないものとして扱われていた。食事は厨房の残飯、衣服は兄姉のお下がりを更に継ぎ接ぎしたもの。冷たい床で眠る日々の中、彼女は高熱を出したことをきっかけに前世の記憶を取り戻す。
前世の彼女は、ブラック企業で過労死した経理担当のOLだった。
ある日、父の書斎に忍び込んだリリアは、ずさんな管理の家計簿を発見する。前世の知識でそれを読み解くと、父による悪質な横領と、家の財産がすでに破綻寸前であることが判明した。
「この家は、もうすぐ潰れます」
家族会議の場で、リリアはたった四歳とは思えぬ明瞭な口調で破産の事実を突きつける。激昂した父に「疫病神め!」と罵られ家を追い出されたリリアだったが、それは彼女の望むところだった。
手切れ金代わりの銅貨数枚を握りしめ、自由を手に入れたリリア。これからは誰にも縛られず、前世で夢見た美味しいものをたくさん食べる生活を目指す。
誰からも食べられずに捨てられたおからクッキーは異世界転生して肥満令嬢を幸福へ導く!
ariya
ファンタジー
誰にも食べられずゴミ箱に捨てられた「おからクッキー」は、異世界で150kgの絶望令嬢・ロザリンドと出会う。
転生チートを武器に、88kgの減量を導く!
婚約破棄され「豚令嬢」と罵られたロザリンドは、
クッキーの叱咤と分裂で空腹を乗り越え、
薔薇のように美しく咲き変わる。
舞踏会での王太子へのスカッとする一撃、
父との涙の再会、
そして最後の別れ――
「僕を食べてくれて、ありがとう」
捨てられた一枚が紡いだ、奇跡のダイエット革命!
※カクヨム・小説家になろうでも同時掲載中
※表紙イラストはAIに作成していただきました。
異世界でも保育士やってます~転生先に希望条件が反映されてないんですが!?~
こじまき
ファンタジー
【読んでいただいて♡いただいて、ありがとうございます。王城編準備中のため、12月12日からしばらく更新お休みします。考えてた構成が「やっぱなんか違う」ってなり、慌てております…汗】
「こんな転生先だなんて聞いてないっ!」六年間付き合った彼氏に婚約を解消され、傷心のまま交通事故で亡くなった保育士・サチ。異世界転生するにあたり創造神に「能力はチートで、広い家で優しい旦那様と子だくさんの家庭を築きたい」とリクエストする。「任せといて!」と言われたから安心して異世界で目を覚ましたものの、そこはド田舎の山小屋。周囲は過疎高齢化していて結婚適齢期の男性なんていもしないし、チートな魔法も使えそうにない。創造神を恨みつつマニュアル通り街に出ると、そこで「魔力持ち」として忌み嫌われる子どもたちとの出会いが。「子どもには安心して楽しく過ごせる場所が必要」が信条のサチは、彼らを小屋に連れ帰ることを決め、異世界で保育士兼りんご農家生活を始める。
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる