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第三章 建国
第十二話 平和
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「ジーニちゃん海だよ、海~。お母さんが言ってたとうりでっか~い」
フローラちゃんは初めての海に感動している。
僕らはグリンベイルンへと飛んでいたんだけどフローラちゃんがどうしても浜辺におりたいという事で休憩として降りた。
フローラちゃんは浜辺の波打ち際でキャッキャと騒いでいる。
僕は前世の記憶もあるのでそれほど特別に喜んでいないけど、やっぱりフローラちゃんみたいな綺麗な子が笑って浜辺で騒いでいるのを見ると笑顔がこぼれる。
「そっか~。海か~、さすがにアステリアに海を持ってくるのは出来ないけど湖みたいのを作ってプールみたいにするのもいいよね~」
僕は水着姿のシリカさんを想像した。ニンマリとしている僕はとてもだらしないだろう。
バシャン!
僕がニンマリとしているとフローラちゃんから水がかけられた。
「も~今シリカの事考えてたでしょ?」
「ふえ....いやいや違うよ」
「うっそだ~、ジーニちゃんのエッチ!」
バシャンバシャン!
女の勘をはたらかせるフローラちゃん恐ろしい子。フローラちゃんは言葉と一緒に僕へと水をかけてきた。無防備にその水を受け止めて僕はフローラちゃんへと近づいていく。
「やったな~。それそれ」
「きゃー!....、やりすぎだよ~」
僕が波打ち際で水をかき上げてフローラちゃんへとかけるとまるで波でも発生したかのように持ち上がりフローラちゃんを足の届かないほどの深みへと運んだ。
フローラちゃんは喜んでいるようで良かったけどもうちょっと加減しようと反省しました。
僕らはひとしきり遊んでグリンベイルンへと飛んだ。
「アルス!入ります」
アルサレム城にてアルス王子がアルサレム王の自室へと入る。そこにはベッドに横たわるアルサレム王がいた。
「おお、来たか我が子よ」
アルサレム王は手招きをしてベッド近くの椅子へとアルス王子を促す。
アルス王子はそれに応えて座った。
「すまないな。こんな時に病に倒れてしまって。お前には本当に苦労をかける」
「こんな時だからこそご無理はしないでください。大丈夫です私がしっかりと協定を結んできます」
今このルインズガル大陸のアルサレム、アドスバーン、アステリア、シュミットによる4国会議が予定されている。
元々は3か国による予定だったのだがシュミットの要請により急遽4か国になった形だ。場所はアステリアで開催される予定で開催日時はあと半月に迫っている。
アルサレム王は二日前ほどから体調を崩しとても半月では回復しないと医師に言われて今も寝込んでいた。
アルス王子はアルサレム王の無念を胸に会議へと意気込んでいる。
この意気込みはアドスバーンでも起こっていた。
「あと半月か」
「アドスバーン様、落ち着いてください。そんなに円卓をまわられると目が回ります」
時は同じくして場所はアドスバーンのバーン城。アドスバーンの王アドスバーンは円卓にて会議をしていたのだがその内容に興奮して円卓を歩き回り始めた。
「これが落ち着いていられるか!早くジーニとやらに会いたいぞ」
「は~」
円卓に座るジェイラはため息をつく。
「私も行きたいですよ。ローズ様も来るだろうし」
前回もいた研究者の服を着た女性が歓喜して喜んでいる。やはりまだローズが好きなのだろう思いを胸に天に祈っている。
「おいおい、一応まだ敵国なんだからよ。4人のうち二人が敵国の、まあローズは冒険者だからある意味違うが。それに恋い焦がれてどうすんだ」
巨躯の男ガイアが嘆く。ジェイラとガイアはこの会議の正常な思考の持ち主だ。
「アイーラとは気が合いそうだな」
「ええ、私もそう思っていました」
ガシ!
アイーラと言われた研究者の女はアドスバーンと腕を十字にガッシリと組んだ。ここにジーニローズ大好き隊が結成された。
「王様ここで結成の記念に良い情報が!」
「何!そんな事が!....ふっふっふ、同志もわるよの~」
「ふふふ、王様ほどでは」
「ちょっとアイーラ、何を言ったの!」
「私と王様だけの秘密ですよ」
「そうだな」
「「ははははは」」
「もう!!」
ジェイラは憤っている。最近では裏で動くことが多かったジェイラだったのだがシュミットから帰ってくるとアドスバーンがアステリアへと行こうとしていたのだ。それを急遽止めて今に至っていたのだがその我慢がアドスバーンの耐えられるものではない事をジェイラはわかっている。
まさにその我慢が爆発する時が来てしまった。
「その水車は私が届ける!!。異議は認めん!絶対に行くぞ」
「..は~~」
ジェイラはため息をついて頬杖で頭を抑えた。
こうしてジーニの要請した水車はアドスバーンの自らの手でアステリアへと届けられるのだった。
フローラちゃんは初めての海に感動している。
僕らはグリンベイルンへと飛んでいたんだけどフローラちゃんがどうしても浜辺におりたいという事で休憩として降りた。
フローラちゃんは浜辺の波打ち際でキャッキャと騒いでいる。
僕は前世の記憶もあるのでそれほど特別に喜んでいないけど、やっぱりフローラちゃんみたいな綺麗な子が笑って浜辺で騒いでいるのを見ると笑顔がこぼれる。
「そっか~。海か~、さすがにアステリアに海を持ってくるのは出来ないけど湖みたいのを作ってプールみたいにするのもいいよね~」
僕は水着姿のシリカさんを想像した。ニンマリとしている僕はとてもだらしないだろう。
バシャン!
僕がニンマリとしているとフローラちゃんから水がかけられた。
「も~今シリカの事考えてたでしょ?」
「ふえ....いやいや違うよ」
「うっそだ~、ジーニちゃんのエッチ!」
バシャンバシャン!
女の勘をはたらかせるフローラちゃん恐ろしい子。フローラちゃんは言葉と一緒に僕へと水をかけてきた。無防備にその水を受け止めて僕はフローラちゃんへと近づいていく。
「やったな~。それそれ」
「きゃー!....、やりすぎだよ~」
僕が波打ち際で水をかき上げてフローラちゃんへとかけるとまるで波でも発生したかのように持ち上がりフローラちゃんを足の届かないほどの深みへと運んだ。
フローラちゃんは喜んでいるようで良かったけどもうちょっと加減しようと反省しました。
僕らはひとしきり遊んでグリンベイルンへと飛んだ。
「アルス!入ります」
アルサレム城にてアルス王子がアルサレム王の自室へと入る。そこにはベッドに横たわるアルサレム王がいた。
「おお、来たか我が子よ」
アルサレム王は手招きをしてベッド近くの椅子へとアルス王子を促す。
アルス王子はそれに応えて座った。
「すまないな。こんな時に病に倒れてしまって。お前には本当に苦労をかける」
「こんな時だからこそご無理はしないでください。大丈夫です私がしっかりと協定を結んできます」
今このルインズガル大陸のアルサレム、アドスバーン、アステリア、シュミットによる4国会議が予定されている。
元々は3か国による予定だったのだがシュミットの要請により急遽4か国になった形だ。場所はアステリアで開催される予定で開催日時はあと半月に迫っている。
アルサレム王は二日前ほどから体調を崩しとても半月では回復しないと医師に言われて今も寝込んでいた。
アルス王子はアルサレム王の無念を胸に会議へと意気込んでいる。
この意気込みはアドスバーンでも起こっていた。
「あと半月か」
「アドスバーン様、落ち着いてください。そんなに円卓をまわられると目が回ります」
時は同じくして場所はアドスバーンのバーン城。アドスバーンの王アドスバーンは円卓にて会議をしていたのだがその内容に興奮して円卓を歩き回り始めた。
「これが落ち着いていられるか!早くジーニとやらに会いたいぞ」
「は~」
円卓に座るジェイラはため息をつく。
「私も行きたいですよ。ローズ様も来るだろうし」
前回もいた研究者の服を着た女性が歓喜して喜んでいる。やはりまだローズが好きなのだろう思いを胸に天に祈っている。
「おいおい、一応まだ敵国なんだからよ。4人のうち二人が敵国の、まあローズは冒険者だからある意味違うが。それに恋い焦がれてどうすんだ」
巨躯の男ガイアが嘆く。ジェイラとガイアはこの会議の正常な思考の持ち主だ。
「アイーラとは気が合いそうだな」
「ええ、私もそう思っていました」
ガシ!
アイーラと言われた研究者の女はアドスバーンと腕を十字にガッシリと組んだ。ここにジーニローズ大好き隊が結成された。
「王様ここで結成の記念に良い情報が!」
「何!そんな事が!....ふっふっふ、同志もわるよの~」
「ふふふ、王様ほどでは」
「ちょっとアイーラ、何を言ったの!」
「私と王様だけの秘密ですよ」
「そうだな」
「「ははははは」」
「もう!!」
ジェイラは憤っている。最近では裏で動くことが多かったジェイラだったのだがシュミットから帰ってくるとアドスバーンがアステリアへと行こうとしていたのだ。それを急遽止めて今に至っていたのだがその我慢がアドスバーンの耐えられるものではない事をジェイラはわかっている。
まさにその我慢が爆発する時が来てしまった。
「その水車は私が届ける!!。異議は認めん!絶対に行くぞ」
「..は~~」
ジェイラはため息をついて頬杖で頭を抑えた。
こうしてジーニの要請した水車はアドスバーンの自らの手でアステリアへと届けられるのだった。
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