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本編
8.初の仕事へ
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日が登りかけたころ、ルチアの目が覚めた。
「ん…あれ?見慣れない天井…そう言えば異世界に来たんだっけ。」
そうだ。私はアホでマヌケな神様のミスで異世界に来たんだった。まぁいいか。今はこの世界で生きて行くしかないんだから。
「んー…さて、とりあえず起きて着替えながら考えますかぁ。」
ベットから降りて着替えをしようとしたがふと思い出した。
「あ…着替え持ってない…どうしようかなぁ。流石に同じ服は着たくないし…ないなら魔法で作るしかないかな。よし作ろう。」
そう言いながら製造魔法を発動。自分がいつも着ている服をイメージする。そして手に同じ服装があるのを確認して着替える。
(しっかし…この魔法やっぱり便利ね。命のあるもの以外作れるから助かるわ。)
そう考え事をしながら着替えを終えてこの後どうするか考えることにした。
「んー何しようかしら。お店とかも今の時間は開いてなさそうだから…とりあえず昨日作った武器の点検でもしましょうか。」
側においてあるウエストポーチ型のアイテムボックスから昨日製造した武器を取り出し一つ一つバラしてパーツごとに点検を始めた。おかしな所はないかと探していたがどこもないようだ。点検を終えて銃を組み立てていく。点検と組み立てが終わるころ、腕時計を見たら日が6時半過ぎになっていた。
「丁度いい時間になったわね。そろそろ出かけましょうか。確か1階に食堂のようなところもあったわよね…そこで朝ごはんにしますか。」
点検を終えた武器をアイテムボックスに入れてククリナイフを腰の後ろに付けてデザートイーグルを左右の太股に付けたホルスターに入れて部屋の外に出て鍵をかけて1階に向かう。すると階段下からいい匂いがしてくる。
1階に降りると朝食を食べている人が何組か居た。楽しそうな談笑も聞こえてくる。すると昨日は見なかった別のうさ耳の獣人がこちらに気づいて声をかけてきた。
「あら、おはようございます。朝食を食べに来ましたか?」
「えぇ、これから出掛けるからここで朝食を食べていくわ。何かおすすめはあるのかしら?」
「そうですね、おすすめの料理はボアのシチューとサンドイッチのセットね。」
「分かったわ。そのボアのシチューとサンドイッチのセットを一つお願いね。」
「かしこまりました。ではあちらの席に座ってお待ちくださいね。あなたー!ボアのシチューとサンドイッチを一つお願いね!」
すると厨房の方から「おう、分かったぞー!」と声がした。さて、席に座って待ちますか。
待つこと5分ぐらいで料理が出てきた。いい匂いがする。さて、早速食べますか。
「……なにこれ美味しい……」
この感想に尽きる。シチューは肉や野菜が絶妙な柔らかさで噛めばすぐに具材がなくなる。シチュー自体も癖もなくずっと食べていられるかもしれない。サンドイッチはまずパンがうまい。モチモチのふわふわだ。サンドイッチの具材はシンプルに野菜と多分これはボアのハムかな?で作られているがこちらも非常にうまい。こんな美味しいご飯に出会えてしまったらもう昔食べてたベースキャンプのご飯には戻れないわね…もう戻れないけど。
「ふぅ、美味しかったわ。」
すると先程注文を聞いてきたうさ耳獣人が歩いてきた。
「お口にあって何よりです。またご利用くださいね。」
そう言ってうさ耳獣人は他のテーブルへ歩いていった。いい獣人ねー。部隊のアホ共に見習わせたいわよ全く。
「さて、朝食も食べたことだしギルドに行きますか。初めての冒険だしワクワクするわね。」
お金を払って宿屋を出る。そしてその足でギルドまで歩いていく。
少し歩くと冒険者ギルドに着いた。朝早いのだろうかギルドの中は昨日に比べてとても静かだった。昨日は至る所に冒険者はいたのだが今は10人も居ない。受付に行くと昨日登録を担当してくれた女性がいたのでその女性に声をかける。
「すみません。昨日登録したルチアですけど。討伐系のクエストがやりたいんですけどなにかありますか?」
「あら、昨日登録されたルチアさんですね。少し待っててくださいね。えっと…確かここら辺に簡単な討伐依頼が…あ、ありましたありました。こちらの依頼書になります。」
そうして受付の女性から依頼書を見せてもらった。なになに…ゴブリン5体の討伐ね。この人間を小さくして変な感じにしたのを倒せばいいのね。最初の仕事にはピッタリね。
「分かったわ、これにするわ。討伐の証明ってどうすればいいのかしら?」
「それでしたらゴブリンの耳か手首をお願いします。それを出していただければ依頼が完了となります。」
「説明ありがとうね。それじゃぁ行ってくるわ。」
「大きなケガをなさらないよう注意してくださいね。行ってらっしゃいませ。」
ギルドを出て依頼書に明記されていた「ウルズの森」という所に来た。ドラグ王国から歩いて約10分程離れた場所にある巨大な森だ。ここには様々な魔物や生物が暮らしているらしい(門番に教えて貰った。)
「さて、目的地についたからゴブリンとやらを探して倒しましょうかね。」
そうして森の中へと入っていくと遠くの方から気配がした。気配察知のスキルかな?これは便利だわ。そして気配のした方向へ自分の気配を消しながら茂みに入り近づくとそこには
「グゲゲ…」
と鳴く全身緑色の小さな人間のようなものが7体集まっているのを見つけた。これが依頼書に書いてあったゴブリンね。しかし実際に見ると気持ち悪いわね。身体のあちこちにぶつぶつや小さなコブみたいなのが沢山あるし…こんな気持ち悪いのが沢山いるのね…依頼書には5匹と明記されていたけどたくさん倒す分には問題ないわよね?
「さて…依頼を達成するために倒しますか…」
ゴブリンを倒すために右ホルスターからデザートイーグルを取り出しゴブリンに向け照準を合わせる。そしてセーフティを解除して引き金に力を込めて発砲する。
「ドンッ!」
と重い音を出して銃口から発射された弾丸はゴブリンの頭に命中した。命中した瞬間ゴブリンの頭が弾け飛んだ。そうスイカのように弾け飛んだ。そして周りにゴブリンの頭だった肉片が散らばった。周りのゴブリンは何が起こったか分からない様子で辺りを見ながら威嚇をしている。今のうちに全部倒すために再度狙いを定めて撃ち続ける。そして数分後にゴブリンの死体が7つ出来上がった。
「ふぅ、終わったわね。確かゴブリンの討伐証明は手首か耳だったかしら…耳は…全部吹き飛んでしまったし手首にしますか。」
そしてククリナイフを取り出しゴブリンの手首を切り取り、アイテムボックスの中に収納する。集めている最中一体だけ色が違うゴブリンが紛れていたが気にせず手首を切り取って収納した。
「あとはギルドに報告して見せれば依頼は達成ね。さて、帰りましょうか。」
そうして私は森から帰ることにした。
「ん…あれ?見慣れない天井…そう言えば異世界に来たんだっけ。」
そうだ。私はアホでマヌケな神様のミスで異世界に来たんだった。まぁいいか。今はこの世界で生きて行くしかないんだから。
「んー…さて、とりあえず起きて着替えながら考えますかぁ。」
ベットから降りて着替えをしようとしたがふと思い出した。
「あ…着替え持ってない…どうしようかなぁ。流石に同じ服は着たくないし…ないなら魔法で作るしかないかな。よし作ろう。」
そう言いながら製造魔法を発動。自分がいつも着ている服をイメージする。そして手に同じ服装があるのを確認して着替える。
(しっかし…この魔法やっぱり便利ね。命のあるもの以外作れるから助かるわ。)
そう考え事をしながら着替えを終えてこの後どうするか考えることにした。
「んー何しようかしら。お店とかも今の時間は開いてなさそうだから…とりあえず昨日作った武器の点検でもしましょうか。」
側においてあるウエストポーチ型のアイテムボックスから昨日製造した武器を取り出し一つ一つバラしてパーツごとに点検を始めた。おかしな所はないかと探していたがどこもないようだ。点検を終えて銃を組み立てていく。点検と組み立てが終わるころ、腕時計を見たら日が6時半過ぎになっていた。
「丁度いい時間になったわね。そろそろ出かけましょうか。確か1階に食堂のようなところもあったわよね…そこで朝ごはんにしますか。」
点検を終えた武器をアイテムボックスに入れてククリナイフを腰の後ろに付けてデザートイーグルを左右の太股に付けたホルスターに入れて部屋の外に出て鍵をかけて1階に向かう。すると階段下からいい匂いがしてくる。
1階に降りると朝食を食べている人が何組か居た。楽しそうな談笑も聞こえてくる。すると昨日は見なかった別のうさ耳の獣人がこちらに気づいて声をかけてきた。
「あら、おはようございます。朝食を食べに来ましたか?」
「えぇ、これから出掛けるからここで朝食を食べていくわ。何かおすすめはあるのかしら?」
「そうですね、おすすめの料理はボアのシチューとサンドイッチのセットね。」
「分かったわ。そのボアのシチューとサンドイッチのセットを一つお願いね。」
「かしこまりました。ではあちらの席に座ってお待ちくださいね。あなたー!ボアのシチューとサンドイッチを一つお願いね!」
すると厨房の方から「おう、分かったぞー!」と声がした。さて、席に座って待ちますか。
待つこと5分ぐらいで料理が出てきた。いい匂いがする。さて、早速食べますか。
「……なにこれ美味しい……」
この感想に尽きる。シチューは肉や野菜が絶妙な柔らかさで噛めばすぐに具材がなくなる。シチュー自体も癖もなくずっと食べていられるかもしれない。サンドイッチはまずパンがうまい。モチモチのふわふわだ。サンドイッチの具材はシンプルに野菜と多分これはボアのハムかな?で作られているがこちらも非常にうまい。こんな美味しいご飯に出会えてしまったらもう昔食べてたベースキャンプのご飯には戻れないわね…もう戻れないけど。
「ふぅ、美味しかったわ。」
すると先程注文を聞いてきたうさ耳獣人が歩いてきた。
「お口にあって何よりです。またご利用くださいね。」
そう言ってうさ耳獣人は他のテーブルへ歩いていった。いい獣人ねー。部隊のアホ共に見習わせたいわよ全く。
「さて、朝食も食べたことだしギルドに行きますか。初めての冒険だしワクワクするわね。」
お金を払って宿屋を出る。そしてその足でギルドまで歩いていく。
少し歩くと冒険者ギルドに着いた。朝早いのだろうかギルドの中は昨日に比べてとても静かだった。昨日は至る所に冒険者はいたのだが今は10人も居ない。受付に行くと昨日登録を担当してくれた女性がいたのでその女性に声をかける。
「すみません。昨日登録したルチアですけど。討伐系のクエストがやりたいんですけどなにかありますか?」
「あら、昨日登録されたルチアさんですね。少し待っててくださいね。えっと…確かここら辺に簡単な討伐依頼が…あ、ありましたありました。こちらの依頼書になります。」
そうして受付の女性から依頼書を見せてもらった。なになに…ゴブリン5体の討伐ね。この人間を小さくして変な感じにしたのを倒せばいいのね。最初の仕事にはピッタリね。
「分かったわ、これにするわ。討伐の証明ってどうすればいいのかしら?」
「それでしたらゴブリンの耳か手首をお願いします。それを出していただければ依頼が完了となります。」
「説明ありがとうね。それじゃぁ行ってくるわ。」
「大きなケガをなさらないよう注意してくださいね。行ってらっしゃいませ。」
ギルドを出て依頼書に明記されていた「ウルズの森」という所に来た。ドラグ王国から歩いて約10分程離れた場所にある巨大な森だ。ここには様々な魔物や生物が暮らしているらしい(門番に教えて貰った。)
「さて、目的地についたからゴブリンとやらを探して倒しましょうかね。」
そうして森の中へと入っていくと遠くの方から気配がした。気配察知のスキルかな?これは便利だわ。そして気配のした方向へ自分の気配を消しながら茂みに入り近づくとそこには
「グゲゲ…」
と鳴く全身緑色の小さな人間のようなものが7体集まっているのを見つけた。これが依頼書に書いてあったゴブリンね。しかし実際に見ると気持ち悪いわね。身体のあちこちにぶつぶつや小さなコブみたいなのが沢山あるし…こんな気持ち悪いのが沢山いるのね…依頼書には5匹と明記されていたけどたくさん倒す分には問題ないわよね?
「さて…依頼を達成するために倒しますか…」
ゴブリンを倒すために右ホルスターからデザートイーグルを取り出しゴブリンに向け照準を合わせる。そしてセーフティを解除して引き金に力を込めて発砲する。
「ドンッ!」
と重い音を出して銃口から発射された弾丸はゴブリンの頭に命中した。命中した瞬間ゴブリンの頭が弾け飛んだ。そうスイカのように弾け飛んだ。そして周りにゴブリンの頭だった肉片が散らばった。周りのゴブリンは何が起こったか分からない様子で辺りを見ながら威嚇をしている。今のうちに全部倒すために再度狙いを定めて撃ち続ける。そして数分後にゴブリンの死体が7つ出来上がった。
「ふぅ、終わったわね。確かゴブリンの討伐証明は手首か耳だったかしら…耳は…全部吹き飛んでしまったし手首にしますか。」
そしてククリナイフを取り出しゴブリンの手首を切り取り、アイテムボックスの中に収納する。集めている最中一体だけ色が違うゴブリンが紛れていたが気にせず手首を切り取って収納した。
「あとはギルドに報告して見せれば依頼は達成ね。さて、帰りましょうか。」
そうして私は森から帰ることにした。
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