145 / 170
第五部第四章 始まる戦争
会場
しおりを挟む
彼女に連絡はお願いするとして私は、会場を抑えるから、どんなに来るか知っておいたほうがいいな。
「今回は、顔を見合わせるためだから、他国のお偉いさんと直属の兵だけ呼ぶってことはできるかな?」
これができれば、大体の数は把握できる。それと、彼女が結んでいる同盟国はどれくらいなのだろうか?
まあ、十国ほどだろう?
なら数百人以上入れる会場を手配したほうがいいな。
でも魔王城なら余裕でできるんだよねー。
何万人くらいでも入れるかもしれないし!
じゃあ、会場はもう決まった!
「うん、できる! だけど、兵士はたくさん連れてくるかもねー。まだちゃんと対面したことないんでしょ?」
まあ、兵士は結構連れてくるのは当たり前だ。
信用できる国ではないからな。
信用できる国はー、精精女神族くらいじゃないかな?
もちろん、女神族の同盟国も信用はしているが、この眼で見ないと、相手が嘘八百を並べているのかもしれないから、この眼で見たい。
「そうだね・・・・・・。じゃあ一国家兵士は五十人までね!」
多くの兵士がいて戦争が起きたら元もこうもないから、少なめにしてほしい。多くの者がいると自然と問題になりかねて、しまう。
だから、来るものは少なく、戦場に出たことがある兵士だけでいい。
もちろんお偉いさんは、何人でもきても大丈夫だ。
問題は兵士の見る目だ。
決して怪しいことをしてなくても、逆鱗に触れる可能性まである。
まあそれは、確なる証拠がないので戦争にはならない。
勘だけで戦争になっていてはこの世は壊滅してしまうのだ。
「そうねー。問題になって解決できるかだからね! それで会場は?」
「もう決定してるよ! 魔王城!」
慥かに魔王城を会場がわりにするのは、変なのかもしれない。だけど、大丈夫!
私にも作戦があるから!
夜景を眺めながらそう思った。ここは、天界の城で宙に浮いている。だから、全てが綺麗に見える。美しい世界。
「魔王城!! あそこ! 結構重要なところでしょう? そんなとこを使っていいの?」
まあ、魔王城は魔王が住む場所だから、そういう会場になるのは確かにおかしい。だけど、魔王城は魔界一安全なところで、戦争になっても攻撃されたことは一度もない建物とされているため、会場にするにも避難所にするにも最適なところだ。
しかも、この世で一番強いプランスがいるのだから、平和が守られるのだ!
「大丈夫! 下のカフェなんかにも一般の方々もきてるでしょ?」
この言葉に彼女は慥かにという顔をした。まあ、なかなか過激な発想ではあったかもしれないけど、これで国民が、笑って暮らせるのなら、何も損をしていない。
むしろ、私の不甲斐なさで戦争が起きて国民に迷惑掛けている、のが撤回できるのなら得しかしてない。
それと同様、今回会場にしようと考えた。
「まあそうね! なら今度日時を連絡するね!」
♢♢♢
そんなこともあり、ながらも、魔界に帰ると一気に安堵したのか、身体が一気に怠くなってしまった。
案外緊張で胸が張り裂けそうだった。
もしも、この場で何か間違えてしまったらどうしよう?
そんな恐怖がありながらも、ここまでやれた。これから、どうなるかなんてわからないけど、出来ることはやったから!
本でも読もう!
少しでも気を和らげないと! ってそんな体力があるわけないじゃん・・・・・・。いや何か、アクションを起こさなくては! そんな思いを胸に周りを向くと、いつもは綺麗な姿勢で立っている執事や兵士がぐうたら、魔王城の一階で寝ていた。
これは、お酒を飲んだ症状ではなく、緊張から解放された姿だ。
まるで、成れ果てがどん底だったようだ。まあ私はそんなこともないけど!
陽気でいられた私が馬鹿だった。部屋に着いて、二次会でも始めようか考えていたら、ベッドに直行して横になった。今じゃ空じゃなくて天井が見える。
しかも眠気が来ない。
だけど、動くことはできない。動きたくないって感じ。あ、そういえばプランスはどこに・・・・・・。
ちょっと横を向くと私と同じでベッドに横たわっていた。全く何をやっているのか。
なんだか、可愛いなー。いつもはピシッとしてるけど、今の彼は優しそうだ。
彼も額に手を伸ばす。慥かに身体は動かしたくないけど、これくらいの動きなら、大丈夫!
彼の額に触れると、何も変哲もない、ただの彼だった。まるで意味のない結果になってしまったようだ。
それだから、何かの結果を齎さないと!
彼の前髪を七三分けにした。彼は抵抗などはしない。もちろん顔の変化もない。
まさに無表情という感じだ。いったい何があったのだろう。
まさか、あの空間に変な空気でも流されたの?
いやそんなわけないよね!
彼女がそんなことをするわけないし、信用できるってことだから同盟国まで結ばしてもらっている。
それに、同盟国まで結んだから、戦争を起こす意味もない。
だから大丈夫大丈夫と自分に言い聞かせて、なんとか、気を落ち着かせた。
この後どうなってしまうのだろうか?
何か不利益でも生じるのだろうか? それでも、私は生き抜く!
絶対に負けない。
「今回は、顔を見合わせるためだから、他国のお偉いさんと直属の兵だけ呼ぶってことはできるかな?」
これができれば、大体の数は把握できる。それと、彼女が結んでいる同盟国はどれくらいなのだろうか?
まあ、十国ほどだろう?
なら数百人以上入れる会場を手配したほうがいいな。
でも魔王城なら余裕でできるんだよねー。
何万人くらいでも入れるかもしれないし!
じゃあ、会場はもう決まった!
「うん、できる! だけど、兵士はたくさん連れてくるかもねー。まだちゃんと対面したことないんでしょ?」
まあ、兵士は結構連れてくるのは当たり前だ。
信用できる国ではないからな。
信用できる国はー、精精女神族くらいじゃないかな?
もちろん、女神族の同盟国も信用はしているが、この眼で見ないと、相手が嘘八百を並べているのかもしれないから、この眼で見たい。
「そうだね・・・・・・。じゃあ一国家兵士は五十人までね!」
多くの兵士がいて戦争が起きたら元もこうもないから、少なめにしてほしい。多くの者がいると自然と問題になりかねて、しまう。
だから、来るものは少なく、戦場に出たことがある兵士だけでいい。
もちろんお偉いさんは、何人でもきても大丈夫だ。
問題は兵士の見る目だ。
決して怪しいことをしてなくても、逆鱗に触れる可能性まである。
まあそれは、確なる証拠がないので戦争にはならない。
勘だけで戦争になっていてはこの世は壊滅してしまうのだ。
「そうねー。問題になって解決できるかだからね! それで会場は?」
「もう決定してるよ! 魔王城!」
慥かに魔王城を会場がわりにするのは、変なのかもしれない。だけど、大丈夫!
私にも作戦があるから!
夜景を眺めながらそう思った。ここは、天界の城で宙に浮いている。だから、全てが綺麗に見える。美しい世界。
「魔王城!! あそこ! 結構重要なところでしょう? そんなとこを使っていいの?」
まあ、魔王城は魔王が住む場所だから、そういう会場になるのは確かにおかしい。だけど、魔王城は魔界一安全なところで、戦争になっても攻撃されたことは一度もない建物とされているため、会場にするにも避難所にするにも最適なところだ。
しかも、この世で一番強いプランスがいるのだから、平和が守られるのだ!
「大丈夫! 下のカフェなんかにも一般の方々もきてるでしょ?」
この言葉に彼女は慥かにという顔をした。まあ、なかなか過激な発想ではあったかもしれないけど、これで国民が、笑って暮らせるのなら、何も損をしていない。
むしろ、私の不甲斐なさで戦争が起きて国民に迷惑掛けている、のが撤回できるのなら得しかしてない。
それと同様、今回会場にしようと考えた。
「まあそうね! なら今度日時を連絡するね!」
♢♢♢
そんなこともあり、ながらも、魔界に帰ると一気に安堵したのか、身体が一気に怠くなってしまった。
案外緊張で胸が張り裂けそうだった。
もしも、この場で何か間違えてしまったらどうしよう?
そんな恐怖がありながらも、ここまでやれた。これから、どうなるかなんてわからないけど、出来ることはやったから!
本でも読もう!
少しでも気を和らげないと! ってそんな体力があるわけないじゃん・・・・・・。いや何か、アクションを起こさなくては! そんな思いを胸に周りを向くと、いつもは綺麗な姿勢で立っている執事や兵士がぐうたら、魔王城の一階で寝ていた。
これは、お酒を飲んだ症状ではなく、緊張から解放された姿だ。
まるで、成れ果てがどん底だったようだ。まあ私はそんなこともないけど!
陽気でいられた私が馬鹿だった。部屋に着いて、二次会でも始めようか考えていたら、ベッドに直行して横になった。今じゃ空じゃなくて天井が見える。
しかも眠気が来ない。
だけど、動くことはできない。動きたくないって感じ。あ、そういえばプランスはどこに・・・・・・。
ちょっと横を向くと私と同じでベッドに横たわっていた。全く何をやっているのか。
なんだか、可愛いなー。いつもはピシッとしてるけど、今の彼は優しそうだ。
彼も額に手を伸ばす。慥かに身体は動かしたくないけど、これくらいの動きなら、大丈夫!
彼の額に触れると、何も変哲もない、ただの彼だった。まるで意味のない結果になってしまったようだ。
それだから、何かの結果を齎さないと!
彼の前髪を七三分けにした。彼は抵抗などはしない。もちろん顔の変化もない。
まさに無表情という感じだ。いったい何があったのだろう。
まさか、あの空間に変な空気でも流されたの?
いやそんなわけないよね!
彼女がそんなことをするわけないし、信用できるってことだから同盟国まで結ばしてもらっている。
それに、同盟国まで結んだから、戦争を起こす意味もない。
だから大丈夫大丈夫と自分に言い聞かせて、なんとか、気を落ち着かせた。
この後どうなってしまうのだろうか?
何か不利益でも生じるのだろうか? それでも、私は生き抜く!
絶対に負けない。
11
あなたにおすすめの小説
三年の想いは小瓶の中に
月山 歩
恋愛
結婚三周年の記念日だと、邸の者達がお膳立てしてくれた二人だけのお祝いなのに、その中心で一人夫が帰らない現実を受け入れる。もう彼を諦める潮時かもしれない。だったらこれからは自分の人生を大切にしよう。アレシアは離縁も覚悟し、邸を出る。
※こちらの作品は契約上、内容の変更は不可であることを、ご理解ください。
私が生きていたことは秘密にしてください
月山 歩
恋愛
メイベルは婚約者と妹によって、崖に突き落とされ、公爵家の領地に倒れていた。
見つけてくれた彼は一見優しそうだが、行方不明のまま隠れて生きて行こうとする私に驚くような提案をする。
「少年の世話係になってくれ。けれど人に話したら消す。」
(完結)醜くなった花嫁の末路「どうぞ、お笑いください。元旦那様」
音爽(ネソウ)
ファンタジー
容姿が気に入らないと白い結婚を強いられた妻。
本邸から追い出されはしなかったが、夫は離れに愛人を囲い顔さえ見せない。
しかし、3年と待たず離縁が決定する事態に。そして元夫の家は……。
*6月18日HOTランキング入りしました、ありがとうございます。
五年後、元夫の後悔が遅すぎる。~娘が「パパ」と呼びそうで困ってます~
放浪人
恋愛
「君との婚姻は無効だ。実家へ帰るがいい」
大聖堂の冷たい石畳の上で、辺境伯ロルフから突然「婚姻は最初から無かった」と宣告された子爵家次女のエリシア。実家にも見放され、身重の体で王都の旧市街へ追放された彼女は、絶望のどん底で愛娘クララを出産する。
生き抜くために針と糸を握ったエリシアは、持ち前の技術で不思議な力を持つ「祝布(しゅくふ)」を織り上げる職人として立ち上がる。施しではなく「仕事」として正当な対価を払い、決して土足で踏み込んでこない救恤院の監督官リュシアンの温かい優しさに触れエリシアは少しずつ人間らしい心と笑顔を取り戻していった。
しかし五年後。辺境を襲った疫病を救うための緊急要請を通じ、エリシアは冷酷だった元夫ロルフと再会してしまう。しかも隣にいる娘の青い瞳は彼と瓜二つだった。
「すまない。私は父としての責任を果たす」
かつての合理主義の塊だった元夫は、自らの過ちを深く悔い、家の権益を捨ててでも母子を守る「強固な盾」になろうとする。娘のクララもまた、危機から救ってくれた彼を「パパ」と呼び始めてしまい……。
だが、どんなに後悔されても、どんなに身を挺して守られても、一度完全に壊された関係が元に戻ることは絶対にない。エリシアが真の伴侶として選ぶのは、凍えた心を溶かし、温かい日常を共に歩んでくれたリュシアンただ一人だった。
これは、全てを奪われた一人の女性が母として力強く成長し誰にも脅かされることのない「本物の家族」と「静かで確かな幸福」を自分の手で選び取るまでの物語。
義妹の嫌がらせで、子持ち男性と結婚する羽目になりました。義理の娘に嫌われることも覚悟していましたが、本当の家族を手に入れることができました。
石河 翠
ファンタジー
義母と義妹の嫌がらせにより、子持ち男性の元に嫁ぐことになった主人公。夫になる男性は、前妻が残した一人娘を可愛がっており、新しい子どもはいらないのだという。
実家を出ても、自分は家族を持つことなどできない。そう思っていた主人公だが、娘思いの男性と素直になれないわがままな義理の娘に好感を持ち、少しずつ距離を縮めていく。
そんなある日、死んだはずの前妻が屋敷に現れ、主人公を追い出そうとしてきた。前妻いわく、血の繋がった母親の方が、継母よりも価値があるのだという。主人公が言葉に詰まったその時……。
血の繋がらない母と娘が家族になるまでのお話。
この作品は、小説家になろうおよびエブリスタにも投稿しております。
扉絵は、管澤捻さまに描いていただきました。
どうやら夫に疎まれているようなので、私はいなくなることにします
文野多咲
恋愛
秘めやかな空気が、寝台を囲う帳の内側に立ち込めていた。
夫であるゲルハルトがエレーヌを見下ろしている。
エレーヌの髪は乱れ、目はうるみ、体の奥は甘い熱で満ちている。エレーヌもまた、想いを込めて夫を見つめた。
「ゲルハルトさま、愛しています」
ゲルハルトはエレーヌをさも大切そうに撫でる。その手つきとは裏腹に、ぞっとするようなことを囁いてきた。
「エレーヌ、俺はあなたが憎い」
エレーヌは凍り付いた。
教養が足りない、ですって
たくわん
恋愛
侯爵令嬢エリーゼは、公爵家の長男アレクシスとの婚約披露宴で突然婚約破棄される。理由は「教養が足りず、公爵夫人として恥ずかしい」。社交界の人々の嘲笑の中、エリーゼは静かに会場を去る。
里帰りをしていたら離婚届が送られてきたので今から様子を見に行ってきます
結城芙由奈@コミカライズ連載中
恋愛
<離婚届?納得いかないので今から内密に帰ります>
政略結婚で2年もの間「白い結婚」を続ける最中、妹の出産祝いで里帰りしていると突然届いた離婚届。あまりに理不尽で到底受け入れられないので内緒で帰ってみた結果・・・?
※「カクヨム」「小説家になろう」にも投稿しています
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる