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第2章 国
第81話 熱き光
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目を瞑り待っていると、ラッドの息遣いが近づいてくる。
しかし、いつまでたっても唇が触れることがない。そうしていると彼の手が私の肩に触れる。ベタッとした感触が肩に触れると思わず目を開く。私の目には悲痛な表情になった彼がニッコリと微笑んだ姿が映される。
「ファム……」
「ラッド? 血!?」
引きずった笑みを浮かべて私の名を呼ぶラッド。肩に置かれた手を見ると血に染まっていた。彼のもう片方の手には血に染まったナイフが握られている。
「はは、ごめんなファム。俺、どうにかなっちまったみたいなんだ。何とかするから少し待っててくれ」
「ら、ラッド……」
苦しそうに話すラッド。私は彼の手を取って手を回復させる。そんなことしかできない。
「……凄い精神力だな。この子は」
「ラッド?」
手を回復させるとラッドが呟く。さっきまでの彼とは違う。大人びた声を上げてる。
「ファム! 俺はお前が好きだ。だけど、今の俺はおかしくなってる。言うことを信じないでくれ」
ラッドはそう言って再度ナイフで手を突き刺す。
「無駄だというのにこの子は。既に半分は私の体になっている。抵抗しなければ好きなものが手に入る」
「……レイスロード?」
ラッドの声に疑問に思った私は名前を呼んだ。すると彼は頷く。フーラの吐いた血がラッドを乗っ取っていた? レイスロードは血を操って……隷属の首輪と同じ原理?
「無理やり操って手に入れたらファムに怒られる。盗んだ物で生きてきた俺を諭してくれたファムに……」
「ラッド……」
ラッドが苦しそうにしながら呟く。
彼を回復させたい。でも、体が動かなくなってきた。
私もレイスロードの術中にはまってる?
「抵抗はやめなさい。すぐにあなたはすべてを手に入れる」
「……俺は家族が欲しかっただけだ。俺はもう持ってる。お前と違って」
「なにを言ってる?」
「お前の心も俺の中に入ってきてるんだよ。お前はすべてを失ったんだろ?」
「……」
ラッドは傷ついた腕を抑えながら話す。
彼の言葉にレイスロードは答えられずに無言になっていく。
するとラッドが私を見つめてくる。
「ファム。俺を殺してくれ、今のうちに」
ラッドはそう言って跪く。私の手を取ってまるで王子様のように手の甲にキスをする。
「お前を守れてよかった」
思い残すことがないようなセリフを囁くラッド。
私は答えられずに握りこぶしを作る。
守れなかった私と守り切った彼。強い私と弱い彼……それなのに私は。
ゴスッ!
「ハァハァ……。動けるようになった」
「ファム?」
私は握りこぶしを自分に向けてはなった。
動かなくなっていた体がちゃんと動くようになった。すぐにラッドの腕を回復させる。
「大丈夫だよラッド。もう大丈夫」
「光……」
光の大精霊シャインよ。我がマナに答えて力を授けよ。そして、我が友の死を退け。我が敵を天へと送れ! リザレクション。
その言葉を頭の中で描くとあの時のように声が聞こえてくる。あのダンジョンの狼のお腹の中で聞いた声。
【リザレクトエクスプロージョン】
「リザレクトエクスプロージョン!」
聞こえてきた言葉をそのまま唱える。すると体の力がすべて光へと変わる。
光が渦となって私とラッドを包んでいく。
天へと螺旋を描いて登っていく光。
「な、なんですかこれは!? まるで生命の渦!? 光り一つ一つが息をしている」
驚愕の声を上げているレイスロードは、ラッドの体から出て光の渦へと加わっていく。
強制的に魂が光の渦に加えられている?
「ファム!」
レイスロードが天へと上ると光の渦が私達に集まっていく。
恐怖に顔をゆがめているとラッドが抱きしめてくれる。
光の竜巻がゴォ~という音を響かせて、いつまでも続く光の怒号。まるでレイスロードを叱っているような、私はそう感じた。
「……お、おさまった!?」
光の怒号がおさまるとラッドが大きな声で呟く。耳がおかしくなってるから声量が高くなっちゃったのかな?
「そうみたい」
「え? なんて言った?」
「終わったみたい! って言ったの!」
「あ? ああ~、そうだな!」
私も同意すると耳が遠くなっていたみたいで聞き返してくる。大きな声で話すと彼はニッコリと微笑んで抱きしめる力を強めてくれる。
「温かい」
思わず呟くと彼は恥ずかしそうに頬を掻いてる。
「俺さ。初めてお前にあった時さ。その……雷に撃たれたような、そんな衝撃を受けてさ。それでカッコつけようと思って」
元のラッド。カッコつけようと思っているけど、どこかあどけない彼。
私は思わずクスクスと笑う。
「な、なんだよ。笑うなよな~」
「笑うに決まってるよ。カッコつけようと盗みをするなんて」
「そ、それは!? ……仕方ないだろ? その頃は弱かったんだ」
「そうだね。でも、違うよ。ラッドは最初から強かった。とても」
私はラッドの唇に自分の唇をつける。柔らかな感触が少し長く続く。
「ふぁ、ファム……」
「ラッド」
柔らかな感触が終わると顔を見あった。彼は嬉しそうに涙を浮かべると再度唇を重ねた。
「……兄さん。姉さん」
「「わぁ~!? すご~い」」
「あっつあつだね。ネネさんの料理よりも熱い」
「「ええ!?」」
抱きしめあっているとダンジョンの入り口から次々とみんなが入ってきた。ユマ君と双子とネーナちゃんが呟きながら目を手で隠し始める。
そんなみんなに驚きながら声を上げるとラッドと顔を見あって笑った。
「「私達付き合います」」
みんなにそう伝える。
みんなは祝福の拍手をしてくれた。
風が撫でる草原の音が私達を祝福してくれる。
【【おめでとう】】
風の音と一緒にそんな声も聞こえてきた。私とラッドにだけ聞こえてきた声。
その声は私を守ってくれている”なにか”なんだろう。あのダンジョンの時の声と今日聞こえてきた声。一つは男の人、もう一つは女の人の声。
「ファム! どこか痛いのか?」
「え?」
不思議な声のことを考えていると勝手に涙が流れてきた。ラッドが驚いていると私は笑っちゃった。
そうか、守ってくれてたんだね。お父さん、お母さん。
小さなころに聞いていた声と不思議な声が重なる。ダンジョンで死んでしまった二人が私を守ってくれていたんだ。
こんなに悲しくて、嬉しいことがあるなんて思わなかった。
でも、幸せ。
ラッドが私の隣にいてくれるから。
成長できない私の代わりに成長してくれる彼がいてくれるから。
ーーーーーーー
ここまで読んでいただきありがとうございます
ファムが伴侶を得たところでエンディングとなります
ラッドは色々な誘惑を振り切って一途でいられるでしょうか?
それはファムのみぞ知る未来ということで
ではまた機会がありましたら読んでいただけると嬉しいです
しかし、いつまでたっても唇が触れることがない。そうしていると彼の手が私の肩に触れる。ベタッとした感触が肩に触れると思わず目を開く。私の目には悲痛な表情になった彼がニッコリと微笑んだ姿が映される。
「ファム……」
「ラッド? 血!?」
引きずった笑みを浮かべて私の名を呼ぶラッド。肩に置かれた手を見ると血に染まっていた。彼のもう片方の手には血に染まったナイフが握られている。
「はは、ごめんなファム。俺、どうにかなっちまったみたいなんだ。何とかするから少し待っててくれ」
「ら、ラッド……」
苦しそうに話すラッド。私は彼の手を取って手を回復させる。そんなことしかできない。
「……凄い精神力だな。この子は」
「ラッド?」
手を回復させるとラッドが呟く。さっきまでの彼とは違う。大人びた声を上げてる。
「ファム! 俺はお前が好きだ。だけど、今の俺はおかしくなってる。言うことを信じないでくれ」
ラッドはそう言って再度ナイフで手を突き刺す。
「無駄だというのにこの子は。既に半分は私の体になっている。抵抗しなければ好きなものが手に入る」
「……レイスロード?」
ラッドの声に疑問に思った私は名前を呼んだ。すると彼は頷く。フーラの吐いた血がラッドを乗っ取っていた? レイスロードは血を操って……隷属の首輪と同じ原理?
「無理やり操って手に入れたらファムに怒られる。盗んだ物で生きてきた俺を諭してくれたファムに……」
「ラッド……」
ラッドが苦しそうにしながら呟く。
彼を回復させたい。でも、体が動かなくなってきた。
私もレイスロードの術中にはまってる?
「抵抗はやめなさい。すぐにあなたはすべてを手に入れる」
「……俺は家族が欲しかっただけだ。俺はもう持ってる。お前と違って」
「なにを言ってる?」
「お前の心も俺の中に入ってきてるんだよ。お前はすべてを失ったんだろ?」
「……」
ラッドは傷ついた腕を抑えながら話す。
彼の言葉にレイスロードは答えられずに無言になっていく。
するとラッドが私を見つめてくる。
「ファム。俺を殺してくれ、今のうちに」
ラッドはそう言って跪く。私の手を取ってまるで王子様のように手の甲にキスをする。
「お前を守れてよかった」
思い残すことがないようなセリフを囁くラッド。
私は答えられずに握りこぶしを作る。
守れなかった私と守り切った彼。強い私と弱い彼……それなのに私は。
ゴスッ!
「ハァハァ……。動けるようになった」
「ファム?」
私は握りこぶしを自分に向けてはなった。
動かなくなっていた体がちゃんと動くようになった。すぐにラッドの腕を回復させる。
「大丈夫だよラッド。もう大丈夫」
「光……」
光の大精霊シャインよ。我がマナに答えて力を授けよ。そして、我が友の死を退け。我が敵を天へと送れ! リザレクション。
その言葉を頭の中で描くとあの時のように声が聞こえてくる。あのダンジョンの狼のお腹の中で聞いた声。
【リザレクトエクスプロージョン】
「リザレクトエクスプロージョン!」
聞こえてきた言葉をそのまま唱える。すると体の力がすべて光へと変わる。
光が渦となって私とラッドを包んでいく。
天へと螺旋を描いて登っていく光。
「な、なんですかこれは!? まるで生命の渦!? 光り一つ一つが息をしている」
驚愕の声を上げているレイスロードは、ラッドの体から出て光の渦へと加わっていく。
強制的に魂が光の渦に加えられている?
「ファム!」
レイスロードが天へと上ると光の渦が私達に集まっていく。
恐怖に顔をゆがめているとラッドが抱きしめてくれる。
光の竜巻がゴォ~という音を響かせて、いつまでも続く光の怒号。まるでレイスロードを叱っているような、私はそう感じた。
「……お、おさまった!?」
光の怒号がおさまるとラッドが大きな声で呟く。耳がおかしくなってるから声量が高くなっちゃったのかな?
「そうみたい」
「え? なんて言った?」
「終わったみたい! って言ったの!」
「あ? ああ~、そうだな!」
私も同意すると耳が遠くなっていたみたいで聞き返してくる。大きな声で話すと彼はニッコリと微笑んで抱きしめる力を強めてくれる。
「温かい」
思わず呟くと彼は恥ずかしそうに頬を掻いてる。
「俺さ。初めてお前にあった時さ。その……雷に撃たれたような、そんな衝撃を受けてさ。それでカッコつけようと思って」
元のラッド。カッコつけようと思っているけど、どこかあどけない彼。
私は思わずクスクスと笑う。
「な、なんだよ。笑うなよな~」
「笑うに決まってるよ。カッコつけようと盗みをするなんて」
「そ、それは!? ……仕方ないだろ? その頃は弱かったんだ」
「そうだね。でも、違うよ。ラッドは最初から強かった。とても」
私はラッドの唇に自分の唇をつける。柔らかな感触が少し長く続く。
「ふぁ、ファム……」
「ラッド」
柔らかな感触が終わると顔を見あった。彼は嬉しそうに涙を浮かべると再度唇を重ねた。
「……兄さん。姉さん」
「「わぁ~!? すご~い」」
「あっつあつだね。ネネさんの料理よりも熱い」
「「ええ!?」」
抱きしめあっているとダンジョンの入り口から次々とみんなが入ってきた。ユマ君と双子とネーナちゃんが呟きながら目を手で隠し始める。
そんなみんなに驚きながら声を上げるとラッドと顔を見あって笑った。
「「私達付き合います」」
みんなにそう伝える。
みんなは祝福の拍手をしてくれた。
風が撫でる草原の音が私達を祝福してくれる。
【【おめでとう】】
風の音と一緒にそんな声も聞こえてきた。私とラッドにだけ聞こえてきた声。
その声は私を守ってくれている”なにか”なんだろう。あのダンジョンの時の声と今日聞こえてきた声。一つは男の人、もう一つは女の人の声。
「ファム! どこか痛いのか?」
「え?」
不思議な声のことを考えていると勝手に涙が流れてきた。ラッドが驚いていると私は笑っちゃった。
そうか、守ってくれてたんだね。お父さん、お母さん。
小さなころに聞いていた声と不思議な声が重なる。ダンジョンで死んでしまった二人が私を守ってくれていたんだ。
こんなに悲しくて、嬉しいことがあるなんて思わなかった。
でも、幸せ。
ラッドが私の隣にいてくれるから。
成長できない私の代わりに成長してくれる彼がいてくれるから。
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ファムが伴侶を得たところでエンディングとなります
ラッドは色々な誘惑を振り切って一途でいられるでしょうか?
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