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番外編
結婚後(グレン編)
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ユリアーナの学園卒業後3ヶ月に婚姻となった、グレンはユリアーナの兄ウィリアムの希望もあり騎士団長の三男で爵位継ぐ事はなかったグレンにアベルの側近候補時代に様々な事を解決した事を提示し、爵位の授与をアベルを通し隣国にお願いという名の強制的な希望を押し通した。
グレンは本来なら爵位継ぐ事のなかった三男だが、婚姻と共に爵位を授かりユリアーナとの婚姻をした。
「凄く今更なんだけど、ユリアーナは俺との結婚に後悔してないの?」
婚姻後は小さいながらも王都に家を持ち新婚だが特に早く帰宅する訳でもなく、マイペースな生活を崩さないグレンはユリアーナに尋ねた。
「グレン様は後悔してるんですか?」
「してないよ。俺の生活は変わらないから。ユリアーナは変わったよな?王女から一貴族のしかも爵位低めの俺に嫁いだんだから?」
ユリアーナはその言葉に瞬きをし驚きながらも首を横に振った。
「私はグレン様が好きだから幸せですよ。グレン様は前世の推しで今も1番好きな人だから幸せです」
「そうなんだ。そういえばキャンディス王子妃もアベルが推しだって言ってたよな?推しだから好きになったって事だよな?」
ユリアーナは慌てて首横に振り否定をした。
「ち、違います。推しでしたけど、目の前にいるグレン様だから好きで側にいたいって思ったんですよ!」
「そんなに慌てて可愛いな」
ユリアーナは可愛いと言われ真っ赤になりながらも、狼狽え話し出した。
「……可愛いって、そんな。あっ!マミーは推しだから好きとかじゃないよ!!マミーの推しはカインだから。推しに転生したら私の布教した推しの妹を好きになるとは思わなかったです」
「カインの推しがカイン?」
グレンは首を傾げた。
「あっ……マミーには内緒にして下さいね?マミーの好みのタイプは黒髪碧眼眼鏡だから、本来のカインがそれなんです。それなのに、推しに転生したのに推しの体鍛え上げてるし、長髪にしてるし、眼鏡じゃないからマミーだって気づいた時マミーがカインだと思わなかったんです」
「カインの好みって短髪黒髪碧眼眼鏡って事?それなのに、何でディアンナをあんなに溺愛してるの?」
「マミーじゃないからわからないけど…?グレン様の髪と眼の素晴らしさを話続けたから?…なんて事はないと思うけど?」
「俺の妹だからって事?……ディアンナの為にカインに確認しないとだな」
「えっ?ちょっと待ってください!!私が言ったって言わないでくださいね?」
焦るユリアーナにグレンは笑顔を向け頭撫でて、キッパリと告げた。
「ユリアーナから聞いたって言わないと俺が知る訳ない情報なのに、言わなくてもユリアーナだって気づくと思うんだけどな」
ユリアーナはグレンがカインに確認する事は確定なのだと諦めた。
「聞いた後はマミーを家に連れて来ないでくださいね?マミーに怒られたくないので……」
「カインならディアンナに聞かれない限りはそんな怒らないと思うけど?…でも黒髪碧眼が好みならキャンディス王子妃の方が好みって事になるのか?そうだとしたら兄としてはディアンナとの婚姻反対したいかもなんだけど。反対する時にはユリアーナも一緒に反対してくれるよな?」
グレンは良い笑顔で見つめユリアーナの額に軽く口付けた。
翌日
グレンは休憩時間にカインに唐突に質問を投げかけた。
「なあ、カインの好みっていうか推し?黒髪碧眼眼鏡のカインって本当なのか?黒髪碧眼好みだからキャンディス王子妃に対してシスコンなの?ディアンナは好みじゃないのか?俺と髪と眼が同じだからなのか好きなのか?」
カインは突然問われた話にユリアーナが話した事だと理解をした。
「……キャシーに対するシスコンの理由はそうかもしれないな。ディアが好きなのは切欠はグレンだが、今は大事な人だな」
「そっか。それなら良かった。……もう一つ聞いてもいいか?ディアンナが学園卒業してから会ってないって聞いたんだけど?学園卒業前は最低でも週1で会いに言ってたよな?」
「………ディアから聞いたのか?ディアは私と居るよりも…、私はディアが誰を好きでも構わないディアを手離したくないんだ。……だから、結婚までは好きにさせるつもりで、会いに行くのも我慢している」
グレンは妹ディアンナから聞いていた話と違う事に首を傾げた。
「ディアンナが好きなやついるって言ったのか?」
「直接言われたわけじゃない。卒業式の日に見たんだ……ディアが護衛に見た事もない照れて嬉しそうな顔をしていたのを…。私はディアを手離したくない、結婚したらあの護衛とは会わせたくないだから、今は好きにさせようと会う事は我慢している」
グレンは卒業式の日のディアンナの護衛を思い出し、ディアンナの話と護衛の性格を考えるとカインの勘違いだと思い説明をした。
「その護衛って、茶髪碧眼だよな?カイって言うんだけど。カイは俺の事もそうだけどディアンナの恋愛をよくからかうんだよな。俺は結婚は政略結婚って事でそんなからかい外なかったけど、ディアンナはカインの話するだけで照れてるからよくからかわれてたんだよな。だから、卒業式の日もカインの事はディアンナはカイン様呼びしてるだろ?それをカイは俺もディアンナも呼び捨てにしてるから、カイから卒業式の日ディアンナに婚約者と似ている名前を呼び捨てにしてるならカインにもしてみたらとかって言ってたってカイから聞いた。俺にもユリアーナが王族から嫁ぐから呼び捨てにしたら喜ぶから言えと言われて、照れもしない俺だったからディアンナはよくからかわれてる」
「ディアは護衛の事が好きじゃないのか?こっそりディアを見ていてもいつも可愛い表情を護衛に向けていたんだが?消し去りたかったがディアが悲しむ事はしたくなくて我慢していた」
「消すって…カインなら簡単に出来そうだよな。なあディアンナに会いに行ってくれないか?」
「会いたいが、私は結婚したらディアを屋敷から最低限しか出したくないから今は自由にさせておく。……ディアから会いたいって手紙も貰えた事がないから、いつも私ばかりが会いたくて会いに行ってたから、ディアには結婚まで自由な時間が必要なんだと思う……。休憩が終わるから失礼する」
グレンは多少のすれ違いもあるが、カインがディアンナとの結婚する気持ちが変わっていない事にディアンナに対して伝える事はしなかったが、護衛カイには消すまではなくても怪我しないようにディアンナに対するからかいをやめるように告げておいた。
グレン帰宅後
「マミーが怒らなくて良かった」
「ディアンナに会えてないから気にしなかっただけだと思うけど?平常時だったら何か言ってきたと思うんだけどな?」
「グレン様は庇ってくれないの?」
「俺が変に庇う方がめんどくさいと思うけど?庇って欲しいなら庇うよ、俺だって結婚早々嫁が居なくなるのは嫌だからさ」
「そこは好きだからって言って欲しいです!」
「嫌いじゃないからいいんじゃない?」
グレンはユリアーナの腰を引き寄せ軽く頬に口付けからかうように笑みを浮かべた。
グレンは本来なら爵位継ぐ事のなかった三男だが、婚姻と共に爵位を授かりユリアーナとの婚姻をした。
「凄く今更なんだけど、ユリアーナは俺との結婚に後悔してないの?」
婚姻後は小さいながらも王都に家を持ち新婚だが特に早く帰宅する訳でもなく、マイペースな生活を崩さないグレンはユリアーナに尋ねた。
「グレン様は後悔してるんですか?」
「してないよ。俺の生活は変わらないから。ユリアーナは変わったよな?王女から一貴族のしかも爵位低めの俺に嫁いだんだから?」
ユリアーナはその言葉に瞬きをし驚きながらも首を横に振った。
「私はグレン様が好きだから幸せですよ。グレン様は前世の推しで今も1番好きな人だから幸せです」
「そうなんだ。そういえばキャンディス王子妃もアベルが推しだって言ってたよな?推しだから好きになったって事だよな?」
ユリアーナは慌てて首横に振り否定をした。
「ち、違います。推しでしたけど、目の前にいるグレン様だから好きで側にいたいって思ったんですよ!」
「そんなに慌てて可愛いな」
ユリアーナは可愛いと言われ真っ赤になりながらも、狼狽え話し出した。
「……可愛いって、そんな。あっ!マミーは推しだから好きとかじゃないよ!!マミーの推しはカインだから。推しに転生したら私の布教した推しの妹を好きになるとは思わなかったです」
「カインの推しがカイン?」
グレンは首を傾げた。
「あっ……マミーには内緒にして下さいね?マミーの好みのタイプは黒髪碧眼眼鏡だから、本来のカインがそれなんです。それなのに、推しに転生したのに推しの体鍛え上げてるし、長髪にしてるし、眼鏡じゃないからマミーだって気づいた時マミーがカインだと思わなかったんです」
「カインの好みって短髪黒髪碧眼眼鏡って事?それなのに、何でディアンナをあんなに溺愛してるの?」
「マミーじゃないからわからないけど…?グレン様の髪と眼の素晴らしさを話続けたから?…なんて事はないと思うけど?」
「俺の妹だからって事?……ディアンナの為にカインに確認しないとだな」
「えっ?ちょっと待ってください!!私が言ったって言わないでくださいね?」
焦るユリアーナにグレンは笑顔を向け頭撫でて、キッパリと告げた。
「ユリアーナから聞いたって言わないと俺が知る訳ない情報なのに、言わなくてもユリアーナだって気づくと思うんだけどな」
ユリアーナはグレンがカインに確認する事は確定なのだと諦めた。
「聞いた後はマミーを家に連れて来ないでくださいね?マミーに怒られたくないので……」
「カインならディアンナに聞かれない限りはそんな怒らないと思うけど?…でも黒髪碧眼が好みならキャンディス王子妃の方が好みって事になるのか?そうだとしたら兄としてはディアンナとの婚姻反対したいかもなんだけど。反対する時にはユリアーナも一緒に反対してくれるよな?」
グレンは良い笑顔で見つめユリアーナの額に軽く口付けた。
翌日
グレンは休憩時間にカインに唐突に質問を投げかけた。
「なあ、カインの好みっていうか推し?黒髪碧眼眼鏡のカインって本当なのか?黒髪碧眼好みだからキャンディス王子妃に対してシスコンなの?ディアンナは好みじゃないのか?俺と髪と眼が同じだからなのか好きなのか?」
カインは突然問われた話にユリアーナが話した事だと理解をした。
「……キャシーに対するシスコンの理由はそうかもしれないな。ディアが好きなのは切欠はグレンだが、今は大事な人だな」
「そっか。それなら良かった。……もう一つ聞いてもいいか?ディアンナが学園卒業してから会ってないって聞いたんだけど?学園卒業前は最低でも週1で会いに言ってたよな?」
「………ディアから聞いたのか?ディアは私と居るよりも…、私はディアが誰を好きでも構わないディアを手離したくないんだ。……だから、結婚までは好きにさせるつもりで、会いに行くのも我慢している」
グレンは妹ディアンナから聞いていた話と違う事に首を傾げた。
「ディアンナが好きなやついるって言ったのか?」
「直接言われたわけじゃない。卒業式の日に見たんだ……ディアが護衛に見た事もない照れて嬉しそうな顔をしていたのを…。私はディアを手離したくない、結婚したらあの護衛とは会わせたくないだから、今は好きにさせようと会う事は我慢している」
グレンは卒業式の日のディアンナの護衛を思い出し、ディアンナの話と護衛の性格を考えるとカインの勘違いだと思い説明をした。
「その護衛って、茶髪碧眼だよな?カイって言うんだけど。カイは俺の事もそうだけどディアンナの恋愛をよくからかうんだよな。俺は結婚は政略結婚って事でそんなからかい外なかったけど、ディアンナはカインの話するだけで照れてるからよくからかわれてたんだよな。だから、卒業式の日もカインの事はディアンナはカイン様呼びしてるだろ?それをカイは俺もディアンナも呼び捨てにしてるから、カイから卒業式の日ディアンナに婚約者と似ている名前を呼び捨てにしてるならカインにもしてみたらとかって言ってたってカイから聞いた。俺にもユリアーナが王族から嫁ぐから呼び捨てにしたら喜ぶから言えと言われて、照れもしない俺だったからディアンナはよくからかわれてる」
「ディアは護衛の事が好きじゃないのか?こっそりディアを見ていてもいつも可愛い表情を護衛に向けていたんだが?消し去りたかったがディアが悲しむ事はしたくなくて我慢していた」
「消すって…カインなら簡単に出来そうだよな。なあディアンナに会いに行ってくれないか?」
「会いたいが、私は結婚したらディアを屋敷から最低限しか出したくないから今は自由にさせておく。……ディアから会いたいって手紙も貰えた事がないから、いつも私ばかりが会いたくて会いに行ってたから、ディアには結婚まで自由な時間が必要なんだと思う……。休憩が終わるから失礼する」
グレンは多少のすれ違いもあるが、カインがディアンナとの結婚する気持ちが変わっていない事にディアンナに対して伝える事はしなかったが、護衛カイには消すまではなくても怪我しないようにディアンナに対するからかいをやめるように告げておいた。
グレン帰宅後
「マミーが怒らなくて良かった」
「ディアンナに会えてないから気にしなかっただけだと思うけど?平常時だったら何か言ってきたと思うんだけどな?」
「グレン様は庇ってくれないの?」
「俺が変に庇う方がめんどくさいと思うけど?庇って欲しいなら庇うよ、俺だって結婚早々嫁が居なくなるのは嫌だからさ」
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グレンはユリアーナの腰を引き寄せ軽く頬に口付けからかうように笑みを浮かべた。
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