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第一章 誕生
第17話 一人で静かに
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「旦那様!」
「うわっ!? ラーシア?」
ゴブリンの群れの話を聞いてギルドを出るとラーシアに捕まった。体が少し冷えてる。日が落ちてきたのはさっきのはず、だいぶ前からまってたのかな? って言うかお胸が腕に……
「アレアさん。その人誰ですか?」
「リコさん、とみんな……」
ラーシアのふくよかな感触にタジタジになっているとリコさん達とヴァン君達が群がってきた。みんなどうしたんだ?
「ゴブリンの話聞きましたよね?」
「総力戦になると思うのでアレアさんと組みたくて」
ヴァン君とルテナさんが声をあげた。草原での殲滅戦、かなりの数の冒険者が犠牲になるだろう。兵士の方が多いと言っても前線は僕達、使い捨ての冒険者。
みんなの顔を見渡す、それぞれ険しい顔を作ってる。リコさんとラーシア以外は……。
「そんなことより! この人誰ですかアレアさん!」
「ふふ、旦那様。この子達は? まさか! 私達の子供ですか?」
怪訝な表情で詰め寄ってくるリコさんに対して余裕しゃくしゃくと顎をなでるラーシア。子供って養子って言いたいのか? って別にラーシアは嫁じゃないぞ。
「アレアさん!」
「ごめんねリコさん。ラーシアは町の金貸しだよ。すれ違っただろ? すれ違わなかったっけ?」
「え? あ~魔法を使ったのはこの人?」
「そうそう。殺そうとしてきたやつ」
「恥ずかしいですわ」
顔を真っ赤にして詰め寄るリコさん。説明すると納得したように手を叩いてラーシアを睨む。ラーシアは恥ずかしそうに両手で顔を隠した。恥ずかしいで済まそうとしてるよ、まったく。
「なんでそんな奴が仲良くしてるの! 離れて!」
「あらあら、可愛いお子様ね~。旦那様に気があるのかしら。でもダメよ。旦那様は私のものなんだから~」
「誰が物だ。誰が……」
言い合う二人の言葉に頭を抱えて呟く。ラーシアもリコさんが可愛いことを言うものだからからかってるな。
「ちょっとそこの二人は放っておいて。アレアさん。僕らと組んでくれませんか?」
「ダメよ。アレアさんは私達と」
「先に声をかけたのは俺達だろ」
「違う。リコが先だった!」
リコさんとラーシアが言い合う中、こっちではルテナさんとヴァン君が声を張り上げる。熱を帯びてきてエヴィンやマーヤさんも加わってきちゃったよ。
「はい、みんなストップ」
たまらず声をあげる。僕なんか取りあいしてもしょうがないのにな。
「俺達ですよね?「私達ですよね」」
ヴァン君とルテナさんが声を揃えてあげる。僕は二人に首を横に振って答えた。
「お誘いは嬉しいけど」
「旦那様は私と行きますからね。おこちゃまがたには……」
「はいはい。こじれるからラーシアは口を開かない」
頭を掻いて照れ隠しをしながら囁く。するとラーシアが体をくねくねさせてからかいだした。まったく、ラーシアは……
「僕はソロでみんなをサポートする。一人でも死人を減らすためにね」
「「そ、そうですか」」
悲しそうな二人。みんなもそろって俯いてる。僕みたいな人をパーティーに誘ってくれるなんて正直嬉しかったな。被害者が絶対に出る戦いになる。出来れば、この子達を守りたいな。そうだ! この子達みんなで同じところにいてくれればサポートもしやすいはず。
「ヴァン君、ルテナさん。相談なんだけど」
「「はい?」」
二人にパーティーを組んだら? と相談をする。すると怪訝な表情で顔を見合う。
「な、なんでこんな女のパーティーと!」
「はぁ~? それはこっちのセリフなんですけど! あんたみたいなガキ丸出しと組みたくないわよ!」
ヴァン君の言葉に辛辣な声をあげるルテナさん。清楚そうな性格を想像していたからかなり驚いた。
「うっ。アレアさん……」
「はいはい。泣かない泣かない。ルテナさん、口悪すぎだよ」
ヴァンはルテナさんの勢いに負けて涙を浮かべる。頭を撫でてあげるとルテナさんの顔を見て諭す。
「あ、う。す、すみません。でも、アレアさんのお願いでもダメなものはダメです。私達は三人で」
「ん? それじゃ、僕を入れちゃダメじゃないか」
「あっ……そ、そうですけど、アレアさんは違くて」
ルテナさんが恥ずかしそうに謝る。彼女は僕が指摘すると顔を真っ赤にする。大人ぶっているような子だけど、まだまだ子供だな。って僕も十分子供だけど。
「ん、マーヤはアレアさんいいと思う」
「私もいいとおも~う」
困っているルテナさんにマーヤさんとリコさんが手をあげて声をあげた。僕は特別ってことかな。なんだか光栄だけども。
「はんっ! アレアさんが回復魔法出来るからだろ!」
「なによ!」
「「ぐぬぬぬ」」
再度言い合いになってしまうヴァン君とルテナさん。まったく、仲がいいな。
「はいはい。仲がいいね」
「「どこがですか!」」
「はは、喧嘩するほど仲がいいってね。僕はね喧嘩できなかったから羨ましいよ」
僕の言葉に怒る二人。更に告げる僕の言葉を聞いて悲しい顔になっていく。
ハザードさん達に言いたいことも言えなかった。彼らだけじゃない、結局僕には仲間なんていなかったんだよな。
「君たちを失うなんてことになりたくない。出来ればみんな同じところにいてほしいと思っちゃったんだ。無理強いは出来ないけどね。じゃあ、僕は明日の準備をするから帰るね」
「あっ! アレアさん……」
一方的に別れを告げる。リコさんが悲しそうな声をあげたけど、振り返る勇気はなかった。これが最後になるかも知れない、そう思うと顔を見れない。
「旦那様!」
「はぁ~。ラーシア、その旦那様っていうのやめない?」
「え~。ダメですよ~。私の特別な人なんですから」
「特別って、それを殺そうとしたでしょ」
「あんっ。過去のことは言わないでください。今を生きましょう」
後ろから抱き着いてくるラーシアに声をあげる。身勝手な彼女だけど一理ある。過去のことは水に流して今を生きなくちゃな。
僕はかなり強くなった。強くなったらその分、多くの人を助けることが出来るってことだ。その責任を果たさないと。
「ラーシア。明日の準備をするから君も早く帰らないとダメだろ?」
「私は大丈夫ですよ。部下達がしているので」
「はぁ~、僕も準備するから帰ってほしいんだけど」
「あんっ、最後かもしれないんですから愛しい人と一夜を共にしたいじゃないですか」
腕にしがみつきながら腰をくねくねさせるラーシア。って、泊まる気なのか。
「僕は死ぬ気ないよ。みんなも殺させないしね」
「私を守ってくださるのですね~」
「みんな! みんなを守るんだよ。その準備をするから帰ってほしいんだ。ラーシアも街のみんなを守るんだろ?」
「はい。これでも街の有力者ですから」
ラーシアの亡くなったお父さんがその地位にいた。そのせいで彼女も頭数に入れられてるんだろう。
男が多い世界だからな。初めて会った時みたいに強きに出ないと生きれない世界だったんだろうな。
「じゃあ、帰りなさい。旦那様命令ね」
「ふふ、こういう時に使われちゃうんですね。でも、旦那様と言うのはやめませんよ」
「はいはい。じゃあね」
「はい。旦那様。チュ!」
「!?」
帰るように言うと彼女は顔を赤くして顔を近づけてきた。冷たい彼女の唇が頬に当たると驚いて体が固まった。
「ふふ、今日はこれで許します。では、明日」
固まったままラーシアを見送る。彼女は耳まで真っ赤にして帰っていった。
「び、びっくりした~……。冷たくて柔らかかったな」
ギルドの外で長い間待っていたとは思っていたけど、あそこまでとは……。少しくらい家に上げてもよかったか。
「いやいや、僕にはやることがある」
グレイドルの戦力は兵士400の冒険者100だ。僕が潰した巣は100匹に満たないくらいの数いたと思う。死体も合わせると250くらいだろうか。スノウさん達が生きていたのを鑑みて、巣が出来たばかりのものと考えると群れの大きさは予想すらできない。グレイグさんは明るい表情だったから、僕も大丈夫だと思ったけれど。
それでも被害が出るだろう。ヴァン君やリコさん達、ベテランと言えない子達が被害にあう可能性が大きいんだ。それを僕は少しでも減らしたい。
そう思いながらじいちゃんの小屋に入る。そして、秘密の部屋に入って黒装束に手をかける。
「目立たず、ただ責任を果たす」
強くなったんだから、被害になり得るものを屠るだけだ。
僕は忍者となって闇に消える。
「うわっ!? ラーシア?」
ゴブリンの群れの話を聞いてギルドを出るとラーシアに捕まった。体が少し冷えてる。日が落ちてきたのはさっきのはず、だいぶ前からまってたのかな? って言うかお胸が腕に……
「アレアさん。その人誰ですか?」
「リコさん、とみんな……」
ラーシアのふくよかな感触にタジタジになっているとリコさん達とヴァン君達が群がってきた。みんなどうしたんだ?
「ゴブリンの話聞きましたよね?」
「総力戦になると思うのでアレアさんと組みたくて」
ヴァン君とルテナさんが声をあげた。草原での殲滅戦、かなりの数の冒険者が犠牲になるだろう。兵士の方が多いと言っても前線は僕達、使い捨ての冒険者。
みんなの顔を見渡す、それぞれ険しい顔を作ってる。リコさんとラーシア以外は……。
「そんなことより! この人誰ですかアレアさん!」
「ふふ、旦那様。この子達は? まさか! 私達の子供ですか?」
怪訝な表情で詰め寄ってくるリコさんに対して余裕しゃくしゃくと顎をなでるラーシア。子供って養子って言いたいのか? って別にラーシアは嫁じゃないぞ。
「アレアさん!」
「ごめんねリコさん。ラーシアは町の金貸しだよ。すれ違っただろ? すれ違わなかったっけ?」
「え? あ~魔法を使ったのはこの人?」
「そうそう。殺そうとしてきたやつ」
「恥ずかしいですわ」
顔を真っ赤にして詰め寄るリコさん。説明すると納得したように手を叩いてラーシアを睨む。ラーシアは恥ずかしそうに両手で顔を隠した。恥ずかしいで済まそうとしてるよ、まったく。
「なんでそんな奴が仲良くしてるの! 離れて!」
「あらあら、可愛いお子様ね~。旦那様に気があるのかしら。でもダメよ。旦那様は私のものなんだから~」
「誰が物だ。誰が……」
言い合う二人の言葉に頭を抱えて呟く。ラーシアもリコさんが可愛いことを言うものだからからかってるな。
「ちょっとそこの二人は放っておいて。アレアさん。僕らと組んでくれませんか?」
「ダメよ。アレアさんは私達と」
「先に声をかけたのは俺達だろ」
「違う。リコが先だった!」
リコさんとラーシアが言い合う中、こっちではルテナさんとヴァン君が声を張り上げる。熱を帯びてきてエヴィンやマーヤさんも加わってきちゃったよ。
「はい、みんなストップ」
たまらず声をあげる。僕なんか取りあいしてもしょうがないのにな。
「俺達ですよね?「私達ですよね」」
ヴァン君とルテナさんが声を揃えてあげる。僕は二人に首を横に振って答えた。
「お誘いは嬉しいけど」
「旦那様は私と行きますからね。おこちゃまがたには……」
「はいはい。こじれるからラーシアは口を開かない」
頭を掻いて照れ隠しをしながら囁く。するとラーシアが体をくねくねさせてからかいだした。まったく、ラーシアは……
「僕はソロでみんなをサポートする。一人でも死人を減らすためにね」
「「そ、そうですか」」
悲しそうな二人。みんなもそろって俯いてる。僕みたいな人をパーティーに誘ってくれるなんて正直嬉しかったな。被害者が絶対に出る戦いになる。出来れば、この子達を守りたいな。そうだ! この子達みんなで同じところにいてくれればサポートもしやすいはず。
「ヴァン君、ルテナさん。相談なんだけど」
「「はい?」」
二人にパーティーを組んだら? と相談をする。すると怪訝な表情で顔を見合う。
「な、なんでこんな女のパーティーと!」
「はぁ~? それはこっちのセリフなんですけど! あんたみたいなガキ丸出しと組みたくないわよ!」
ヴァン君の言葉に辛辣な声をあげるルテナさん。清楚そうな性格を想像していたからかなり驚いた。
「うっ。アレアさん……」
「はいはい。泣かない泣かない。ルテナさん、口悪すぎだよ」
ヴァンはルテナさんの勢いに負けて涙を浮かべる。頭を撫でてあげるとルテナさんの顔を見て諭す。
「あ、う。す、すみません。でも、アレアさんのお願いでもダメなものはダメです。私達は三人で」
「ん? それじゃ、僕を入れちゃダメじゃないか」
「あっ……そ、そうですけど、アレアさんは違くて」
ルテナさんが恥ずかしそうに謝る。彼女は僕が指摘すると顔を真っ赤にする。大人ぶっているような子だけど、まだまだ子供だな。って僕も十分子供だけど。
「ん、マーヤはアレアさんいいと思う」
「私もいいとおも~う」
困っているルテナさんにマーヤさんとリコさんが手をあげて声をあげた。僕は特別ってことかな。なんだか光栄だけども。
「はんっ! アレアさんが回復魔法出来るからだろ!」
「なによ!」
「「ぐぬぬぬ」」
再度言い合いになってしまうヴァン君とルテナさん。まったく、仲がいいな。
「はいはい。仲がいいね」
「「どこがですか!」」
「はは、喧嘩するほど仲がいいってね。僕はね喧嘩できなかったから羨ましいよ」
僕の言葉に怒る二人。更に告げる僕の言葉を聞いて悲しい顔になっていく。
ハザードさん達に言いたいことも言えなかった。彼らだけじゃない、結局僕には仲間なんていなかったんだよな。
「君たちを失うなんてことになりたくない。出来ればみんな同じところにいてほしいと思っちゃったんだ。無理強いは出来ないけどね。じゃあ、僕は明日の準備をするから帰るね」
「あっ! アレアさん……」
一方的に別れを告げる。リコさんが悲しそうな声をあげたけど、振り返る勇気はなかった。これが最後になるかも知れない、そう思うと顔を見れない。
「旦那様!」
「はぁ~。ラーシア、その旦那様っていうのやめない?」
「え~。ダメですよ~。私の特別な人なんですから」
「特別って、それを殺そうとしたでしょ」
「あんっ。過去のことは言わないでください。今を生きましょう」
後ろから抱き着いてくるラーシアに声をあげる。身勝手な彼女だけど一理ある。過去のことは水に流して今を生きなくちゃな。
僕はかなり強くなった。強くなったらその分、多くの人を助けることが出来るってことだ。その責任を果たさないと。
「ラーシア。明日の準備をするから君も早く帰らないとダメだろ?」
「私は大丈夫ですよ。部下達がしているので」
「はぁ~、僕も準備するから帰ってほしいんだけど」
「あんっ、最後かもしれないんですから愛しい人と一夜を共にしたいじゃないですか」
腕にしがみつきながら腰をくねくねさせるラーシア。って、泊まる気なのか。
「僕は死ぬ気ないよ。みんなも殺させないしね」
「私を守ってくださるのですね~」
「みんな! みんなを守るんだよ。その準備をするから帰ってほしいんだ。ラーシアも街のみんなを守るんだろ?」
「はい。これでも街の有力者ですから」
ラーシアの亡くなったお父さんがその地位にいた。そのせいで彼女も頭数に入れられてるんだろう。
男が多い世界だからな。初めて会った時みたいに強きに出ないと生きれない世界だったんだろうな。
「じゃあ、帰りなさい。旦那様命令ね」
「ふふ、こういう時に使われちゃうんですね。でも、旦那様と言うのはやめませんよ」
「はいはい。じゃあね」
「はい。旦那様。チュ!」
「!?」
帰るように言うと彼女は顔を赤くして顔を近づけてきた。冷たい彼女の唇が頬に当たると驚いて体が固まった。
「ふふ、今日はこれで許します。では、明日」
固まったままラーシアを見送る。彼女は耳まで真っ赤にして帰っていった。
「び、びっくりした~……。冷たくて柔らかかったな」
ギルドの外で長い間待っていたとは思っていたけど、あそこまでとは……。少しくらい家に上げてもよかったか。
「いやいや、僕にはやることがある」
グレイドルの戦力は兵士400の冒険者100だ。僕が潰した巣は100匹に満たないくらいの数いたと思う。死体も合わせると250くらいだろうか。スノウさん達が生きていたのを鑑みて、巣が出来たばかりのものと考えると群れの大きさは予想すらできない。グレイグさんは明るい表情だったから、僕も大丈夫だと思ったけれど。
それでも被害が出るだろう。ヴァン君やリコさん達、ベテランと言えない子達が被害にあう可能性が大きいんだ。それを僕は少しでも減らしたい。
そう思いながらじいちゃんの小屋に入る。そして、秘密の部屋に入って黒装束に手をかける。
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僕は忍者となって闇に消える。
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