切恋

両想い

柚木は、ずーっと好きだった星矢と念願の両想いになった。
 
ドクン

ドクン 

ドクン

？なんだこの気持ち
鼓動がうるさい
親友が両想いになって凄く嬉しいのに
凄く胸が痛い

チクン
？

んん～熱は、ない

……………



恋？

いやない！
いやでも…
どうなんだろ
わからない

あ！柚木と星矢が並んで歩いてる

チクン

ああもうわかったよ
いくら自分に嘘ついても無駄なんだ。
認める
私、星矢が好きだ

スー 
なにか分からないけど凄く温かい水のような物が、私の頬をつたった。

あれ？なんか目からたくさん何かが、溢れてくる。

ナミダ

ああこれが片思い

もう遅いよぉ
もう少ししたら早く気付いていれば

あのラブラブな2人を邪魔できない。
これは、柚木にいったほうがいいの？

迷惑

そんな言葉が私の頭の中にふっと浮かんだ。

これじゃだれにも相談にできない

そう思っていた時

トントン
誰かが、私の肩をたたいた。

星矢だ。

「どうしたの？彼氏さん笑」
これが私ができる精一杯の笑顔と、ジョークだった。

なんだろうもう目の前が真っ暗
星矢は、何も気づいていないようで普通に話していった。
凄くドキドキした。

これが片思い
凄くドキドキした後にキュウゥと、胸が締め付けられて切なくなって胸がとてもチクチクする。
病気の時とかの心臓の痛みとは、違う。
胸が痛いのは一緒だけどなんか胸の中心がジワジワと痛くなっていくそんな感覚。

これは、柚木に言ったほうがいいのかな？


つづく