あのエピローグのつづきから 〜勇者殺しの勇者は如何に勇者を殺すのか〜

shirose

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第二章 蹉跌の涙と君の体温

第32話 綻びそうな君を胸に抱いて

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「ノウト、お前……──!」

「リア、ノウト!!」

 ナナセの言葉をフウカが遮った。
 ノウトの傍らにはリアという銀髪の少女も立っていた。

「フウカちゃん、シャルちゃん、久しぶりっ」

 リアとフウカが抱き合い、微笑ましい空間を生み出している。がっと行くのが恥ずかしいのか、シャルロットもおずおずとリアのもとに近づき、リアがそんなシャルロットの頭を撫でていた。

「ごめんね、置いてっちゃって。ノウトくんがわたしを連れ去っちゃうもんでさ~」

「人聞きが悪過ぎる。俺の命が狙われてたんだから仕方ないだろ」

「ふふっ。冗談だよ、ノウトくん」

「ほんとに、……会えて良かったです」

 フウカが涙ぐんで、微かに涙声になっていた。そんな様子を近くで見ていたナナセの腕をちょんちょんとアイナが小突いて目配せする。今は邪魔しないようにしよう、みたいな事だろう。ナナセは空気を読んで、その場から少し離れ、ヴェッタやアイナの隣に立った。

「ノウトがやったんじゃないんですよね? フリュードでみんなを──……してしまったのは……」

「──ああ、あれはフェイがやったんだ」

「よ、良かった……。ナナセを信じて良かったです」

 フウカが安堵の声を出す。

「フェイはあの夜、たおせたけど、……ごめん、俺がもう少し早く斃せていたら被害はもっと───」

「そんなの、しょうがないじゃない。気にする事はないわ。それで言ったら私達にも非はあるでしょうし」

 奥歯を噛み締めるノウトをシャルロットが宥める。
 そんなシャルロットにノウトが微笑んだのち、ノウトは哀しい瞳をして口を開いた。

「………レンがいないのは───」

「…………」

「やっぱり、…………そういうことか」

 レンと呼ばれた彼はフェイの起こした災害で死んでしまったのだろう。彼らの中でどんよりと重たい空気がのしかかっているのが分かる。ノウトはこの場で会うまで誰が命を落としたのか知らなかったのだ。
 ノウトが遣る瀬無いと言った表情を見せ、リアは今にも泣きそうな顔をしていた。
 ノウトはぐっと顔を上げて、

「レンの分まで、俺らは生きないとな」

 胸を張ってそう言い切った。それにリアやフウカ、シャルロットがしっかりと頷く。少しのことしか知らないが、ノウトとレンはそこそこ仲が良かったと思う。仲間を、友を失った気持ちを完全に払拭することは出来ないけど。ナナセも、テオや、そしてフェイが死んだことを完全に受け入れられてはいないけど、今は進むしかない。前を向くしかない。振り向くことはできない。ノウトはその覚悟が、出来ているんだ。
 ナナセがアイナとヴェッタと目配せをして、無言で頷き合う。俺達も頑張ろう、という意思の疎通のつもりだ。

「ナナセ」

 ノウトはナナセへと視線を向けた。その眼には敵意などなく、ただ穏やかなものだった。
 ナナセにしか聞こえないような小さな声で語る。

「あのループはお前の仕業ってことで合ってるか?」

 初めの一言からノウトがナナセのやっていたことを知っていると察することが出来た。ではなぜか。その答えはすぐに導き出せた。

「ノウトも……あれを繰り返していたのか?」

「ああ。三回繰り返して、その後この日の朝に戻ったわけなんだが──」

「……三回?」

「そうだ。まぁ、今回のを入れれば四回だけど」

 ノウトのループ回数がナナセとリンクしていない。……というよりは、ノウトはあの何千回のループに気付いていないんだ。ループのインターバルは最終的に一回が刹那のような短さを誇っていた。ナナセは何度も《永劫アイオーン》で反逆の一手を思考していたからそれに気付いていたが、ノウトの場合は違う。

「でも、どうして俺が聞く前にループを起こしていたって分かったんだ?」

 ナナセがそう言うと、ノウトは頭を掻いて、罰の悪そうな顔をした。

「強いていえば、勘かな」

「かん!?」

「いや、勘ではないか。消去法で絞ったのは確かだ。でも、完璧には絞ることが出来なかった。まず時を遡るなんて芸当、〈神技スキル〉が使える勇者しか不可能だ。勇者以外が行うならそれ相応の代償が必要だからな」

 ナナセの《克刻リヴァイス》もアイナが一度命を落とす必要があるし、回を重ねるごとにアザレアの送る力が尻すぼみになる分、代償が完全ないとは言えないが、ナナセ自体が何かを負うわけではないので、代償がないと言っても過言ではないのかもしれない。

「それで勇者に視点を置いて考えることにしたわけだ。でも、いかんせん情報が足りな過ぎてさ。勇者の半分くらいしか〈神技スキル〉分からなかったんだ。
 それで俺は一度、この時計塔の上から観察することにした。誰が引き起こしているか探すためにね。まぁ、これはリアの案なんだけど」

「……え? リアもループしてたの?」

 ナナセがリアの方を見る。彼女はフウカやシャルロット、アイナ、ヴェッタと戯れている。

「いや、リアはループしていない。でもあいつはすぐに俺の異変に気付いて、状況を察してくれたんだ」

「いやなにそれ……」

「俺も分かんないけどさ。まぁ、あいつは、とにかく普通じゃないんだよ。どのループでも俺の異変に気付いたし」

「す、すげぇな」

 ナナセが驚異に目を見張りながら、リアとノウトを交互に見た。

「ま、そんなことより今はやることがあるだろ?」

「おう。12時までにレティシアを止めないと、だよな?」

「そうそう。ナナセもレティシアだってことには気付いてたんだな」

「まあね。伊達にループさせてないし」

「言えてるな。何処か引っ掛かるところがあるけど、………炎のように熱かったし、レティシアがやったと考えていいだろうな」

 ノウトは含みのある言い方をしたが、その真意に関して知る由はない。

「あと、気になってんだけど、ナナセ、お前。警戒心無さすぎじゃないか? こんな真っ黒な翼生えてる奴がいきなり目の前に現れたっていうのに」

「まぁ、俺もノウトを探してたからさ。その理由はおいおい話すわ」

「了解。今気にすることでもないしな。よし、早速ここを発とうか」

「おう」

「リア、そろそろ出発するぞ」

「あっ、うん。……それでさ」

 リアがノウトの声に応えた。

「ここにいる全員で行くの? フウカちゃんとヴェティちゃんがいるから全員で行くことは出来るけど」

「離れた時の連絡手段がないしな。ここに置いてくってことは出来ないだろ」

「それは、そうなんだけどさ」

 リアはどこか歯切れ悪そうに話す。
 そんなリアの顔を見て、

「大丈夫、俺がみんなを守るから」

 ノウトは微笑んで言った。

「帝都に行ければこっちのもんだからさ。俺がなんとか話をつけるよ。だから俺を信じて欲しい。もう誰も傷付けさせない」

「そう、だね。うん。ノウトくん、信じるよ」

「ああ、任せろ」

 ナナセはこの光景に強烈な既視感デジャヴを感じた。どうしてかは分からないが、ノウトの姿が一瞬、アルバートと重なったのだ。

「じゃあ、作戦をナナセ、頼む」

 ノウトが皆に視線を向けて、口を開いた。

「えっ、俺?」

「目的を伝えて欲しい。封魔結界を通った後のことは俺が伝えるから。目的に関してはナナセが伝えた方が自然だからさ」

 ノウトはナナセの瞳を見据えて、

「それに、俺達の命を救ってくれたのはお前なんだからさ。頼りにしてるよ、ナナセ」

 ノウトが柔らかい声音で話す。そんな風に言われたら、応えるしかない。

「───分かった。任された」

 アイナと目配せしてから、双眸で仲間の顔を見渡して、言った。

「まず、俺らはレティシアを探さなくちゃいけない。彼女が今日の正午に攻撃を仕掛けてくるんだ。それで俺ら全員がとんでもないダメージを受けてしまう」

 ナナセが口にすると、「やっぱり勇者全員を対象にしてたんだな……」とノウトが小さく呟いた。
 そして、アイナがナナセを見て肩を竦めて言う。

「それはここに来る前聞いたけど、で、これからどうするの?」

「それは俺が言うよ」

 ノウトが一歩前に出る。

「まず、俺らは封魔結界を越える。最初に言っておくと、封魔結界は一方通行だ。あそこを通って戻ることは出来ない」

「そう、なの?」

 アイナが呆然とした様子で尋ねる。そうか、この周でアイナ達にこのことを伝えてないんだった。

「でも、安心して欲しい。後で詳細は伝えるけど、俺は一度向こうからこちらに渡ってきている。絶対に人間領に帰って来れないっていうわけではないんだ」

 ノウトの目が、それが真実であることを語っていた。

「それで、封魔結界を抜けたら、レティシアのパーティを空を飛んで探す。集団で移動しているはずだから上から見ればすぐに分かるはずだ。本当は三手に別れたいんだけど、さっきも言った通り連絡手段がないから、離れるのは悪手だ」

 レティシアを探してたらノウト達を見失った、なんてことがあったら笑い事では済まないだろう。

「ナナセ、さっきの翼出せるか?」

「ああ、出せるよ」

 ナナセが頷くと共に翼が顕現される。

「いや、凄いな。どうやって出したり消したりしてるんだ?」

「普通に頭の中で翼に命令してるだけだけど」

「頭で命令か……。いや、俺の場合は無理かな。言うこと聞いてくれないぞ、こいつ」

 ノウトが不服そうな顔で翼を親指で指し「ま、こいつに関しては少しだけ懸念点があるけど、今は気にしない方向でいこうか」と付け加えた。

「それじゃ、行こう。リア、来てくれ」

 リアがノウトの傍に寄る。

「取り敢えず、俺の後に着いて飛んできて欲しい。大丈夫か?」

 ナナセやフウカやヴェッタが頷く。
 ノウト以外に関しては封魔結界を越えるのがこれが初めての経験だ。不安が心を渦巻いているが、ノウトがいるだけでいくらか安心出来る。
 ノウトがリアの背中側に移動し、リアの腰に手を回した。やけに手馴れてるな、なんて思ってしまう。
 それを見たアイナがナナセに近付き、耳打ちするように小さな声で言った。

「もしかして、私もやんなきゃ~、みたいな?」

「っぽいな」

「……分かった」

 アイナがナナセの前に立つ。ナナセがアイナの腰に手を回す。

「落とさないでよ」

「分かってるって。任せて」

 ナナセが気丈に振舞おうとしたが、少しだけ、ほんの少しだけ声が震えてしまった。それを聞いてアイナがふふっ、と小さく笑った。
 背後を見ると、フウカやシャルロット、ヴェッタも準備万端のようだ。
 ナナセがアイナ達と目配せをしたのを確認してから、ノウトが「行くぞ」という掛け声と共に翼をはためかせ、飛び去っていく。
 ナナセはアイナに回した腕を、彼女が落ちることのないように力を少しだけ強めてから、翼を広げて飛んでいく。
 目指すは眼前に広がる。封魔結界のそのまた向こうだ。
 正直、レティシアがすぐに見つかるとは思ってはいない。でも、ノウトは何処か自信があるように見えた。今は彼に頼るしかない。


 そして、勇者の一団は炎の勇者を求めて飛んでいく。
 彼らの行く先は始まりか、それとも終わりか。
 その答えは女神のみぞ知る。
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