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本編
5.冒険者ギルドでカード作り
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しばらく歩くと噴水広場が見えてきた。あたりを見渡すと周りの建物より少し大きな建造物が目に入る。その建物から武器を背負った男達が出てくるのが見えた。あの建物がギルドで間違いないようだ。
(それじゃぁ早く登録してギルドカード貰って武器を買いに戻るかぁ…)
そう考えながらギルドの扉を開け中に入ると、中はとても賑やかだった。酒を飲んでいる人もいれば何かの掲示板の前で相談している人達などがいた。
(結構賑やかね…さて、まずは登録できる所探さないとね。)
ギルド内を見渡すと、受付らしき場所を見つけた。あそこで登録すればいいのかな?そのまま受付まで歩き声をかける。
「すいません。」
「あ、いらっしゃいませ。ご用件はなんでしょうか?」
「ギルドカードを作りたくて。今大丈夫ですか?」
「初めての方ですね。少々お待ちください。」
そう言いながら受付の女性は奥の方に入っていった。受付から掲示板に貼られている依頼書などを見ると探し物や魔物の素材集め、討伐依頼などがあることが分かった。
(魔物の討伐とか素材集めなら分かるけど探し物とかも依頼として扱ってくれるのね。まぁ大体駆け出しの人とかがやるようかな…)
こんなことを考えてると先程奥に歩いていった女性が紙とペンを持って戻ってきた。
「お待たせしました。こちらの紙に名前や年齢、種族のご記入お願いしますね。」
「ありがとうね。それじゃぁ早めに書いちゃうわね。」
そう言い紙にペンを走らせる。ササッと書いて受付の女性に紙とペンを渡す。
「ありがとうございます。お名前はルチア・バレットさんですね。それではルチアさんのカードを発行してくるのでまた少々お待ち下さい。」
そしてまた奥の方に入っていった。
(さて、これでカードが貰えるのかな。もう少し時間がかかると思ったけどそんなこと無かったわね。)
そう思った時に後ろから声をかけられた。
「なんだ嬢ちゃん、ギルドに依頼か?それともギルドに登録にでも来たのか?」
振り向いて声の主を確認すると、身長約182cmで年齢が42~44歳ぐらいの男が話しかけてきた。取り敢えず返答ぐらいはしておこうかな。
「私はギルドに登録しに来たわ。今カードの発行を待ってるところよ。武器が欲しいけどギルドカードがなければ販売してくれないって言われたからね。」
「そうかそうか、それでギルドに登録か。確かに武器を買うのにギルドカードは必要だな。ガハハハ!」
そう言いながら大声で笑う男。結構うるさい。
(このタイプの人は少し苦手だわ。しかし…この男の着ている防具はかなり使い込まれてるわね。かなりの修羅場をくぐり抜けてきた感じかな。)
「おぉすまんすまん、うるさかったか。そういえば名乗るのを忘れておったわ。俺の名前はガルド!ガルド・ガゼルって名前だ!嬢ちゃんの名前はなんて言うんだ?」
「ガルドね。私の名前はルチア・バレットよ。よろしくね。」
「ルチアちゃんね…いい名前じゃないか。おっと、そろそろ時間か…行かんとな。また今度どこかで会ったら話そうじゃないか。じゃあな!」
そう言ってガルドは2階に上がっていった。
(ガルドか…話をする限り悪くは無いけど煩いのがなぁ…まぁ我慢することにしますか。)
「ルチアさんお待たせしましたー。カードの発行が終わりました。こちらがルチアさんのカードになります。ランクはFからとなっています。」
お、やっと私のカードが出来たみたいね。えっと色は銀色かぁ…ドッグタグを思い出すわね。
「最後にギルドの説明やギルドカードの説明をさせてもらいます。ギルドには階級を示すランクがあり、ランクは一番上からSランク、Aランク、Bランク、Cランク、Dランク、Eランク、Fランクとなっており、一番下がFランクとなります。あちらにある依頼掲示板では、それぞれ自分のランクにあった依頼を受注することが出来ますが、一つ上のランクも受注することが出来ます。依頼をこなしていけばランクの昇格試験が受けれるようになり、試験に合格したら次のランクへと昇格します。次に依頼に関してですが、失敗しても依頼に書いてある期間ならば何度でも挑戦することが出来ますが期間を超えても達成出来なかった場合は違約金が発生しますが、依頼のランクが高くなればなるほど違約金の金額も高くなります。」
(なるほど、今の私はFランクだから依頼を沢山こなして昇格試験を受けないといけないわね。)
「次にギルドカードの説明です。ギルドカードには身分証の役割があります。武器や防具を買う時にはギルドカードの提示が義務付けられており、提出しなければ身分証がないということで武器や防具を買うことができません。もしカードをなくしてしまった場合には、ギルドに連絡をして再発行をしてもらいましょう。再発行には銀貨十枚必要となるのでお気をつけください。以上で説明の方は終わりです。なにかご質問はありますか?」
「いえ、今の所はないわよ。説明ありがとね。無くさないように気をつけるわね。」
「分かりました。では今回初期登録ということで銀貨一枚のお支払いをお願いします。」
そう言われたので私は銀貨を一枚払った。
「ありがとうございます。これにて手続きは完了しました。また何か分からないことがあれば受付まで来てくださいね。」
「分かったわ。それじゃあね。」
そう言って私はギルドを出た。やっとあのナイフを買いに行けると思うと少しだけ気分があがった。ナイフを買った後は特典でもらったあの魔法を試してみますか。
(それじゃぁ早く登録してギルドカード貰って武器を買いに戻るかぁ…)
そう考えながらギルドの扉を開け中に入ると、中はとても賑やかだった。酒を飲んでいる人もいれば何かの掲示板の前で相談している人達などがいた。
(結構賑やかね…さて、まずは登録できる所探さないとね。)
ギルド内を見渡すと、受付らしき場所を見つけた。あそこで登録すればいいのかな?そのまま受付まで歩き声をかける。
「すいません。」
「あ、いらっしゃいませ。ご用件はなんでしょうか?」
「ギルドカードを作りたくて。今大丈夫ですか?」
「初めての方ですね。少々お待ちください。」
そう言いながら受付の女性は奥の方に入っていった。受付から掲示板に貼られている依頼書などを見ると探し物や魔物の素材集め、討伐依頼などがあることが分かった。
(魔物の討伐とか素材集めなら分かるけど探し物とかも依頼として扱ってくれるのね。まぁ大体駆け出しの人とかがやるようかな…)
こんなことを考えてると先程奥に歩いていった女性が紙とペンを持って戻ってきた。
「お待たせしました。こちらの紙に名前や年齢、種族のご記入お願いしますね。」
「ありがとうね。それじゃぁ早めに書いちゃうわね。」
そう言い紙にペンを走らせる。ササッと書いて受付の女性に紙とペンを渡す。
「ありがとうございます。お名前はルチア・バレットさんですね。それではルチアさんのカードを発行してくるのでまた少々お待ち下さい。」
そしてまた奥の方に入っていった。
(さて、これでカードが貰えるのかな。もう少し時間がかかると思ったけどそんなこと無かったわね。)
そう思った時に後ろから声をかけられた。
「なんだ嬢ちゃん、ギルドに依頼か?それともギルドに登録にでも来たのか?」
振り向いて声の主を確認すると、身長約182cmで年齢が42~44歳ぐらいの男が話しかけてきた。取り敢えず返答ぐらいはしておこうかな。
「私はギルドに登録しに来たわ。今カードの発行を待ってるところよ。武器が欲しいけどギルドカードがなければ販売してくれないって言われたからね。」
「そうかそうか、それでギルドに登録か。確かに武器を買うのにギルドカードは必要だな。ガハハハ!」
そう言いながら大声で笑う男。結構うるさい。
(このタイプの人は少し苦手だわ。しかし…この男の着ている防具はかなり使い込まれてるわね。かなりの修羅場をくぐり抜けてきた感じかな。)
「おぉすまんすまん、うるさかったか。そういえば名乗るのを忘れておったわ。俺の名前はガルド!ガルド・ガゼルって名前だ!嬢ちゃんの名前はなんて言うんだ?」
「ガルドね。私の名前はルチア・バレットよ。よろしくね。」
「ルチアちゃんね…いい名前じゃないか。おっと、そろそろ時間か…行かんとな。また今度どこかで会ったら話そうじゃないか。じゃあな!」
そう言ってガルドは2階に上がっていった。
(ガルドか…話をする限り悪くは無いけど煩いのがなぁ…まぁ我慢することにしますか。)
「ルチアさんお待たせしましたー。カードの発行が終わりました。こちらがルチアさんのカードになります。ランクはFからとなっています。」
お、やっと私のカードが出来たみたいね。えっと色は銀色かぁ…ドッグタグを思い出すわね。
「最後にギルドの説明やギルドカードの説明をさせてもらいます。ギルドには階級を示すランクがあり、ランクは一番上からSランク、Aランク、Bランク、Cランク、Dランク、Eランク、Fランクとなっており、一番下がFランクとなります。あちらにある依頼掲示板では、それぞれ自分のランクにあった依頼を受注することが出来ますが、一つ上のランクも受注することが出来ます。依頼をこなしていけばランクの昇格試験が受けれるようになり、試験に合格したら次のランクへと昇格します。次に依頼に関してですが、失敗しても依頼に書いてある期間ならば何度でも挑戦することが出来ますが期間を超えても達成出来なかった場合は違約金が発生しますが、依頼のランクが高くなればなるほど違約金の金額も高くなります。」
(なるほど、今の私はFランクだから依頼を沢山こなして昇格試験を受けないといけないわね。)
「次にギルドカードの説明です。ギルドカードには身分証の役割があります。武器や防具を買う時にはギルドカードの提示が義務付けられており、提出しなければ身分証がないということで武器や防具を買うことができません。もしカードをなくしてしまった場合には、ギルドに連絡をして再発行をしてもらいましょう。再発行には銀貨十枚必要となるのでお気をつけください。以上で説明の方は終わりです。なにかご質問はありますか?」
「いえ、今の所はないわよ。説明ありがとね。無くさないように気をつけるわね。」
「分かりました。では今回初期登録ということで銀貨一枚のお支払いをお願いします。」
そう言われたので私は銀貨を一枚払った。
「ありがとうございます。これにて手続きは完了しました。また何か分からないことがあれば受付まで来てくださいね。」
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