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第三章
第85話 見つけた答え
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「今日が最終日です。アイちゃんは……」
「来るよ、必ず」
約束の三ヶ月を迎える。僕たちの前には無言で待ち続ける神話級の盾。
ティアマトさんは、最後まで休む事なく立ち続けていた。疑いもせずに。
「……ようやくか。遅かったな」
「待たせたわね」
昼とも夜とも区別がつかない不思議な空の下。
懐かしい響きが通った。全身を泥と汗で汚して。
だけど綺麗な金髪を揺らし、アイギスが戻ってきた。
「アイちゃん? 元の性格に戻られたのですか!?」
いち早く友人のライブラさんが反応する。
「ええ。心配を掛けたわね」
「ふ、ふーん。私様は、前の可愛げのあるアイちゃんのままでも構わなかったのですがね~」
「そう。私が私でない間、みんなを見守ってくれてありがとう。いつも感謝しているわ。ライブラ」
「……元に戻ったというのに、まだ絶妙に優しい? いつもの罵倒はどこへ!?」
「ライブラさん、それはちょっと重症だよ」
久しぶりの再会にお互いの距離感がわからない友人のよう。
そういう僕もあまり言葉が浮かばないのだけど。だから一言。
「おかえり、アイギス」
「ロロア……うんっ!」
もう大丈夫だと、アイギスは表情で返してくれた。
幼い彼女も、今のアイギスも本物で。一緒になっている。
「一度は逃げた盾が、我の前に再び姿を見せた。結論を出したのだな?」
「ええ。偉大な先輩である貴女に、恥ずかしいところを見せたわね」
アイギスは龍威圧を物ともせず、真っ向から立ち向かう。
「ティアマト。貴女は盾として、一体何を重視するの? 教えて欲しい」
「我は主人を守護する盾だ。それ以上でもそれ以下でもない。盾とは本来そういうものであろう」
ティアマトさんは自分の役割を徹底している。
僕を守る盾として。それ以外は必要ないものだと。
いざ戦場に立てば、動くのは最後で。それまでは傍観者の立場。
余計な仕事はしない。たとえ目の前で仲間が傷付き倒れたとしても。
「今の質問をそのまま返そう。貴様はどうだ」
「私も同じよ。ロロアを、マスターを守る盾」
「……その程度の答えであれば。貴様は用済みだ」
同じ役割の盾は必要ないと、ティアマトさんが動く。
アイギスは迎え撃つ姿勢を取った。盾と盾がぶつかり合う。
「私は……国宝級として中途半端に実力があった。私より実力を持つ子の方が少なくて……だけど、上には上が居るのは知っていたけど。貴女のような盾と、出会うこともないだろうと思っていた」
それもそうだ。現存する神話級のアイテムの殆どは王族が所持している。
偶々失われたはずの盾が、僕たちの前に現れただけ。奇跡みたいなもので。
「だからこそ。全部、自分が何とかしないと。みんなを引っ張っていかないと。頼まれてもいないのに、自分で自分を追い込んでいた。その結果、一度は逃げ出してしまったの」
アイギスは強いから。優し過ぎるから。
誰かの失敗すらも、自分のものとしてしまう。
クロスト戦はあくまで最後の切っ掛けとなっただけ。
それまでもずっと、精神的な負荷が積み重なっていた。
「本当馬鹿よね。周りが見えていなかった。己惚れていた。私が一番仲間を、信頼していなかったのよ!」
お互いに距離を取って、アイギスは一人自嘲するような笑いを見せる。
「それがわかったところで、今の主人には我が居る。貴様の居場所は――」
「私はロロアの盾よ。今までは、そうだった!」
アイギスは僕の事を見ていた。悔しそうな、だけど吹っ切れたような。
「でもその役目は今日からティアマトに譲る。私よりも強くて、向いているから!」
「では貴様は、一体何をしに戻ってきたのだ!」
ティアマトさんの容赦ない拳がアイギスに向かう。
「代わりに私は――すべての仲間を守る盾となるわ!!」
「……っ!!」
二人の間の地面が突き上がった。巨大な蔦が伸び上がる。
「わぁあああああ!? 高いです! 上から失礼します!」
蔦の先端に乗っていたエルが、上空からティアマトさんを襲う。
「どういうつもりだ。君は関係ないはずだが」
「やっぱりエルだけ仲間はずれは嫌です! エルも参加します!」
小さな身体を目一杯動かして、全身で体当たり。
簡単に躱されて、バランスを崩して転んでしまう。
「あらあら、元気ですね~」
その身体を受け止めたのはエルフの少女だ。
「ゆぐさん、ありがとうです!」
「はい~。わたくしも~仲間ですよ。覚悟~」
「ふっ、いいだろう。三人合わせて掛かってくるがいい!」
想定外の事態にも慌てる事なく、寧ろ楽しむようにティアマトさんが笑う。
「みなさまの力を合わせまして~お高くとまる神話級様を叩き潰しましょう~!」
【創造の樹杖】のユグが、創造領域を広げて次々と武器を生み出す。
これまでにない物量と広範囲攻撃を得意とした新戦力。頼れる仲間だ。
「あれっ、ユグちゃん? もしかして神話級はお嫌いですか?」
「ふふふのふ~」
「怖っ、あの笑顔怖いですよ! 私様もいつか寝首をかかれそうです!」
「ユグ、ありがとう。約束、叶えてくれたんだね」
一ヵ月前に、僕の代わりにアイギスを支えて欲しいと。
強く願ったら彼女は応えてくれたんだ。約束通り、仲間として。
「力不足を補う為の共闘か。己のプライドを捨てたか」
「当然でしょう。敵を討つのは武器の役目。私たちは盾。仲間を信じて見守るのよ」
「エルは瓶ですけど!」
「わたくしは~杖です~」
「……はぁ。もう少し真面目にお願いできる?」
「は~い!」「はい~」
こんな時でも呑気なエルに、新たにユグが加わっている。
「アイちゃん。生き生きしていますね!」
「エルたちもだよ。アイギスが中心に居るだけで、不思議と力が湧いてくるんだ」
それはスキルとかでは測れない。天性の才能だ。
「仲間を守る盾、か。理想論だな」
ティアマトさんが消える。アイギスではなくエルを襲っていた。
「させないわよ……!」
アイギスが理想の為にエルのカバーに向かう。
でもそれは罠だ。ティアマトさんが急転回して反対方向へ。
最初からフリーになっていたユグが本命だった。
「すべての仲間を守る? そんなもの盾の役割の範疇を超えている。このように簡単に潰えるものだ!」
「あららら~」
ユグは応戦して木製の壁を創り出す。だけど簡単に抜けられて。
そして――――渇いた銃声が響いた。
連続して地面を穿ち、相手の足を止める。
「……まだ、仲間が潜んで居たか」
「あいぎす、おかえり。まてた」
「助かったわ、トロン。さっそくだけど援護を任せるわよ!」
小さく頷いたトロンが通常の雷光弾を射出する。
真っ直ぐに飛んでいく弾は相手の真横を通り過ぎる。
「サポートです~え~い」
ユグが創造した蔦がレールになって雷光弾の軌道をずらす。
大きくカーブを描いて弾が今度は上空から、降り注いだのだ。
「……多少は考えたようだが、威力が落ちているぞ!」
「あまい」
再度トロンから放たれた雷光弾が、最初の弾と接触。
爆発を起こしてティアマトさんの想定外の位置に衝撃が。
「なに……!?」
神話級といえど初見の攻撃を完璧に予測できるものじゃない。
瞬間的に眩い稲妻が視界を奪い、ティアマトさんが隙を見せた。
そこに闇の炎が揺らめく。コクエンが懐に飛び込んで身体を蹴りつけた。
「教官。お情けでの合格は必要ありません。まだ一度も、教官に剣が届いていませんよね?」
一度は合格したトロンとコクエンも駆け付けて。全員がこの場に揃う。
「貴様たち……そうか。まだ、続けるというのだな?」
ティアマトさんに触れる事には成功した。試練的には合格だ。
だけどそれで満足するような子たちじゃない。アイギスは不敵に笑う。
「せっかく神話級の胸を借りられる機会なのに。指一本で終わらせるのはもったいないわよね?」
「はい! エルも休んでいた分、頑張りますよ!」
「……ぐぅ、あんしんしたら、おなかへった」
「あはは、何だか懐かしい感じですね。私めも、みなさんと最後までお供しますよ」
「おやおや。コクエンちゃんも逞しくなって。私様も手は貸せませんが、応援していますから」
「わたくしも~新参者ですが~よろしくです~」
アイギスを中心にみんなが一つになっていた。
以前と変わらない光景。仲間が増えより絆を強めている。
「これが貴様の答えという事だな。【アイギスの神盾】が、目指す頂の先にあるものか!」
何を犠牲にしてでも主人を守る盾は、とても頼りになる存在だ。
だけど、強大な敵から身を挺して味方を守り、更には鼓舞してくれる。
そんな盾が僕たちの中心に居てくれたら。こんなにも心強いものはない。
「一人は仲間の為に。仲間は一人の為に。足りない部分はみんなに頼る。そして私はみんなを守る」
アイギスの身体から不思議な光の糸が伸びている。
それは僕や、仲間。ライバルのティアマトさんにも繋がる。
とても暖かくて、アイギスの気持ちが伝わるんだ。
何より、本気の姿のライブラさんと同等の力を感じた。
「ティアマト、貴女を私たちの成長の糧にさせてもらうわ! 全力できなさい!」
「来るよ、必ず」
約束の三ヶ月を迎える。僕たちの前には無言で待ち続ける神話級の盾。
ティアマトさんは、最後まで休む事なく立ち続けていた。疑いもせずに。
「……ようやくか。遅かったな」
「待たせたわね」
昼とも夜とも区別がつかない不思議な空の下。
懐かしい響きが通った。全身を泥と汗で汚して。
だけど綺麗な金髪を揺らし、アイギスが戻ってきた。
「アイちゃん? 元の性格に戻られたのですか!?」
いち早く友人のライブラさんが反応する。
「ええ。心配を掛けたわね」
「ふ、ふーん。私様は、前の可愛げのあるアイちゃんのままでも構わなかったのですがね~」
「そう。私が私でない間、みんなを見守ってくれてありがとう。いつも感謝しているわ。ライブラ」
「……元に戻ったというのに、まだ絶妙に優しい? いつもの罵倒はどこへ!?」
「ライブラさん、それはちょっと重症だよ」
久しぶりの再会にお互いの距離感がわからない友人のよう。
そういう僕もあまり言葉が浮かばないのだけど。だから一言。
「おかえり、アイギス」
「ロロア……うんっ!」
もう大丈夫だと、アイギスは表情で返してくれた。
幼い彼女も、今のアイギスも本物で。一緒になっている。
「一度は逃げた盾が、我の前に再び姿を見せた。結論を出したのだな?」
「ええ。偉大な先輩である貴女に、恥ずかしいところを見せたわね」
アイギスは龍威圧を物ともせず、真っ向から立ち向かう。
「ティアマト。貴女は盾として、一体何を重視するの? 教えて欲しい」
「我は主人を守護する盾だ。それ以上でもそれ以下でもない。盾とは本来そういうものであろう」
ティアマトさんは自分の役割を徹底している。
僕を守る盾として。それ以外は必要ないものだと。
いざ戦場に立てば、動くのは最後で。それまでは傍観者の立場。
余計な仕事はしない。たとえ目の前で仲間が傷付き倒れたとしても。
「今の質問をそのまま返そう。貴様はどうだ」
「私も同じよ。ロロアを、マスターを守る盾」
「……その程度の答えであれば。貴様は用済みだ」
同じ役割の盾は必要ないと、ティアマトさんが動く。
アイギスは迎え撃つ姿勢を取った。盾と盾がぶつかり合う。
「私は……国宝級として中途半端に実力があった。私より実力を持つ子の方が少なくて……だけど、上には上が居るのは知っていたけど。貴女のような盾と、出会うこともないだろうと思っていた」
それもそうだ。現存する神話級のアイテムの殆どは王族が所持している。
偶々失われたはずの盾が、僕たちの前に現れただけ。奇跡みたいなもので。
「だからこそ。全部、自分が何とかしないと。みんなを引っ張っていかないと。頼まれてもいないのに、自分で自分を追い込んでいた。その結果、一度は逃げ出してしまったの」
アイギスは強いから。優し過ぎるから。
誰かの失敗すらも、自分のものとしてしまう。
クロスト戦はあくまで最後の切っ掛けとなっただけ。
それまでもずっと、精神的な負荷が積み重なっていた。
「本当馬鹿よね。周りが見えていなかった。己惚れていた。私が一番仲間を、信頼していなかったのよ!」
お互いに距離を取って、アイギスは一人自嘲するような笑いを見せる。
「それがわかったところで、今の主人には我が居る。貴様の居場所は――」
「私はロロアの盾よ。今までは、そうだった!」
アイギスは僕の事を見ていた。悔しそうな、だけど吹っ切れたような。
「でもその役目は今日からティアマトに譲る。私よりも強くて、向いているから!」
「では貴様は、一体何をしに戻ってきたのだ!」
ティアマトさんの容赦ない拳がアイギスに向かう。
「代わりに私は――すべての仲間を守る盾となるわ!!」
「……っ!!」
二人の間の地面が突き上がった。巨大な蔦が伸び上がる。
「わぁあああああ!? 高いです! 上から失礼します!」
蔦の先端に乗っていたエルが、上空からティアマトさんを襲う。
「どういうつもりだ。君は関係ないはずだが」
「やっぱりエルだけ仲間はずれは嫌です! エルも参加します!」
小さな身体を目一杯動かして、全身で体当たり。
簡単に躱されて、バランスを崩して転んでしまう。
「あらあら、元気ですね~」
その身体を受け止めたのはエルフの少女だ。
「ゆぐさん、ありがとうです!」
「はい~。わたくしも~仲間ですよ。覚悟~」
「ふっ、いいだろう。三人合わせて掛かってくるがいい!」
想定外の事態にも慌てる事なく、寧ろ楽しむようにティアマトさんが笑う。
「みなさまの力を合わせまして~お高くとまる神話級様を叩き潰しましょう~!」
【創造の樹杖】のユグが、創造領域を広げて次々と武器を生み出す。
これまでにない物量と広範囲攻撃を得意とした新戦力。頼れる仲間だ。
「あれっ、ユグちゃん? もしかして神話級はお嫌いですか?」
「ふふふのふ~」
「怖っ、あの笑顔怖いですよ! 私様もいつか寝首をかかれそうです!」
「ユグ、ありがとう。約束、叶えてくれたんだね」
一ヵ月前に、僕の代わりにアイギスを支えて欲しいと。
強く願ったら彼女は応えてくれたんだ。約束通り、仲間として。
「力不足を補う為の共闘か。己のプライドを捨てたか」
「当然でしょう。敵を討つのは武器の役目。私たちは盾。仲間を信じて見守るのよ」
「エルは瓶ですけど!」
「わたくしは~杖です~」
「……はぁ。もう少し真面目にお願いできる?」
「は~い!」「はい~」
こんな時でも呑気なエルに、新たにユグが加わっている。
「アイちゃん。生き生きしていますね!」
「エルたちもだよ。アイギスが中心に居るだけで、不思議と力が湧いてくるんだ」
それはスキルとかでは測れない。天性の才能だ。
「仲間を守る盾、か。理想論だな」
ティアマトさんが消える。アイギスではなくエルを襲っていた。
「させないわよ……!」
アイギスが理想の為にエルのカバーに向かう。
でもそれは罠だ。ティアマトさんが急転回して反対方向へ。
最初からフリーになっていたユグが本命だった。
「すべての仲間を守る? そんなもの盾の役割の範疇を超えている。このように簡単に潰えるものだ!」
「あららら~」
ユグは応戦して木製の壁を創り出す。だけど簡単に抜けられて。
そして――――渇いた銃声が響いた。
連続して地面を穿ち、相手の足を止める。
「……まだ、仲間が潜んで居たか」
「あいぎす、おかえり。まてた」
「助かったわ、トロン。さっそくだけど援護を任せるわよ!」
小さく頷いたトロンが通常の雷光弾を射出する。
真っ直ぐに飛んでいく弾は相手の真横を通り過ぎる。
「サポートです~え~い」
ユグが創造した蔦がレールになって雷光弾の軌道をずらす。
大きくカーブを描いて弾が今度は上空から、降り注いだのだ。
「……多少は考えたようだが、威力が落ちているぞ!」
「あまい」
再度トロンから放たれた雷光弾が、最初の弾と接触。
爆発を起こしてティアマトさんの想定外の位置に衝撃が。
「なに……!?」
神話級といえど初見の攻撃を完璧に予測できるものじゃない。
瞬間的に眩い稲妻が視界を奪い、ティアマトさんが隙を見せた。
そこに闇の炎が揺らめく。コクエンが懐に飛び込んで身体を蹴りつけた。
「教官。お情けでの合格は必要ありません。まだ一度も、教官に剣が届いていませんよね?」
一度は合格したトロンとコクエンも駆け付けて。全員がこの場に揃う。
「貴様たち……そうか。まだ、続けるというのだな?」
ティアマトさんに触れる事には成功した。試練的には合格だ。
だけどそれで満足するような子たちじゃない。アイギスは不敵に笑う。
「せっかく神話級の胸を借りられる機会なのに。指一本で終わらせるのはもったいないわよね?」
「はい! エルも休んでいた分、頑張りますよ!」
「……ぐぅ、あんしんしたら、おなかへった」
「あはは、何だか懐かしい感じですね。私めも、みなさんと最後までお供しますよ」
「おやおや。コクエンちゃんも逞しくなって。私様も手は貸せませんが、応援していますから」
「わたくしも~新参者ですが~よろしくです~」
アイギスを中心にみんなが一つになっていた。
以前と変わらない光景。仲間が増えより絆を強めている。
「これが貴様の答えという事だな。【アイギスの神盾】が、目指す頂の先にあるものか!」
何を犠牲にしてでも主人を守る盾は、とても頼りになる存在だ。
だけど、強大な敵から身を挺して味方を守り、更には鼓舞してくれる。
そんな盾が僕たちの中心に居てくれたら。こんなにも心強いものはない。
「一人は仲間の為に。仲間は一人の為に。足りない部分はみんなに頼る。そして私はみんなを守る」
アイギスの身体から不思議な光の糸が伸びている。
それは僕や、仲間。ライバルのティアマトさんにも繋がる。
とても暖かくて、アイギスの気持ちが伝わるんだ。
何より、本気の姿のライブラさんと同等の力を感じた。
「ティアマト、貴女を私たちの成長の糧にさせてもらうわ! 全力できなさい!」
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