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四冊目 りんごあめと白雪王子 ~絶対恋愛関係にならない二人の最後の夏休み
一緒に入る?露天風呂……③ ♡
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「きもちいい? ……まだ、怒ってる?」
「ひっ……ひか、る、やめろっ……」
恥ずかしくて抵抗するけれど、扱かれるほど竿はがちがちに硬くひくついて反り上がるし、我慢の限界が近くて全く動けない。されるがままになっている勝行を上目遣いでちらりと見やり、反応を確認した光はにやりと口角を上げる。直後、喉奥までそれを咥え込んだ。
さっきのりんご飴のように、美味そうに食われている。全体を舐め上げ、吸い付き、溢れ出る涎で優しく包み込んでじゅるっと吸い音を立てられると、とんでもない快感に思わず「うあっ、あ」と声をあげてしまった。眉間に深いしわを寄せ、必死に快楽に抗おうとする、余裕のない情けない姿を見られたくなくて、勝行は片手の甲で必死にその口元を隠した。
勝行の分身が光に咥えられるのはこれで二度目。
とはいえ前回は殆ど夢うつつで完全に目が座っていたし、あまり光の記憶には残っていないのだろう。かつて色んな男の象徴を強制的に咥え込まされてきた男が、改めて勝行のモノを堪能するべくゆっくり愛撫し味わっている。
「かつゆきの……でか……っ」
咥えたまま喋られ、思わぬ刺激に勝行の武器が再び成長すると、たまらずむせそうになった光が、喉を鳴らした。その腰は、どこか物欲しげに揺れ動いている。だが我慢できずに吐息を漏らすたび、嬉しそうな目でこちらを見上げる光がとんでもなくエロい。
恍惚とした表情で光を見つめていたら、じゅうっ、と卑猥な音を立ててディープスロートされる。その強烈な刺激に思わずタガが外れた勝行は、その喉奥に己自身をめいっぱい押し付けた。
「……っく、ふっ……」
「んっ、んんっ」
口腔内で、血管がドクドクと脈打つ感触が互いに伝わってくる。
苦し気な表情をしても、全く逃げない光の喉元に、熱いものを何度となく流し込んだ。
「はあっ……はあ……」
誘惑に負けて散々溜まっていたものを一気に放出してしまった勝行は、肩で息をしながらしばし放心していた。またしてもあっという間にイかされてしまった情けない自分に、怒りすら湧いてくる。だがさっき神社の厠で妄想した時の数倍以上、気持ちよくて抗えなかった。
(くそっ……また……やられた……!)
ごく、ごくん、と事もなげに出てきたものを全部飲み込んだ光は、それをゆっくり舐めながら離し、馬乗りになったまま妖艶な笑みを漏らして勝行を見降ろす。
その口元からは、白濁した粘り気のある液体がたらりと零れ落ちた。
「……っ、なあ……も、風呂入れる……?」
「ば、馬鹿……っ」
すっかり抜けかけた腰の代わりに光の腕を引っ張って起き上がると、勝行は物欲しげに見つめてくる光の唇を強引に奪って吸い付いた。
「そんなもん、飲むなって言っただろ……っ」
「ふ、……っんん」
その口の中や周囲にじわり広がっているのは、自分の吐き出した蜜の味と雄臭。口に入れたことなど一度もない、ましてや一生口にすることなどないと思っていたそれを、光は美味しそうにあっさり飲み込んでしまう。そんな姿を見て興奮が収まるはずがない。
この中で今、彼の味覚を支配しているのは、まぎれもない自分の分身。そしてこの味を知るのは、この世に今西光、ただ一人だけ。
――飴みたいに食いやがって……。
勝行の脳内で、再び何かがブツンと切れた。
「きもちいい? ……まだ、怒ってる?」
「ひっ……ひか、る、やめろっ……」
恥ずかしくて抵抗するけれど、扱かれるほど竿はがちがちに硬くひくついて反り上がるし、我慢の限界が近くて全く動けない。されるがままになっている勝行を上目遣いでちらりと見やり、反応を確認した光はにやりと口角を上げる。直後、喉奥までそれを咥え込んだ。
さっきのりんご飴のように、美味そうに食われている。全体を舐め上げ、吸い付き、溢れ出る涎で優しく包み込んでじゅるっと吸い音を立てられると、とんでもない快感に思わず「うあっ、あ」と声をあげてしまった。眉間に深いしわを寄せ、必死に快楽に抗おうとする、余裕のない情けない姿を見られたくなくて、勝行は片手の甲で必死にその口元を隠した。
勝行の分身が光に咥えられるのはこれで二度目。
とはいえ前回は殆ど夢うつつで完全に目が座っていたし、あまり光の記憶には残っていないのだろう。かつて色んな男の象徴を強制的に咥え込まされてきた男が、改めて勝行のモノを堪能するべくゆっくり愛撫し味わっている。
「かつゆきの……でか……っ」
咥えたまま喋られ、思わぬ刺激に勝行の武器が再び成長すると、たまらずむせそうになった光が、喉を鳴らした。その腰は、どこか物欲しげに揺れ動いている。だが我慢できずに吐息を漏らすたび、嬉しそうな目でこちらを見上げる光がとんでもなくエロい。
恍惚とした表情で光を見つめていたら、じゅうっ、と卑猥な音を立ててディープスロートされる。その強烈な刺激に思わずタガが外れた勝行は、その喉奥に己自身をめいっぱい押し付けた。
「……っく、ふっ……」
「んっ、んんっ」
口腔内で、血管がドクドクと脈打つ感触が互いに伝わってくる。
苦し気な表情をしても、全く逃げない光の喉元に、熱いものを何度となく流し込んだ。
「はあっ……はあ……」
誘惑に負けて散々溜まっていたものを一気に放出してしまった勝行は、肩で息をしながらしばし放心していた。またしてもあっという間にイかされてしまった情けない自分に、怒りすら湧いてくる。だがさっき神社の厠で妄想した時の数倍以上、気持ちよくて抗えなかった。
(くそっ……また……やられた……!)
ごく、ごくん、と事もなげに出てきたものを全部飲み込んだ光は、それをゆっくり舐めながら離し、馬乗りになったまま妖艶な笑みを漏らして勝行を見降ろす。
その口元からは、白濁した粘り気のある液体がたらりと零れ落ちた。
「……っ、なあ……も、風呂入れる……?」
「ば、馬鹿……っ」
すっかり抜けかけた腰の代わりに光の腕を引っ張って起き上がると、勝行は物欲しげに見つめてくる光の唇を強引に奪って吸い付いた。
「そんなもん、飲むなって言っただろ……っ」
「ふ、……っんん」
その口の中や周囲にじわり広がっているのは、自分の吐き出した蜜の味と雄臭。口に入れたことなど一度もない、ましてや一生口にすることなどないと思っていたそれを、光は美味しそうにあっさり飲み込んでしまう。そんな姿を見て興奮が収まるはずがない。
この中で今、彼の味覚を支配しているのは、まぎれもない自分の分身。そしてこの味を知るのは、この世に今西光、ただ一人だけ。
――飴みたいに食いやがって……。
勝行の脳内で、再び何かがブツンと切れた。
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