numb.

Ms.thirteen

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モテ期

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彼氏と別れた途端、えまはとにかくモテた。先輩後輩、同い年、とにかく色んな人からデートの誘いがあった。

デートに行き、美味しいご飯をご馳走になる毎日、特定の彼氏は作らなかった。

一人暮らしの家も、誰にも教えなかった。自分だけの部屋に、他人はいれたくなかったのだ。

女友達もそれなりにいたが、特定の人とべったりくっつくことはなかった。

男女問わず信用していないから。

外ではニコニコ愛想よくしていた
でも本当に心を開くことはなかった


男とふたりデートに行くと
だいたいそういう展開になる

女慣れしてない真面目タイプは、ご飯だけで済む
でもえまはそれでは満たされなかった

心だけじゃなくて身体も求められることで、自分の存在意義を感じられる

えまは小難しく、身体だけの関係は虚しくなるから嫌いだった。

心もあって、身体も求める関係がベストだった

だけど、恋人にはなりたくない
縛られたくないからだ

そうして不特定多数と関係をもつ日々が続いた
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