異世界転生!ハイハイからの倍人生

カムイイムカ(神威異夢華)

文字の大きさ
54 / 252
第三章 建国

第二十話 祈り

しおりを挟む
「ジーニ様!」

 夕飯が終わるとすぐに僕はシリカさんに抱き上げられた。僕はシリカさんに抱き上げられて僕の部屋へと入っていく。

「・・・」

 その姿を見ていたララは少し暗い顔になった。だがすぐに自分を取り戻して読書をする為に本棚のある部屋へと入っていった。



「あ~、夢のようです」
「うん、僕もだよシリカさん」

 布団の中でクスクス笑う僕たち、今までの事を話して1年前ほどの事を思い出す。そして今回のローズさんの故郷、シリカさんの故郷でもある孤児院の話をしていく。

「これから頻繁にグリンベイルンへ行って寄付をしていこうと思ってるんだ」
「そうなんですね!。ありがとうございますジーニ様」

 とてもシリカさんは嬉しそうしている。僕はとても嬉しくなった、だって好きな人が喜んでくれたんだもんうれしいよね。

「....ジーニ様今度は私も一緒に行ってもいいでしょうか?」
「うん、そうだよね。僕も行かせてあげたいって思ってたんだ。大丈夫だよ。また僕は強くなったから大丈夫」
「ありがとうございます。・・・更にですか」

 シリカさんの疑問に僕は頷いた。クラーケンって船の人が言っていたとうりAランクの魔物だった。Aランク位の魔物から魔石は出るらしいんだけどどうもそのB~Aの壁は凄く大きいみたい。

 Bランクでも普通の人達は6人以上のPTで挑むのに対してAランククラスになってくるとクラーケンの時のような複数の船で戦う大規模な戦闘になってしまう。一種の戦争のようなレベルになるのだ。

 そんな魔物をほぼ僕だけで倒してしまったので経験値が凄い事になってしまった。RPGゲームをやった事のある人なら一度は経験があるだろう。メタルナモンスターを倒してレベルアップの音が止まない現象を....僕がクラーケンを倒したあと孤児院までレベルアップが止まなかった。僕の場合は音はならないのでよかったけどあの瞬間に僕がステータスをみんなに見せたらみんな度肝抜かれちゃうかも。だって冗談で言った「私の戦闘力は53万ですよ」を越えてしまったんだもの、あの方の第2形態は軽く超えてしまった。特にMPが突出してしまって怖いよ。

 という事でステータスがこんな感じになってしまった。

アステリア・ジーニ

 LV 2

 HP 20 [9000倍(秘匿)180000]
 MP 608 [9000倍(秘匿 5472000]

 STR13 [9000倍(秘匿)117000]
 VIT11 [9000倍(秘匿)99000]
 DEX12 [9000倍(秘匿)108000]
 AGI11 [9000倍(秘匿)99000]
 INT10 [9000倍(秘匿)90000]
 MND10 [9000倍(秘匿)90000]

 スキル [神眼(秘匿)][超早熟][超大器晩成][匍匐の達人][格闘術極][空中散歩][魔法全集][MP吸収][炎の魔術師][【NEW】風の魔術師][【NEW】土の魔術師][【NEW】新魔法]

 称号 [小さくても力持ち][ハイハイ世界記録][一歳で熊を仕留めた][一歳で世界最強][救急救命士][暗殺家業][ダイヤモンドヘッド][クッション][罠をあざ笑う者][格闘術を極めし者][永遠の体現者][【NEW】深淵の森の主][【NEW】新魔法発案者][【NEW】二歳で女ったらし]

 Aランクの魔物って凄いね。僕のレベルを約900ほど上げてくれたよ。僕はレベルを上げきってからステータスへと振り込んだんだけどそれでもあの犬の魔物達よりもレベルを上げてくれた。とてもいい魔物さんだったな。

 それにしてもこのステータスを倍にするというチートは改めてチートだなと思った。レベル上がって下げると必要な経験値が下がるんだから凄い。

 あう~、色んな魔術師さんごめんなさい。一位の座がほとんど僕の物になってしまいました。まだ中級までしか知らないんだけど上級やら極級の魔法を越えてしまったみたい。本当に申し訳ない。魔術師関係のスキルは全部2倍になるみたいです。

 そして気になる新魔法...これは普通の魔法が強力過ぎるので作ったあのマナバレットだと思う。魔力の塊を打ち込んだだけなんだけど新魔法に認定されちゃったみたい。

 ここからが問題です。深淵の森の主はわかります、コクエンの主になってしまったからでしょう。ですが何ですか二歳で女ったらしって~、不本意にもほどがある。

 僕はただローズさんに悲しまないで欲しかっただけなのに...。この称号を決めている人は誰なの。あの女神様なのかな・・・、いやあの人はこんなことしないはずだ。とっても優しい顔してたもの...。神が別にいると思いたい。

 と更に僕は強くなった。これにより同時浮遊数が更に増えて3人位なら2時間は行けるかもしれない。フローラちゃんもだいぶ浮遊術が身についているので単独でも行けるみたいだ。なので4人までならいけるかな~。

「じゃあ、約束ですよ」
「アイ!」

 僕はシリカさんとグリンベイルンの孤児院へ行く約束の指切りを交わす。

「ふふ、可愛らしいお手手ですね。いつまでも私のお傍にいてくださいね」
「大丈夫だよ。僕はいつまでもそばにいます」

 僕とシリカさんは両手を握り合い祈るような形で眠る。とても暖かい魔力の膜のようなものが部屋を包み込む。まるで僕らを祝福するようなその暖かさはアステリアを覆う様に広がっていった。

 この夜の暖かさを住人達も感じて涙を流した。

 みんなこの夜の事を奇蹟と呼び、語り継がれたのだった。

 この現象は僕の祈りが叶ったからだと思うけど何だか気恥ずかしかったから何も語らないようにしました。

 
しおりを挟む
感想 179

あなたにおすすめの小説

ようこそ異世界へ!うっかりから始まる異世界転生物語

Eunoi
ファンタジー
本来12人が異世界転生だったはずが、神様のうっかりで異世界転生に巻き込まれた主人公。 チート能力をもらえるかと思いきや、予定外だったため、チート能力なし。 その代わりに公爵家子息として異世界転生するも、まさかの没落→島流し。 さぁ、どん底から這い上がろうか そして、少年は流刑地より、王政が当たり前の国家の中で、民主主義国家を樹立することとなる。 少年は英雄への道を歩き始めるのだった。 ※第4章に入る前に、各話の改定作業に入りますので、ご了承ください。

神の加護を受けて異世界に

モンド
ファンタジー
親に言われるまま学校や塾に通い、卒業後は親の進める親族の会社に入り、上司や親の進める相手と見合いし、結婚。 その後馬車馬のように働き、特別好きな事をした覚えもないまま定年を迎えようとしている主人公、あとわずか数日の会社員生活でふと、何かに誘われるように会社を無断で休み、海の見える高台にある、神社に立ち寄った。 そこで野良犬に噛み殺されそうになっていた狐を助けたがその際、野良犬に喉笛を噛み切られその命を終えてしまうがその時、神社から不思議な光が放たれ新たな世界に生まれ変わる、そこでは自分の意思で何もかもしなければ生きてはいけない厳しい世界しかし、生きているという実感に震える主人公が、力強く生きるながら信仰と奇跡にに導かれて神に至る物語。

荷物持ちだけど最強です、空間魔法でラクラク発明

まったりー
ファンタジー
主人公はダンジョンに向かう冒険者の荷物を持つポーターと言う職業、その職業に必須の収納魔法を持っていないことで悲惨な毎日を過ごしていました。 そんなある時仕事中に前世の記憶がよみがえり、ステータスを確認するとユニークスキルを持っていました。 その中に前世で好きだったゲームに似た空間魔法があり街づくりを始めます、そしてそこから人生が思わぬ方向に変わります。

インターネットで異世界無双!?

kryuaga
ファンタジー
世界アムパトリに転生した青年、南宮虹夜(ミナミヤコウヤ)は女神様にいくつものチート能力を授かった。  その中で彼の目を一番引いたのは〈電脳網接続〉というギフトだ。これを駆使し彼は、ネット通販で日本の製品を仕入れそれを売って大儲けしたり、日本の企業に建物の設計依頼を出して異世界で技術無双をしたりと、やりたい放題の異世界ライフを送るのだった。  これは剣と魔法の異世界アムパトリが、コウヤがもたらした日本文化によって徐々に浸食を受けていく変革の物語です。

転生ジーニアス ~最強の天才は歴史を変えられるか~

普門院 ひかる
ファンタジー
 ここ神聖帝国に地球から異世界転生してきた天才チートな男がいた。  彼の名はフリードリヒ・エルデ・フォン・ツェーリンゲン。  その前世からしてケンブリッジ大学博士課程主席卒業の天才量子力学者で、無差別級格闘技をも得意とするチートな男だった彼は、転生後も持ち前のチート能力を生かし、剣術などの武術、超能力や魔法を極めると、人外を含む娘たちとハーレム冒険パーティを作り、はては軍人となり成り上がっていく。  そして歴史にも干渉し得る立場となった彼は世界をどうするのか…

異世界でゆるゆるスローライフ!~小さな波乱とチートを添えて~

イノナかノかワズ
ファンタジー
 助けて、刺されて、死亡した主人公。神様に会ったりなんやかんやあったけど、社畜だった前世から一転、ゆるいスローライフを送る……筈であるが、そこは知識チートと能力チートを持った主人公。波乱に巻き込まれたりしそうになるが、そこはのんびり暮らしたいと持っている主人公。波乱に逆らい、世界に名が知れ渡ることはなくなり、知る人ぞ知る感じに収まる。まぁ、それは置いといて、主人公の新たな人生は、温かな家族とのんびりした自然、そしてちょっとした研究生活が彩りを与え、幸せに溢れています。  *話はとてもゆっくりに進みます。また、序盤はややこしい設定が多々あるので、流しても構いません。  *他の小説や漫画、ゲームの影響が見え隠れします。作者の願望も見え隠れします。ご了承下さい。  *頑張って週一で投稿しますが、基本不定期です。  *本作の無断転載、無断翻訳、無断利用を禁止します。   小説家になろうにて先行公開中です。主にそっちを優先して投稿します。 カクヨムにても公開しています。 更新は不定期です。

侯爵家三男からはじまる異世界チート冒険録 〜元プログラマー、スキルと現代知識で理想の異世界ライフ満喫中!〜【奨励賞】

のびすけ。
ファンタジー
気づけば侯爵家の三男として異世界に転生していた元プログラマー。 そこはどこか懐かしく、けれど想像以上に自由で――ちょっとだけ危険な世界。 幼い頃、命の危機をきっかけに前世の記憶が蘇り、 “とっておき”のチートで人生を再起動。 剣も魔法も、知識も商才も、全てを武器に少年は静かに準備を進めていく。 そして12歳。ついに彼は“新たなステージ”へと歩み出す。 これは、理想を形にするために動き出した少年の、 少し不思議で、ちょっとだけチートな異世界物語――その始まり。 【なろう掲載】

【完結】前世の不幸は神様のミスでした?異世界転生、条件通りなうえチート能力で幸せです

yun.
ファンタジー
~タイトル変更しました~ 旧タイトルに、もどしました。 日本に生まれ、直後に捨てられた。養護施設に暮らし、中学卒業後働く。 まともな職もなく、日雇いでしのぐ毎日。 劣悪な環境。上司にののしられ、仲のいい友人はいない。 日々の衣食住にも困る。 幸せ?生まれてこのかた一度もない。 ついに、死んだ。現場で鉄パイプの下敷きに・・・ 目覚めると、真っ白な世界。 目の前には神々しい人。 地球の神がサボった?だから幸せが1度もなかったと・・・ 短編→長編に変更しました。 R4.6.20 完結しました。 長らくお読みいただき、ありがとうございました。

処理中です...