植物使いの創造種(旧題名:異世界で植物使いになりました!?)

黒狐

文字の大きさ
7 / 7
異世界への転移者

考え事

しおりを挟む
スパスパッ!と音が聞こえそうな切れ味の雑草ナイフでウルフ肉をレナ用サイズと俺用サイズに切っている…両肩に鳥と妖精を乗せて…

「だぁぁぁっ!邪魔だ!主にレナ!どけい!」

「なんでよ!それならそっちの鳥にも言いなさいよ!」

首を掴んでひっぱるが中々剥がれないこのアホ妖精どうしてくれようか…

「こいつは左肩にいるから大丈夫だけどお前は右肩だろ、切りにくいんだよ。だから降りろ!」

「ピィピィ!」

こいつもそうだそうだ!と言うかのように鳴く。ちょっと耳元で鳴くのやめてくれませんかね?耳に響くんですよ。

「このとりぃ!」

レナが俺の方から剥がれて鳥へ飛びかかるがさっと避けられ逆につつかれた。

「伶斗ぉ~!助けてぇ~」

レナが涙目で俺に助けを求めてくる。それを見て俺は笑いながら

「自業自得だ馬鹿」

と言った。なんかレナがさらにつつかれて悲鳴をあげていたが無視する。

「肩が軽くなったしさっさと作るか」

肉を切り分けた後、新たに椎茸と玉ねぎを創り出し大雑把に切った後松の木の枝を取り、適当にぶっ刺した。

「味付けは塩もソースも無いから無しでいいか…」

そして、食材の準備が完了したので松の木から取って纏めておいた枝に炎実花の実を入れて枝で軽く叩き潰した。すると、実は破裂し中からは本当に炎が出てきて周りの枝へ燃え移っていき、あっという間に焚き火が出来た。

「これは凄いな…って焼いてかないと」

焚き火が消えない様に周りを石で囲い、そこにウルフと野菜を刺した串固定して焼き上げて行く。すると美味しそうな匂いが煙と共に空へと登って行き、ふと空を見上げると現代ではまず見れない様な美しい星々が浮かんでいた。俺はそれを見て凄いと思うと同時に今日の事を振り返ってこう思った。

”夢では無いと”

この世界では転移した瞬間に安全な場所にいるなんて事はありはしない。召喚されて勇者扱いで優遇されて人気者なんてただの幻想、いや、ご都合主義にまみれた物語だろう。この世界ではどんなチートがあろうが死ぬ時は死ぬ。たとえ主人公だろうが死という恐怖と絶望の現実には勝てやしない。ならばどうすればいいか?答えは簡単。強くなれば良い、チートなど眼中にない様な圧倒的強者に。そのためには…

「…」

ジュワージュワー

「はっ!?」

つい考え事に没頭していたらいつの間にかこんがりと焼けていたのでささっと取り、葉っぱの皿に乗せる。考え事に没頭するのも悪い癖だな…

「とっ…これで完成かな」

先程までの思考を何処かへやり、レナ達を呼ぶ。

「おーい、飯出来たぞ~」

「ピィピ!」

鳥は満足した様な雰囲気で倒れてるレナを放置して戻って来た。

「鳥怖い鳥怖い…」

「正気に戻れ」

なんか凄い鳥怖いを連呼してたので軽くデコピンをして正気に戻す。

「はっ!一体何を?」

「飯出来たからさっさと来い」

「はーい…ってなんであの時助けなかったのよ!」

「お前がめんどくさかったから。それよりもさっさと飯食うぞ」

「くそったれぇぇぇぇぇ!」

やっぱうるさいし放置しとこうかな?ちなみにその後は特に何も起こらず、俺は次の日を迎えた。



"遅くてすみません。テストやらなんやらで書く暇が無くて放置してました。まあ、気が向いたらまた続きだします。
しおりを挟む
感想 0

この作品の感想を投稿する

あなたにおすすめの小説

没落貴族は最果ての港で夢を見る〜政敵の公爵令嬢と手を組み、忘れられた航路を拓いて帝国の海を制覇する〜

namisan
ファンタジー
日本の海運会社に勤めていた男は、事故死し、異世界の没落貴族の三男ミナト・アークライトとして転生した。 かつては王国の海運業を牛耳ったアークライト家も、今や政争に敗れた見る影もない存在。ミナト自身も、厄介払い同然に、寂れた港町「アルトマール」へ名ばかりの代官として追いやられていた。 無気力な日々を過ごしていたある日、前世の海運知識と経験が完全に覚醒する。ミナトは気づいた。魔物が蔓延り、誰もが見捨てたこの港こそ、アークライト家再興の礎となる「宝の山」であると。 前世の知識と、この世界で得た風を読む魔法「風詠み」を武器に、家の再興を決意したミナト。しかし、その矢先、彼の前に最大の障害が現れる。 アークライト家を没落させた政敵、ルクスブルク公爵家の令嬢セラフィーナ。彼女は王命を受け、価値の失われた港を閉鎖するため、監察官としてアルトマールに乗り込んできたのだ。 「このような非効率な施設は、速やかに閉鎖すべきですわ」 家の再興を賭けて港を再生させたい没落貴族と、王国の未来のために港を閉鎖したいエリート令嬢。 立場も思想も水と油の二人が、互いの野望のために手を組むとき、帝国の経済、そして世界の物流は、歴史的な転換点を迎えることになる。 これは、一人の男が知識と魔法で巨大な船団を組織し、帝国の海を制覇するまでの物語。

俺が死んでから始まる物語

石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていたポーター(荷物運び)のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもないことは自分でも解っていた。 だが、それでもセレスはパーティに残りたかったので土下座までしてリヒトに情けなくもしがみついた。 余りにしつこいセレスに頭に来たリヒトはつい剣の柄でセレスを殴った…そして、セレスは亡くなった。 そこからこの話は始まる。 セレスには誰にも言った事が無い『秘密』があり、その秘密のせいで、死ぬことは怖く無かった…死から始まるファンタジー此処に開幕

タダ働きなので待遇改善を求めて抗議したら、精霊達から『破壊神』と怖れられています。

渡里あずま
ファンタジー
出来損ないの聖女・アガタ。 しかし、精霊の加護を持つ新たな聖女が現れて、王子から婚約破棄された時――彼女は、前世(現代)の記憶を取り戻した。 「それなら、今までの報酬を払って貰えますか?」 ※※※ 虐げられていた子が、モフモフしながらやりたいことを探す旅に出る話です。 ※重複投稿作品※ 表紙の使用画像は、AdobeStockのものです。

魔王を倒した手柄を横取りされたけど、俺を処刑するのは無理じゃないかな

七辻ゆゆ
ファンタジー
「では罪人よ。おまえはあくまで自分が勇者であり、魔王を倒したと言うのだな?」 「そうそう」  茶番にも飽きてきた。処刑できるというのなら、ぜひやってみてほしい。  無理だと思うけど。

魔王を倒した勇者を迫害した人間様方の末路はなかなか悲惨なようです。

カモミール
ファンタジー
勇者ロキは長い冒険の末魔王を討伐する。 だが、人間の王エスカダルはそんな英雄であるロキをなぜか認めず、 ロキに身の覚えのない罪をなすりつけて投獄してしまう。 国民たちもその罪を信じ勇者を迫害した。 そして、処刑場される間際、勇者は驚きの発言をするのだった。

悪役令息、前世の記憶により悪評が嵩んで死ぬことを悟り教会に出家しに行った結果、最強の聖騎士になり伝説になる

竜頭蛇
ファンタジー
ある日、前世の記憶を思い出したシド・カマッセイはこの世界がギャルゲー「ヒロイックキングダム」の世界であり、自分がギャルゲの悪役令息であると理解する。 評判が悪すぎて破滅する運命にあるが父親が毒親でシドの悪評を広げたり、関係を作ったものには危害を加えるので現状では何をやっても悪評に繋がるを悟り、家との関係を断って出家をすることを決意する。 身を寄せた教会で働くうちに評判が上がりすぎて、聖女や信者から崇められたり、女神から一目置かれ、やがて最強の聖騎士となり、伝説となる物語。

没落ルートの悪役貴族に転生した俺が【鑑定】と【人心掌握】のWスキルで順風満帆な勝ち組ハーレムルートを歩むまで

六志麻あさ
ファンタジー
才能Sランクの逸材たちよ、俺のもとに集え――。 乙女ゲーム『花乙女の誓約』の悪役令息ディオンに転生した俺。 ゲーム内では必ず没落する運命のディオンだが、俺はゲーム知識に加え二つのスキル【鑑定】と【人心掌握】を駆使して領地改革に乗り出す。 有能な人材を発掘・登用し、ヒロインたちとの絆を深めてハーレムを築きつつ領主としても有能ムーブを連発して、領地をみるみる発展させていく。 前世ではロクな思い出がない俺だけど、これからは全てが報われる勝ち組人生が待っている――。

異世界に召喚されて2日目です。クズは要らないと追放され、激レアユニークスキルで危機回避したはずが、トラブル続きで泣きそうです。

もにゃむ
ファンタジー
父親に教師になる人生を強要され、父親が死ぬまで自分の望む人生を歩むことはできないと、人生を諦め淡々とした日々を送る清泉だったが、夏休みの補習中、突然4人の生徒と共に光に包まれ異世界に召喚されてしまう。 異世界召喚という非現実的な状況に、教師1年目の清泉が状況把握に努めていると、ステータスを確認したい召喚者と1人の生徒の間にトラブル発生。 ステータスではなく職業だけを鑑定することで落ち着くも、清泉と女子生徒の1人は職業がクズだから要らないと、王都追放を言い渡されてしまう。 残留組の2人の生徒にはクズな職業だと蔑みの目を向けられ、 同時に追放を言い渡された女子生徒は問題行動が多すぎて退学させるための監視対象で、 追加で追放を言い渡された男子生徒は言動に違和感ありまくりで、 清泉は1人で自由に生きるために、問題児たちからさっさと離れたいと思うのだが……

処理中です...