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メインストーリー
21.生徒会の仕事8
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試合が終わった控え室にて、
「あとちょっとだったのにー」
来夏がそう愚痴っていた。さっきまで試合をしていた人とは思えない言動だ。
「まあまあ、それで楽しめていたならいいでしょ。あなたとあそこまでやれる相手がいるのは久しぶりじゃないかな」
隣では夢道がそう答えた。言い返すかのように来夏は質問した。
「そんな澄子は参加何していたの?」
「地雷を踏んじゃって自滅しちゃった」
控え室で女子二人が試合の事などを話していた。来夏がペットボトルの水を飲みながら一息を入れた後、立ち上がり背伸びをした。
そんな時、扉が開いた。
「あら、雪ちゃんお疲れ。シャワー浴びて少しはスッキリした?」
入ってきたのは雪だった。倒れて自動的に瞬時移動した後シャワールームに入ったままだったのだ。着ているのは制服では無く、短めの短パンにお腹回りが出ている半袖を着ていた。
白い髪をタオルで拭きながら雪が、
「なんと無くですが、スッキリしました」
そして続けるように言った。
「私もまだまだ修行が足りないと思いました。同じ髪、同じ特質、同じ実力、彼に負けないように最も強くならないといけないと感じました」
髪を拭き終わったのか、ロッカーの扉のロックを解き、そこから制服などを取り出し着替え始めた。
「雪ちゃん、今後彼に勝てる見込みはある?」
雪が着替えている時にそう質問をした。
「もし今後戦うなら互角でしょうね。先程の試合も互角でしたし、あそこで油断しなければ平行線に続いてたと思います」
雪は自身が敗北した試合は見直している。対策などをする為だ。
「私は先にバスで待機しておきます」
そう言ってから控え室から退場していった。
それを見ていた二人は互いに顔を見て、
「「あれは相当悔しかったかもね」」
同時に同じセリフを言った。
試合が終わった高等部編入生チームの控え室で零が端末を弄っていた。
「これでいいかな」
端末でやっていたのは、前の授業で出された課題だ。課題内容は『あなたがこの学園に来た目的』を400字の原稿を5枚書き上げる、いわば作文だ。
零はこの時間などにちょくちょくと書いていた。最低4枚書けていたら提出が可能なので、今更慌てて書いているのだ。
周りでは着替えていたり、会話をする声などが聞こえるが零だけが課題に追われていた。
ふとそんな時、端末にチャットのメッセージが飛んできた。
零は書いていた作文を置いときながら、そのチャットを見た。
『そろそろ着替え終わりましたか?』
チャットのメッセージを送ったのは葵だった。学園が支給される品の中には電子端末がある。今零が触っているものだが、この電子端末は学園の生徒手帳でもある。なのでフレンドとして登録していれば自由にチャットなどが出来る。
他にも学園の掲示板やグループチャットも可能だが、零はまだそこまで利用してない。
『着替え終わっているので直ちにそちらに行きます』
チャットでそう返した。荷物はあまり無かったので軽くまとめた後、部屋から退出した。
行きと同じく、バスの前には数多くの生徒達がいた。肝心のバスがまだ到着してない為だ。
控え室の前に待機していた葵と合流した後一緒に外に出たのだが、
「バスがまだとは聞いてない」
零はそんな愚痴をこぼしていた。
隣では葵が「まあまあ」という仕草をしながら零の肩を叩いていた。現在の時刻は11時半を回っていた。バスが到着するのは11時45分頃になると周りではそのような声が上がっていた。
零がその時間を潰す為に会場の方へと足を向き、
「飲み物買ってくる」
そう葵に言った後に会場の方に戻っていた。
「あ、私の分もお願い」
その後ろ姿を葵は見ながらそう告げた。零は手を上に上げ振った。
会場の中の入り口付近にある自販機売り場に零は足を踏み入れていた。自販機には数多くの物が売られていた。
零はお金を自販機に入れ、『コーラ』と『カフェオレ』の二つを買った。カフェオレは零が主に飲んでいる飲み物だ。朝もそれを飲んでいる。コーラは一般的に葵が好きな飲み物でチョイスしていた。
飲み物を取り出している時に、
「あら、あなたもですか」
ふと入り口付近から声が聞こえてきた。零はそちらに振り向くと、そこには美濃会長が立っていた。
「えぇ、喉が渇いたので買いに来ていました」
飲み物を取り出した後、悪霊退散するかのようにそこから出ようとする零に対して、
「少し話していかない?」
そう言われ入り口付近を陣取られ出られなくされた。
「話と言われましてももうあなたの能力で見られているでしょう」
「私は一応、話がしたいだけよ。結果なんて私が見えたものが正しいなんて言えないわ」
零はやれやれとした表情をしながら美濃会長を見ていた。そんな零に対して美濃会長は余裕のある表情をしていた。互いにこんな状況にあった態度とは分からない。
「今回の試合はなかなか面白かったって来夏が言っていたわ。彼女もあそこまでやりあえる人物はなかなかいないものだから」
彼女は喋りだした。話というのは先程の試合の事だろうと零も感じていた。
零も場を退場するのは諦め、美濃会長の話を聞こうとした。逃げ場である入り口付近に陣取られたら出ようとしても出れないからだ。
「私としてはあそこまで計算尽くしのトラップは久々に見たかな。まさかあそこまで計算しているとは思わなかったから」
「………」
黙々と零は美濃会長の話を聞いていた。そしてこうも思っていた。
(この人、自分の話を永遠に続ける人だ……)
そんな話が5分も続いた時、
「飲み物を買うだけで立ち話する程の時間があるとでも思っているの」
美濃会長の後ろの方から声が聞こえてきた。そんな声が聞こえた時、美濃会長は冷や汗をかきながら喋りを途中でやめた。
後ろにいたのは藤咲来夏だ。多分美濃会長も飲み物を買ってくると言って頼んでいたんだろう。
「まさか喋る相手を探していたなんてね……、さっさと買って戻るよ。もうバスが来てるんだから」
そう言いつつ来夏は美濃会長の首筋を掴み自販機の方へと向かった。そして零の方を向き、
「さっさと戻った方がいいよ。ここに狼が来るかもしれないから」
それだけを零に伝えた。何のことか分からなかった零は首を傾げていた。そして自身が飲み物を買っていた事を思い出し、走って戻った。
「遅いです。一体どれだけ待ったんですか。バスも来ちゃいましたし、さっさと乗りましょ」
外では葵が待っていた。
「ゴメン、生徒会長に捕まって長話聞かされてたんだって」
そう言いながらコーラを葵に渡した。
「あの方って長話する人なのですか……」
「そうみたいだった。ただ単に喋り相手が欲しかったかもね」
葵はコーラのキャップに手を当てて開けた。そして勢いよく泡が葵の顔面に直撃した。
「あ……」
零はポカーンと口を開いていた。先程零は慌てて戻ったためコーラを振っていたせいだ。
「ご、ゴメン!大丈夫?!」
零はタオルをポケットから取り出し、葵に渡した。既に葵は半泣き状態になりつついた。
「大丈夫……じゃ……ありません……」
零に渡されたタオルで顔を拭きながら葵は言った。そもそも零自身も悪気があったわけではない。それでも零は悪い事をしたと思っていた。
「何かお詫びするから」
零はそう言うのを待っていたかのように顔を拭いていたタオルを止め、零を見つめながらこう言った。
「なら……美味しい料理を食べたいです」
悪気のある零にとってはこれは断れない出来事だ。零はそれを承諾した。葵は目を少し輝きを出していたかのように見えたが、零は見間違いだろうと思っていた。
その後二人はバスに乗った。今日の疲れが出ていたのか寝ている生徒が多かった。零も葵も眠気には負けてバスの中で一時を過ごした。
「あとちょっとだったのにー」
来夏がそう愚痴っていた。さっきまで試合をしていた人とは思えない言動だ。
「まあまあ、それで楽しめていたならいいでしょ。あなたとあそこまでやれる相手がいるのは久しぶりじゃないかな」
隣では夢道がそう答えた。言い返すかのように来夏は質問した。
「そんな澄子は参加何していたの?」
「地雷を踏んじゃって自滅しちゃった」
控え室で女子二人が試合の事などを話していた。来夏がペットボトルの水を飲みながら一息を入れた後、立ち上がり背伸びをした。
そんな時、扉が開いた。
「あら、雪ちゃんお疲れ。シャワー浴びて少しはスッキリした?」
入ってきたのは雪だった。倒れて自動的に瞬時移動した後シャワールームに入ったままだったのだ。着ているのは制服では無く、短めの短パンにお腹回りが出ている半袖を着ていた。
白い髪をタオルで拭きながら雪が、
「なんと無くですが、スッキリしました」
そして続けるように言った。
「私もまだまだ修行が足りないと思いました。同じ髪、同じ特質、同じ実力、彼に負けないように最も強くならないといけないと感じました」
髪を拭き終わったのか、ロッカーの扉のロックを解き、そこから制服などを取り出し着替え始めた。
「雪ちゃん、今後彼に勝てる見込みはある?」
雪が着替えている時にそう質問をした。
「もし今後戦うなら互角でしょうね。先程の試合も互角でしたし、あそこで油断しなければ平行線に続いてたと思います」
雪は自身が敗北した試合は見直している。対策などをする為だ。
「私は先にバスで待機しておきます」
そう言ってから控え室から退場していった。
それを見ていた二人は互いに顔を見て、
「「あれは相当悔しかったかもね」」
同時に同じセリフを言った。
試合が終わった高等部編入生チームの控え室で零が端末を弄っていた。
「これでいいかな」
端末でやっていたのは、前の授業で出された課題だ。課題内容は『あなたがこの学園に来た目的』を400字の原稿を5枚書き上げる、いわば作文だ。
零はこの時間などにちょくちょくと書いていた。最低4枚書けていたら提出が可能なので、今更慌てて書いているのだ。
周りでは着替えていたり、会話をする声などが聞こえるが零だけが課題に追われていた。
ふとそんな時、端末にチャットのメッセージが飛んできた。
零は書いていた作文を置いときながら、そのチャットを見た。
『そろそろ着替え終わりましたか?』
チャットのメッセージを送ったのは葵だった。学園が支給される品の中には電子端末がある。今零が触っているものだが、この電子端末は学園の生徒手帳でもある。なのでフレンドとして登録していれば自由にチャットなどが出来る。
他にも学園の掲示板やグループチャットも可能だが、零はまだそこまで利用してない。
『着替え終わっているので直ちにそちらに行きます』
チャットでそう返した。荷物はあまり無かったので軽くまとめた後、部屋から退出した。
行きと同じく、バスの前には数多くの生徒達がいた。肝心のバスがまだ到着してない為だ。
控え室の前に待機していた葵と合流した後一緒に外に出たのだが、
「バスがまだとは聞いてない」
零はそんな愚痴をこぼしていた。
隣では葵が「まあまあ」という仕草をしながら零の肩を叩いていた。現在の時刻は11時半を回っていた。バスが到着するのは11時45分頃になると周りではそのような声が上がっていた。
零がその時間を潰す為に会場の方へと足を向き、
「飲み物買ってくる」
そう葵に言った後に会場の方に戻っていた。
「あ、私の分もお願い」
その後ろ姿を葵は見ながらそう告げた。零は手を上に上げ振った。
会場の中の入り口付近にある自販機売り場に零は足を踏み入れていた。自販機には数多くの物が売られていた。
零はお金を自販機に入れ、『コーラ』と『カフェオレ』の二つを買った。カフェオレは零が主に飲んでいる飲み物だ。朝もそれを飲んでいる。コーラは一般的に葵が好きな飲み物でチョイスしていた。
飲み物を取り出している時に、
「あら、あなたもですか」
ふと入り口付近から声が聞こえてきた。零はそちらに振り向くと、そこには美濃会長が立っていた。
「えぇ、喉が渇いたので買いに来ていました」
飲み物を取り出した後、悪霊退散するかのようにそこから出ようとする零に対して、
「少し話していかない?」
そう言われ入り口付近を陣取られ出られなくされた。
「話と言われましてももうあなたの能力で見られているでしょう」
「私は一応、話がしたいだけよ。結果なんて私が見えたものが正しいなんて言えないわ」
零はやれやれとした表情をしながら美濃会長を見ていた。そんな零に対して美濃会長は余裕のある表情をしていた。互いにこんな状況にあった態度とは分からない。
「今回の試合はなかなか面白かったって来夏が言っていたわ。彼女もあそこまでやりあえる人物はなかなかいないものだから」
彼女は喋りだした。話というのは先程の試合の事だろうと零も感じていた。
零も場を退場するのは諦め、美濃会長の話を聞こうとした。逃げ場である入り口付近に陣取られたら出ようとしても出れないからだ。
「私としてはあそこまで計算尽くしのトラップは久々に見たかな。まさかあそこまで計算しているとは思わなかったから」
「………」
黙々と零は美濃会長の話を聞いていた。そしてこうも思っていた。
(この人、自分の話を永遠に続ける人だ……)
そんな話が5分も続いた時、
「飲み物を買うだけで立ち話する程の時間があるとでも思っているの」
美濃会長の後ろの方から声が聞こえてきた。そんな声が聞こえた時、美濃会長は冷や汗をかきながら喋りを途中でやめた。
後ろにいたのは藤咲来夏だ。多分美濃会長も飲み物を買ってくると言って頼んでいたんだろう。
「まさか喋る相手を探していたなんてね……、さっさと買って戻るよ。もうバスが来てるんだから」
そう言いつつ来夏は美濃会長の首筋を掴み自販機の方へと向かった。そして零の方を向き、
「さっさと戻った方がいいよ。ここに狼が来るかもしれないから」
それだけを零に伝えた。何のことか分からなかった零は首を傾げていた。そして自身が飲み物を買っていた事を思い出し、走って戻った。
「遅いです。一体どれだけ待ったんですか。バスも来ちゃいましたし、さっさと乗りましょ」
外では葵が待っていた。
「ゴメン、生徒会長に捕まって長話聞かされてたんだって」
そう言いながらコーラを葵に渡した。
「あの方って長話する人なのですか……」
「そうみたいだった。ただ単に喋り相手が欲しかったかもね」
葵はコーラのキャップに手を当てて開けた。そして勢いよく泡が葵の顔面に直撃した。
「あ……」
零はポカーンと口を開いていた。先程零は慌てて戻ったためコーラを振っていたせいだ。
「ご、ゴメン!大丈夫?!」
零はタオルをポケットから取り出し、葵に渡した。既に葵は半泣き状態になりつついた。
「大丈夫……じゃ……ありません……」
零に渡されたタオルで顔を拭きながら葵は言った。そもそも零自身も悪気があったわけではない。それでも零は悪い事をしたと思っていた。
「何かお詫びするから」
零はそう言うのを待っていたかのように顔を拭いていたタオルを止め、零を見つめながらこう言った。
「なら……美味しい料理を食べたいです」
悪気のある零にとってはこれは断れない出来事だ。零はそれを承諾した。葵は目を少し輝きを出していたかのように見えたが、零は見間違いだろうと思っていた。
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