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第六章 学園都市ブラウディア
第五十話 今度は僕が助ける番!
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「フローラちゃん、しっかり自分を取り戻すんだよ」
「ウウウ、戦う!戦いたい!!」
フローラちゃんの瞳は金色に輝いて僕へと視線を向ける。
すぐにフローラちゃんは僕へと拳を向けてきた。紫の火を纏った拳は拳を受けるだけでダメージを受けるほどの威力になってる。僕に毎秒1ずつダメージを与えてる、僕は毎秒300以上回復するから問題ないけど僕にダメージを当てるだけでも凄いのに削ってくるなんて流石フローラちゃんだね。
僕は涙を瞳に溜めてフローラちゃんの拳を一つ一つ大事に受けていく。
「何て温かい拳なんだろうね。フローラちゃんはとっても優しい子だもんね」
「ウウウ」
フローラちゃんも涙してる。そうだよね。フェイクの時も本当はやりたくなかったんだよね。マナを放出終わったらすぐに元の優しいフローラちゃんに戻れる。
「[ファイアボール]「ファイアランス」」
当たり前のように無詠唱で中級までの魔法を放ってくる。これから学園で魔法を学べばもっともっと強くなれる。
僕とフローラちゃんは兵士達を観戦者にして死闘を繰り広げていく。
「化物・・・」
「シーレイクの天使と悪魔だ・・・」
兵士達は僕らの姿を見て口ぐちに僕らへの畏怖を唱えていく。しかし体は動かないみたいで目を動かすことしかできない。
「フローラちゃん、僕は大丈夫だから僕にその欲求をぶつけていくんだ」
「ジーニちゃん・・・ウウウ~」
少しづつフローラちゃんの目が意思を戻していく。
「ウウ、ごめんね。ジーニちゃん、またジーニちゃんに助けてもらっちゃった・・・」
「大丈夫だよ。フローラちゃんは僕の親友で家族なんだから。僕を頼って。それに今回はフローラちゃんを置いてきた僕も悪いしね」
フローラちゃんは目に涙を溜めて僕へと倒れ込んだ。魔人化が解けていき元の少女の体躯に戻っていった。
「今は眠ってていいよ。今度は僕がフローラちゃんを送るよ」
「ありがとう、ジーニちゃん」
フローラちゃんはお礼を言って僕の腕の中で寝息をたてはじめた。僕は大事に[マナパック]でフローラちゃんを浮かせる。
「そこの綺麗な鎧を着た人」
「わ、私か?」
騎士の男は自分に話しかけられたとは思わずに首を傾げて答えた。僕は呆れて更に言葉を続ける。
「あのね。君は騎士でしょ。この部隊の今の責任者に当たるはずだよ・・・」
「あ、確かに・・・」
騎士の男は少し冷静になったみたいで現状を思い出す。
「これ以上敵対するようだったら一瞬で終わらせてあげるけどどうする?」
「ウ!、いや、私達はもうあなたを襲う事はない。私が絶対にさせない!」
騎士は焦りながらも答えた。
「それはよかった。じゃあ僕はこの後予定があるから行くけど。君達はどこに帰るの?」
「え?・・・」
「いや何もしないよ大丈夫。ただトレント達が君達を襲うかもしれないし。ドラゴン達だって襲ってくるかもしれないでしょ。だからちゃんと説明する為に、ね?」
僕はニッコリと天使の微笑みで話しかける。
騎士の男は綺麗な顔で頬を赤く染めて「ここから西の丘に小さな村があってそこに・・」と答えた。
正直でよろしい。
「じゃあそっちに行く人は襲わせないよ。言っている意味はわかる?」
「あ、ああ・・・」
西以外に逃げる人間がいたら僕は知らない。ドラゴン達もトレント達もとても怒っているだろうしね。
「このサリバンの死体はもらっていくよ」
「あ!」
「何?」
「いえ・・・なんでもないです」
騎士だから主人の死体だけでも帰したいと思っていたのかな。でもたぶんこいつが子ドラゴンをあんな状態でナイトフォレストに放置した犯人だからね、こいつだけでもみんなに渡さないとこの部隊全員コロコロされちゃうと思うけど。
「君はもう一人の騎士よりは優秀な人だと思うよ。まあ今回の事で処分を受けるかもしれないけどね。だけどこのサリバンが死んだことをみんなに伝えないとこの部隊全員が死ぬことになると思うんだ。僕にみんなを止める権利はないもの」
「・・・」
騎士の男は無言で僕を見た。僕のいっている事は間違いではないと分かっているんだろうね。やっぱりこの人は他の人達よりは物分かりがいいみたい。
「じゃあ僕は行くよ。全員にちゃんと伝えるんだよ」
「わ、わかった」
「うん、いい子だね。じゃあサービスしてあげるよ。これでみんなしっかりと自分の足で帰れるでしょ[エリアヒール]&[エリアキュア]」
暗くなったナイトフォレストの前の草原がまるで昼のように輝いた。二重の光が兵士達を包むと欠損していた部位や気を病んでいた心が回復していく。
「天使・・・」
僕の背にそんな言葉をかけてきた。そうさ、僕は天使であって化物じゃないよ。フローラちゃんだって悪魔じゃないよ。
僕は微笑んで空に飛んでいく。
「ウウウ、戦う!戦いたい!!」
フローラちゃんの瞳は金色に輝いて僕へと視線を向ける。
すぐにフローラちゃんは僕へと拳を向けてきた。紫の火を纏った拳は拳を受けるだけでダメージを受けるほどの威力になってる。僕に毎秒1ずつダメージを与えてる、僕は毎秒300以上回復するから問題ないけど僕にダメージを当てるだけでも凄いのに削ってくるなんて流石フローラちゃんだね。
僕は涙を瞳に溜めてフローラちゃんの拳を一つ一つ大事に受けていく。
「何て温かい拳なんだろうね。フローラちゃんはとっても優しい子だもんね」
「ウウウ」
フローラちゃんも涙してる。そうだよね。フェイクの時も本当はやりたくなかったんだよね。マナを放出終わったらすぐに元の優しいフローラちゃんに戻れる。
「[ファイアボール]「ファイアランス」」
当たり前のように無詠唱で中級までの魔法を放ってくる。これから学園で魔法を学べばもっともっと強くなれる。
僕とフローラちゃんは兵士達を観戦者にして死闘を繰り広げていく。
「化物・・・」
「シーレイクの天使と悪魔だ・・・」
兵士達は僕らの姿を見て口ぐちに僕らへの畏怖を唱えていく。しかし体は動かないみたいで目を動かすことしかできない。
「フローラちゃん、僕は大丈夫だから僕にその欲求をぶつけていくんだ」
「ジーニちゃん・・・ウウウ~」
少しづつフローラちゃんの目が意思を戻していく。
「ウウ、ごめんね。ジーニちゃん、またジーニちゃんに助けてもらっちゃった・・・」
「大丈夫だよ。フローラちゃんは僕の親友で家族なんだから。僕を頼って。それに今回はフローラちゃんを置いてきた僕も悪いしね」
フローラちゃんは目に涙を溜めて僕へと倒れ込んだ。魔人化が解けていき元の少女の体躯に戻っていった。
「今は眠ってていいよ。今度は僕がフローラちゃんを送るよ」
「ありがとう、ジーニちゃん」
フローラちゃんはお礼を言って僕の腕の中で寝息をたてはじめた。僕は大事に[マナパック]でフローラちゃんを浮かせる。
「そこの綺麗な鎧を着た人」
「わ、私か?」
騎士の男は自分に話しかけられたとは思わずに首を傾げて答えた。僕は呆れて更に言葉を続ける。
「あのね。君は騎士でしょ。この部隊の今の責任者に当たるはずだよ・・・」
「あ、確かに・・・」
騎士の男は少し冷静になったみたいで現状を思い出す。
「これ以上敵対するようだったら一瞬で終わらせてあげるけどどうする?」
「ウ!、いや、私達はもうあなたを襲う事はない。私が絶対にさせない!」
騎士は焦りながらも答えた。
「それはよかった。じゃあ僕はこの後予定があるから行くけど。君達はどこに帰るの?」
「え?・・・」
「いや何もしないよ大丈夫。ただトレント達が君達を襲うかもしれないし。ドラゴン達だって襲ってくるかもしれないでしょ。だからちゃんと説明する為に、ね?」
僕はニッコリと天使の微笑みで話しかける。
騎士の男は綺麗な顔で頬を赤く染めて「ここから西の丘に小さな村があってそこに・・」と答えた。
正直でよろしい。
「じゃあそっちに行く人は襲わせないよ。言っている意味はわかる?」
「あ、ああ・・・」
西以外に逃げる人間がいたら僕は知らない。ドラゴン達もトレント達もとても怒っているだろうしね。
「このサリバンの死体はもらっていくよ」
「あ!」
「何?」
「いえ・・・なんでもないです」
騎士だから主人の死体だけでも帰したいと思っていたのかな。でもたぶんこいつが子ドラゴンをあんな状態でナイトフォレストに放置した犯人だからね、こいつだけでもみんなに渡さないとこの部隊全員コロコロされちゃうと思うけど。
「君はもう一人の騎士よりは優秀な人だと思うよ。まあ今回の事で処分を受けるかもしれないけどね。だけどこのサリバンが死んだことをみんなに伝えないとこの部隊全員が死ぬことになると思うんだ。僕にみんなを止める権利はないもの」
「・・・」
騎士の男は無言で僕を見た。僕のいっている事は間違いではないと分かっているんだろうね。やっぱりこの人は他の人達よりは物分かりがいいみたい。
「じゃあ僕は行くよ。全員にちゃんと伝えるんだよ」
「わ、わかった」
「うん、いい子だね。じゃあサービスしてあげるよ。これでみんなしっかりと自分の足で帰れるでしょ[エリアヒール]&[エリアキュア]」
暗くなったナイトフォレストの前の草原がまるで昼のように輝いた。二重の光が兵士達を包むと欠損していた部位や気を病んでいた心が回復していく。
「天使・・・」
僕の背にそんな言葉をかけてきた。そうさ、僕は天使であって化物じゃないよ。フローラちゃんだって悪魔じゃないよ。
僕は微笑んで空に飛んでいく。
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