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番外編
結婚後(カイン編)
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カインはディアンナと結婚後、毎日浮かれた様に帰宅していた。
だから、アベルもグレンも結婚生活は順調なのだと思っていた……。
「なあなあ、カインも結婚したし俺らの子供もさアベルの子供側近になれたらいいよな!」
グレンが執務の休憩時間にアベルとカインに話しかけていた。
「それは楽しそうだね」
「…子供かまだまだ先だと思うが?」
「そんな事言ってカインが1番早いかもしれないだろ?」
「そうか?」
カインとグレンの会話にアベルが言いづらそうに質問を投げかけた。
「ねぇ、キャンディスから聞いたんだけと…ディアンナ夫人とキスまでしかしてないって本当なのかな?」
「ディアはキャシーとそんな話をしていたんだな?仲が良いのは嬉しいな」
「えっ?ちょっと待って!どういう事?」
「グレンはそんなに慌ててどうした?」
「グレンの言いたいことは僕も解るよ。カインは何か理由はあるのかな?」
「婚約中にキスしたら咎められたから結婚後にキスし放題でしてるだけだが?」
グレンは頭抱えて項垂れていた。結婚後は妹ディアンナから何も聞かなかったから。
「違うとは思うけど、転生前の性別のせいで女性を抱けない訳じゃないよね?」
「当たり前だ。出来ないなら結婚等していない。ディアはキスだけでも可愛いから全てを一気に貰うのはもったいないだろ?」
「あーもう、ディアンナがそんな状況だったなんて聞いてないんだけど!カインは婚約中から色々暴走やら勘違いしてたけど、結婚してんのにそんな態度だとディアンナ落ち込んでないか?」
「落ち込む?そんな事はない。好きだ大事だと言葉には毎晩伝えているから」
「なあ、アベル……」
「グレンの言いたいことは解るよ。僕達ならいつでも何でも相談にのるからね?」
「ああ、何かあれば相談するようが今は困ってはいないから大丈夫だ。それにディアのあの可愛さを誰かに話すつもりはない!」
「そんな話を相談されたくないからな!」
結婚後もカイン、アベル、グレンの関係は変わることなく過ごしていた。
数年後
アベルには王女、その後に王子二人が生まれ
カインには男三人、末娘が生まれ
グレンには男女双子が生まれた。
アベルの所の王女がキャンディス似でカインは息子の嫁にと息子達を鍛え上げた結果、王女を嫁によりも末娘がディアンナ似で可愛く父兄に勝てないやつにはやらんとなり。
アベルの所の王女よりも王子がカインの末娘を気に入ってはいるがカインと兄に断られているらしい。
グレンの所は男女双子の見た目が何故か男女逆転していて、よく性別を間違えられていた。双子の妹は男勝りでよくカインの息子と剣技で兄の方はユリアーナの魔力を受け継いだのか魔力だけは高かったが魔術を上手く使えなかったユリアーナと違い魔力に伴い魔術も使いこなせていた為、総指揮団長のカインに魔術師団長になるべく鍛え上げられていた。
アベルの子供の側近になれるかは子供達次第とは思いつつも、子供の適正を考えて導き育てていった。
だから、アベルもグレンも結婚生活は順調なのだと思っていた……。
「なあなあ、カインも結婚したし俺らの子供もさアベルの子供側近になれたらいいよな!」
グレンが執務の休憩時間にアベルとカインに話しかけていた。
「それは楽しそうだね」
「…子供かまだまだ先だと思うが?」
「そんな事言ってカインが1番早いかもしれないだろ?」
「そうか?」
カインとグレンの会話にアベルが言いづらそうに質問を投げかけた。
「ねぇ、キャンディスから聞いたんだけと…ディアンナ夫人とキスまでしかしてないって本当なのかな?」
「ディアはキャシーとそんな話をしていたんだな?仲が良いのは嬉しいな」
「えっ?ちょっと待って!どういう事?」
「グレンはそんなに慌ててどうした?」
「グレンの言いたいことは僕も解るよ。カインは何か理由はあるのかな?」
「婚約中にキスしたら咎められたから結婚後にキスし放題でしてるだけだが?」
グレンは頭抱えて項垂れていた。結婚後は妹ディアンナから何も聞かなかったから。
「違うとは思うけど、転生前の性別のせいで女性を抱けない訳じゃないよね?」
「当たり前だ。出来ないなら結婚等していない。ディアはキスだけでも可愛いから全てを一気に貰うのはもったいないだろ?」
「あーもう、ディアンナがそんな状況だったなんて聞いてないんだけど!カインは婚約中から色々暴走やら勘違いしてたけど、結婚してんのにそんな態度だとディアンナ落ち込んでないか?」
「落ち込む?そんな事はない。好きだ大事だと言葉には毎晩伝えているから」
「なあ、アベル……」
「グレンの言いたいことは解るよ。僕達ならいつでも何でも相談にのるからね?」
「ああ、何かあれば相談するようが今は困ってはいないから大丈夫だ。それにディアのあの可愛さを誰かに話すつもりはない!」
「そんな話を相談されたくないからな!」
結婚後もカイン、アベル、グレンの関係は変わることなく過ごしていた。
数年後
アベルには王女、その後に王子二人が生まれ
カインには男三人、末娘が生まれ
グレンには男女双子が生まれた。
アベルの所の王女がキャンディス似でカインは息子の嫁にと息子達を鍛え上げた結果、王女を嫁によりも末娘がディアンナ似で可愛く父兄に勝てないやつにはやらんとなり。
アベルの所の王女よりも王子がカインの末娘を気に入ってはいるがカインと兄に断られているらしい。
グレンの所は男女双子の見た目が何故か男女逆転していて、よく性別を間違えられていた。双子の妹は男勝りでよくカインの息子と剣技で兄の方はユリアーナの魔力を受け継いだのか魔力だけは高かったが魔術を上手く使えなかったユリアーナと違い魔力に伴い魔術も使いこなせていた為、総指揮団長のカインに魔術師団長になるべく鍛え上げられていた。
アベルの子供の側近になれるかは子供達次第とは思いつつも、子供の適正を考えて導き育てていった。
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