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章の3
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敦は私たち不良グループメンバーの一人。
不良のなかでも敦は穏やかな性格でいつも冷静でいてくれて、争いが起きそうな時には止めてくれた。
成績もいい方で、定期テストではいつも高得点を叩き出している。
2年生の夏。
暑さもその年のピークに差し掛かる頃、私たちは海に来ていた。
敦は用事があると言っていたのだが、私がしつこく誘い、敦も一緒に行くことになった。
焼くように熱い日差しを浴びながら、私たちは海ではしゃいだ。
いかついなりをしているから、周りには人が寄ってこない。
寄ってくるのは同類だけ。
今日も同類は寄ってきた。
不良同士は敵対しあう、グループ同士仲良くしたりすることはなかなかない。
いつも敦の仲裁により争いは起きないのだが、今回は違った。
敦が仲裁に入ろうと誰も止まろうとしなかった。
夏の暑さのせいか。
砂浜の熱気のせいか。
争いは起きてしまった。
敦も仕方がないといった顔で一緒に戦う。
私はグループ主戦力なので多くの不良どもを蹴散らしていく。
日が沈んでいくなか、争いは終わる。
周りには不良以外誰もいない。
もとから近くには人はあまりいなかったが、今は完全に捌けてしまっている。
立っているのは勝者の私たちだけだ。
側にいた敦と拳を重ねる。
敦が倒れてしまった。
敦の腰にはナイフが刺さっている。
まだ動ける人がいたようだ。
敦の後ろにいた人が最後の力を振り絞り敦を刺したようだ。
俺は動けなかった。
ただ倒れている敦を眺めていた。
何もできなかった。
呆然と立ち尽くし、石像のように全く動かず突っ立っていた。
仲間のお陰でなんとか病院まで運ばれたが敦は亡くなった。
もう敦は目が覚めないのだ。
不良のなかでも敦は穏やかな性格でいつも冷静でいてくれて、争いが起きそうな時には止めてくれた。
成績もいい方で、定期テストではいつも高得点を叩き出している。
2年生の夏。
暑さもその年のピークに差し掛かる頃、私たちは海に来ていた。
敦は用事があると言っていたのだが、私がしつこく誘い、敦も一緒に行くことになった。
焼くように熱い日差しを浴びながら、私たちは海ではしゃいだ。
いかついなりをしているから、周りには人が寄ってこない。
寄ってくるのは同類だけ。
今日も同類は寄ってきた。
不良同士は敵対しあう、グループ同士仲良くしたりすることはなかなかない。
いつも敦の仲裁により争いは起きないのだが、今回は違った。
敦が仲裁に入ろうと誰も止まろうとしなかった。
夏の暑さのせいか。
砂浜の熱気のせいか。
争いは起きてしまった。
敦も仕方がないといった顔で一緒に戦う。
私はグループ主戦力なので多くの不良どもを蹴散らしていく。
日が沈んでいくなか、争いは終わる。
周りには不良以外誰もいない。
もとから近くには人はあまりいなかったが、今は完全に捌けてしまっている。
立っているのは勝者の私たちだけだ。
側にいた敦と拳を重ねる。
敦が倒れてしまった。
敦の腰にはナイフが刺さっている。
まだ動ける人がいたようだ。
敦の後ろにいた人が最後の力を振り絞り敦を刺したようだ。
俺は動けなかった。
ただ倒れている敦を眺めていた。
何もできなかった。
呆然と立ち尽くし、石像のように全く動かず突っ立っていた。
仲間のお陰でなんとか病院まで運ばれたが敦は亡くなった。
もう敦は目が覚めないのだ。
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