異世界転生!ハイハイからの倍人生

カムイイムカ(神威異夢華)

文字の大きさ
175 / 252
第六章 学園都市ブラウディア

第三十六話 Aランク

しおりを挟む
 ダンジョンの班決めが終わってすぐにフィーフィー先生が教室に入ってきた、フィーフィー先生はヘラクレス先生に目配せをしてからアリーナにみんなを連れて行った。

 そこにはAランクの子供達が集められていて、僕らSランクを前に並べて紹介をしていった。

「Aランクのみんなは知っているだろうがSランクの人達とPTを組んでもらう。それに伴ってSランクのこの子達を紹介しよう」

 フィーフィー先生は一人一人の肩を抱いて紹介していく。ルクス君が紹介されるときは少し歓声が上がってた。流石のイケメンだね。

 だけどそれを上回る歓声が。

「あれがジーニ君?」
「可愛い~」
「エルダーを一人で屠ったって聞いたぞ」

 あれれ~?おかしいぞ。僕はエルダートレントを屠った覚えはないけれど~。子供は正直で噂を鵜呑みにしているみたい。

「ではジーニ、自己紹介を」
「あ、はい!。僕はアステリア・ジーニ、よろしくね。得意な魔法は・・・なんだろ?」

 僕の言葉にその場のみんながズッコケた。だってだって~、得意な魔法なんてないもん。なんでも出来ちゃうからね...テヘ!。

「はいはい、可愛い可愛い。という事で君達の中から4人を選出してこの2PTに二人づつ入ってもらう」

 あうん、フィーフィー先生が冷たい、僕を邪険に扱うなんて僕の可愛さが足りないのかな?。

「あれ?」

 僕は頭の中で自問自答しているとフィーフィー先生のお尻が変なのに気付いた。

 お尻からもも辺りがこんもりと膨らんでる。僕は我慢できずにフィーフィー先生のそのこんもりしているももを掴んだ。

「ひゃ!!・・・」

 フィーフィー先生は女の子のような声を上げて座り込んじゃった。いつもの男勝りのフィーフィー先生からは想像もできないその声に僕は少しキュンとしちゃった。

「ジ~ニ~・・・」

 フィーフィー先生は頬が赤くなってとても艶めかしい顔で僕を睨んできた。いや~ん、そのお顔はとってもいやらしい~。

「何を喜んでるんだ。ジーニ!。ちょっとそこに正座していろ!」
「ちょっと待ってください先生!僕は先生のお尻が可笑しかったから動いてしまったんです。僕のせいではありません。先生のお尻はおかしいせいです!」

 フィーフィー先生は僕の反論にグヌヌといった様子で握りこぶしを作ってた。

「何度もお尻がおかしいとか言うんじゃない!・・・。これはビシャスにやられたんだよ」
「え?また何か作ったんですか?」

 わ~言っていた通りフィーフィー先生に何か飲ませたんだね。今度はどんな世紀の発明をしたんだろう。本当は僕が飲まされそうだった物だよね。

「・・・シッポが生えた・・・」
「え?何て?」
「尻尾が生えてしまったんだ!!」

 フィーフィー先生は最初声が小さくて聞こえなかったから僕は聞き返した、すると怒ったように大きな声で答えた。

 わ~耳の次は尻尾~~。これはララさんに両方飲ませて、ぬふふ。

「変な顔をするんじゃない!。一日たっても治らないから仕方なくこのまま仕事をしているんだ。この尻尾は敏感だからなるべくばれないようにしていたんだが勝手に動いてしまうんだ」

 大変そうだな~。治してあげたいけど僕って意地悪だからな~・・・うふ。

「知っているんだぞ。治せることをな。あとで治してもらうぞ」

 フィーフィー先生はみんなに聞こえないように小声で僕を恫喝してきた。

「後ででいいんですね。ふっふっふ」
「な!、なんだその顔は!」

 僕とフィーフィー先生の間で火花がバチバチとしている。その様子を見ていたみんなが唖然として一人の生徒から声があがった。

「先生・・・授業を」
「はっ!そうだった。どこまで説明したかな?」

 一人の生徒に指摘されるとフィーフィー先生は焦りながらどこまで話したのか模索する。

 優しい僕が教えてあげるとジト目で見てからみんなに顔を向けて話し出した。その間も尻尾がズボンの中をうねうね動いてる。

 僕は思わず触ろうとしちゃうんだけど今のフィーフィー先生に隙は無かった。僕の触ろうとした手をはたいて落した。私にも敵が見えるって顔してる。

「では、Aランクの四人はこっちに来てくれ。残りの者は6人ずつ集まるように、集まらなかったら先生に言いなさい」

 フィーフィー先生の号令で生徒達が動き出した。僕らのPTには二人のAランクの子達が歩み寄ってきました。

「今日からよろしくお願いします。俺!、Aランクのクラインといいます。得意な物は剣です」
「同じくよろしくお願いします。私はランカです。得意な物は槍です」

 およよ、完全に前衛系かな?。魔法が全部じゃないんだね。

「よろしくね。僕はジーニだよ」

 僕を皮切りに全員が二人に自己紹介をしていった。

 このメンバーだと僕は支援に回った方がよさそうだね。

「では各々メンバーを覚えておいてくれ。これからダンジョンに関しての授業はこのメンバーでするからな」
「「「「は~い」」」」

 今日の授業は終了しました。

 ということで・・・タスク君とエリンちゃん~・・・。
しおりを挟む
感想 179

あなたにおすすめの小説

ようこそ異世界へ!うっかりから始まる異世界転生物語

Eunoi
ファンタジー
本来12人が異世界転生だったはずが、神様のうっかりで異世界転生に巻き込まれた主人公。 チート能力をもらえるかと思いきや、予定外だったため、チート能力なし。 その代わりに公爵家子息として異世界転生するも、まさかの没落→島流し。 さぁ、どん底から這い上がろうか そして、少年は流刑地より、王政が当たり前の国家の中で、民主主義国家を樹立することとなる。 少年は英雄への道を歩き始めるのだった。 ※第4章に入る前に、各話の改定作業に入りますので、ご了承ください。

侯爵家三男からはじまる異世界チート冒険録 〜元プログラマー、スキルと現代知識で理想の異世界ライフ満喫中!〜【奨励賞】

のびすけ。
ファンタジー
気づけば侯爵家の三男として異世界に転生していた元プログラマー。 そこはどこか懐かしく、けれど想像以上に自由で――ちょっとだけ危険な世界。 幼い頃、命の危機をきっかけに前世の記憶が蘇り、 “とっておき”のチートで人生を再起動。 剣も魔法も、知識も商才も、全てを武器に少年は静かに準備を進めていく。 そして12歳。ついに彼は“新たなステージ”へと歩み出す。 これは、理想を形にするために動き出した少年の、 少し不思議で、ちょっとだけチートな異世界物語――その始まり。 【なろう掲載】

異世界転生目立ちたく無いから冒険者を目指します

桂崇
ファンタジー
小さな町で酒場の手伝いをする母親と2人で住む少年イールスに転生覚醒する、チートする方法も無く、母親の死により、実の父親の家に引き取られる。イールスは、冒険者になろうと目指すが、周囲はその才能を惜しんでいる

転生してしまったので服チートを駆使してこの世界で得た家族と一緒に旅をしようと思います

カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
俺はクギミヤ タツミ。 今年で33歳の社畜でございます 俺はとても運がない人間だったがこの日をもって異世界に転生しました しかし、そこは牢屋で見事にくそまみれになってしまう 汚れた囚人服に嫌気がさして、母さんの服を思い出していたのだが、現実を受け止めて抗ってみた。 すると、ステータスウィンドウが開けることに気づく。 そして、チートに気付いて無事にこの世界を気ままに旅することとなる。楽しい旅にしなくちゃな

異世界での異生活

なにがし
ファンタジー
役職定年を迎えた男が事故に巻き込まれケガをする。病院に運ばれ治療をしていたはずなのに、なぜか異世界に。しかも、女性の衣服を身に着け、宿屋の一室に。最低な異世界転移を迎えた男が、異世界で生きるために頑張る物語です。

異世界転生日録〜生活魔法は無限大!〜

一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
☆感想の受付開始しました。 【あらすじ】   異世界に転生したルイは、5歳の高熱を境に、記憶を取り戻す。一度は言ってみたい「ステータス・オープン」で、ステータスを見れることに気付いた。スキル「生活魔法∞(無限大)」を発見。その意味を知るルイは、仄かに期待を抱いた。  それと同時に、今世の出自である農家の四男は、長男大事な両親の態度に、未来はないと確信。  家族に隠れて、ステータスにあったスキルの一つ「鑑定」を使い、村のお婆(薬師)相手に、金策を開始。  十歳の時に行われたスキル鑑定の結果を父に伝えたが、農家向きのスキルではなかったルイは「家の役には立たない」と判断され、早々に家を追い出される。   だが、追放ありがとう!とばかりに、生活魔法を知るべく、図書館がある街を目指すことにしたルイ。  最初に訪れた街・ゼントで、冒険者登録を済ませる。だがそのギルドの資料室で、前世の文字である漢字が、この世界の魔法文字だという事実を知ることになる。  この世界の魔法文字を試したルイは、魔法文字の奥深さに気づいてしまった。バレないように慎重に……と行動しているつもりのルイだが、そんな彼に奇妙な称号が増えて行く。  そして、冒険者ギルドのギルドマスターや、魔法具師のバレンと共に過ごすうちに、バレンのお師匠様の危機を知る。  そして彼に会いにいくことになったが、その目的地が、図書館がある魔法都市アルティメットだった。  旅の道中もさることながら、魔法都市についても、色々な人に巻き込まれる運命にあるルイだったが……それを知るのは、まだ先である。 ☆見切り発車のため、後日変更・追記する場合があります。体調が不安定のため、かける時に書くスタイルです。不定期更新。 ☆カクヨム様(吉野 ひな)でも先行投稿しております。

知識スキルで異世界らいふ

菻莅❝りんり❞
ファンタジー
他の異世界の神様のやらかしで死んだ俺は、その神様の紹介で別の異世界に転生する事になった。地球の神様からもらった知識スキルを駆使して、異世界ライフ

神の加護を受けて異世界に

モンド
ファンタジー
親に言われるまま学校や塾に通い、卒業後は親の進める親族の会社に入り、上司や親の進める相手と見合いし、結婚。 その後馬車馬のように働き、特別好きな事をした覚えもないまま定年を迎えようとしている主人公、あとわずか数日の会社員生活でふと、何かに誘われるように会社を無断で休み、海の見える高台にある、神社に立ち寄った。 そこで野良犬に噛み殺されそうになっていた狐を助けたがその際、野良犬に喉笛を噛み切られその命を終えてしまうがその時、神社から不思議な光が放たれ新たな世界に生まれ変わる、そこでは自分の意思で何もかもしなければ生きてはいけない厳しい世界しかし、生きているという実感に震える主人公が、力強く生きるながら信仰と奇跡にに導かれて神に至る物語。

処理中です...