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第七章 異変
第七話 伝説の魔物
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「あれ?全然出てこないよ」
「ですね」
僕は上の階より縦幅2倍、横幅3倍ほどの部屋の中央まで入ってみたんだけど何も反応がない。なので二人も部屋に入ってきたんだけどそれでも反応が無くて困ってます。
「まさかして上の階を壊したから壊れちゃった?」
「んー、わかりませんが...」
「でも出口が出てないぞ」
タスク君の疑問に僕らは頷いた。
ボスがいないと出口がでないらしいので来た道を帰っていかないといけない。それほど長い道じゃないから大丈夫だけどさ...。
「じゃあ帰りましょうか」
「そうだね~」
仕方なく僕らは来た道を戻る。これで魔窟が機能しなければいいけれど。
「あれ?扉が復活してる」
「あ、本当だ~」
「あぶない!!」
「う!」
タスク君を狙った影がタスク君を守ったガリアさんを吹き飛ばした。ガリアさんに押された形になったタスク君は壁に肩をぶつけて気を失った。
「二人共すぐに回復するよ。[エリアヒール]」
僕が影の姿を見据えて二人に回復を施す。
「かなりのスピードだね」
僕は影の姿を目視する。影は人型を要していてそれはガリアさんの姿に似ているように見える。
「どうやらドッペルゲンガーのようですね...」
影を見てガリアさんが魔物を言い当てる。そしてガリアさんは剣を抜いて構えた。
「こいつは私が...ジーニはあちらを。私がタスク様を守ります」
ガリアさんの視線の方向を見ると部屋の奥に大きな角の生えた猿のような魔物が鎮座していた。紫の肌の角の魔物は僕に気が付くと鼻息荒く手を四足歩行のように器用に使って駆けてきている。
「二人共無理しないでね。このオランウータンみたいな魔物をすぐに倒して戻るから」
「ええ、私もこのドッペルゲンガーに勝てるかわかりませんから、お早く」
ガリアさんは汗を拭って話した。それほどの強敵なのだろう。すぐに戻らないとダメだね。
「じゃあ頑張ってね。あれ?進まない..ってドッペルゲンガーの手?」
ドッペルゲンガーの黒い手に捕まれていたことに気付かずに僕は宙に浮いていったんだけどある位置で宙にとまっちゃった。
「ジーニ!」
ガリアさんが僕を心配して叫んでる。
僕の目の前にオランウータンのような魔物が迫ってた。
大きく振りかぶった拳が僕に放たれる。
「甘く見ないでよ!ハーーッ!!」
ドッペルゲンガーの手が千切れ、オランウータンのような魔物は吹き飛んでいった。
僕は髪を逆立てて戦士に変わった。気合だけで二匹の魔物を吹きとばした。二匹の魔物は原形を保てているのを見るとかなりの魔物なのがわかる。
「まさか....あれはグリード!、ありえない。私は伝説の魔物の前に..」
近づいてきた魔物を凝視したガリアさんはガタガタと震えて魔物の名前を叫んだ。
どうやら伝説の魔物みたいだけど。
「タスク様は私が!ジーニは早くあのグリードを何とかしてください!」
「そっちは任せたよ。今度こそいっくよ~」
僕は巨大な魔物のグリードへと肉迫する。近くで見ると凄く大きい、10メートルはありそうな身長で腕は樽かと思う位の太さ。改めて見ると僕との体格の差で勝ち目があるようには見えないね。
「ギャ~~~~!」
「そんなに吠えても無駄だよ。僕に咆哮は効かない」
グリードは部屋全体に響く咆哮を放った。ビリビリと体に感じたけど麻痺するほどでもない。
「う!、タスク様!!」
あ、ガリアさんが狙いだったのか。ガリアさんは咆哮で麻痺してドッペルゲンガーに肩を突き刺されている。タスク君も回復したはずなのに気を失ったままだ。
「邪魔だね[マナバレット]」
ドッペルゲンガーの背中に僕のマナバレットが命中した。ドッペルゲンガーは破裂して魔石を残して消えていった。
「これで邪魔者はいないよ」
「ガル!!」
グリードは僕と距離を取って警戒している。仲間がやられた事で警戒心があがったんだろうね。
グリードは体にマナを纏ってる。別のSランクの魔物にも何匹か見たことあるけど目に見えるほどのマナを纏ったのはグリードが初めてだよ。
「自分よりも強い相手に会ったのは初めてなのかな!」
僕が纏うマナを増やすとグリードは怯えた表情で壁まで下がった。大きな体であんなに怯えていると何だか滑稽だ。
「大丈夫一瞬だからね。中々面白かったよ」
グリードへ僕は腕をかざす。そして、
「[イレイザーガン]」
大きな風穴がグリードの首当たりに出来上がる。音も無く通過するマナの塊を避ける事はできない。
グリードは僕よりも大きな魔石を残して霧散していった。
「凄い....グリードが一瞬で.」
ガリアさんは唖然としてる。そんなに強くなかったように思えたけど、まだアダマイオスの方が強かった。
「回復するよ[ヒール]」
「ありがとうございます」
「うう、は!魔物は?」
タスク君が何も知らずに目覚めた。僕とガリアさんは顔を見合わせて笑った。
「ですね」
僕は上の階より縦幅2倍、横幅3倍ほどの部屋の中央まで入ってみたんだけど何も反応がない。なので二人も部屋に入ってきたんだけどそれでも反応が無くて困ってます。
「まさかして上の階を壊したから壊れちゃった?」
「んー、わかりませんが...」
「でも出口が出てないぞ」
タスク君の疑問に僕らは頷いた。
ボスがいないと出口がでないらしいので来た道を帰っていかないといけない。それほど長い道じゃないから大丈夫だけどさ...。
「じゃあ帰りましょうか」
「そうだね~」
仕方なく僕らは来た道を戻る。これで魔窟が機能しなければいいけれど。
「あれ?扉が復活してる」
「あ、本当だ~」
「あぶない!!」
「う!」
タスク君を狙った影がタスク君を守ったガリアさんを吹き飛ばした。ガリアさんに押された形になったタスク君は壁に肩をぶつけて気を失った。
「二人共すぐに回復するよ。[エリアヒール]」
僕が影の姿を見据えて二人に回復を施す。
「かなりのスピードだね」
僕は影の姿を目視する。影は人型を要していてそれはガリアさんの姿に似ているように見える。
「どうやらドッペルゲンガーのようですね...」
影を見てガリアさんが魔物を言い当てる。そしてガリアさんは剣を抜いて構えた。
「こいつは私が...ジーニはあちらを。私がタスク様を守ります」
ガリアさんの視線の方向を見ると部屋の奥に大きな角の生えた猿のような魔物が鎮座していた。紫の肌の角の魔物は僕に気が付くと鼻息荒く手を四足歩行のように器用に使って駆けてきている。
「二人共無理しないでね。このオランウータンみたいな魔物をすぐに倒して戻るから」
「ええ、私もこのドッペルゲンガーに勝てるかわかりませんから、お早く」
ガリアさんは汗を拭って話した。それほどの強敵なのだろう。すぐに戻らないとダメだね。
「じゃあ頑張ってね。あれ?進まない..ってドッペルゲンガーの手?」
ドッペルゲンガーの黒い手に捕まれていたことに気付かずに僕は宙に浮いていったんだけどある位置で宙にとまっちゃった。
「ジーニ!」
ガリアさんが僕を心配して叫んでる。
僕の目の前にオランウータンのような魔物が迫ってた。
大きく振りかぶった拳が僕に放たれる。
「甘く見ないでよ!ハーーッ!!」
ドッペルゲンガーの手が千切れ、オランウータンのような魔物は吹き飛んでいった。
僕は髪を逆立てて戦士に変わった。気合だけで二匹の魔物を吹きとばした。二匹の魔物は原形を保てているのを見るとかなりの魔物なのがわかる。
「まさか....あれはグリード!、ありえない。私は伝説の魔物の前に..」
近づいてきた魔物を凝視したガリアさんはガタガタと震えて魔物の名前を叫んだ。
どうやら伝説の魔物みたいだけど。
「タスク様は私が!ジーニは早くあのグリードを何とかしてください!」
「そっちは任せたよ。今度こそいっくよ~」
僕は巨大な魔物のグリードへと肉迫する。近くで見ると凄く大きい、10メートルはありそうな身長で腕は樽かと思う位の太さ。改めて見ると僕との体格の差で勝ち目があるようには見えないね。
「ギャ~~~~!」
「そんなに吠えても無駄だよ。僕に咆哮は効かない」
グリードは部屋全体に響く咆哮を放った。ビリビリと体に感じたけど麻痺するほどでもない。
「う!、タスク様!!」
あ、ガリアさんが狙いだったのか。ガリアさんは咆哮で麻痺してドッペルゲンガーに肩を突き刺されている。タスク君も回復したはずなのに気を失ったままだ。
「邪魔だね[マナバレット]」
ドッペルゲンガーの背中に僕のマナバレットが命中した。ドッペルゲンガーは破裂して魔石を残して消えていった。
「これで邪魔者はいないよ」
「ガル!!」
グリードは僕と距離を取って警戒している。仲間がやられた事で警戒心があがったんだろうね。
グリードは体にマナを纏ってる。別のSランクの魔物にも何匹か見たことあるけど目に見えるほどのマナを纏ったのはグリードが初めてだよ。
「自分よりも強い相手に会ったのは初めてなのかな!」
僕が纏うマナを増やすとグリードは怯えた表情で壁まで下がった。大きな体であんなに怯えていると何だか滑稽だ。
「大丈夫一瞬だからね。中々面白かったよ」
グリードへ僕は腕をかざす。そして、
「[イレイザーガン]」
大きな風穴がグリードの首当たりに出来上がる。音も無く通過するマナの塊を避ける事はできない。
グリードは僕よりも大きな魔石を残して霧散していった。
「凄い....グリードが一瞬で.」
ガリアさんは唖然としてる。そんなに強くなかったように思えたけど、まだアダマイオスの方が強かった。
「回復するよ[ヒール]」
「ありがとうございます」
「うう、は!魔物は?」
タスク君が何も知らずに目覚めた。僕とガリアさんは顔を見合わせて笑った。
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