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メインストーリー
41.チェスプレイ4
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「試合開始だ。有人機は二人行動を主に取りつつ、マップを埋めてくれ。相手機に遭遇した場合はすぐに報告と後方へ下がれ」
『『『了解』』』
命令はこんなもんだろう。地形は迎撃ユニットが余裕で隠せるほどの高さはある。それに地形的に遭遇するとしたら早くても3分後ぐらいになる。
無人機に的確に偵察をさせるように動かしながら、マップを埋めていく。マップは霧状に追われているが30m先は薄っすらと見える程度だ。
駒を一つ一つ進めていく。あるポイントに有人機2機を行かせて待機させる。
「そこから東方向30度に向けて3発」
『あ、あのう。そこは春人様が……』
「狙うつもりで撃ちなさい。保証は俺がとる」
『は、はあ』
さっさとそのユニットのカメラに切り替える。角度30度に傾け、3発を感覚的に撃つ。
ロングライフルの為、屋敷がある東側には真っ直ぐと着弾する。その的確な角度が必要となる。
まあ、飛んだとしてもシールドによって消失する。アリサの事だ、どうせお父の所だけシールド破壊しているだろう。
~その頃春人達は~
「へくしゅ」
「誰かに噂でもされているんですか」
「そんな事は無いと思うんだけどなあ」
試合開始したすぐにくしゃみをしていた。噂してそうなのあの二人しか思えない。てか、思いたくも無い。
試合開始して既に2分は経つ。両者が様子見しているのか、中々戦闘に移行しない。
「忘れてました。シールド展開しますね」
アリサが忘れてたかのように懐から『ON、OFF』のボタンとその上に『魔導シールド発生装置』と書いてあるラノベが貼られていた。
アリサはONのボタンを押した。
粒子状の粒が壁を作り出し、無色透明な色へとなる。無論触る事も可能だ。
僕の周りだけが展開し、僕の所だけ展開しなかった。
「待て、何故僕の所だけ展開しないの!あと何故か囲むかのように展開してるの!」
左右の通路にも展開されていた。前は展開されておらず、脱出も不可能。僕が座れるスペースでいうと三人分程の広さしかない。
壁に守られているアリサがお茶を飲みながら答えた。
「さあ、機械の故障じゃ無いですかね」
「そんなバカな」
いやはや、先日点検したばっかなんだけど。
恐る恐る下の方を覗いてみた。そこには見事にクナイが刺さっており、火花がビチビチと響いていた。
いやいや、何この人壊しちゃてるの!ダメでしょこれ。
「ねえ、ちょっと機械にアリサのクナイが刺さって……」
すると横からペイント弾が2発飛んできて、僕に命中する。勢いもあったのか少々吹っ飛ばされ、後ろへ飛ばされている最中に、
「ぎゃああああーーー」
※気絶しない程度の電力が流れています。良い子はしないでね
全身に電気が流れる。痛みが全身から伝わってくる。
「とりあえずワンヒットって所ですか」
「何かと酷い……」
全くもってひどい。アリサの所に飛んで来ても魔導シールドがあるお陰で、途中でバチッと音を立てて消失している。
その分目の前に魔導シールドが無い僕にとっては飛んでくる。このアリサが機械を壊してくれたお陰で僕にはペイント弾が飛んで来るんじゃあ。
「まさしく不幸の連鎖ですね」
壊した本人は何かと楽しんでるように見える。こいつ、僕をいじめて楽しんでるな。こっちはビリビリしてて痛いのに。
「うぅ……、変身……解除…」
その言葉を出さなくとも心で叫んでも解除出来る。あえて言葉として叫んで解除した。全身が光に包まれ、そして光の粒子が空へと散った時は変身は解除される。
「ふぅ、生き返る」
痛みなども一緒に解除される為、非常に便利だよなあ。しかも重ね掛けも出来るから非常にありがたい。
「そんな便利な能力なくなればいいのに」
「いやむしろあった方がこちらとして楽なんだけど」
そう、ここにいるメイドさんがいじめに対して、瞬時に回復するからだよ。
この狭さで横へ避けたとしてもいつかは当たるだろう。ならー、
「おや、そのまま座るんですね」
「逃げ場なしじゃ無理だよ」
逃げられないなら避ければいい。僕は一応スキルで魔力操作がある。それ以外にも周波感覚や加速などもある為、避ける事も可能だ。
無論弾く事も可能だが、それを行う武器が無い。一応あれば投げていただろう。
簡単に避ける方法を説明すると、まず周波感覚で一定の距離を飛んでいるペイント弾を察知する。察知したところでほんの10秒も無いのだけど、次に魔力操作、これは魔力の硬さを変えれる事が出来る。それで誘導も可能になっているから僕にとっては非常にやりやすい。
何発かは誘導または首を横に倒したりして避けた。色はまだ青だけのはず……あ。
そこには赤の色もあった。どう見ても両者が狙ってるようにしか見えなかった。いやいや二人揃って狙うのは反則でしょ。
「流石にそのように避けられては手出しが出来ませんね」
「安全圏内の人に言われたく無いんだけど」
これ全滅するまで続くんでしょ。あと何発撃ち込んでくるのか分かったもんじゃない。
「今頃お父は銃弾浴びてるだろうなあ」
先程有人機にお父のいる所にペイント弾を数発撃ち込むように命令した。多分向こうもしてると思うが、まああちらも承知の上でやっているんだろう。
その分向こうにはアリサもいるはずだがら、シールドを破壊していることだろう。
『西の方から数体攻めてきていますが、どうしますか?』
「霧で敵はこちらに気付いてない。多分逃げても大丈夫だろうとー」
そう、霧で敵もあまり確認出来てないはずだ。西には4機の有人機と無人機が配備してある。だけど、もし逃げた場合、白はそれを承知で裏を取っていたとなると、
「ーいや、迎撃だ。静かに移動しながら確実に囲み、殲滅せよ」
『了解』
白は何体向かわせてるかは分からんが、確認出来るなら、場所把握してる地形まで誘導して殲滅すればいい。
一機の有人機のカメラを見ると、そこに3機のユニットが映っていた。
偵察かもしくは誘導用の突撃隊って所か。
有人機の一機が背後から感覚を開けるかのように撃ち始めた。それを待っていたかのように前方に待機していた有人機も撃ち始める。
ユニットの肩に命中しながらも左右へとバラけた。どうやら別働隊の所への誘導する為だけの強襲だったようだ。
右に1機、左に2機に分かれた為、後ろの方から攻撃を仕掛けた有人機は合図を送った後に左へと追いかけ、前方から仕掛けた有人機は右へと追いかける。
「面白い展開って所かな。白はこれも想定していたと思うからどちらかをきりすてにかかるはずだ」
まあ、そんな簡単に予測出来る事をしてくるはずないか。
『相手は逃げずに迎撃に来てますよ!』
やばい。作戦がバレたのか、もしくは誘導しつつ仕留めに来たのか。
「サブの方も向かわせるから何とか持ちこたえてくれ」
なんか状況やばいって。私の作戦じゃ、3機で敵の誘導して背後から4機で囲んで仕留める予定がまさかの霧を利用して背後から強襲なんて、いろんな意味で想定外だわ。
サブも向かわせたとしても1機は行動不能にされるだろう。
「これは一本やられたかな。作戦Bだよ!全機後方に下がりつつ、マップを埋め合わせて」
次の一手を考えないと詰むかも。
流石に最初から読みやすい作戦とかを使ってきたとかは無いよな。これ明らかに焦ってる感はあったような気がするんだけど。
『1機を行動不能にしました』
『左に逃げた2機は逃しましたが、銃撃戦で左腕を不能にされました』
こちらも少しダメ食らったけど、相手1機を行動不能に出来ただけでもいいか。
「負傷した機体は後方と交代。東側に6機ほど集結し、障害物を駆使してバラけながら進軍。報告次第、後ろへ撤退」
そう言いつつ、自軍のマークを六つ触り移動地点のポイントに移動する指示を出した。それ以外でも後方に3機程待機させる為、近くにいた自軍機に指示を出した。
さて、白はどんな行動を取るかな。
【作者コメント】
読んでくださってありがとうございます。
今回は戦闘系を入れつつネタっぽいのを入れてみました。
楽しんで読んでくれるように私としては努力してるっと思っています。
あと2話ほど書くと思いますが、当初の目的は5話の予定でした。ネタとかを挟んでたら予想以上に楽しく書いてしまいました。
多分2話分じゃ終わらないと思いますが、たまにこのようにコメントを書いていくと思いますので、何か質問等があればこの場で返すと思います。
改めまして、読んでくださってありがとうございました。
『『『了解』』』
命令はこんなもんだろう。地形は迎撃ユニットが余裕で隠せるほどの高さはある。それに地形的に遭遇するとしたら早くても3分後ぐらいになる。
無人機に的確に偵察をさせるように動かしながら、マップを埋めていく。マップは霧状に追われているが30m先は薄っすらと見える程度だ。
駒を一つ一つ進めていく。あるポイントに有人機2機を行かせて待機させる。
「そこから東方向30度に向けて3発」
『あ、あのう。そこは春人様が……』
「狙うつもりで撃ちなさい。保証は俺がとる」
『は、はあ』
さっさとそのユニットのカメラに切り替える。角度30度に傾け、3発を感覚的に撃つ。
ロングライフルの為、屋敷がある東側には真っ直ぐと着弾する。その的確な角度が必要となる。
まあ、飛んだとしてもシールドによって消失する。アリサの事だ、どうせお父の所だけシールド破壊しているだろう。
~その頃春人達は~
「へくしゅ」
「誰かに噂でもされているんですか」
「そんな事は無いと思うんだけどなあ」
試合開始したすぐにくしゃみをしていた。噂してそうなのあの二人しか思えない。てか、思いたくも無い。
試合開始して既に2分は経つ。両者が様子見しているのか、中々戦闘に移行しない。
「忘れてました。シールド展開しますね」
アリサが忘れてたかのように懐から『ON、OFF』のボタンとその上に『魔導シールド発生装置』と書いてあるラノベが貼られていた。
アリサはONのボタンを押した。
粒子状の粒が壁を作り出し、無色透明な色へとなる。無論触る事も可能だ。
僕の周りだけが展開し、僕の所だけ展開しなかった。
「待て、何故僕の所だけ展開しないの!あと何故か囲むかのように展開してるの!」
左右の通路にも展開されていた。前は展開されておらず、脱出も不可能。僕が座れるスペースでいうと三人分程の広さしかない。
壁に守られているアリサがお茶を飲みながら答えた。
「さあ、機械の故障じゃ無いですかね」
「そんなバカな」
いやはや、先日点検したばっかなんだけど。
恐る恐る下の方を覗いてみた。そこには見事にクナイが刺さっており、火花がビチビチと響いていた。
いやいや、何この人壊しちゃてるの!ダメでしょこれ。
「ねえ、ちょっと機械にアリサのクナイが刺さって……」
すると横からペイント弾が2発飛んできて、僕に命中する。勢いもあったのか少々吹っ飛ばされ、後ろへ飛ばされている最中に、
「ぎゃああああーーー」
※気絶しない程度の電力が流れています。良い子はしないでね
全身に電気が流れる。痛みが全身から伝わってくる。
「とりあえずワンヒットって所ですか」
「何かと酷い……」
全くもってひどい。アリサの所に飛んで来ても魔導シールドがあるお陰で、途中でバチッと音を立てて消失している。
その分目の前に魔導シールドが無い僕にとっては飛んでくる。このアリサが機械を壊してくれたお陰で僕にはペイント弾が飛んで来るんじゃあ。
「まさしく不幸の連鎖ですね」
壊した本人は何かと楽しんでるように見える。こいつ、僕をいじめて楽しんでるな。こっちはビリビリしてて痛いのに。
「うぅ……、変身……解除…」
その言葉を出さなくとも心で叫んでも解除出来る。あえて言葉として叫んで解除した。全身が光に包まれ、そして光の粒子が空へと散った時は変身は解除される。
「ふぅ、生き返る」
痛みなども一緒に解除される為、非常に便利だよなあ。しかも重ね掛けも出来るから非常にありがたい。
「そんな便利な能力なくなればいいのに」
「いやむしろあった方がこちらとして楽なんだけど」
そう、ここにいるメイドさんがいじめに対して、瞬時に回復するからだよ。
この狭さで横へ避けたとしてもいつかは当たるだろう。ならー、
「おや、そのまま座るんですね」
「逃げ場なしじゃ無理だよ」
逃げられないなら避ければいい。僕は一応スキルで魔力操作がある。それ以外にも周波感覚や加速などもある為、避ける事も可能だ。
無論弾く事も可能だが、それを行う武器が無い。一応あれば投げていただろう。
簡単に避ける方法を説明すると、まず周波感覚で一定の距離を飛んでいるペイント弾を察知する。察知したところでほんの10秒も無いのだけど、次に魔力操作、これは魔力の硬さを変えれる事が出来る。それで誘導も可能になっているから僕にとっては非常にやりやすい。
何発かは誘導または首を横に倒したりして避けた。色はまだ青だけのはず……あ。
そこには赤の色もあった。どう見ても両者が狙ってるようにしか見えなかった。いやいや二人揃って狙うのは反則でしょ。
「流石にそのように避けられては手出しが出来ませんね」
「安全圏内の人に言われたく無いんだけど」
これ全滅するまで続くんでしょ。あと何発撃ち込んでくるのか分かったもんじゃない。
「今頃お父は銃弾浴びてるだろうなあ」
先程有人機にお父のいる所にペイント弾を数発撃ち込むように命令した。多分向こうもしてると思うが、まああちらも承知の上でやっているんだろう。
その分向こうにはアリサもいるはずだがら、シールドを破壊していることだろう。
『西の方から数体攻めてきていますが、どうしますか?』
「霧で敵はこちらに気付いてない。多分逃げても大丈夫だろうとー」
そう、霧で敵もあまり確認出来てないはずだ。西には4機の有人機と無人機が配備してある。だけど、もし逃げた場合、白はそれを承知で裏を取っていたとなると、
「ーいや、迎撃だ。静かに移動しながら確実に囲み、殲滅せよ」
『了解』
白は何体向かわせてるかは分からんが、確認出来るなら、場所把握してる地形まで誘導して殲滅すればいい。
一機の有人機のカメラを見ると、そこに3機のユニットが映っていた。
偵察かもしくは誘導用の突撃隊って所か。
有人機の一機が背後から感覚を開けるかのように撃ち始めた。それを待っていたかのように前方に待機していた有人機も撃ち始める。
ユニットの肩に命中しながらも左右へとバラけた。どうやら別働隊の所への誘導する為だけの強襲だったようだ。
右に1機、左に2機に分かれた為、後ろの方から攻撃を仕掛けた有人機は合図を送った後に左へと追いかけ、前方から仕掛けた有人機は右へと追いかける。
「面白い展開って所かな。白はこれも想定していたと思うからどちらかをきりすてにかかるはずだ」
まあ、そんな簡単に予測出来る事をしてくるはずないか。
『相手は逃げずに迎撃に来てますよ!』
やばい。作戦がバレたのか、もしくは誘導しつつ仕留めに来たのか。
「サブの方も向かわせるから何とか持ちこたえてくれ」
なんか状況やばいって。私の作戦じゃ、3機で敵の誘導して背後から4機で囲んで仕留める予定がまさかの霧を利用して背後から強襲なんて、いろんな意味で想定外だわ。
サブも向かわせたとしても1機は行動不能にされるだろう。
「これは一本やられたかな。作戦Bだよ!全機後方に下がりつつ、マップを埋め合わせて」
次の一手を考えないと詰むかも。
流石に最初から読みやすい作戦とかを使ってきたとかは無いよな。これ明らかに焦ってる感はあったような気がするんだけど。
『1機を行動不能にしました』
『左に逃げた2機は逃しましたが、銃撃戦で左腕を不能にされました』
こちらも少しダメ食らったけど、相手1機を行動不能に出来ただけでもいいか。
「負傷した機体は後方と交代。東側に6機ほど集結し、障害物を駆使してバラけながら進軍。報告次第、後ろへ撤退」
そう言いつつ、自軍のマークを六つ触り移動地点のポイントに移動する指示を出した。それ以外でも後方に3機程待機させる為、近くにいた自軍機に指示を出した。
さて、白はどんな行動を取るかな。
【作者コメント】
読んでくださってありがとうございます。
今回は戦闘系を入れつつネタっぽいのを入れてみました。
楽しんで読んでくれるように私としては努力してるっと思っています。
あと2話ほど書くと思いますが、当初の目的は5話の予定でした。ネタとかを挟んでたら予想以上に楽しく書いてしまいました。
多分2話分じゃ終わらないと思いますが、たまにこのようにコメントを書いていくと思いますので、何か質問等があればこの場で返すと思います。
改めまして、読んでくださってありがとうございました。
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