あのエピローグのつづきから 〜勇者殺しの勇者は如何に勇者を殺すのか〜

shirose

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第二章 蹉跌の涙と君の体温

第21話 靉靆コンフィデンシャルジャーニー

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 鬱蒼とした森の中を歩く。歩く。ただ歩く。
 かれこれ、どれくらい歩いているんだろうか。流石に飽きた。ぶっちゃけな、これ、きついわ。ずっと歩いてたら歩くのにも飽きるっつーの。
 フョードル達はとにかく場所を転々としながら生きていた。
 生活に必要なのは言うまでもなく、衣食住。この三つだ。食糧はゴブリンの集落から奪い取って十二分にある。シメオンの〈神技スキル〉もあるし、水に困ることも無い。
 今必要なのは服、それに住む場所だ。衣食住の「衣」が意外と難儀していて、もう少し人間領でちゃんとしたものを調達しとけば良かったと後悔しつつある。
 服を洗って乾かすのは〈神技スキル〉でどうとでもなるが、ここ数日ずっと同じ服を着ていて、これに対して女性陣から非難殺到中だ。

「なんか、あれだよな」

「あれ、ってなんだ?」

「目標っつーかさ、最終的に何するかっつーかさ」

「確かに、このままじゃちょっと目的が不明瞭かもね~」とレティシアが適当に相槌を打った。

「あれよ、なんかさ目標決めようぜ」

「……安心して暮らせる場所探し、とか?」

「おいおいセルカぁ。お前もうちょっとさ。冒険心? 挑戦心? みたいなのねーのかよ」

「いやフョードル、夜も安心して寝れないこの現状は流石にまずいぞ」

 ジークが不満げな顔で意見を言う。

「分かった分かった。確かにな。で、それを最終目標として、だ。それを達成するにはどうしたらいい。はい次の議題これな」

 すると、シメオンが手を挙げた。

「はい、シメオン君」

「魔人領に人間の暮らせる場所なんてあるのか?」

「おまっ、しょっぱな議論をへし折るような意見言うなよおい」

「いやよく考えてみろ。ゴブリンは俺らを一目見ただけで襲ってきやがったんだぞ。こんな世界で暮らせるのか? 俺ら」

「まぁ、否定はできねーわな……」

 フョードルは既にゴブリンを百体近くは殺している。好きで殺している訳ではない。殺すのが好きかと言われたらはっきりとノーと答える自信もある。ただ殺されそうになったら、自己防衛の為に殺す。これは当たり前だろう。これは人間としての、生き物としての本能だ。
 食糧を奪っている時にバレて集落のゴブリンを皆殺しにした。
 殺されそうになったからだ。
 今はその集落から遠く離れているが、追っ手がないかと少しだけ、ほんの少しだけ心配ではある。
 出来るだけ戦わないようにはしたい。
 生きるために、死なないために。
 ただ、生きるために戦いはどうしても避けられない。こればかりは仕方がないと思う。だって俺ら、勇者だし。狙われて当然といえば当然なのかもしれない。

「ゴブリンはだめだったけど、他の種族とかいるんじゃないかな」

「それだ!!」

 セルカの一言にフョードルが喰らいついた。

「アタシ達が勇者の時点で仲良くできるわけないと思うけど」

「んなつめてーこと言うなよ、レティこら」

「だって、勇者って魔人とか魔物を倒すために今までも召喚されて倒しに行ってたんでしょ? 今まで勇者に被害を受けてたとことか絶対勇者のこと恨んでるわよ」

「わっかんねーだろ、会ってみなきゃ。百聞は一見に如かず、だろ? な?」

「俺も会ってみなくては分からないとは思うがな」

「おお、ジークもこっち派かよ」

「ただ、試して死んでからじゃ遅い。危険を冒すのは極力したくない、というのが俺の意見だな」

「たしかに、仲良くしたいって言っても信じてもらえないかもしれないし」

「それで後ろからグサーッとか?」

「お前らちょっと待て不安を煽るようなこと言うなやおい。何かあったら〈神技スキル〉でどうにかなんだろ、オレらなら」

「まあ、そんなことなったら、どうにかするしかないよな」

 無敵に近い〈神技スキル〉を持っていても、不死身という訳では無い。寝込みを襲われたらどんな剣聖も死んでしまうだろう。それと同じだ。どんな実力を持っていたとしても不意を突かれれば命を落としてしまう。
 決して命を落とさないなんて有り得ない。

「そう言えばレティ、発動したんだよな?」

「うん。とっくのとうに発動したわ。少し気の毒だけど」

「これもオレらが一番になる為だ。しょうがねーだろ」

「良かったの、かな」

「あのなぁ、他の勇者と会ったら何かと面倒だろ? それならやるしかないだろーが。な?」

「俺は最後まで止めたからな、フョードル」

「はいはい、そこまで言うんだったらオレが最重要責任者でいいぜ」

「なんか、それ……違くない?」

「しっ」

 シメオンが口に手を当てる。
 ハンドサインでフョードル達に合図する。フョードルは連れているゴブリン達に「止まれ」と合図する。
いる。
 人影だ。ゴブリンか? 違う。どう見てもゴブリンではない。背の丈がゴブリンとは全く違う。明らかに人に近い。ただ、近いだけで人ではない。その頭には角が生えている。

「すげぇオシャレじゃねーかオイ」

 フョードルはなるたけ小声で話を始める。

「絶対あれアクセサリーとかじゃないと思うけど」

 レティシアが呆れたような顔で言う。

「あれが、魔人か」

「だろうな」

 二人の男女の魔人───と思わしき存在が会話をしている。耳をそばだててもいかんせん距離のせいでなかなかに聞こえない。にしてもなんでこんな森の中にいるんだ、こいつら。

「ゴブリンで仕掛けてみっか?」

「えーっ。それちょっと危険じゃない?」

「情報を得るのが一番だ。ゴブリンでけしかけたら怪しまれるだろう」

「後ろを取ってフョードルが触れられば、それでいいんだろうけどな」

「オレが触れるのが最優先、って感じだよな」

「それならば、俺が囮になろう」

 ジークが提案する。ジークは光の速さで動くことが出来る《暁光に至るグリトニル》という神技スキルを持っている。
 《暁光に至るグリトニル》は確実に相手の攻撃を避けることができ、更に攻撃に転じて相手に突っ込むことも出来る。欠点は他の誰かと一緒に《暁光に至るグリトニル》で移動することは出来ないということくらいだろう。

「危険だが、それが一番かもしれねえな」

「い、いいの? ジーク、アンタ……」

「任せろ。この役目、俺が一番適任だろう」

「ジークなら任せられるわ。頼む」

「ああ。俺が時間を注意を向けている間にフョードル、頼んだぞ」

「おう」

 フョードルは他の仲間にはここで待機との旨を伝えてから木々の隙間を縫って、魔人の反対側へと向かった。
 バレないように息を殺して、足音を立てずに歩く。フョードルが位置に着いたところでジークが歩き出して、魔人二人の元へ歩き出す。人間と魔人の容姿は対して変わらないからパッと見じゃ分からないだろう。いきなり攻撃してくるということはご遠慮願いたいところだ。
 ジークは左手をポケットに入れながら歩いていた。勇者の証である〈エムブレム〉を隠すためだろう。

「どうも、こんにちは」

 ジークは笑顔で彼らに話し掛けた。
 下手くそな演技には目を瞑るしかない。あいつ、囮とかあんま向いてねーな、うん。二人の視線を一身に受ける。ここからじゃ顔は見えないが、おそらく怪訝そうな顔をしているのだろう。

「貴様……無級魔人サティコか。こんな所にいるとは……。ここで何をやっている?」

「いえ、実は道に迷ってしまいまして」

 ジークがそう言うともう一人の魔人が口を開いた。

「こちらは何をやっていると聞いているんだ。無級魔人サティコが来れるような場所ではないことは承知だろう。……貴様、さては帝都の魔人では無いだろうな?」

「はいタッチ」

 フョードルが抜き足差し足で彼らの背中に同時に触れる。その瞬間、魔人の一人は後ろに振り返り、腕を前に突き出したが、

「止まれ」

 フョードルのその一言によって、時が止められたように動かなくなる。

王命完了クエストクリア………」

 フョードルは恍惚とした表情で呟いた。

「なによ、それ」

 すると、レティシアが近づいている事に気が付いた。セルカ、シメオン、次いでフョードルが使役しているゴブリン三匹が草陰の中から出て来ていた。

「決めゼリフだよ。どうだ。かっけえだろ」

「いや、うん、なんかダサい」

「直球かよおい」

「お前ら、やってる場合か」

 ジークが呆れたような顔でフョードルとレティシアを見た。

「おう、ジーク、ナイス囮だぜ」

「当然さ」

 ジークとフョードルが拳を軽くぶつけ合う。これは喧嘩などではなく、一種のコミュニケーションだ。目の前の魔人二人は一切身動きが出来ないままでいる。
 いきなり動き出したら多分ちびるくらいにはビビると思うが、フョードルの《王命クエスト》には制限時間も無く、命令できない相手もいない。触れて命令すれば全ての敵を無力化出来るのだ。

「まぁ、座れよ」

 フョードルが言うと魔人二人は地べたに座った。それと同時にフョードルは地に尻を付けないように座る。

「質問するぜ。さっきので共通言語を話せるのは分かったからな。命拾いしたなぁ、お前ら。へっへっへ」

「フョードル、アンタ悪役っぽい」

「うっせ。んじゃあ、まずお前ら、オレの舎弟になれ」

「うわもう完全に悪役じゃん」

「これ言っとかねえと動かした時に殺られるかもしんねえからしょうがねーだろ!」

 ゴブリンは人語を話さない。なので、ここがどこか、好きな食べ物は、など何を聞いても返ってくるのは「ウガァギァ」や「キィヤガァヤア」など意味不明な言葉のみだった。

「まず、そうだな……」

 フョードルは思案気な顔をして咳払いをしてから口を開いた。

「お前ら、魔人で合ってるよな?」

 彼らはこくりと頷いた。予想通りだったようだ。

「ここにお前らの他に仲間はいるか?」

 二人同時に首を振る。なんとも奇妙な光景だ。

「ここはどこだ」

 二人のうち一人にだけにフョードルは問い掛ける。その一人が言葉を発した。

「ここは、ガランティア連邦王国、第四区ダアフォだ」

「ガランティア……っつわれてもイマイチ頭に入ってこねーな」

「地図がないと分かりようがないわね」

「おいお前ら、地図とか持ってねえのか」

 フョードルが言うと魔人二人は首を横に振った。そして、魔人のうち一人が話を始めた。

「地図は持っていないが、地理状況を説明することは、出来る」

「じゃあ、それ頼むわ」

 すると、その魔人は立ち上がり、上衣のポケットから何やら棒状のものを取り出して、それで地面に描き始めた。
 まず逆三角形のような記号を描き始める。

「これがガランティア連邦王国の現在の領土。そして───」

 そいつは逆三角形の右上の角の下辺りに丸をつけた。

「ここが現在地だ」

「これがその、だーふぉ? とかってやつか?」

 相も変わらず機械のようにただこくりと頷く魔人。

「それなら、ここら辺が〈封魔結界〉……かな」

 セルカが呟くように小さな声で言った。

「俺らは南西に進んでいたから、それで合ってるだろうな」シメオンが腕を組む。

「他のところも教えてくれねーか?」

 フョードルが言うとまたしてもその魔人は地面に何やら描き始めた。
 逆三角形の上辺───つまり、ガランティア連邦王国の北側に接するように横長の長方形が描かれる。右側の辺は〈封魔結界〉あたりと接しているが左側には大きくはみ出している。大きく、と言ってもはみ出した長さはガランティアの上辺の三分の一程。そしてその横長の長方形の縦の長さはガランティアの半分程度だ。

「これが大陸の全貌だ」

「この二つの国しかないのか?」

 ジークが問うと魔人は首を振った。そして、東側から描き加えながら、横長の長方形を網目状に区切っていく。

「カザオル、センドキア、ハリトノヴァ、シュンタイ、ユニ、サリド──」

「おいおいこりゃどういうこった……」

 これではあまりにも───。フョードルが呟くとその魔人は手と口を止めてしまったので「ああ、俺に構わず描き続けてくれ」と加えて言った。

「──ルノカアド、モファナ、そして、ここが魔帝国マギアだ」

「いや多いわね。なにこれ」

「……お前んとこの連邦王国デカすぎね?」

「我がガランティア連邦王国は900年に渡って、大陸の統一を目指している」

 魔人はさも当然のように言った。

「はーん、なるほど」

 フョードルは顎を手で触れてから、にやけ顔で、

「お前らは絶賛侵攻中ってわけか」

 魔人は頷いた。

「900年か……。気が遠くなるような期間だな」

「それでまだ統一出来てないとか、あんたんとこの連邦やる気あんのかよ」

 フョードルが諧謔的に笑うと、その魔人は形相を変えて口を開いた。

「連邦王国は今、他の劣位な国などに構っている暇などない……っ! 極級魔人ファグスの拡大に力を注がなければいかんのだ……!」

 涙を流しながら、魔人は吐き捨てるように言った。《王命クエスト》によって行動を制限されてはいるが、その眼には確かに敵意、いや、それを上回る殺意があった。
 《王命クエスト》の命令は絶対だ。どんなに口が固くても、どんなに自国愛が強くても《王命クエスト》に逆らうことは出来ない。

「ちょっと……かわいそう……かも……」

 セルカが呟いた。その言葉にはっとさせられるフョードルだったが、頭を振って、セルカの目を見据えて言った。

「オレも好きでやってるんじゃねえ。これも、お前らを生かすためだ」

 セルカはそのフョードルの眼にびくっと身体を震わせる。

「なんてな。何か情湧いてきたからさ。殺すことはしねーよ。ただな──」

 魔人二人にそれぞれ目を合わせて、

「お前ら。制約を結ぶぜ。オレらに危害を加えたら殺す。攻撃を仕掛けようとしたら殺す。オレらに触れれば殺す。妙な行動をとったら殺す。オレ達の半径10メートルから離れたら殺す。オレの命令に従え。いいな?」

 制約の内容に魔人はこくこくと頷いた。

「よし、なら楽にしていいぞ」

 そう言ってようやく行動のみを解除した。
 魔人達はすぐさま立ち上がり、ヒュウと風のような所作でフョードル達から距離を置いた。
 ぜぇはぁ、と肩で息をしている。

「貴様ら、勇者か……」

「ピンポーン、正解だぜ。よく分かったな」

「その左手の紋章………そうか……」

「くっくっくっく………」

 魔人の一人が涙を流しながら笑った。

「あっはっはっはッハッハッハッ!!」

「お、おいお前、妙な行動を取ったら殺すって、言っただろ?」

「ああ、王よ。この奇跡に感謝致します」

 魔人の一人が両手をパンッと合わせた後に手を前に突き出した。その瞬間、フョードルの命令通り、ぐたりと地面に倒れ込む。

「死ん、だ……?」

 目の前の衝撃的な光景に呆然としていると、もう一人の魔人は腰から剣を引き抜いた後にばたりと倒れた。
 そこに残された、フョードルの使役しているゴブリン以外は皆が眉を顰めて、完全に引いた様子だった。

「後味、悪過ぎんだろ……おい」

「ちょっ、ちょっとフョードル、これは……流石にないでしょ、バカ、ほんとバカ。なにしてんの」

「い、いやしょうがねーだろ。まさか自害するとは思わねえわ……」

「おいッ!!」

 シメオンの大声が聞こえた。怒号ではない。喚起の声だ。その声によって視線を戻している間だった。

「つぁッ!!」

 死んだはずの魔人が起き上がって、目で捉えられないほどのスピードで駆けて、剣をフョードルへと向けた。その刃が触れるよりも早く、シメオンの水の刃がその魔人の首を叩き切った。

「くはははハッ!!」

「うおえぇっ!?」

 フョードルが間抜けな声で叫ぶ。
 なんと、吹き飛んだ頭が突然笑い出したのだ。
 その頭に精神的衝撃を受けたレティシアが咄嗟にその頭を炎で焼き尽くし、灰にする。すると、それ以上はどうすることも出来ないのか、灰からの変化はなかった。ようやく死んだようだ。
 にしても──

「不死身……ってわけじゃあない、みたいだな」

「首を飛ばされてもケタケタと笑っていたぞ」

「ああもうやめて夢に出そう」

 レティシアが嘔吐えずく。見ると、セルカは地面に座り込んで腰を抜かしていた。

「フョードルの《王命クエスト》で一度死んで、首を飛ばされても笑っていて、その後、炎で焼いてようやく絶命する……。魔人というのは全員がこのような特徴を持っているのか?」

「いや、でもよ。もう一人の方は死んだままだぞ?」

「何か、カラクリがあるのか」

「死んじまったから……聞くに聞けねーな、もう」

 転がる死体に目を向ける。さっきまで生きていたその亡骸に複雑な気持ちになりつつも空を仰いだ。
 そして、シメオンが言った。

「これから、どうするんだ?」

「さあ」

「さあ……ってフョードル、アンタいい加減にしなさいよねほんとに。もっと情報聞き出せたかもしれないのに」

「あーはいはい。すみませんね。オレのミスですよごめんなさい。これでいいかヴァーカヴァーカ」

「むっかあ」

 レティシアがフョードルの腹にパンチを入れる。フョードルはふらふらと蹣跚よろけて千鳥足になりながら、

「おまっ、んなことしてる場合じゃねーだろ揉みしだくぞ!」

「死ねっ!」

 今度は本気の蹴りがフョードルのいさらいにヒット。

「いってえな!! てかオイそこ何笑ってんだよ!」

「だ、だって………くふふ……」

 セルカがツボったのか変な笑い方をしている。

「まったく、さっきまで死闘を繰り広げていたとは思えんな」

「ほんとな」

 こんな状況にも関わらず談笑しているのは、流石におかしいと自負しているつもりだ。でもこれが俺らのパーティの良いところだと、フョードルはそう思っている。
 転がる死体の周りに立つフョードル達。
 最近、気が付くと死体が周りに転がっている。
 死体。死体。死体。
 封魔結界を越えてからどれほどの命を奪ってきただろう。最初は後味の悪いゴブリン殺しも今じゃ慣れて、ただの作業だ。

 ああ。

 オレは、がしたかったのだろうか。何か違うような、でもどこか似通っているような、不思議な感覚だ。
 心にはいつも霧がかかっていて霧を払おうとしても、吹き飛ばそうとしても、命令したとしても。
 その霧が晴れることは無い。
 オレは、何かを成し遂げたいんだと思う。
 大きな何かを、仲間たちと。

 でも、大きな何かって何だろう。

 その答えは霧が晴れれば、分かるのだろうか。

 いや、このオレのことだ。
 心の霧が晴れても、それは分からないんだろうな。







────────────────────────
〈焔〉の勇者

名前:レティシア・ピーチルモイ
年齢:18歳
【〈神技スキル〉一覧】
焔罪カグツチ》:炎を操る能力。
陽焔カゲロウ》:自らの身体を炎と化す。
不知焔シラヌイ》:対象が灰になるまで燃え続ける炎を発現する。
烽焔ノロシ》:下から炎を巻き上げる派生能力。
灯焔トモシビ》:対象の内側で燃え続ける炎を発現する。
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