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第一章
大変だった異世界初日
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「‥騙された。外見に騙されたぁぁぁ!!」
玄関を開けた先に広がっていた光景は『お化け屋敷』と言っても許されるレベルでボロボロだった。多分何十年も使われていないのだろう。埃っぽいし、蜘蛛の巣は貼ってるし、床は今にも穴開きそうだし‥。
「最悪だ、絶対許さんからな‥アイツ」
ギシ‥
「ヒッ!!」
音が怖すぎる!!。止めろ!!。ああ~もう!!最悪だ。何で俺がこんな目に遭わないと行けないんだよ。やるしかない!!
「うぉぉぉぉぉ!!!」
大声を出しながら俺は屋敷広場のカーテンというカーテンを開け中に光を入れる。中には虫がボロボロ落ちてきた場所もあり叫んだが何とが屋敷に光を入れる事に成功した。
「寝室‥!!」
うし、次は部屋の探索だ。どうせ部屋も何一つ整備されてないんだろうが。もう、諦め────ナニコレ?
「めっちゃ綺麗じゃん」
何故玄関前はあんなに悲惨だったのに、部屋はきちんと整備しているのだろうか。家具も新品ぽい。部屋だけじゃなくて玄関前も整備してくれよ‥女神様。
そのあと色々見て回った結果。玄関は悲惨だったが、風呂やトイレにキッチンそして寝室は新品どうよう綺麗だったので、玄関だけ掃除すれば普通に暮らせる事が分かった。あと不思議な事に水とか火はでる。良く見てみると水道には水色の石が嵌め込まれており、キッチンには赤色の石が嵌め込まれていた。
「おおー。魔石て奴かな?これ」
次に金。寝室に金庫が置いてあったので貼ってある通りにダイアルを回すと中には沢山の金貨と紙幣があった。どのくらいか分からないけど、まあ当分は平気だと思う。最初はどうなるかと思った異世界生活だったが、まあうん。そこそこ良い生活なんじゃないか?
ギィ‥‥
「え?」
今、ドアが勝手に開いたような?。ん~まあ気のせいか。さっきまで神経尖らせたもんな。仕方ない、仕方ない。
◇
「終わったぁーー!!」
風呂場のタンスに置いてあったブラシを使い大広間の掃除を終えた。疲れたーー。て、外夕方じゃんか。掃除に集中しすぎて気づかなかったわ。
「‥‥風呂入ろ」
風呂場に行き赤と青の石に触れるとお湯がすぐに出てくる。いやぁ~便利だわ。とと、早い事着替え、着替え。寝室からホテルでよくある白いバスローブと何故かあった男者の下着ももって風呂場に向かう。洗面所にある鏡を開けて石鹸などを取り出して、風呂に入る準備はオッケー。
「あぁ~生き返るぅぅ‥」
5分で風呂に湯が張れるとか最高‥。あと温度もちょうどいい‥。はぁ‥異世界‥最高。前の世界ではいつもシャワーだったからすげぇ新鮮だわ。‥‥ん?
「何だ‥あれ?」
洗面所で何か"揺れてる"。よく見えないけどユラユラしてる‥。風呂のお湯に口をつけブクブクしながらよく観察してみる。一定の速度で揺れてるな‥アレ。ま、まさかゆ、幽霊?!。
「と、とぉりゃーーー!!‥て制服かーーい!!」
勢いよく開けた先ではちゃんと畳めてなかった制服の袖がユラユラ揺れていただけだった。はぁぁ、心臓に悪すぎるだろうが!!。‥‥頭と体洗ってさっさと寝よ。
「はぁーー‥気持ち良かった!!」
今日はなんか食べれる気分じゃないし、さっさと寝るか。はぁぁ‥にしても散々な日だったな今日。いきなり異世界転生?とかさせられるし、ヤバイ奴と会っちゃうし。でも、家は屋敷、風呂は最高。部屋もでかい!!くぅぅ‥異世界転生最高だぜ!!。
「うわぁ‥すげぇ」
屋敷の窓から見える景色を見て感嘆の声を上げた。街灯かなあれ。色とりどりの光で輝く街。イルミネーションとかあんまり興味がないのに何でだろう。すっげぇワクワクする。‥‥街に出てみようかな?。いや、今日は休もう疲れた。
俺はそのまま寝室に向かう。廊下を歩くたびにギシギシいうが、音は掃除の時に聞き慣れたからもう怖くない。寝室に向かいそのままベットにダイブする。
「わははは、フカフカだ!高級ホテル見たいだ。お?おお!めっちゃ跳ねる!!よーし寝るか!!おやすみ~」
黄色い石に触れると電気が消える。はえーほんとに便利だなこの石ころ。なんて言うんだろ?ふぁ‥すげぇ、もう‥ね‥む‥く
「ぐぅ‥‥ぐぅ‥‥」
「‥‥‥‥‥‥」
黒い外套を着た男がアストに翳していた、青白い光を放つ手のひらを自分の胸元に戻す。ずっと握りしめていたのか胸元はヨレヨレになっている。赤い瞳がじっとアストを見下ろしている。
「う"あ"あ"あ"あ"あ"」
男の影から不気味な声と共に黒い小さな腕がアストの顔をペタペタと触る。男は左手で黒い腕を掴みアストから引き離す。
「縺輔o繧九↑」
聞き取れない言語を喋り黒い手を全て剥がすと男はそのまま姿を消した。
玄関を開けた先に広がっていた光景は『お化け屋敷』と言っても許されるレベルでボロボロだった。多分何十年も使われていないのだろう。埃っぽいし、蜘蛛の巣は貼ってるし、床は今にも穴開きそうだし‥。
「最悪だ、絶対許さんからな‥アイツ」
ギシ‥
「ヒッ!!」
音が怖すぎる!!。止めろ!!。ああ~もう!!最悪だ。何で俺がこんな目に遭わないと行けないんだよ。やるしかない!!
「うぉぉぉぉぉ!!!」
大声を出しながら俺は屋敷広場のカーテンというカーテンを開け中に光を入れる。中には虫がボロボロ落ちてきた場所もあり叫んだが何とが屋敷に光を入れる事に成功した。
「寝室‥!!」
うし、次は部屋の探索だ。どうせ部屋も何一つ整備されてないんだろうが。もう、諦め────ナニコレ?
「めっちゃ綺麗じゃん」
何故玄関前はあんなに悲惨だったのに、部屋はきちんと整備しているのだろうか。家具も新品ぽい。部屋だけじゃなくて玄関前も整備してくれよ‥女神様。
そのあと色々見て回った結果。玄関は悲惨だったが、風呂やトイレにキッチンそして寝室は新品どうよう綺麗だったので、玄関だけ掃除すれば普通に暮らせる事が分かった。あと不思議な事に水とか火はでる。良く見てみると水道には水色の石が嵌め込まれており、キッチンには赤色の石が嵌め込まれていた。
「おおー。魔石て奴かな?これ」
次に金。寝室に金庫が置いてあったので貼ってある通りにダイアルを回すと中には沢山の金貨と紙幣があった。どのくらいか分からないけど、まあ当分は平気だと思う。最初はどうなるかと思った異世界生活だったが、まあうん。そこそこ良い生活なんじゃないか?
ギィ‥‥
「え?」
今、ドアが勝手に開いたような?。ん~まあ気のせいか。さっきまで神経尖らせたもんな。仕方ない、仕方ない。
◇
「終わったぁーー!!」
風呂場のタンスに置いてあったブラシを使い大広間の掃除を終えた。疲れたーー。て、外夕方じゃんか。掃除に集中しすぎて気づかなかったわ。
「‥‥風呂入ろ」
風呂場に行き赤と青の石に触れるとお湯がすぐに出てくる。いやぁ~便利だわ。とと、早い事着替え、着替え。寝室からホテルでよくある白いバスローブと何故かあった男者の下着ももって風呂場に向かう。洗面所にある鏡を開けて石鹸などを取り出して、風呂に入る準備はオッケー。
「あぁ~生き返るぅぅ‥」
5分で風呂に湯が張れるとか最高‥。あと温度もちょうどいい‥。はぁ‥異世界‥最高。前の世界ではいつもシャワーだったからすげぇ新鮮だわ。‥‥ん?
「何だ‥あれ?」
洗面所で何か"揺れてる"。よく見えないけどユラユラしてる‥。風呂のお湯に口をつけブクブクしながらよく観察してみる。一定の速度で揺れてるな‥アレ。ま、まさかゆ、幽霊?!。
「と、とぉりゃーーー!!‥て制服かーーい!!」
勢いよく開けた先ではちゃんと畳めてなかった制服の袖がユラユラ揺れていただけだった。はぁぁ、心臓に悪すぎるだろうが!!。‥‥頭と体洗ってさっさと寝よ。
「はぁーー‥気持ち良かった!!」
今日はなんか食べれる気分じゃないし、さっさと寝るか。はぁぁ‥にしても散々な日だったな今日。いきなり異世界転生?とかさせられるし、ヤバイ奴と会っちゃうし。でも、家は屋敷、風呂は最高。部屋もでかい!!くぅぅ‥異世界転生最高だぜ!!。
「うわぁ‥すげぇ」
屋敷の窓から見える景色を見て感嘆の声を上げた。街灯かなあれ。色とりどりの光で輝く街。イルミネーションとかあんまり興味がないのに何でだろう。すっげぇワクワクする。‥‥街に出てみようかな?。いや、今日は休もう疲れた。
俺はそのまま寝室に向かう。廊下を歩くたびにギシギシいうが、音は掃除の時に聞き慣れたからもう怖くない。寝室に向かいそのままベットにダイブする。
「わははは、フカフカだ!高級ホテル見たいだ。お?おお!めっちゃ跳ねる!!よーし寝るか!!おやすみ~」
黄色い石に触れると電気が消える。はえーほんとに便利だなこの石ころ。なんて言うんだろ?ふぁ‥すげぇ、もう‥ね‥む‥く
「ぐぅ‥‥ぐぅ‥‥」
「‥‥‥‥‥‥」
黒い外套を着た男がアストに翳していた、青白い光を放つ手のひらを自分の胸元に戻す。ずっと握りしめていたのか胸元はヨレヨレになっている。赤い瞳がじっとアストを見下ろしている。
「う"あ"あ"あ"あ"あ"」
男の影から不気味な声と共に黒い小さな腕がアストの顔をペタペタと触る。男は左手で黒い腕を掴みアストから引き離す。
「縺輔o繧九↑」
聞き取れない言語を喋り黒い手を全て剥がすと男はそのまま姿を消した。
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