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75 令嬢は反省する
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ヴァルハン村の片隅にある、薬草の香りが漂うエマさんの店。
さっきまで私は薬草の仕分け作業に集中していたけれど、先ほど来た客の姿に注意がそれ、気まずさを感じながら、そっと彼女を窺った。
カウンター越しにエマさんと話している人の名前はクリア、朝に見かけた夫から暴力を振るわれた女性だ。
私は――彼女に、声を掛けるべきなのだろうか?
でも、何を?慰めの言葉?……それとも、何も見なかったふりで、いつも通りの雑談?
大丈夫?と聞いてみる?
でも、大丈夫なはずがないのに。無理やりそう言わせるだけの言葉なら、それはただの暴力の延長ではないか。
希望を捨てなければ、いつか良くなる?
そんな保証、何処にもないのに。
ごめんなさい、と謝る?
……それも違う。そんなの、ただの自己満足だ。私は行動しなかった、助けに行かなかった。それを口にするのは、自分の心を楽にしたいだけの狡くて卑怯な行為だ。
「ありがとう、エマさん」
私がいろいろと思い悩んでいる間に、いつの間にか彼女たちの会話は終わっていて、気づけばクリアが薬を手にして席を立とうとしていた。
その背中が扉へと向かうのを見て、私は慌てて椅子から立ち上がり、けれど、声を出すより先に、扉は「カラン」と軽やかな音を立てて開き、そして閉じた。
「……はぁ」
口から漏れた小さなため息。
多分、直接対面せずに済んだことに、心のどこかでほっとしているかもしれない。
「シアちゃん、どうしたのかい?」
「ムッ……あの、エマさんは……どうして“医師”になりたいと思いましたの?」
クリアのことを避けて、私はそっと瞼を伏せて、無理に話題を変えた。
「今、お客もいないし……ちょっとお茶でもしようか」
「あっ、はい。ちょっと待ってください、わたくしっ、私が淹れます」
私は急いでティーポットを手に取り、棚から茶葉を選んだ。動いているうちに、そわそわとした気持ちが少しずつ落ち着いていくのを感じた。
「おまたせしました」
カップを二つ手にして外へ出ると、テーブルの上はすでに軽く片付けられており、エマさんは椅子に腰を下ろしていた。
カップを差し出すと、彼女は「ありがとう」と穏やかな笑みで応えてくれた。
「少し…昔の話になるがね」
「は、はい!」
エマさんはハーブティーを一口啜ってから、遠くを見るように語り出した。
「わたしがまだ、ほんの小さな子供だった頃の話さね。あの頃は、村に外から人が来るなんて、めったにないことだったよ。昔は農業だけが頼りでね、今みたいに作物専用の洒落た肥料なんてあるわけもなくて、土地も痩せてて、収穫だって少なかった。季節が巡って、忙しい時期になるとねぇ、子供も大人もみんな畑に出て、働かなきゃならなかったんだよ」
エマさんが生まれた当時、この国はまだ戦争の影が色濃く、村も貧しく荒れていたという。今でこそ王都へ向かう中継地として賑わうヴァルハン村も、かつては道路すらろくに整備されていなかった。
「その年の春だったかな、近所のお姉さんが赤ん坊を産んだばかりでね……でも、それでもすぐに畑仕事を手伝わなくちゃいけなくてな……」
エマさんは窓の外を見やって、小さくため息をついた。
「……あの人、子宮脱を起こしてたんだわ。しゃがむたびに、子宮が体の外に出てしまうような、そんな状態でね。それでも働かなきゃ生きていけなかったし、皆には笑われて……それでも、何も言わずに黙って働き続けてたよ」
出産後の女性は本来、一カ月間はベッドで安静に過ごすべきだ。けれど、貧しい家庭にはその休息すら許されない。
その現実に、私は強い衝撃を受け、深い恐怖を覚えた。
「薬師だった父にその症状を訊いても『数ヶ月で自然に治る』と言われ、誰も、深刻に考えていなかったわ」
声が段々小さくなり、エマさんの目に曇りを宿った。
「……それでね、ある日、一人で家にいた時に――あの人、自分で……ハサミを使って、自分の子宮を切ったんだって」
私は息を呑んだ。
「気づいた時には、もう手遅れだった。ベッドの上で冷たくなっててね。傍らには、自分で煎じた薬草スープが置いてあったって。血を補う効果のある薬草を、たっぷり入れて……」
「そんな……」
あまりにも残酷な出来事に、私は言葉を失った。
「その頃、噂では大きな町で『サフラン入り薬草スープ』が流行ってたらしいのよ。血の巡りが良くなるって評判でね。でも、あんな高価なもの、村の人間に買えるはずもない。だから代わりに、道端に生えてた野草で似たような効果のあるものを使ったそうよ……あの薬草、わたしが摘んだの。ちょっとした小遣い稼ぎのつもりでね……」
どう返せばいいのか分からず、私はただ沈黙するしかなかった。その静けさを破るように、エマさんがぽつりと口を開いた。
「……あの人が亡くなったことを、自分のせいだなんて思ってないよ。でもね……もっと勉強しておけばよかったって、そう思うんだ。遊んでばかりじゃなくて、薬草のことを、ちゃんと知っていればって」
エマさんは、少し照れくさそうに笑いながら、自分が子供の頃、どれだけ勉強が嫌いだったかを話してくれた。
「それからね……男の身体には子宮ってものがないでしょう?だから、どれだけ知識があっても、本当の意味で女の痛みやつらさを理解するのは難しいと思ったの。だからね、なんとなく……女の医者ってのも、やっぱり必要なんじゃないかって、そう思うようになったのよ」
ごく当たり前のことのはずなのに、なぜ今まで、誰かに言われるまで私は気づけなかったのだろう。
「それにさ、女にはね、男の医者には見せられない病もあるのさ……私は、同じ女だから。少しは分かってあげられると思うんだよな」
そう言って微笑んだエマさんの目尻には、柔らかな皺が浮かんでいた。その表情には、歳月と痛みを包み込むような、深い優しさがあった。
***
『シアちゃん、あなたの未来が、星々のように明るく、希望に満ち溢れていることを心から願っています。じゃぁ、良い夢を』
ローズウッド館の自室。
私はベッドに横たわりながら、帰り際にクロエが言った言葉を思い出していた。
彼女が祈るように静かに組んだ両手、敬虔に閉じられた瞳、そして、澄み切った空気のような美しい声。挨拶みたいな言葉なのに、まるで本当に祝福されたかのような錯覚を覚えるほどだった。
でも、私にそんな祝福を受ける資格があるかしら?
ひどく疲れているのに、寝床で何度も寝返りを打つばかりで眠れず、私は諦めてベッドから降り、机へ向かった。
魔導ランプをつけて、私だけが開けられる魔導具の箱をそっと開けると、一番上に重ねられていたのは今日追加した十人分の雇用|《奴隷》契約書だった。
……私は、本当に自分勝手な人間だ。
何を勘違いしてたんだろう。まさか、自分が誰かのヒーローにでもなったつもりだったの?彼らを救った気でいて、いいことをしたつもりになっていたなんて……笑わせる。
そもそも、真っ当に生きてきた彼らが、あんな場所にいるべきはずがなかった。
それなのに今また、私のせいで縛られている。本来は自由であるべきだった彼らの人生を、私は再び、閉じ込めてしまった。
答えの出ない罪悪感に背を押されるようにして、私は一枚の空白の紙を取り出した。そして、自分の知る限りの身体に優しい薬草の名前と、その効能を出来るだけ詳細に書き連ねていく。
――エマさんが昔語ってくれた、あの話。今も鮮明に覚えている。
サフラン入り薬草スープ……確か、血を浄化し、月経不順や産後の回復を助けるとされ、今でも貴族女性の間では人気がある。
メイド長に頼めば、すぐにでも用意してもらえるだろう。けれど、月のものすらまだ来ていない私が、それを求める理由はどこにもない。
それに、サフランを使う薬草は高価すぎて、とても店に出せる代物ではない。私の店で提供するものは、誰でも気軽に手に取れて、楽しめるものでありたいのだ。
ペンを止めて、私はメニュー構成の草案に視線を落とす。
——ドリンクには、コーヒー、紅茶、ジュース。それから、ハーブティーなどの薬膳茶。
——食事には、サンドイッチなどの軽食を中心にして……
店の運営は店員に任せ、私も自分にできることをしよう。屋敷には絶版のレシピ本があるはずだ。
さっきまで私は薬草の仕分け作業に集中していたけれど、先ほど来た客の姿に注意がそれ、気まずさを感じながら、そっと彼女を窺った。
カウンター越しにエマさんと話している人の名前はクリア、朝に見かけた夫から暴力を振るわれた女性だ。
私は――彼女に、声を掛けるべきなのだろうか?
でも、何を?慰めの言葉?……それとも、何も見なかったふりで、いつも通りの雑談?
大丈夫?と聞いてみる?
でも、大丈夫なはずがないのに。無理やりそう言わせるだけの言葉なら、それはただの暴力の延長ではないか。
希望を捨てなければ、いつか良くなる?
そんな保証、何処にもないのに。
ごめんなさい、と謝る?
……それも違う。そんなの、ただの自己満足だ。私は行動しなかった、助けに行かなかった。それを口にするのは、自分の心を楽にしたいだけの狡くて卑怯な行為だ。
「ありがとう、エマさん」
私がいろいろと思い悩んでいる間に、いつの間にか彼女たちの会話は終わっていて、気づけばクリアが薬を手にして席を立とうとしていた。
その背中が扉へと向かうのを見て、私は慌てて椅子から立ち上がり、けれど、声を出すより先に、扉は「カラン」と軽やかな音を立てて開き、そして閉じた。
「……はぁ」
口から漏れた小さなため息。
多分、直接対面せずに済んだことに、心のどこかでほっとしているかもしれない。
「シアちゃん、どうしたのかい?」
「ムッ……あの、エマさんは……どうして“医師”になりたいと思いましたの?」
クリアのことを避けて、私はそっと瞼を伏せて、無理に話題を変えた。
「今、お客もいないし……ちょっとお茶でもしようか」
「あっ、はい。ちょっと待ってください、わたくしっ、私が淹れます」
私は急いでティーポットを手に取り、棚から茶葉を選んだ。動いているうちに、そわそわとした気持ちが少しずつ落ち着いていくのを感じた。
「おまたせしました」
カップを二つ手にして外へ出ると、テーブルの上はすでに軽く片付けられており、エマさんは椅子に腰を下ろしていた。
カップを差し出すと、彼女は「ありがとう」と穏やかな笑みで応えてくれた。
「少し…昔の話になるがね」
「は、はい!」
エマさんはハーブティーを一口啜ってから、遠くを見るように語り出した。
「わたしがまだ、ほんの小さな子供だった頃の話さね。あの頃は、村に外から人が来るなんて、めったにないことだったよ。昔は農業だけが頼りでね、今みたいに作物専用の洒落た肥料なんてあるわけもなくて、土地も痩せてて、収穫だって少なかった。季節が巡って、忙しい時期になるとねぇ、子供も大人もみんな畑に出て、働かなきゃならなかったんだよ」
エマさんが生まれた当時、この国はまだ戦争の影が色濃く、村も貧しく荒れていたという。今でこそ王都へ向かう中継地として賑わうヴァルハン村も、かつては道路すらろくに整備されていなかった。
「その年の春だったかな、近所のお姉さんが赤ん坊を産んだばかりでね……でも、それでもすぐに畑仕事を手伝わなくちゃいけなくてな……」
エマさんは窓の外を見やって、小さくため息をついた。
「……あの人、子宮脱を起こしてたんだわ。しゃがむたびに、子宮が体の外に出てしまうような、そんな状態でね。それでも働かなきゃ生きていけなかったし、皆には笑われて……それでも、何も言わずに黙って働き続けてたよ」
出産後の女性は本来、一カ月間はベッドで安静に過ごすべきだ。けれど、貧しい家庭にはその休息すら許されない。
その現実に、私は強い衝撃を受け、深い恐怖を覚えた。
「薬師だった父にその症状を訊いても『数ヶ月で自然に治る』と言われ、誰も、深刻に考えていなかったわ」
声が段々小さくなり、エマさんの目に曇りを宿った。
「……それでね、ある日、一人で家にいた時に――あの人、自分で……ハサミを使って、自分の子宮を切ったんだって」
私は息を呑んだ。
「気づいた時には、もう手遅れだった。ベッドの上で冷たくなっててね。傍らには、自分で煎じた薬草スープが置いてあったって。血を補う効果のある薬草を、たっぷり入れて……」
「そんな……」
あまりにも残酷な出来事に、私は言葉を失った。
「その頃、噂では大きな町で『サフラン入り薬草スープ』が流行ってたらしいのよ。血の巡りが良くなるって評判でね。でも、あんな高価なもの、村の人間に買えるはずもない。だから代わりに、道端に生えてた野草で似たような効果のあるものを使ったそうよ……あの薬草、わたしが摘んだの。ちょっとした小遣い稼ぎのつもりでね……」
どう返せばいいのか分からず、私はただ沈黙するしかなかった。その静けさを破るように、エマさんがぽつりと口を開いた。
「……あの人が亡くなったことを、自分のせいだなんて思ってないよ。でもね……もっと勉強しておけばよかったって、そう思うんだ。遊んでばかりじゃなくて、薬草のことを、ちゃんと知っていればって」
エマさんは、少し照れくさそうに笑いながら、自分が子供の頃、どれだけ勉強が嫌いだったかを話してくれた。
「それからね……男の身体には子宮ってものがないでしょう?だから、どれだけ知識があっても、本当の意味で女の痛みやつらさを理解するのは難しいと思ったの。だからね、なんとなく……女の医者ってのも、やっぱり必要なんじゃないかって、そう思うようになったのよ」
ごく当たり前のことのはずなのに、なぜ今まで、誰かに言われるまで私は気づけなかったのだろう。
「それにさ、女にはね、男の医者には見せられない病もあるのさ……私は、同じ女だから。少しは分かってあげられると思うんだよな」
そう言って微笑んだエマさんの目尻には、柔らかな皺が浮かんでいた。その表情には、歳月と痛みを包み込むような、深い優しさがあった。
***
『シアちゃん、あなたの未来が、星々のように明るく、希望に満ち溢れていることを心から願っています。じゃぁ、良い夢を』
ローズウッド館の自室。
私はベッドに横たわりながら、帰り際にクロエが言った言葉を思い出していた。
彼女が祈るように静かに組んだ両手、敬虔に閉じられた瞳、そして、澄み切った空気のような美しい声。挨拶みたいな言葉なのに、まるで本当に祝福されたかのような錯覚を覚えるほどだった。
でも、私にそんな祝福を受ける資格があるかしら?
ひどく疲れているのに、寝床で何度も寝返りを打つばかりで眠れず、私は諦めてベッドから降り、机へ向かった。
魔導ランプをつけて、私だけが開けられる魔導具の箱をそっと開けると、一番上に重ねられていたのは今日追加した十人分の雇用|《奴隷》契約書だった。
……私は、本当に自分勝手な人間だ。
何を勘違いしてたんだろう。まさか、自分が誰かのヒーローにでもなったつもりだったの?彼らを救った気でいて、いいことをしたつもりになっていたなんて……笑わせる。
そもそも、真っ当に生きてきた彼らが、あんな場所にいるべきはずがなかった。
それなのに今また、私のせいで縛られている。本来は自由であるべきだった彼らの人生を、私は再び、閉じ込めてしまった。
答えの出ない罪悪感に背を押されるようにして、私は一枚の空白の紙を取り出した。そして、自分の知る限りの身体に優しい薬草の名前と、その効能を出来るだけ詳細に書き連ねていく。
――エマさんが昔語ってくれた、あの話。今も鮮明に覚えている。
サフラン入り薬草スープ……確か、血を浄化し、月経不順や産後の回復を助けるとされ、今でも貴族女性の間では人気がある。
メイド長に頼めば、すぐにでも用意してもらえるだろう。けれど、月のものすらまだ来ていない私が、それを求める理由はどこにもない。
それに、サフランを使う薬草は高価すぎて、とても店に出せる代物ではない。私の店で提供するものは、誰でも気軽に手に取れて、楽しめるものでありたいのだ。
ペンを止めて、私はメニュー構成の草案に視線を落とす。
——ドリンクには、コーヒー、紅茶、ジュース。それから、ハーブティーなどの薬膳茶。
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