あのエピローグのつづきから 〜勇者殺しの勇者は如何に勇者を殺すのか〜

shirose

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序章 きみが灰になったとしても

第28話 風と花

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 魔皇や魔皇城上層部の者たちで会議を進め、正式に『大地掌握匣グランアルカ奪還作戦』が発足された。今回の事情を知る者は魔皇城でも有数だ。どこから情報が漏れるか分からない、というところが一番大きい。
 今回の作戦は相手陣にこちらの侵入がバレた時点で失敗と言っても過言ではない。だからこそ、内密に会議を進め、侵入経路や奪取手段等々を定めることが出来た。
 なんと、連邦側に斥候に出ていた斥候兵の一人が大地掌握匣グランアルカの居所をすでに入手したようで、こちらの計画は順調に進んでいた。
 ノウトが帝都に帰ってきて三日経った今日、ノウトはメフィと共に大地掌握匣グランアルカを持って帰るための瞬間転移陣ステラグラムの最終準備へと入っていた。

「よいしょ……っと」

 ノウトが瞬間転移陣ステラグラムの入った背嚢を背負う。
 瞬間転移陣ステラグラムは傍から見たらただの丸い絨毯だ。ただ、絨毯よりも心持ち厚く、そして重い。毎日筋トレをしているノウトですらこれを背負って連邦まで向かうのはきついかもしれない。

「どうじゃ?」

「まだかなり重い、かな。ぎりぎり持ち運び出来るレベルって感じ」

「ううむ。これ以上の軽量化はソフトに問題が発生するために不可能じゃからなぁ……。作戦に同行するメンバーで交互に持ってもらう他あるまい」

「まぁ、最終的にはそうだよね」

「なに、ラウラとダーシュが行くことは決まっておるのじゃ。あの筋肉ダルマ二人に任せておけばノウトが気にするとこはあるまいて」

「いや、事実そうなんだけど、持ってもらってるあいだ、すごい不甲斐なくて申し訳ない気持ちでいっぱいになりそうでさ」

「仕方あるまい。どうにもならぬことを補強し合うのが仲間じゃろ」

 メフィが言ったその言葉が妙に腑に落ちて、ノウトは頷いた。

「それじゃ、持って行く瞬間転移陣ステラグラムはこれでいいとして、帝都に設置する片割れの瞬間転移陣ステラグラムはどこに置く?」

「それは、適当でいいじゃろ……と言いたいところじゃが、もしものことがあっては困るからの。この部屋に置いておくとしよう。然らば、わしがいつでも監視下に置けるからの」

「そうだな。それが一番いいかも」

 ノウトは頷いて、それからメフィの部屋を見渡した。薄暗くて、でもどこか安心する。

「そう言えば」ノウトが思い出したかのように口を開いた。

「ノワ=ドロワが使用して帰ったっていう瞬間転移陣ステラグラムはこっちにあるんだろ?」

「うむ。今もわしの研究室にあるが、それがどうした? まさか、それを使ったら連邦に一瞬で行けるなんて思っちゃいまいな?」

 メフィにノウトの心中を当てられたから、ノウトは内心驚いた。

「だめ、かな?」

「駄目に決まっておろう。連邦がそれくらい考えてないと思っておるのか? 当然、跳べたとしても連邦側で瞬時に罠にかかって拘束されるに決まっておる」

「まぁ、それくらい対策しないとこの作戦は出来ないよね」

「うむ。瞬間転移陣ステラグラムは相手も使えるゆえ諸刃の刃じゃ。そう何も考えずに使ってはいかん」

 そりゃ、そうだけど。例えばノウトだったら向こうに着いて、何か罠があっても対処出来る自信があったが、それは驕りだ。瞬間転移陣ステラグラムで跳んだ瞬間に深海にいたり、溶岩に落とされたりしたらさすがのノウトも対策できない。

「メフィは今回の神機奪還作戦のメンバーに加わってないんだよな?」

「うむ。自慢ではないが、わしは20分歩けば一時間の休息を必要とする肉体なのでな。遠出の旅は物理的に不可能なのじゃ」

「ちょっとは運動はした方がいいと思うよ、メフィ」

「面倒くさいからしないのじゃ」

「ま、メフィはそう言うよね」

 ノウトは肩を竦めて小さく笑った。

「しかし、分かってるとは思うが瞬間転移陣ステラグラムの起動にはわしレベルではなくともかなりの魔力量を必要とする。じゃから参加メンバーには魔力量の多い者を同行させることは必須じゃ」

「今確定してるのは俺とラウラとダーシュの三人だよな?」

「そうとわしも聞いておるが、なんでも、今日の最終会議で参加メンバーは全員分かるそうじゃ」

 今回の奪還作戦は極秘裏に進められている計画されているため、参加メンバーですら作戦に加わる者にしか伝えられない。今日行われる最後の作戦会議でその全容が伝えられるのだろう。

「その中に、瞬間転移陣ステラグラムを発動出来る者がいるそうじゃぞ」

「なるほど、そういう事か」

 すると、ガチャリと扉が開けられた。

「所長、失礼します」

 そこに居たのは一人の血夜族ヴァンパイアの少女だった。

「ノエル」メフィが彼女の名前を呼んだ。

「よう、ノエル。元気か?」ノウトがノエルと目を合わせる。

「え、ああ。まぁ、普通ですね」

 ノエルは曖昧に頷いた。ノエルは無愛想で不真面目に見えるが、神機関連についてだけは真面目に取り組む少女だ。
 彼女は魔術研究所に務めていて、そんなノエルはメフィの部下に当たる。暗いところが好きなメフィと気が合うのか、ノエルは率先して彼女の仕事を手伝っている。

「頼まれた資料をまとめておきました」ノエルが紙の束を胸に抱えてメフィに近づく。

「ありがとう、ノエル。ではノウト、これから神機の最終工程に入るからの」

「分かった。俺はここら辺でおいとまするよ」

「うむ。話が早くて助かる」

「それじゃ、またな。メフィ、ノエル」

 ノウトは彼女らに手を振って、その部屋を出た。計画の進行は順調だ。明日にはノウトたちは連邦へと向かうだろう。
 明日に備えて諸々の準備を整えるために、自分の部屋へと向かうその途中だった。
 背後で小さな破裂音が聞こえ、その直後、ノウトの首に刃が当てられていた。
 ノウトは当然、殺陣シールドで身を守っていたので無傷だ。無意識に暗殺ソロリサイドを使って距離を置く。
 そこに居たのは猫耳族マナフルの少年だった。黒い髪に黒いしっぽ。両腕は包帯に巻かれて傷だらけだ。そして、その瞳にはぎらぎらと輝く憤怒が見て取れた。
 おそらく、ノウトを暗殺しようとしたのだろう。正直、こういう手合いは少なくない。勇者を恨む見知らぬ輩が襲ってくるなんてノウトにとっては日常茶飯事だ。だから、ノウトはそこまで驚かなかった。歩く災厄である勇者を密かに殺そうとする派閥がいるのはここ二年で痛いほど分かった。
 だから、目の前にいる猫耳族マナフルの少年が誰か分かった時にこそ驚いた。

「……リューリ」

 ノウトがその名前を呼んだ。

「……………」

 リューリは短剣を握ったまま黙ってノウトを睥睨している。
 彼はダーシュの配下だ。今まで彼とは会話らしい会話をしたことはないが、顔を合わしたことくらいはある。

「ナイフ、しまってくれないか?」ノウトはリューリと目を合わせた。「ルーツァとシャーファのことは……ほんとに、守れなくてごめん」

 リューリは今なおノウトを睨んでいる。とてもミャーナやシファナと同い歳とは思えないくらいの凄みがその眼に宿っていた。
 リューリは「ふん」と鼻を鳴らして短剣を鞘にしまった。

「これくらいで死んでもらっちゃ困るからな」

 そう言って、不敵に笑ってみせた。

「ルーツァ様やシャーファ様、フィーユさんのことは、今更掘り返すつもりはねぇよ……、だけど……」

 リューリがノウトに近付いて、

「どうして……っ!」

 ぐっと胸倉を掴んだ。

「どうして、刺客を殺さなかったんだよ、お前は……っ!」

 声を振り絞るように言った。

「殺せたんだろ? あんたなら。どうして殺さなかったんだよ、なぁ」

 刺客というのはエヴァのことだ。エヴァがルーツァやシャーファ達を殺したのは事実だ。
 そんなエヴァが今ものうのうと生きている。リューリはそれがたまらなく悔しいのだろう。
 そして確かに、あの状況でノウトはエヴァのことを殺せた。
 でも、そんなことをする必要は無い。エヴァはアヤメの力でもう誰も殺せない身体になった。───いや、だから殺さなくていいという話ではない。

「人は殺しちゃいけないからだよ、リューリ。復讐は何も生まない」

 ノウトはリューリの目を見て、そう言った。リューリは目を丸くした。

「……ハッ」

 リューリはノウトの胸倉から手を離して、失笑した。

「……お前、頭おかしいんじゃないのか?」

「そうかもな」

 ノウトは小さく笑う。リューリは一瞬、目を見開いて、それから舌打ちした。

「次しくじったら、オレがあんたを殺す」

 リューリはそう呟いて、その場から消えるように去って行った。「精進するよ」と呟いて、ノウトは帰路につく。リューリに言われたことを反芻しながら、歩き始めた。
 廊下を角に曲がったところで、彼女らにばったり遭遇した。

「あ、ノウトじゃん」

 そこにはラウラとダーシュが立っていた。ダーシュはラウラの二歩後ろに佇立して不機嫌そうな顔でこちらを見ている。

「良かった。ちょうどアンタを呼ぼうとしてたんだ」

「俺を?」

「察しろ」ダーシュがノウトを見下すように言った。「最終会議だ」

「じゃあ、連邦へは明日出発するんだな」

「そゆこと」ラウラが頷いた。「これから魔皇様のいる作戦会議室行くから着いてきて」

「分かった」ノウトが肯定して、歩いていくラウラを追いかけた。

「ダーシュが今回の作戦に加わってくれるなんて、心強いよな、ほんと」

「姫が行くなら俺が行くのも道理だ」

 ダーシュは淡々と言葉を紡ぐ。
 猫耳族マナフルの国の姫君であるラウラの専属護衛騎士ダーシュはラウラを第一に考えて動いている。
 ダーシュは強い。ノウトが剣術だけでダーシュとやり合っても、まともな戦いにならないだろう。ダーシュは強すぎる。だが、そんなダーシュよりもラウラの方が遥かに強い。剣術も、武術も、体術も。
 だけど、ダーシュは姫の護衛騎士に選ばれたその日から、守る必要のないラウラを守っている。ノウトはそんなダーシュのひたむきなところに憧れを感じて、同時に尊敬している。

「なんだ」ダーシュが低く唸るように言って、ノウトを見た。

「いや、なんでも」

「なんでもなくはないだろ」

「うん。なんでもなくはない」

「じゃあ、なんだ。何か俺に文句があるのか?」

「いや、ダーシュってかっこいいよなって思っただけ」

「お前は本当に気持ち悪いな」

「それは酷くない?」

「男を褒める男は総じて気持ち悪い」

「ノウトは正直に生きてるからなー。慣れたらなんともないけど」

 前を歩くラウラが苦笑いしているのが、顔を見なくても見なくても分かった。

「姫、それは姫も俺のことをかっこいいと見なすと、そういうことですか?」

「何でそういうところめざといかな」

 ラウラは後ろをちらっと振り返って肩を竦めた。ダーシュは再び前を見て、ラウラの三歩後ろを律儀に保守している。廊下を三人で歩いていると、いつの間にか某会議室の前に辿り着いていた。ラウラががちゃりと扉を開ける。
 円卓が中央にあり、そこには血夜族ヴァンパイアの男が座っていた。彼はこちらを見ると、爽やかな笑顔を伴って立ち上がった。

「やぁ、みんな」

 レンだ。そこにはレンがいた。

「レンがここにいるってことは……」

「そう。俺も作戦に加わることになったんだ」

 レンがみんなと顔を見合わせて、手を出してくる。

「改めてよろしく。ラウラ、ダーシュ、ノウト」

「ああ、よろしく」

 ノウトはレンと握手を交わした。ダーシュはラウラの二歩後ろで腕を組んで立っている。

「アンタが加担するんだ。あたしはロスかヨルアだと思ってたけど」

 ロスというのは言わずもがな、ロストガンのことで、ヨルアというのはロストガンやレンと同じで血夜族ヴァンパイアの国の王子の一人だ。ヨルア・ヴァン=ユウグルア。王位継承権は第三位だが、王子と言ってもヨルアは女性だ。
 血夜族ヴァンパイアが耐日服無しに遠征に参加するのは自殺行為なので、基本的に遠征する時は耐日服を持っている血夜族ヴァンパイアの王子に委託される。

「今回は俺が立候補したんだ」

 レンが控えめに微笑んだ。

「立候補って、……今回の作戦は公には晒されてないだろ?」

「もともと姉さん──ヨルアに任務を当てられていたんだけど、無理言って俺に変わってもらってさ」レンが俯き気味に顔を伏せた。「俺があの日、あの街にいたら、未然に防ぐことも出来たんじゃないかってずっと思っててるんだ」

「レン……」

 エヴァが奇襲してきたあの日、レンは自国へと飛んで帰っていた。あれは偶然だ。そこをエヴァに付け狙われたという可能性もある。というのも、血夜族ヴァンパイアは昼と夜で戦闘能力が180度変化する為、夜に血夜族ヴァンパイアと戦闘をするのは無謀だからだ。

「気にやむ必要はないよ」

 ラウラが腕を組んだ。そして、いたずらっぽい笑顔で笑った。

「シャーファとルーツァが勝てなかった相手をアンタが何とかできると思ってんの?」

「それは……」レンが困った顔をして、「そうだね」

 それから笑ってみせた。レンのその笑顔が、どうしてかノウトには本当のものに見えなかった。その理由は分からない。

「みんな、集まってるようだな」

 魔皇が奥の扉から現れた。彼女は歩いてきて、円卓の上に手を置いた。

「いよいよ明日、みんなには連邦の首都ファガラントまで行ってもらうわけだが」

「あの、魔皇様」

 ノウトが口を挟んだ。

「どうした、ノウト」

「参加メンバーは五人ですよね? もう一人が来てませんけど」

 ノウトが言うと、魔皇が小さく笑った。

「彼女なら初めからいるぞ、ノウト」

「えっ、…と?」

 ノウト、それにレンが周りを見渡した。
 ここにいるのはノウト、レン、ダーシュ、ラウラ、それに魔皇だけだ。それ以外の誰もこの部屋には見当たらない。
 ダーシュとラウラは魔皇が何を言わんとしているのか分かっているらしい。

「まさか、魔皇様?」

「私が行きたいのはやまやまなんだが、私が帝都を留守にするわけにはいかないからな」

 そう言って上を見上げた。釣られるようにノウトも上を見上げる。すると、

「わっ」

 黒い何かが上から落ちてきた。そして、音もなく華麗に着地した。それは、人だった。女性だ。頭には角が生えていて、背中には翼がある。血夜族ヴァンパイアとも魔人族マギナとも見える。初めて見た種族だ。だが、それよりも明らかにおかしなことがひとつある。
 彼女は黒いポニーテールを揺らして立ち上がった。そして、胸に手を当てて口を開いた。

「私は今回の作戦に同行させていただくカザミ・フウカと申します。宜しく御願いします」

 礼儀正しくそう言うが、全く頭に入って来ない。
 なぜなら、カザミ・フウカと名乗った少女は、身体のラインが異様なほど強調された真っ黒なつなぎを着ていたからだ。

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