10 / 170
第一部一章 生まれ変わる
貴方と共に
しおりを挟む
彼がリトルドラゴンの足を焼き終えるとゆっくりこちらに運んできてくれた。
「ミアライス、確認してくれない?」
彼のお願いに私は断ることをしないで言う通り、鍋の方へと早歩きで向かった。
そして、確認するため、鍋の蓋を開けると、水蒸気の煙が部屋全体に舞い、ほかほかのお米が目視できた。
「どうだ、もう食べれそう?」
プランスの問いに頷く。
プランスは近づいてきて、お皿を異世界袋から取り出した。
「さてさて、どんな感じにしあがったかな?」
そう言って、るんるん気分になる、プランスはまた違う味を出して、優しい感じが伝わってきた。
優しいプランスは何度か見たことがあるけど、今回みたいに大雑把なのは見たことがない。
だからこそ、カッコよく見えて、しまい遠目でも追ってしまう。彼はどれだけ私からの注目を浴びたいのだろうか。
「こんな感じ」
プランスが目の前に来たから、再び蓋を開けてお米を確認してもらう。
プランスは料理にすごく厳しいから、私の胸は張り裂けそうになるくらい、ドキドキしている。まあ、プランスに怒られても近くでプランスが見れるのだから、全然大丈夫なんだけどね。
「ふ~ん。屋敷に居たわりには良いでなんじゃないか?」
プランスは人差し指を上上げて、そのままお米に突っ込んだ。何をしているかわからないけど、私はただこの光景を見えているだけだった。
「ふうん。良いじゃない」
プランスは人差し指を再び上に上げた。
その姿を見る限り、本当に小説の王子様のようだった。
「お皿に入れて」
薄い白のお皿に私はシャモジを使って、お米を添えた。
なかなかの出来みたいに、プランスに褒められたから、私は自惚れてしまっていて、すっかり私が料理人だと思い込んでしまった。
でも、料理人はプランス。
だから私が出る幕なんてない。プランスがいるのだから、この家に二人も料理人はいらない。
「プランス・・・・・・・いつもありがとう。私に気遣ってくれて」
プランスを呼び止めると彼は「どうした?」と疑問な顔で近づいてきて、横に立った。
私はただいつも隣に居てくれてありがとうと言いたいだけだけど、空気が自由にさせてくれなくて、口が動かない。この口が動かない感じは、屋敷とはまた別で、言葉が見つからない感じだ。
屋敷の場合は、言いたいことが山ほどあるのに、喉で止められてしまう。
あの感覚が自分の喉に引っ付いている。
「どうした?」
また、プランスは訪ねかけしてくるけど、何も返せなくてただただ涙が溢れてきてしまう。
これが恋かと自分を疑ったけれど、恋以外に存在しなかった。この気持ちを表せる気持ちが。
また天井の窓から、茜色が差し込み、私の胸の奥に詰まっている恋がうめき始めた。どうして、私が男の人に恋してしまったのだろう。
もう恋しないと決めて屋敷を出たのに・・・・・・なんでだろう、誓いが唯一壊れるのは恋だけなの?。
そう疑問に感じていると、プランスがお姫様抱っこをしてくれて、赤ちゃんのように、私を扱った。
「ちょ、怖い怖い。プランス!」
「君に気遣ったりなんてしたことがない」
躊躇なく言い切る彼の満月の瞳。だから、嘘をついていないことが、分かった。けれど、気遣ってないのなら、どうして私はここまで貴方に愛されていると思ったのだろう。
「じゃあどうして、ここにずっと居座っていいと言ったの?」
「ミアを助けた以上、最後まで面倒みないと」
また躊躇なく言って、真実を語った。
「そうなの?」
私は子供のような、つぶやきで、質問すると彼は笑顔で「そうさ」と返してきた。この瞳が本当ということはよーく、理解できて私は落ち着いた。
「じゃあ食事にするか」
彼は微笑んで、さっきまでのワイルドさは無くなっていた。
でも、彼が近くにいると思うだけで、心が打たれて、そんなことはもう気にしなくなってしまった。
「うん!。あっでもお米持ってかないと」
そう私が問うと、彼は異世界袋の中にお米が乗せてある、お皿を入れた。
「大丈夫」
「でもあの中に、入れて大丈夫なの?」
私の問いに対して、彼は微笑んで、目がなくなるくらいの笑顔見せた
この顔を全国民に見せたくなってしまうが、もう私だけのもの。誰にも渡さない。
「当たり前、この異世界袋が完全に保護されるからね。試しにミアが入ってみる?」
彼の提案に首を横に全力で振った。
異世界袋の中はどうなっているか気になったけど、その後どうなるかがわからなくて、怖かったから断った。
「どうしてそう断るんだ~、入ってみろよ以外に心地いいかもよ」
私は「嫌~」と軽く断って、この話を終わらせた。
「よーし、ついたぞ。席に座ってくれ~」
学校の先生のように指導する、彼はまた別の魅力発揮していた。これほど彼がイケメンだと思ったことは、そうそうないけど、今までの彼も素敵だった。
「プランスは、今まで恋人とかいたの?」
ふと気になって訊くと、彼は天井の窓から空を眺めた。
頬杖を突き、何も話そうとしない。何か思い出してしまったように・・・・・。
「ミアライス、確認してくれない?」
彼のお願いに私は断ることをしないで言う通り、鍋の方へと早歩きで向かった。
そして、確認するため、鍋の蓋を開けると、水蒸気の煙が部屋全体に舞い、ほかほかのお米が目視できた。
「どうだ、もう食べれそう?」
プランスの問いに頷く。
プランスは近づいてきて、お皿を異世界袋から取り出した。
「さてさて、どんな感じにしあがったかな?」
そう言って、るんるん気分になる、プランスはまた違う味を出して、優しい感じが伝わってきた。
優しいプランスは何度か見たことがあるけど、今回みたいに大雑把なのは見たことがない。
だからこそ、カッコよく見えて、しまい遠目でも追ってしまう。彼はどれだけ私からの注目を浴びたいのだろうか。
「こんな感じ」
プランスが目の前に来たから、再び蓋を開けてお米を確認してもらう。
プランスは料理にすごく厳しいから、私の胸は張り裂けそうになるくらい、ドキドキしている。まあ、プランスに怒られても近くでプランスが見れるのだから、全然大丈夫なんだけどね。
「ふ~ん。屋敷に居たわりには良いでなんじゃないか?」
プランスは人差し指を上上げて、そのままお米に突っ込んだ。何をしているかわからないけど、私はただこの光景を見えているだけだった。
「ふうん。良いじゃない」
プランスは人差し指を再び上に上げた。
その姿を見る限り、本当に小説の王子様のようだった。
「お皿に入れて」
薄い白のお皿に私はシャモジを使って、お米を添えた。
なかなかの出来みたいに、プランスに褒められたから、私は自惚れてしまっていて、すっかり私が料理人だと思い込んでしまった。
でも、料理人はプランス。
だから私が出る幕なんてない。プランスがいるのだから、この家に二人も料理人はいらない。
「プランス・・・・・・・いつもありがとう。私に気遣ってくれて」
プランスを呼び止めると彼は「どうした?」と疑問な顔で近づいてきて、横に立った。
私はただいつも隣に居てくれてありがとうと言いたいだけだけど、空気が自由にさせてくれなくて、口が動かない。この口が動かない感じは、屋敷とはまた別で、言葉が見つからない感じだ。
屋敷の場合は、言いたいことが山ほどあるのに、喉で止められてしまう。
あの感覚が自分の喉に引っ付いている。
「どうした?」
また、プランスは訪ねかけしてくるけど、何も返せなくてただただ涙が溢れてきてしまう。
これが恋かと自分を疑ったけれど、恋以外に存在しなかった。この気持ちを表せる気持ちが。
また天井の窓から、茜色が差し込み、私の胸の奥に詰まっている恋がうめき始めた。どうして、私が男の人に恋してしまったのだろう。
もう恋しないと決めて屋敷を出たのに・・・・・・なんでだろう、誓いが唯一壊れるのは恋だけなの?。
そう疑問に感じていると、プランスがお姫様抱っこをしてくれて、赤ちゃんのように、私を扱った。
「ちょ、怖い怖い。プランス!」
「君に気遣ったりなんてしたことがない」
躊躇なく言い切る彼の満月の瞳。だから、嘘をついていないことが、分かった。けれど、気遣ってないのなら、どうして私はここまで貴方に愛されていると思ったのだろう。
「じゃあどうして、ここにずっと居座っていいと言ったの?」
「ミアを助けた以上、最後まで面倒みないと」
また躊躇なく言って、真実を語った。
「そうなの?」
私は子供のような、つぶやきで、質問すると彼は笑顔で「そうさ」と返してきた。この瞳が本当ということはよーく、理解できて私は落ち着いた。
「じゃあ食事にするか」
彼は微笑んで、さっきまでのワイルドさは無くなっていた。
でも、彼が近くにいると思うだけで、心が打たれて、そんなことはもう気にしなくなってしまった。
「うん!。あっでもお米持ってかないと」
そう私が問うと、彼は異世界袋の中にお米が乗せてある、お皿を入れた。
「大丈夫」
「でもあの中に、入れて大丈夫なの?」
私の問いに対して、彼は微笑んで、目がなくなるくらいの笑顔見せた
この顔を全国民に見せたくなってしまうが、もう私だけのもの。誰にも渡さない。
「当たり前、この異世界袋が完全に保護されるからね。試しにミアが入ってみる?」
彼の提案に首を横に全力で振った。
異世界袋の中はどうなっているか気になったけど、その後どうなるかがわからなくて、怖かったから断った。
「どうしてそう断るんだ~、入ってみろよ以外に心地いいかもよ」
私は「嫌~」と軽く断って、この話を終わらせた。
「よーし、ついたぞ。席に座ってくれ~」
学校の先生のように指導する、彼はまた別の魅力発揮していた。これほど彼がイケメンだと思ったことは、そうそうないけど、今までの彼も素敵だった。
「プランスは、今まで恋人とかいたの?」
ふと気になって訊くと、彼は天井の窓から空を眺めた。
頬杖を突き、何も話そうとしない。何か思い出してしまったように・・・・・。
30
あなたにおすすめの小説
三年の想いは小瓶の中に
月山 歩
恋愛
結婚三周年の記念日だと、邸の者達がお膳立てしてくれた二人だけのお祝いなのに、その中心で一人夫が帰らない現実を受け入れる。もう彼を諦める潮時かもしれない。だったらこれからは自分の人生を大切にしよう。アレシアは離縁も覚悟し、邸を出る。
※こちらの作品は契約上、内容の変更は不可であることを、ご理解ください。
私が生きていたことは秘密にしてください
月山 歩
恋愛
メイベルは婚約者と妹によって、崖に突き落とされ、公爵家の領地に倒れていた。
見つけてくれた彼は一見優しそうだが、行方不明のまま隠れて生きて行こうとする私に驚くような提案をする。
「少年の世話係になってくれ。けれど人に話したら消す。」
(完結)醜くなった花嫁の末路「どうぞ、お笑いください。元旦那様」
音爽(ネソウ)
ファンタジー
容姿が気に入らないと白い結婚を強いられた妻。
本邸から追い出されはしなかったが、夫は離れに愛人を囲い顔さえ見せない。
しかし、3年と待たず離縁が決定する事態に。そして元夫の家は……。
*6月18日HOTランキング入りしました、ありがとうございます。
五年後、元夫の後悔が遅すぎる。~娘が「パパ」と呼びそうで困ってます~
放浪人
恋愛
「君との婚姻は無効だ。実家へ帰るがいい」
大聖堂の冷たい石畳の上で、辺境伯ロルフから突然「婚姻は最初から無かった」と宣告された子爵家次女のエリシア。実家にも見放され、身重の体で王都の旧市街へ追放された彼女は、絶望のどん底で愛娘クララを出産する。
生き抜くために針と糸を握ったエリシアは、持ち前の技術で不思議な力を持つ「祝布(しゅくふ)」を織り上げる職人として立ち上がる。施しではなく「仕事」として正当な対価を払い、決して土足で踏み込んでこない救恤院の監督官リュシアンの温かい優しさに触れエリシアは少しずつ人間らしい心と笑顔を取り戻していった。
しかし五年後。辺境を襲った疫病を救うための緊急要請を通じ、エリシアは冷酷だった元夫ロルフと再会してしまう。しかも隣にいる娘の青い瞳は彼と瓜二つだった。
「すまない。私は父としての責任を果たす」
かつての合理主義の塊だった元夫は、自らの過ちを深く悔い、家の権益を捨ててでも母子を守る「強固な盾」になろうとする。娘のクララもまた、危機から救ってくれた彼を「パパ」と呼び始めてしまい……。
だが、どんなに後悔されても、どんなに身を挺して守られても、一度完全に壊された関係が元に戻ることは絶対にない。エリシアが真の伴侶として選ぶのは、凍えた心を溶かし、温かい日常を共に歩んでくれたリュシアンただ一人だった。
これは、全てを奪われた一人の女性が母として力強く成長し誰にも脅かされることのない「本物の家族」と「静かで確かな幸福」を自分の手で選び取るまでの物語。
義妹の嫌がらせで、子持ち男性と結婚する羽目になりました。義理の娘に嫌われることも覚悟していましたが、本当の家族を手に入れることができました。
石河 翠
ファンタジー
義母と義妹の嫌がらせにより、子持ち男性の元に嫁ぐことになった主人公。夫になる男性は、前妻が残した一人娘を可愛がっており、新しい子どもはいらないのだという。
実家を出ても、自分は家族を持つことなどできない。そう思っていた主人公だが、娘思いの男性と素直になれないわがままな義理の娘に好感を持ち、少しずつ距離を縮めていく。
そんなある日、死んだはずの前妻が屋敷に現れ、主人公を追い出そうとしてきた。前妻いわく、血の繋がった母親の方が、継母よりも価値があるのだという。主人公が言葉に詰まったその時……。
血の繋がらない母と娘が家族になるまでのお話。
この作品は、小説家になろうおよびエブリスタにも投稿しております。
扉絵は、管澤捻さまに描いていただきました。
どうやら夫に疎まれているようなので、私はいなくなることにします
文野多咲
恋愛
秘めやかな空気が、寝台を囲う帳の内側に立ち込めていた。
夫であるゲルハルトがエレーヌを見下ろしている。
エレーヌの髪は乱れ、目はうるみ、体の奥は甘い熱で満ちている。エレーヌもまた、想いを込めて夫を見つめた。
「ゲルハルトさま、愛しています」
ゲルハルトはエレーヌをさも大切そうに撫でる。その手つきとは裏腹に、ぞっとするようなことを囁いてきた。
「エレーヌ、俺はあなたが憎い」
エレーヌは凍り付いた。
教養が足りない、ですって
たくわん
恋愛
侯爵令嬢エリーゼは、公爵家の長男アレクシスとの婚約披露宴で突然婚約破棄される。理由は「教養が足りず、公爵夫人として恥ずかしい」。社交界の人々の嘲笑の中、エリーゼは静かに会場を去る。
里帰りをしていたら離婚届が送られてきたので今から様子を見に行ってきます
結城芙由奈@コミカライズ連載中
恋愛
<離婚届?納得いかないので今から内密に帰ります>
政略結婚で2年もの間「白い結婚」を続ける最中、妹の出産祝いで里帰りしていると突然届いた離婚届。あまりに理不尽で到底受け入れられないので内緒で帰ってみた結果・・・?
※「カクヨム」「小説家になろう」にも投稿しています
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる