目が覚めたら魚になっていた

茶柱仁

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章の7

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    やれやれ、嵐がきたから岩影に隠れただけなのにマグロを中心とした魚に囲われてしまったようだ。
なんだよ、リンチか?
魚の世界も人間の世界とそうたいして変わらないみたいだな。
リーダー格のものには絶対服従で、媚びへつらってご機嫌うかがって…。
「さぁ、今からお前をいたぶってやるから覚悟してろよ」
リーダー格のマグロが何か言ってるよ、どうしようかね。
これだけ多くの魚に襲われたら生きられる自信ないし、そもそも魚になってまで生きるのも馬鹿馬鹿しくなってきたぞ、魚人生謳歌したら人間に戻れるのか?
なわけないし、もうこの身を投げてもいいかな…。
「行くぞおまえら!、かかれ!」
マグロの掛け声とともに魚たちが襲ってきた。
もう終わりだな…。
こんなことならもっと人間としての人生楽しんでおけばよかったな…。
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