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第二章 不思議な洞窟
第29話 隠された力
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「マールちゃん、ここがオアシスだったのかな?」
「はい。今は何もなくなっていますけど、確かにここがオアシスでした」
マールちゃんとルーブナさんに案内されてオアシスの跡地にやってきた。今はただの砂漠にしか見えないけど、確かに水が溜まりそうなくぼみが出来ている。
「じゃあ革袋を渡すから入れていって」
「凄いね。マジックバッグか」
水の入った革袋を大量に取り出す。ルーブナさんが感心して声をあげて革袋を手に取っていく。
「少し貰って行っていいかい? 直接水をあげたいんだけどね」
「いいですよ。かなり大量に持ってきたので安心してください」
ルーブナさんは別に渡したい人がいるみたいだな。彼女は革袋を抱えられるだけ持つと村の家々に渡しにいく。
見える位置の家に渡す時、獣人さんが驚いた様子で受け取っていた。子供達は無邪気喜んでルーブナさんにお礼を言ってくれてる。しばらくすると僕らのもとにも子供達がやってきて不思議そうに水の入った革袋を見つめる。
「お兄ちゃん、こんなにお水どこにあったの?」
「お父さんたちは高価だから手に入らないって言ってたよ」
「遠くから持ってきたんだよ。マジックバッグって言うバッグなら時間も止まるんだ」
子供達が質問に答えると『へ~、すご~い』と声をあげた。凄さは分かってないけど、水が沢山出てきてるから喜んでるな。
「子供達、革袋から水をオアシスに注ぐのを手伝いなさい」
『は~い』
集まってきた子供達にも手伝ってもらおうとシャドウさんが声をあげる。子供達は素直に革袋から水をオアシスに注いでいく。人海戦術で見る見るうちにオアシスが元の姿に戻って行く。
「もとのオアシスに戻った……、奇跡じゃ」
オアシスを眺めているとネズミの年配の獣人さんが涙を流しながら祈りを捧げてる。
「村長様」
「マール、本当によくやってくれた。儂らが間違っていたようじゃ。本当にすまなかった」
マールちゃんに謝るネズミの獣人さん。村長さんなのか。ってことはこの人がマールちゃんを砂漠に行かせた人か。
「村長様、すべてシン様のおかげです。お礼を言うならシン様に」
マールちゃんがそう言うと獣人さん達が僕に視線を移す。
「なぜ人族の方と魔族の方が? 獣人は嫌いなはずでは?」
「僕はそう言うのないんですよ。困ってる人がいたら助けたいだけです」
村長さんの疑問に答えると唖然とした表情になっていく。
「シンはな。種族で人を選ばないんだ。魔族である私に初めて会った時も毅然としていたよ。魔族はすべての種族からいい印象を受けていないのにな」
「優しい方なのですね」
シャドウさんが話すと村長さんは微笑んで僕を見つめてきた。
「水のお礼と言ってはなんですがどうでしょうか? 日も落ちてきておりますし、今日は村に泊って行くというのは? 歓迎いたします」
「村長さん? あっ、本当だ。日が傾いてる」
確かに日が傾いてきてるな。水を持ってくるので結構時間がかかったっけ? そんなに時間はかかってないと思うけどな。
「ふむ、私達はすぐに帰る」
「……そうですか。仕方ないですね。本当に水をありがとうございました」
シャドウさんが答えると砂漠に歩き始める。僕も行こうと思ったらルーブナさんに腕を掴まれた。
「マールを連れて行っておくれ」
「え? おばあちゃん?」
ルーブナさんは村長さん達に聞こえないように声をかけてきた。マールちゃんはそれを聞いて驚いてる。
「ここにいちゃ危ないんだ。マールを犠牲にしようとした村長を信じちゃダメだよ」
「じゃ、じゃあおばあちゃんも」
「私はもういいのさ。娘達と同じ、ここで骨を埋めるよ」
「やだ! やだよ! 私も残る!」
ルーブナさんの言葉に泣きながら反論するマールちゃん。
「ルーブナさん、無責任だと思いますよ」
「え?」
「僕らにマールちゃんを任せるって言うことは無責任です。あなたも来てくれないと僕はマールちゃんを連れていきません」
いくら危険だと分かっているからって、マールちゃんを他の誰かに任せるなんて無責任だ。そんな人の言うことは僕は聞かない。彼女が悲しむことはしたくない。
「おばあちゃん……」
「マール……。わかったよ。私も行くよ」
「おばあちゃんっ!」
「ははは、大きくなったねマール」
マールちゃんの涙の訴えが届いた。涙を流しながら抱き合う二人、それを遠巻きに見ていた村長さん達。少し不穏な雰囲気だな。
ルーブナさんとマールちゃんに旅支度をさせて、荷物をマジックバッグに入れてあげるとシャドウさんの後を追いかける。
少し村から出た所で待っていてくれたシャドウさん。日がかなり落ちてきてる、急がないと。
「ん? 二人も来るのか?」
「はい。マールちゃんだけって言う話だったんだけど、幼い彼女にそれは酷でしょ?」
「人族ではそれが普通か。では行くぞ」
首を傾げたシャドウさんに答えると歩き出す。洞窟まではそこそこあるかないといけない。日が完全に落ちたら寒くなるらしいから急がないと。
「……いるな」
「え?」
「いや、なんでもない」
シャドウさんが後ろを気にして声をあげる。僕は首を傾げて後ろを見るとルーブナさんとマールちゃんが首を傾げた。二人はちゃんといるよな。
しかし、暗いな~。もう夜になっちゃうのか~。そんなに時間が経った気がしないんだけどな~。
「地域によって夜になる速度が違うか。聞いたことがあったが本当だとはな」
「……あっ! そうか!」
シャドウさんも時間を気にしていたみたいで呟いてる。それを聞いてハッとしてしまう。
そうだよ、星は丸いんだ。日の傾きはその地域で変わってくる。ってことはシーレイクラインや魔族領から結構離れてるってことだな。早いか遅いかわからないけど、それだけ遠くに僕らは来てるってことだな。
「ついたな……。【シャドウカーテン】」
「シャドウさん!?」
扉のついた洞窟につくと急にシャドウさんが背後に影のカーテンを作り出す。
「つけられていた。村長の手下だろう。まったく、何を考えているのやら」
「そうだったんですね。よくわかりましたね」
「コソコソと話しているやつらが見えたから影をつけておいたのだ。これでも魔王の血族だからな」
シャドウさんが怪しく口角をあげて答えた。本当に魔王みたいだな。
「!? マール!」
「え!? おばあちゃん!」
洞窟に入ろうと思ったら矢が射かけられた。マールちゃんにあたりそうだった矢に気が付いたルーブナさんが庇うと肩に矢を受けてしまう。
「逃がさんぞ! バケモノめ!」
「バケモノとは挨拶だな。魔族がそんなに嫌いか?」
影のカーテンから回り込むように声をかけてくる男達。シャドウさんが悪態に答えて、僕も一緒にマールちゃん達の前に出る。
まるで砂漠の盗賊のような連中だな。完全に包囲されてるから一方向のシャドウカーテンじゃ防げなかったんだな。
「魔族なんてついでだ。そのバケモノのな!」
「何を言ってるの?」
男達の声に首を傾げる。僕はたまらずに紫炎と水龍を抜いて構えた。
「おばあちゃん! おばあちゃん!」
「だ、大丈夫だよマール。だから怒っちゃダメだよ……。あんたは優しい子なんだからね……」
「おばあちゃん!?」
肩を貫く矢の痛みで気絶するルーブナさん。心配するマールちゃんの声が夜の砂漠にこだまする。その時、心臓の鼓動が地面から聞こえてくる。しばらくするとその鼓動は動きを止める。
「!? そのガキを殺せ!」
「「させるわけがないだろ!」」
男達が矢を射かけてくる。すべてマールちゃんを捉えていた。僕とシャドウさんは声をあげて矢を魔法や刀で切り落とす。
暗くて見えにくい矢、僕らでも防げなかった1発がマールちゃんの体に当たってしまう。だけど、彼女の体には突き刺さらない。
『みんな嫌い! 嫌い!』
『!?』
マールちゃんの声と共に大地が動き出す。
「はい。今は何もなくなっていますけど、確かにここがオアシスでした」
マールちゃんとルーブナさんに案内されてオアシスの跡地にやってきた。今はただの砂漠にしか見えないけど、確かに水が溜まりそうなくぼみが出来ている。
「じゃあ革袋を渡すから入れていって」
「凄いね。マジックバッグか」
水の入った革袋を大量に取り出す。ルーブナさんが感心して声をあげて革袋を手に取っていく。
「少し貰って行っていいかい? 直接水をあげたいんだけどね」
「いいですよ。かなり大量に持ってきたので安心してください」
ルーブナさんは別に渡したい人がいるみたいだな。彼女は革袋を抱えられるだけ持つと村の家々に渡しにいく。
見える位置の家に渡す時、獣人さんが驚いた様子で受け取っていた。子供達は無邪気喜んでルーブナさんにお礼を言ってくれてる。しばらくすると僕らのもとにも子供達がやってきて不思議そうに水の入った革袋を見つめる。
「お兄ちゃん、こんなにお水どこにあったの?」
「お父さんたちは高価だから手に入らないって言ってたよ」
「遠くから持ってきたんだよ。マジックバッグって言うバッグなら時間も止まるんだ」
子供達が質問に答えると『へ~、すご~い』と声をあげた。凄さは分かってないけど、水が沢山出てきてるから喜んでるな。
「子供達、革袋から水をオアシスに注ぐのを手伝いなさい」
『は~い』
集まってきた子供達にも手伝ってもらおうとシャドウさんが声をあげる。子供達は素直に革袋から水をオアシスに注いでいく。人海戦術で見る見るうちにオアシスが元の姿に戻って行く。
「もとのオアシスに戻った……、奇跡じゃ」
オアシスを眺めているとネズミの年配の獣人さんが涙を流しながら祈りを捧げてる。
「村長様」
「マール、本当によくやってくれた。儂らが間違っていたようじゃ。本当にすまなかった」
マールちゃんに謝るネズミの獣人さん。村長さんなのか。ってことはこの人がマールちゃんを砂漠に行かせた人か。
「村長様、すべてシン様のおかげです。お礼を言うならシン様に」
マールちゃんがそう言うと獣人さん達が僕に視線を移す。
「なぜ人族の方と魔族の方が? 獣人は嫌いなはずでは?」
「僕はそう言うのないんですよ。困ってる人がいたら助けたいだけです」
村長さんの疑問に答えると唖然とした表情になっていく。
「シンはな。種族で人を選ばないんだ。魔族である私に初めて会った時も毅然としていたよ。魔族はすべての種族からいい印象を受けていないのにな」
「優しい方なのですね」
シャドウさんが話すと村長さんは微笑んで僕を見つめてきた。
「水のお礼と言ってはなんですがどうでしょうか? 日も落ちてきておりますし、今日は村に泊って行くというのは? 歓迎いたします」
「村長さん? あっ、本当だ。日が傾いてる」
確かに日が傾いてきてるな。水を持ってくるので結構時間がかかったっけ? そんなに時間はかかってないと思うけどな。
「ふむ、私達はすぐに帰る」
「……そうですか。仕方ないですね。本当に水をありがとうございました」
シャドウさんが答えると砂漠に歩き始める。僕も行こうと思ったらルーブナさんに腕を掴まれた。
「マールを連れて行っておくれ」
「え? おばあちゃん?」
ルーブナさんは村長さん達に聞こえないように声をかけてきた。マールちゃんはそれを聞いて驚いてる。
「ここにいちゃ危ないんだ。マールを犠牲にしようとした村長を信じちゃダメだよ」
「じゃ、じゃあおばあちゃんも」
「私はもういいのさ。娘達と同じ、ここで骨を埋めるよ」
「やだ! やだよ! 私も残る!」
ルーブナさんの言葉に泣きながら反論するマールちゃん。
「ルーブナさん、無責任だと思いますよ」
「え?」
「僕らにマールちゃんを任せるって言うことは無責任です。あなたも来てくれないと僕はマールちゃんを連れていきません」
いくら危険だと分かっているからって、マールちゃんを他の誰かに任せるなんて無責任だ。そんな人の言うことは僕は聞かない。彼女が悲しむことはしたくない。
「おばあちゃん……」
「マール……。わかったよ。私も行くよ」
「おばあちゃんっ!」
「ははは、大きくなったねマール」
マールちゃんの涙の訴えが届いた。涙を流しながら抱き合う二人、それを遠巻きに見ていた村長さん達。少し不穏な雰囲気だな。
ルーブナさんとマールちゃんに旅支度をさせて、荷物をマジックバッグに入れてあげるとシャドウさんの後を追いかける。
少し村から出た所で待っていてくれたシャドウさん。日がかなり落ちてきてる、急がないと。
「ん? 二人も来るのか?」
「はい。マールちゃんだけって言う話だったんだけど、幼い彼女にそれは酷でしょ?」
「人族ではそれが普通か。では行くぞ」
首を傾げたシャドウさんに答えると歩き出す。洞窟まではそこそこあるかないといけない。日が完全に落ちたら寒くなるらしいから急がないと。
「……いるな」
「え?」
「いや、なんでもない」
シャドウさんが後ろを気にして声をあげる。僕は首を傾げて後ろを見るとルーブナさんとマールちゃんが首を傾げた。二人はちゃんといるよな。
しかし、暗いな~。もう夜になっちゃうのか~。そんなに時間が経った気がしないんだけどな~。
「地域によって夜になる速度が違うか。聞いたことがあったが本当だとはな」
「……あっ! そうか!」
シャドウさんも時間を気にしていたみたいで呟いてる。それを聞いてハッとしてしまう。
そうだよ、星は丸いんだ。日の傾きはその地域で変わってくる。ってことはシーレイクラインや魔族領から結構離れてるってことだな。早いか遅いかわからないけど、それだけ遠くに僕らは来てるってことだな。
「ついたな……。【シャドウカーテン】」
「シャドウさん!?」
扉のついた洞窟につくと急にシャドウさんが背後に影のカーテンを作り出す。
「つけられていた。村長の手下だろう。まったく、何を考えているのやら」
「そうだったんですね。よくわかりましたね」
「コソコソと話しているやつらが見えたから影をつけておいたのだ。これでも魔王の血族だからな」
シャドウさんが怪しく口角をあげて答えた。本当に魔王みたいだな。
「!? マール!」
「え!? おばあちゃん!」
洞窟に入ろうと思ったら矢が射かけられた。マールちゃんにあたりそうだった矢に気が付いたルーブナさんが庇うと肩に矢を受けてしまう。
「逃がさんぞ! バケモノめ!」
「バケモノとは挨拶だな。魔族がそんなに嫌いか?」
影のカーテンから回り込むように声をかけてくる男達。シャドウさんが悪態に答えて、僕も一緒にマールちゃん達の前に出る。
まるで砂漠の盗賊のような連中だな。完全に包囲されてるから一方向のシャドウカーテンじゃ防げなかったんだな。
「魔族なんてついでだ。そのバケモノのな!」
「何を言ってるの?」
男達の声に首を傾げる。僕はたまらずに紫炎と水龍を抜いて構えた。
「おばあちゃん! おばあちゃん!」
「だ、大丈夫だよマール。だから怒っちゃダメだよ……。あんたは優しい子なんだからね……」
「おばあちゃん!?」
肩を貫く矢の痛みで気絶するルーブナさん。心配するマールちゃんの声が夜の砂漠にこだまする。その時、心臓の鼓動が地面から聞こえてくる。しばらくするとその鼓動は動きを止める。
「!? そのガキを殺せ!」
「「させるわけがないだろ!」」
男達が矢を射かけてくる。すべてマールちゃんを捉えていた。僕とシャドウさんは声をあげて矢を魔法や刀で切り落とす。
暗くて見えにくい矢、僕らでも防げなかった1発がマールちゃんの体に当たってしまう。だけど、彼女の体には突き刺さらない。
『みんな嫌い! 嫌い!』
『!?』
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