蝉時雨が止むまでは

ロイス

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∞ エピローグ

神様のままごと

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8歳の少年に神は何を与えたんだろう。
人はなんらかの使命を果たすために生まれるっていう。
元樹は何をしたんだい?
応えてくれるはずもなく、毎日が過ぎていった。

元樹の私物を整理していたら1通の手紙が出てきた。

母ちゃん、父ちゃん、おれをわすれないでください。でもおれのことでなかないでください。あとおれの分まで長生きしてください。母ちゃんと父ちゃんのこどもでしあわせでした。

その日は延々と泣いた。
泣いても戻ってこないことは知ってるでもあわよくば戻ってきてほしいとも考えた。
ほんとにごめんね。怒ったり、欲しいもの買ってあげれなかったりして。

人間って小さいって思う。なくしてから気付くってなんでもそうだけど、あることが普通になって日々の感謝とかなんだとか、そんなわかりきったことを元樹に教えてもらった。

元樹が蝉のこと好きだったのはそうゆうことだったのね。だから蝉が泣き止むまではって言ってたのね。

ありがとう
元樹
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