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番外編
結婚後(アベル編)
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アベル達が卒業してから2年後にキャンディスの卒業後、半年後にアベルとキャンディスは無事に結婚式を挙げた。
アベルが執務で遅くなりキャンディスを待たせない様にと、カインはアベルの仕事を手伝える限り手伝っていた。
「…キャシーが婚姻してから気軽に会えなくなってるのは寂しく思うな」
アベルと共にカインとグレンが昼食を食べているとカインが王子妃となったキャンディスに気軽に会えなくなった事に嘆いていた。
「会いたいなら、伝えておくよ?」
「頼む。…キャシーにもだが卒業後にはディアとも会える時間が減ったんだが…私も早くディアと一緒に住みたい」
カインとグレンの婚約者ディアンナとユリアーナは後3ヶ月後に卒業を控えていたが、卒業後半年後にグレンとユリアーナの結婚式を挙げてから3ヶ月後にカインとディアンナの結婚式の予定だった。
「婚姻しても執務があるとそんなに共に居る時間がとれる訳ではないよ?」
「執務を早く終えれば問題ないだろ?」
「カインなら出来そうだよな。俺は婚姻後変わらない帰宅になると思うけどな?アベルだって変わらない…って言おうとしたけどキャンディス嬢の為に早く帰宅出来る様にカインがアベルの仕事も出来る限り手伝っているんだったっけ?」
カインはキャンディスに会える事を楽しみにしていた。グレンの問にはアベルが頷いた。
アベル帰宅後
「お兄様がそんな事を言っていたんですか?そうですわ!近いうちにユリアーナ王女とディアンナともお茶会で会おうとしてますから、その時にお兄様とグレン様もご一緒に来られてはどうですか?」
「僕は誘ってくれないのかな?そうだね、2人に伝えておくよ」
アベルは言わなくてもカインとグレンを誘うならアベルも誘っているとわかってはいたが、言葉にしない事をからかうように笑み浮かべ告げていた。
「お仕事もあるかと思いますので、無理はなさらずに来てくださると嬉しいですわ」
「もちろん無理はしないよ。キャンディスとディアンナ嬢に会えるならカインが僕とグレンの仕事を出来る事は終えてしまいそうだね。僕よりもカインに無理はしない様にキャンディスからも言ってくれるかな」
キャンディスはアベルの言葉に頷いた。
カインが卒業後1年で父が総師団長の役職をカインに譲り領地に帰って母とのんびりと過ごしていた。カインは王都にあった父が王都在住の際に住んでいた家を譲られそこに住んでいた。
「そうですね。お兄様にお手紙を書いておきますので渡してください」
キャンディスはカインが無理はしない様にと手紙を書きアベルに手渡した。
「カインは放っておくと無理してしまうからね。気づくと1人で悩んで抱えこむ事もあるから気をつけないとって思うよ」
「そうですね。お兄様は何でも出来るとは思いますが、抱えこむと私には想像も出来ない方向に行動してしまいますから」
キャンディスとアベルは婚姻後は何でも話せる仲で兄であるカインの事を2人は常々気にかけていた。
お茶会当日
カインはキャンディスへの手土産にとキャンディスの好きな花束と好きだった前世の知識のお菓子を手作りして持ってきていた。
キャンディスは花束は自室に飾るように侍女に渡し、お菓子はこの場で皆で食べようと侍女に頼み皿に盛り付けて貰った。
見た目は素朴ながらも前世に好んでいたお菓子にキャンディスは前世の記憶を思い出してから、こちらにはないお菓子を懐かしんで呟いた時にカインが前世の知識で作ってくれたお菓子だった。
「カインってお菓子つくれたんだな?」
「キャンディスの為にお菓子をね…見たことないけど、前世のお菓子で合ってるかな?」
「カイン様って何でも出来るんですね」
「何それ、狡いマミーの手作りお菓子って?マミーの手作りお菓子は美味しいのに、こっちで私食べてないよ!」
グレン、アベル、ディアンナ、ユリアーナは手作りお菓子を見てそれぞれ感想を述べていた。
「お兄様のお菓子は美味しいんです。ディアンナは食べたことはなかったんですか?」
キャンディスの言葉にディアンナは頷いた。
「素朴な菓子だから作りはしなかったんだが、ディアが私の手作りを食べたいなら屋敷に来てくれたら菓子でも食事でも簡単な物で良ければ作るから気軽に屋敷に来て欲しい」
「お兄様は素朴なと言いますけど、懐かしい味なので私は好きなのでディアンナにも是非食べて貰いたいですわ」
「はいはい!私もマミーのご飯食べたい!!ハンバーグ食べたい!ハンバーグ!!」
「何故、私がユリアーナ王女の為に作らないといけない?作るわけがないだろ」
カインはユリアーナの希望を冷たく切り捨てた。
「はんばーぐ?ですか?美味しいのなら私も食べてみたいです」
「そうよね。こっちにはステーキはあってもハンバーグはありませんわね?私も食べたいですわ」
ディアンナとキャンディスに言われカインはすんなり了承した。
そんな会話の中、グレンは作ってきていたお菓子を一通り食べていた。
「素朴な菓子って言ったけど。全部美味いな。俺はコレが好きだな」
そう言いながら誰も手つかずのお菓子が半分ほどなくなっていた。
「グレン?食べるのはいいんだが、全部キャシーの好きな菓子だから食べすぎるなよ?」
「うん、大丈夫だって。なあ、これ仕事ん時にも作って欲しいって言ったら作ってくれるか?」
グレンとカインの会話している間にキャンディス達もお菓子を食べ始めていた。
「それはかまわないから、今は食べすぎるなよ?キャシーの為に作ってきたんだから」
グレンは頷き食べる手を止めた。
カインはキャンディスが望むなら定期的にお菓子を作りアベルに持ち帰らせると約束をし、ハンバーグも後日屋敷に泊まりで帰って来てくれたら作ると約束をした。
もちろん、キャンディスが屋敷に泊まる時には警備面を強化すると共に結界を張り外敵を侵入させないと告げた。
「……カインが結界張るなら騎士の警備はいらないんじゃないの?」
「僕もそう思うけど。それは、王子妃のキャンディスを守るなら最低限の敬意だと思えばいいんじゃないかな?」
「それもそっか?」
お茶会は楽しく終えると。カインの手作りお菓子は定期的にキャンディスに届けられた。
もちろん、グレンの望むお菓子も望むまま作られ、ディアンナも気に入ったお菓子を贈られる事も多くなった。
ユリアーナは望んでも、キャンディスやディアンナと共にいないと食べる事は出来なかった。
「キャンディスは前世のお菓子の方が好きなのかな?」
アベルはカインから渡されたお菓子を美味しそうに食べるキャンディスを見つめ問いかけた。
「好きというよりも慣れ親しんだ懐かしい味ですわ。前世の母が作ってくれたお菓子に似てる気がするからでしょうか?」
「そう。カインとキャンディスの兄妹愛は知ってはいるけど、妬けるから僕の事も忘れないで欲しいな」
「もちろんですわ。私はアベル様が1番好きですから……前世からの推しで今も1番好きな人です」
「そう言ってくれると嬉しいよ。可愛い僕のお姫様」
アベルはキャンディスを優しく抱きしめ耳元で甘く囁いた。
アベルと婚姻してから少しだけ執着されたが、誰にも見せない程の執着監禁にはならずにキャンディスとアベルの中は良好だった。
アベルが執務で遅くなりキャンディスを待たせない様にと、カインはアベルの仕事を手伝える限り手伝っていた。
「…キャシーが婚姻してから気軽に会えなくなってるのは寂しく思うな」
アベルと共にカインとグレンが昼食を食べているとカインが王子妃となったキャンディスに気軽に会えなくなった事に嘆いていた。
「会いたいなら、伝えておくよ?」
「頼む。…キャシーにもだが卒業後にはディアとも会える時間が減ったんだが…私も早くディアと一緒に住みたい」
カインとグレンの婚約者ディアンナとユリアーナは後3ヶ月後に卒業を控えていたが、卒業後半年後にグレンとユリアーナの結婚式を挙げてから3ヶ月後にカインとディアンナの結婚式の予定だった。
「婚姻しても執務があるとそんなに共に居る時間がとれる訳ではないよ?」
「執務を早く終えれば問題ないだろ?」
「カインなら出来そうだよな。俺は婚姻後変わらない帰宅になると思うけどな?アベルだって変わらない…って言おうとしたけどキャンディス嬢の為に早く帰宅出来る様にカインがアベルの仕事も出来る限り手伝っているんだったっけ?」
カインはキャンディスに会える事を楽しみにしていた。グレンの問にはアベルが頷いた。
アベル帰宅後
「お兄様がそんな事を言っていたんですか?そうですわ!近いうちにユリアーナ王女とディアンナともお茶会で会おうとしてますから、その時にお兄様とグレン様もご一緒に来られてはどうですか?」
「僕は誘ってくれないのかな?そうだね、2人に伝えておくよ」
アベルは言わなくてもカインとグレンを誘うならアベルも誘っているとわかってはいたが、言葉にしない事をからかうように笑み浮かべ告げていた。
「お仕事もあるかと思いますので、無理はなさらずに来てくださると嬉しいですわ」
「もちろん無理はしないよ。キャンディスとディアンナ嬢に会えるならカインが僕とグレンの仕事を出来る事は終えてしまいそうだね。僕よりもカインに無理はしない様にキャンディスからも言ってくれるかな」
キャンディスはアベルの言葉に頷いた。
カインが卒業後1年で父が総師団長の役職をカインに譲り領地に帰って母とのんびりと過ごしていた。カインは王都にあった父が王都在住の際に住んでいた家を譲られそこに住んでいた。
「そうですね。お兄様にお手紙を書いておきますので渡してください」
キャンディスはカインが無理はしない様にと手紙を書きアベルに手渡した。
「カインは放っておくと無理してしまうからね。気づくと1人で悩んで抱えこむ事もあるから気をつけないとって思うよ」
「そうですね。お兄様は何でも出来るとは思いますが、抱えこむと私には想像も出来ない方向に行動してしまいますから」
キャンディスとアベルは婚姻後は何でも話せる仲で兄であるカインの事を2人は常々気にかけていた。
お茶会当日
カインはキャンディスへの手土産にとキャンディスの好きな花束と好きだった前世の知識のお菓子を手作りして持ってきていた。
キャンディスは花束は自室に飾るように侍女に渡し、お菓子はこの場で皆で食べようと侍女に頼み皿に盛り付けて貰った。
見た目は素朴ながらも前世に好んでいたお菓子にキャンディスは前世の記憶を思い出してから、こちらにはないお菓子を懐かしんで呟いた時にカインが前世の知識で作ってくれたお菓子だった。
「カインってお菓子つくれたんだな?」
「キャンディスの為にお菓子をね…見たことないけど、前世のお菓子で合ってるかな?」
「カイン様って何でも出来るんですね」
「何それ、狡いマミーの手作りお菓子って?マミーの手作りお菓子は美味しいのに、こっちで私食べてないよ!」
グレン、アベル、ディアンナ、ユリアーナは手作りお菓子を見てそれぞれ感想を述べていた。
「お兄様のお菓子は美味しいんです。ディアンナは食べたことはなかったんですか?」
キャンディスの言葉にディアンナは頷いた。
「素朴な菓子だから作りはしなかったんだが、ディアが私の手作りを食べたいなら屋敷に来てくれたら菓子でも食事でも簡単な物で良ければ作るから気軽に屋敷に来て欲しい」
「お兄様は素朴なと言いますけど、懐かしい味なので私は好きなのでディアンナにも是非食べて貰いたいですわ」
「はいはい!私もマミーのご飯食べたい!!ハンバーグ食べたい!ハンバーグ!!」
「何故、私がユリアーナ王女の為に作らないといけない?作るわけがないだろ」
カインはユリアーナの希望を冷たく切り捨てた。
「はんばーぐ?ですか?美味しいのなら私も食べてみたいです」
「そうよね。こっちにはステーキはあってもハンバーグはありませんわね?私も食べたいですわ」
ディアンナとキャンディスに言われカインはすんなり了承した。
そんな会話の中、グレンは作ってきていたお菓子を一通り食べていた。
「素朴な菓子って言ったけど。全部美味いな。俺はコレが好きだな」
そう言いながら誰も手つかずのお菓子が半分ほどなくなっていた。
「グレン?食べるのはいいんだが、全部キャシーの好きな菓子だから食べすぎるなよ?」
「うん、大丈夫だって。なあ、これ仕事ん時にも作って欲しいって言ったら作ってくれるか?」
グレンとカインの会話している間にキャンディス達もお菓子を食べ始めていた。
「それはかまわないから、今は食べすぎるなよ?キャシーの為に作ってきたんだから」
グレンは頷き食べる手を止めた。
カインはキャンディスが望むなら定期的にお菓子を作りアベルに持ち帰らせると約束をし、ハンバーグも後日屋敷に泊まりで帰って来てくれたら作ると約束をした。
もちろん、キャンディスが屋敷に泊まる時には警備面を強化すると共に結界を張り外敵を侵入させないと告げた。
「……カインが結界張るなら騎士の警備はいらないんじゃないの?」
「僕もそう思うけど。それは、王子妃のキャンディスを守るなら最低限の敬意だと思えばいいんじゃないかな?」
「それもそっか?」
お茶会は楽しく終えると。カインの手作りお菓子は定期的にキャンディスに届けられた。
もちろん、グレンの望むお菓子も望むまま作られ、ディアンナも気に入ったお菓子を贈られる事も多くなった。
ユリアーナは望んでも、キャンディスやディアンナと共にいないと食べる事は出来なかった。
「キャンディスは前世のお菓子の方が好きなのかな?」
アベルはカインから渡されたお菓子を美味しそうに食べるキャンディスを見つめ問いかけた。
「好きというよりも慣れ親しんだ懐かしい味ですわ。前世の母が作ってくれたお菓子に似てる気がするからでしょうか?」
「そう。カインとキャンディスの兄妹愛は知ってはいるけど、妬けるから僕の事も忘れないで欲しいな」
「もちろんですわ。私はアベル様が1番好きですから……前世からの推しで今も1番好きな人です」
「そう言ってくれると嬉しいよ。可愛い僕のお姫様」
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