32 / 113
第一章 異世界
第三十二話 ポーターとは
しおりを挟む
「タツミさん、こっちは片付いた」
「ああ、わかった。こっちも後、二匹だ」
街道を歩いていたらウルフの群れに囲まれてそれぞれ撃退していた。サンとトラがいなかったら結構やばかったかもしれない。
ウルフ達は30匹ほどいて、ポロロちゃんとアイサを守りながらの戦闘になったんだ。
アイサは魔法でいくらか戦えるが近接はナイフ一本で防げるか防げないかの微妙なところ、ポロロちゃんも同じようなものだ。
ポーターとはアイテムバッグのスキルの為にすべてを無くしたような職業なのが今回の旅でわかったよ。
ステータスがすべて凡人以下で武器を扱うスキルもない、これでは一人で生活するのはジャングルに裸で行くようなものだ。要は死ねって言われている感じ。
ポーターの多くは商人ギルドに所属して荷馬車を少なくする為の道具として使われる。この世界には奴隷と言うのがあるらしいがポーターも奴隷にされることがあるとか、ポロロちゃんが俺達の仲間になりたがったのは優しそうだからと言っていたがこういう話があったからだろうな。この情報もポロロちゃんから聞いたしな。
「これで全部だな・・お疲れ、サンとトラ」
「キュルル」「ガウ~」
サンとトラは前衛でウルフ達をかき回しながら撲滅していってくれた。ウルフにかみつかれたりしていたが軽傷で済んでいる。獣同士の戦いには慣れているようだな。
「今回復させるからな」
サンとトラを撫でながら僧侶の服に着替えてヒールをかけていく、サンとトラに初めて魔法をかけた時も思ったがMPの消費がかなり少ないような気がする。ゲームなんかでヒールとか使うと5とか減るのだが1しか減らないんだよな。
僧侶の最高位の人っていうのがどの程度か知らないけど回復魔法消費MP減みたいなスキルをいっぱい持っているのかな?これならいくら使っても大丈夫そうだ。
「おとうさん・・」
「ん?どうした?」
サンとトラを撫でながら回復しているとルキアが俺のズボンを引っ張ってきた。
「私も・・」
「・・・ああ~、はいはい、ルキアは甘えん坊だな」
「えへへ」
サンとトラを撫でていたから自分も撫でてほしいという事らしい。姪っ子や甥っ子を知っているのでこう言うのも何だか懐かしいな。自分もやってほしいなんて思うんだよな~。
ルキアもウルフを数匹倒している。三眼熊の着ぐるみは大変優秀だ。ファイアボールを使っているんだけどMPの消費がなくて更に無詠唱、かなりのチートだな。
「サンちゃん!」
「ガウガウ!」
ルキアの定位置はサンの上だ。サンも上に乗られることを喜んでいるようでルキアを可愛がっている。調べたらサンは雌のようでルキアの事を子供だと認識したみたいなんだよな。因みにトラは雄だ。トラがサンを育てていたのはサンが三眼熊のくせに弱腰だったからなのかな。二人が話せればそういう事も聞けるのだが。
「タツミさん、解体手伝ってください」
「あ、ああ」
オッズ達が解体をし始めていた。ウルフの数が38匹、これを全部解体するのは大変だ。なので5匹ほど解体して肉にする。あとはポロロちゃんのアイテムバッグへ入れてギルドに新鮮な状態で納品だ。これでさらにお金ががっぽがっぽ。
「ウルフの肉は固いんだよな・・」
「オッズ、大丈夫だよ。私たちにはタツミさんがいるんだからさ」
オッズとアイサが俺に熱いまなざしを向けてきた。元の世界の知識でも狼なんかの肉は筋が多くて食えたものではないと言っていた。しかし、ここは料理チートの服で解決だろう。俺自身も期待しているぞ。
「じゃあ、こっちのウルフ達は全部しまいますね」
「ああ、ポロロちゃんありがとう」
「私はこれしかできないので」
献身的にウルフ達をしまっていくポロロちゃん。ポーターの立ち位置を知っているためこういった自分を下に見る傾向があるな。今回のサンとトラとの戦闘時も彼女なりに頑張っていた。ポーションをいつでも使えるように洞窟で構えていたし、今回のウルフもナイフとポーション片手にオッズをサポートしていた。
少しアイサから嫉妬っぽい顔をされていたがまあ、そこはオッズハーレムでいいんじゃないかな?俺はそういうのに無縁だしな。
「ポロロちゃんも頑張ってるよ。オッズの回復したりしてただろ?」
「あれは守ってくれているからで・・・私自身が攻撃に参加できれば」
やっぱり後ろめたさを感じているようだな。だけど、サポートしあってこそのパーティーだからな。
「ポロロちゃんは自分のできることをやっていたよ。戦闘は俺達の仕事。ポロロちゃんはアイテムの管理が仕事だよ。みんながそれぞれの仕事を全うして初めてパーティーになるんだ。そうだろ?」
「そうですけど・・・前のパーティーでは戦闘もできないくずとか言われて、それで私も変わろうと」
なるほど、戦闘がすべてだと思ってる輩がいるんだな。ゲームなんかだと確かに戦闘がメインだからポロロちゃんのようなポーターは使わないかもしれない。だが、それはアイテムボックスやらバッグがあるからである。
もともと収納できるアイテムがあるのなら、ポーターはいらないだろう。システム的に持てるアイテムが限られているとつまらないからな。
ここは現実の世界だ。持てるアイテムが限られていると稼ぎも違ってくるし、戦闘にも支障が出る。リュックをいっぱい背負っていると急な出来事に対応できない。今回見たいな群れとの遭遇も荷物がかさばっていないから冷静に対処できたといえるだろう。
ポーターがいるだけで恩恵はでかいんだよな。まあ、俺がポーターに変身してしまえばいいんだが、今はなかったことにしておこう。
「ポロロちゃんパーティーっていうのはみんなが補ってなっているんだ。パーティーが全員で10だとするだろ?ポーターはいくつまかなっていると思う?」
「・・1ですか?」
「違うよ。パーティーが10だとすると、ポーターっていうのは5なんだよ」
「半分ですか?」
俺は地面に10本の線を引いてポロロちゃんに説明していく。半分の線を横にひいていくとポロロちゃんが驚いている。
「戦闘って一時的なものだろ?だけど、ポーターっていうのはずっとパーティーの為に働いているんだよ。アイテムがかさばらないっていうね」
「で、でも、戦闘出来ないと怪我とか死んじゃったりとか」
「そこは他の職業の人の責任だ。ポーターが気にすることじゃないよ。ポロロちゃんみたいにポーションをいつでも使えるようにしている事は大事だけどね」
ポロロちゃんにポーターがどれだけすごいかを説明していく。パーティーとしてさぼるのはよくないけど、ポロロちゃんくらい動いていれば別段気にすることではないよな。
「だけど、半分も補っているんですか?」
「そうだよ」
「それは言いすぎじゃ?」
俺とポロロちゃんの話を聞いていてオッズが割って入ってきた。
「オッズもポーターを甘く見てるのか?」
「いや、そういうわけじゃないけど、半分は言いすぎじゃないかなって」
やっぱり、この世界ではポーターは甘く見られてるな。ちゃんと教えておかないとな。
「じゃあオッズはこのウルフを33匹持ってくれ」
「えっ無理ですよ・・・、あっ」
「な?そうなるだろ。俺達は何のために働いているかを考えれば気づけることなんだよな」
確かに戦闘は大事だ。生き死にがかかっているからな。だけど、勝てない相手にわざわざ戦闘を持ち掛けなくていい。戦える相手じゃなかったら逃げればいいし、そもそもそんな依頼を受けなければいい。じゃあどんな依頼で金を稼ぐ? 納品とかだろ?
「お金の為に働いてるんだろ? 金を稼ぐのに強い相手と戦わなくたっていいんだよ。今回だってオッズは俺がいたから強い相手の依頼を受けた。そうだろ?」
「タツミさんがいなかったらゴブリンとかスライムとかもっと弱い依頼を受けるつもりでした」
「オッズは偉いさ、身の丈に合った依頼を選んでこなして借金を返そうとしていたんだからさ。まあ、やられそうになってたけどな」
オッズの頭をポンポンしてやると赤くなってうつむいた。
「アイテムを多く持てるっていうのはそれだけすごいんだよ。巨人が仲間だとしても持てない量のアイテムを持ってくれるんだからな。今回なんてそうだろ? あの洞窟にあったアイテムを全部もってきたんだからそれだけで金貨二枚ほどの稼ぎだ。ポロロちゃんがいなかったら銀貨5枚以下じゃないか?」
「確かに・・」
「俺達の目的は金だ。金の価値がすべて、パーティーの中で一番価値の高い職業はポーターなんだよ。だから半分はポロロちゃん、君の力って事」
「・・・」
ポロロちゃんは俯いてしまった。あら?気分悪くしちゃったかな?
「ううっ、そんなこと言われたの初めてで、すいません」
ああ、泣いちゃったのか。
「泣くほどの事じゃないぞ。ポーターは冒険者達の宝、だから絶対に守らないといけないわけだ。この数字はそう言った意味もある。ポーターがやられたら、宝物が奪われるんだよ。絶対に守らないといけない。もちろん、前衛は全員を守らないといけないけどな」
俺は最後にそう言ってオッズと肩を組んだ。前衛としては全員を守るものだけど、ポーターは一番守らないといけない。大体は私情を挟んじゃうもんだけどな。オッズはアイサを守るだろうから。
「ううっ、ありがとうございます」
「私も何だか今までのポーターへの考えが間違いなのがわかったよ」
ポロロちゃんは泣き出してしまった。アイサはポロロちゃんを慰めながら目から鱗のようで感心していた。それほど凄い事じゃないけどな。
普通に考えて当たり前なんだよな。元の世界にポーターがいたら絶対に大儲けできる。トラックなんかいらなくなって更に物流も早くなる。アイテム入れて飛行機に乗れば数トンのアイテムが行き来できるんだぞ。凄いよな。ポーターの容量がどの程度かわからんけど。
「ああ、わかった。こっちも後、二匹だ」
街道を歩いていたらウルフの群れに囲まれてそれぞれ撃退していた。サンとトラがいなかったら結構やばかったかもしれない。
ウルフ達は30匹ほどいて、ポロロちゃんとアイサを守りながらの戦闘になったんだ。
アイサは魔法でいくらか戦えるが近接はナイフ一本で防げるか防げないかの微妙なところ、ポロロちゃんも同じようなものだ。
ポーターとはアイテムバッグのスキルの為にすべてを無くしたような職業なのが今回の旅でわかったよ。
ステータスがすべて凡人以下で武器を扱うスキルもない、これでは一人で生活するのはジャングルに裸で行くようなものだ。要は死ねって言われている感じ。
ポーターの多くは商人ギルドに所属して荷馬車を少なくする為の道具として使われる。この世界には奴隷と言うのがあるらしいがポーターも奴隷にされることがあるとか、ポロロちゃんが俺達の仲間になりたがったのは優しそうだからと言っていたがこういう話があったからだろうな。この情報もポロロちゃんから聞いたしな。
「これで全部だな・・お疲れ、サンとトラ」
「キュルル」「ガウ~」
サンとトラは前衛でウルフ達をかき回しながら撲滅していってくれた。ウルフにかみつかれたりしていたが軽傷で済んでいる。獣同士の戦いには慣れているようだな。
「今回復させるからな」
サンとトラを撫でながら僧侶の服に着替えてヒールをかけていく、サンとトラに初めて魔法をかけた時も思ったがMPの消費がかなり少ないような気がする。ゲームなんかでヒールとか使うと5とか減るのだが1しか減らないんだよな。
僧侶の最高位の人っていうのがどの程度か知らないけど回復魔法消費MP減みたいなスキルをいっぱい持っているのかな?これならいくら使っても大丈夫そうだ。
「おとうさん・・」
「ん?どうした?」
サンとトラを撫でながら回復しているとルキアが俺のズボンを引っ張ってきた。
「私も・・」
「・・・ああ~、はいはい、ルキアは甘えん坊だな」
「えへへ」
サンとトラを撫でていたから自分も撫でてほしいという事らしい。姪っ子や甥っ子を知っているのでこう言うのも何だか懐かしいな。自分もやってほしいなんて思うんだよな~。
ルキアもウルフを数匹倒している。三眼熊の着ぐるみは大変優秀だ。ファイアボールを使っているんだけどMPの消費がなくて更に無詠唱、かなりのチートだな。
「サンちゃん!」
「ガウガウ!」
ルキアの定位置はサンの上だ。サンも上に乗られることを喜んでいるようでルキアを可愛がっている。調べたらサンは雌のようでルキアの事を子供だと認識したみたいなんだよな。因みにトラは雄だ。トラがサンを育てていたのはサンが三眼熊のくせに弱腰だったからなのかな。二人が話せればそういう事も聞けるのだが。
「タツミさん、解体手伝ってください」
「あ、ああ」
オッズ達が解体をし始めていた。ウルフの数が38匹、これを全部解体するのは大変だ。なので5匹ほど解体して肉にする。あとはポロロちゃんのアイテムバッグへ入れてギルドに新鮮な状態で納品だ。これでさらにお金ががっぽがっぽ。
「ウルフの肉は固いんだよな・・」
「オッズ、大丈夫だよ。私たちにはタツミさんがいるんだからさ」
オッズとアイサが俺に熱いまなざしを向けてきた。元の世界の知識でも狼なんかの肉は筋が多くて食えたものではないと言っていた。しかし、ここは料理チートの服で解決だろう。俺自身も期待しているぞ。
「じゃあ、こっちのウルフ達は全部しまいますね」
「ああ、ポロロちゃんありがとう」
「私はこれしかできないので」
献身的にウルフ達をしまっていくポロロちゃん。ポーターの立ち位置を知っているためこういった自分を下に見る傾向があるな。今回のサンとトラとの戦闘時も彼女なりに頑張っていた。ポーションをいつでも使えるように洞窟で構えていたし、今回のウルフもナイフとポーション片手にオッズをサポートしていた。
少しアイサから嫉妬っぽい顔をされていたがまあ、そこはオッズハーレムでいいんじゃないかな?俺はそういうのに無縁だしな。
「ポロロちゃんも頑張ってるよ。オッズの回復したりしてただろ?」
「あれは守ってくれているからで・・・私自身が攻撃に参加できれば」
やっぱり後ろめたさを感じているようだな。だけど、サポートしあってこそのパーティーだからな。
「ポロロちゃんは自分のできることをやっていたよ。戦闘は俺達の仕事。ポロロちゃんはアイテムの管理が仕事だよ。みんながそれぞれの仕事を全うして初めてパーティーになるんだ。そうだろ?」
「そうですけど・・・前のパーティーでは戦闘もできないくずとか言われて、それで私も変わろうと」
なるほど、戦闘がすべてだと思ってる輩がいるんだな。ゲームなんかだと確かに戦闘がメインだからポロロちゃんのようなポーターは使わないかもしれない。だが、それはアイテムボックスやらバッグがあるからである。
もともと収納できるアイテムがあるのなら、ポーターはいらないだろう。システム的に持てるアイテムが限られているとつまらないからな。
ここは現実の世界だ。持てるアイテムが限られていると稼ぎも違ってくるし、戦闘にも支障が出る。リュックをいっぱい背負っていると急な出来事に対応できない。今回見たいな群れとの遭遇も荷物がかさばっていないから冷静に対処できたといえるだろう。
ポーターがいるだけで恩恵はでかいんだよな。まあ、俺がポーターに変身してしまえばいいんだが、今はなかったことにしておこう。
「ポロロちゃんパーティーっていうのはみんなが補ってなっているんだ。パーティーが全員で10だとするだろ?ポーターはいくつまかなっていると思う?」
「・・1ですか?」
「違うよ。パーティーが10だとすると、ポーターっていうのは5なんだよ」
「半分ですか?」
俺は地面に10本の線を引いてポロロちゃんに説明していく。半分の線を横にひいていくとポロロちゃんが驚いている。
「戦闘って一時的なものだろ?だけど、ポーターっていうのはずっとパーティーの為に働いているんだよ。アイテムがかさばらないっていうね」
「で、でも、戦闘出来ないと怪我とか死んじゃったりとか」
「そこは他の職業の人の責任だ。ポーターが気にすることじゃないよ。ポロロちゃんみたいにポーションをいつでも使えるようにしている事は大事だけどね」
ポロロちゃんにポーターがどれだけすごいかを説明していく。パーティーとしてさぼるのはよくないけど、ポロロちゃんくらい動いていれば別段気にすることではないよな。
「だけど、半分も補っているんですか?」
「そうだよ」
「それは言いすぎじゃ?」
俺とポロロちゃんの話を聞いていてオッズが割って入ってきた。
「オッズもポーターを甘く見てるのか?」
「いや、そういうわけじゃないけど、半分は言いすぎじゃないかなって」
やっぱり、この世界ではポーターは甘く見られてるな。ちゃんと教えておかないとな。
「じゃあオッズはこのウルフを33匹持ってくれ」
「えっ無理ですよ・・・、あっ」
「な?そうなるだろ。俺達は何のために働いているかを考えれば気づけることなんだよな」
確かに戦闘は大事だ。生き死にがかかっているからな。だけど、勝てない相手にわざわざ戦闘を持ち掛けなくていい。戦える相手じゃなかったら逃げればいいし、そもそもそんな依頼を受けなければいい。じゃあどんな依頼で金を稼ぐ? 納品とかだろ?
「お金の為に働いてるんだろ? 金を稼ぐのに強い相手と戦わなくたっていいんだよ。今回だってオッズは俺がいたから強い相手の依頼を受けた。そうだろ?」
「タツミさんがいなかったらゴブリンとかスライムとかもっと弱い依頼を受けるつもりでした」
「オッズは偉いさ、身の丈に合った依頼を選んでこなして借金を返そうとしていたんだからさ。まあ、やられそうになってたけどな」
オッズの頭をポンポンしてやると赤くなってうつむいた。
「アイテムを多く持てるっていうのはそれだけすごいんだよ。巨人が仲間だとしても持てない量のアイテムを持ってくれるんだからな。今回なんてそうだろ? あの洞窟にあったアイテムを全部もってきたんだからそれだけで金貨二枚ほどの稼ぎだ。ポロロちゃんがいなかったら銀貨5枚以下じゃないか?」
「確かに・・」
「俺達の目的は金だ。金の価値がすべて、パーティーの中で一番価値の高い職業はポーターなんだよ。だから半分はポロロちゃん、君の力って事」
「・・・」
ポロロちゃんは俯いてしまった。あら?気分悪くしちゃったかな?
「ううっ、そんなこと言われたの初めてで、すいません」
ああ、泣いちゃったのか。
「泣くほどの事じゃないぞ。ポーターは冒険者達の宝、だから絶対に守らないといけないわけだ。この数字はそう言った意味もある。ポーターがやられたら、宝物が奪われるんだよ。絶対に守らないといけない。もちろん、前衛は全員を守らないといけないけどな」
俺は最後にそう言ってオッズと肩を組んだ。前衛としては全員を守るものだけど、ポーターは一番守らないといけない。大体は私情を挟んじゃうもんだけどな。オッズはアイサを守るだろうから。
「ううっ、ありがとうございます」
「私も何だか今までのポーターへの考えが間違いなのがわかったよ」
ポロロちゃんは泣き出してしまった。アイサはポロロちゃんを慰めながら目から鱗のようで感心していた。それほど凄い事じゃないけどな。
普通に考えて当たり前なんだよな。元の世界にポーターがいたら絶対に大儲けできる。トラックなんかいらなくなって更に物流も早くなる。アイテム入れて飛行機に乗れば数トンのアイテムが行き来できるんだぞ。凄いよな。ポーターの容量がどの程度かわからんけど。
56
あなたにおすすめの小説
ようこそ異世界へ!うっかりから始まる異世界転生物語
Eunoi
ファンタジー
本来12人が異世界転生だったはずが、神様のうっかりで異世界転生に巻き込まれた主人公。
チート能力をもらえるかと思いきや、予定外だったため、チート能力なし。
その代わりに公爵家子息として異世界転生するも、まさかの没落→島流し。
さぁ、どん底から這い上がろうか
そして、少年は流刑地より、王政が当たり前の国家の中で、民主主義国家を樹立することとなる。
少年は英雄への道を歩き始めるのだった。
※第4章に入る前に、各話の改定作業に入りますので、ご了承ください。
最強の赤ん坊! 異世界に来てしまったので帰ります!
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
病弱な僕は病院で息を引き取った
お母さんに親孝行もできずに死んでしまった僕はそれが無念でたまらなかった
そんな僕は運がよかったのか、異世界に転生した
魔法の世界なら元の世界に戻ることが出来るはず、僕は絶対に地球に帰る
【完結】転生したら最強の魔法使いでした~元ブラック企業OLの異世界無双~
きゅちゃん
ファンタジー
過労死寸前のブラック企業OL・田中美咲(28歳)が、残業中に倒れて異世界に転生。転生先では「セリア・アルクライト」という名前で、なんと世界最強クラスの魔法使いとして生まれ変わる。
前世で我慢し続けた鬱憤を晴らすかのように、理不尽な権力者たちを魔法でバッサバッサと成敗し、困っている人々を助けていく。持ち前の社会人経験と常識、そして圧倒的な魔法力で、この世界の様々な問題を解決していく痛快ストーリー。
【完結】発明家アレンの異世界工房 ~元・商品開発部員の知識で村おこし始めました~
シマセイ
ファンタジー
過労死した元商品開発部員の田中浩介は、女神の計らいで異世界の少年アレンに転生。
前世の知識と物作りの才能を活かし、村の道具を次々と改良。
その発明は村の生活を豊かにし、アレンは周囲の信頼と期待を集め始める。
なんでもアリな異世界は、なんだか楽しそうです!!
日向ぼっこ
ファンタジー
「異世界転生してみないか?」
見覚えのない部屋の中で神を自称する男は話を続ける。
神の暇つぶしに付き合う代わりに異世界チートしてみないか? ってことだよと。
特に悩むこともなくその話を受け入れたクロムは広大な草原の中で目を覚ます。
突如襲い掛かる魔物の群れに対してとっさに突き出した両手より光が輝き、この世界で生き抜くための力を自覚することとなる。
なんでもアリの世界として創造されたこの世界にて、様々な体験をすることとなる。
・魔物に襲われている女の子との出会い
・勇者との出会い
・魔王との出会い
・他の転生者との出会い
・波長の合う仲間との出会い etc.......
チート能力を駆使して異世界生活を楽しむ中、この世界の<異常性>に直面することとなる。
その時クロムは何を想い、何をするのか……
このお話は全てのキッカケとなった創造神の一言から始まることになる……
最強の異世界やりすぎ旅行記
萩場ぬし
ファンタジー
主人公こと小鳥遊 綾人(たかなし あやと)はある理由から毎日のように体を鍛えていた。
そんなある日、突然知らない真っ白な場所で目を覚ます。そこで綾人が目撃したものは幼い少年の容姿をした何か。そこで彼は告げられる。
「なんと! 君に異世界へ行く権利を与えようと思います!」
バトルあり!笑いあり!ハーレムもあり!?
最強が無双する異世界ファンタジー開幕!
荷物持ちだけど最強です、空間魔法でラクラク発明
まったりー
ファンタジー
主人公はダンジョンに向かう冒険者の荷物を持つポーターと言う職業、その職業に必須の収納魔法を持っていないことで悲惨な毎日を過ごしていました。
そんなある時仕事中に前世の記憶がよみがえり、ステータスを確認するとユニークスキルを持っていました。
その中に前世で好きだったゲームに似た空間魔法があり街づくりを始めます、そしてそこから人生が思わぬ方向に変わります。
本の知識で、らくらく異世界生活? 〜チート過ぎて、逆にヤバい……けど、とっても役に立つ!〜
あーもんど
ファンタジー
異世界でも、本を読みたい!
ミレイのそんな願いにより、生まれた“あらゆる文書を閲覧出来るタブレット”
ミレイとしては、『小説や漫画が読めればいい』くらいの感覚だったが、思ったよりチートみたいで?
異世界で知り合った仲間達の窮地を救うキッカケになったり、敵の情報が筒抜けになったりと大変優秀。
チートすぎるがゆえの弊害も多少あるものの、それを鑑みても一家に一台はほしい性能だ。
「────さてと、今日は何を読もうかな」
これはマイペースな主人公ミレイが、タブレット片手に異世界の暮らしを謳歌するお話。
◆小説家になろう様でも、公開中◆
◆恋愛要素は、ありません◆
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる