異世界転生!ハイハイからの倍人生

カムイイムカ(神威異夢華)

文字の大きさ
63 / 252
第四章 ルインズガル大陸

第一話 加護なしのピアス

しおりを挟む
 四か国会議から半年が経過した。アステリアは順調に発展していっているよ。

 街路も綺麗に整備しました。そして建てられていた家も等間隔に配置して更に新しい家を作っていった。

 商店のような家も作ったよ。一階が商品を並べるスペースで二階が住居になっております。一階の奥にはキッチンがあるのでそこで食事も可能になっております。

 商店を作った時にすぐに飛びついてきたのはウィーリーさんでした。ですがあの人は少し商人過ぎるので少し考えたんだけど「私が一声かければ商人があつまりますよ」何て言うものだから了承しました。

 ちゃんと家賃を払ってくれるらしいのでそこは心配していないけど何だか嫌な予感がするんだよね。

 ウィーリーさんは更にある提案をしてきた。

「加護なしのピアスはとても悪い風習ですよね。なので今回私はこのピアスを商品にしたいと思うのです。何故かって?オシャレですし加護なしを擁護することができるでしょ?」

 僕はウィーリーさんを誤解していたみたい。僕とツヴァイお父様は感心して話を聞いていくと雲行きが怪しくなってくる。

「ジーニ様を前面に出してピアスをオシャレ道具として売っていくのです!その暁には私が大金持ちに....」

 とてもいい言葉を最初話していた為僕とツヴァイお父様は口を開けて唖然としていく。しかし考えている事はとてもいい話である。前世ではピアスは装飾品だったのでこの世界でも売れると思うんだよね。

「加護なししかピアスをしていないそれはおかしいですよね。ですから特別な石をつけたピアスを作りましょう」
「特別な石ですか?」

 この世界には前世と同じ鉱石や宝石が存在している。その中にはとても特別な石が存在します。それは前世には存在しない石....そうです魔石です。

 クラーケンの魔石をもって帰ってきた時にツヴァイお父様が言ってたのを思い出す。

「魔石はとても貴重で指輪やネックレスにする貴族もいるんだぞ」

 この時、前世では当たり前の装飾品類の名前が上がる事で僕もウィーリーさんと同じような考えを持つようになっていた。

「魔石をピアスにするんだよ」
「おいおい、あんなでかいのをつけるのか?」
「違うよお父様。ピアスのサイズまで小さくするんだよ」

 ツヴァイお父様の発言に少し呆れて僕は答える。

 Aランクから上の魔物からしか取れない魔石をふんだんに使ったピアス。もちろん要望があればネックレス何かも作るけど一見さんお断りで最初はピアスをかってもらう。

 このピアスが流行ればどんどん加護なしへの目は弱まっていって最終的には加護なしは役立たずという認識をなくしていけるはずだ。少なくとも今よりはまったく違う物になってくれるはずだよね。

「う~ん。ですが魔石をつかった装飾品ですとお値段が....」
「待て待て、魔石を使っているだけで貴族は買うだろ。ただピアスのままつけるやつはいないと思うが」

 あ~そうか。加護なしとして見られたくないから魔石を外しちゃうのか....。じゃあ呪いをつけちゃうか。

 最近気づいたんだけど僕はすべての初級魔法が使えるわけでそれは黒魔法も使えるんだよね。なので装備を呪う事もできる。

 装備した人が取れなくなるんじゃなくて魔石が外れないという呪いをつければとりあえず他の装飾品に変えられることはなくなるよね。

「ほ~ジーニ様はそんなことも...そうすれば転売は防げますね。特許はこちらで済ませますし....あとは看板ですね」
「看板?」

 僕と一緒にツヴァイお父様も首を傾げる。

 ウィーリーさんの言う所の看板とは看板娘の事である。ツヴァイお父様は僕を出す事を躊躇っている。僕も無理に目立つことはしたくないので悩んでいると。

「こんにちは、誰かいらっしゃいますか」

 お客様がアステリア家へとやってきた。
しおりを挟む
感想 179

あなたにおすすめの小説

ようこそ異世界へ!うっかりから始まる異世界転生物語

Eunoi
ファンタジー
本来12人が異世界転生だったはずが、神様のうっかりで異世界転生に巻き込まれた主人公。 チート能力をもらえるかと思いきや、予定外だったため、チート能力なし。 その代わりに公爵家子息として異世界転生するも、まさかの没落→島流し。 さぁ、どん底から這い上がろうか そして、少年は流刑地より、王政が当たり前の国家の中で、民主主義国家を樹立することとなる。 少年は英雄への道を歩き始めるのだった。 ※第4章に入る前に、各話の改定作業に入りますので、ご了承ください。

無能と呼ばれたレベル0の転生者は、効果がチートだったスキル限界突破の力で最強を目指す

紅月シン
ファンタジー
 七歳の誕生日を迎えたその日に、レオン・ハーヴェイの全ては一変することになった。  才能限界0。  それが、その日レオンという少年に下されたその身の価値であった。  レベルが存在するその世界で、才能限界とはレベルの成長限界を意味する。  つまりは、レベルが0のまま一生変わらない――未来永劫一般人であることが確定してしまったのだ。  だがそんなことは、レオンにはどうでもいいことでもあった。  その結果として実家の公爵家を追放されたことも。  同日に前世の記憶を思い出したことも。  一つの出会いに比べれば、全ては些事に過ぎなかったからだ。  その出会いの果てに誓いを立てた少年は、その世界で役立たずとされているものに目を付ける。  スキル。  そして、自らのスキルである限界突破。  やがてそのスキルの意味を理解した時、少年は誓いを果たすため、世界最強を目指すことを決意するのであった。 ※小説家になろう様にも投稿しています

異世界に転生したけど、頭打って記憶が・・・え?これってチート?

よっしぃ
ファンタジー
よう!俺の名はルドメロ・ララインサルって言うんだぜ! こう見えて高名な冒険者・・・・・になりたいんだが、何故か何やっても俺様の思うようにはいかないんだ! これもみんな小さい時に頭打って、記憶を無くしちまったからだぜ、きっと・・・・ どうやら俺は、転生?って言うので、神によって異世界に送られてきたらしいんだが、俺様にはその記憶がねえんだ。 周りの奴に聞くと、俺と一緒にやってきた連中もいるって話だし、スキルやらステータスたら、アイテムやら、色んなものをポイントと交換して、15の時にその、特別なポイントを取得し、冒険者として成功してるらしい。ポイントって何だ? 俺もあるのか?取得の仕方がわかんねえから、何にもないぜ?あ、そう言えば、消えないナイフとか持ってるが、あれがそうなのか?おい、記憶をなくす前の俺、何取得してたんだ? それに、俺様いつの間にかペット(フェンリルとドラゴン)2匹がいるんだぜ! よく分からんが何時の間にやら婚約者ができたんだよな・・・・ え?俺様チート持ちだって?チートって何だ? @@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@ 話を進めるうちに、少し内容を変えさせて頂きました。

固有スキルが【空欄】の不遇ソーサラー、死後に発覚した最強スキル【転生】で生まれ変わった分だけ強くなる

名無し
ファンタジー
相方を補佐するためにソーサラーになったクアゼル。 冒険者なら誰にでも一つだけあるはずの強力な固有スキルが唯一《空欄》の男だった。 味方に裏切られて死ぬも復活し、最強の固有スキル【転生】を持っていたことを知る。 死ぬたびにダンジョンで亡くなった者として転生し、一つしか持てないはずの固有スキルをどんどん追加しながら、ソーサラーのクアゼルは最強になり、自分を裏切った者達に復讐していく。

明日を信じて生きていきます~異世界に転生した俺はのんびり暮らします~

みなと劉
ファンタジー
異世界に転生した主人公は、新たな冒険が待っていることを知りながらも、のんびりとした暮らしを選ぶことに決めました。 彼は明日を信じて、異世界での新しい生活を楽しむ決意を固めました。 最初の仲間たちと共に、未知の地での平穏な冒険が繰り広げられます。 一種の童話感覚で物語は語られます。 童話小説を読む感じで一読頂けると幸いです

インターネットで異世界無双!?

kryuaga
ファンタジー
世界アムパトリに転生した青年、南宮虹夜(ミナミヤコウヤ)は女神様にいくつものチート能力を授かった。  その中で彼の目を一番引いたのは〈電脳網接続〉というギフトだ。これを駆使し彼は、ネット通販で日本の製品を仕入れそれを売って大儲けしたり、日本の企業に建物の設計依頼を出して異世界で技術無双をしたりと、やりたい放題の異世界ライフを送るのだった。  これは剣と魔法の異世界アムパトリが、コウヤがもたらした日本文化によって徐々に浸食を受けていく変革の物語です。

異世界でのんびり暮らしたいけど、なかなか難しいです。

kakuyuki
ファンタジー
交通事故で死んでしまった、三日月 桜(みかづき さくら)は、何故か異世界に行くことになる。 桜は、目立たず生きることを決意したが・・・ 初めての投稿なのでよろしくお願いします。

【完結】前世の不幸は神様のミスでした?異世界転生、条件通りなうえチート能力で幸せです

yun.
ファンタジー
~タイトル変更しました~ 旧タイトルに、もどしました。 日本に生まれ、直後に捨てられた。養護施設に暮らし、中学卒業後働く。 まともな職もなく、日雇いでしのぐ毎日。 劣悪な環境。上司にののしられ、仲のいい友人はいない。 日々の衣食住にも困る。 幸せ?生まれてこのかた一度もない。 ついに、死んだ。現場で鉄パイプの下敷きに・・・ 目覚めると、真っ白な世界。 目の前には神々しい人。 地球の神がサボった?だから幸せが1度もなかったと・・・ 短編→長編に変更しました。 R4.6.20 完結しました。 長らくお読みいただき、ありがとうございました。

処理中です...