★ある調教物語★

あさき のぞみ

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そして

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育美の裸の証明に対し、萱野は静かに、そして緩慢な動作で応じた。
彼は、自身が纏っていたスーツの上着をゆっくりと脱ぎ、フックにかけた。そして、一歩、育美に近づくたびに、ネクタイ、シャツ、ベルト、ズボンと、衣服を一つずつ床に落としていった。それはまるで、育美の**「裸の降伏」を、「裸の支配」**によって受け入れる儀式のようだった。
そして、彼もまた生まれたままの姿となり、育美の前に立った。
静かに、萱野から育美にキスをした。そのキスは、情熱というよりは、確認と承認の行為だった。彼は、唇で育美の存在を確かめ、自身がデザインした**「品位」に満ちた身体を、その舌で丁寧に確認**していった。
キスは、鎖骨、胸、腹へと降りていく。萱野は、自身の作品であるかのように、剃毛された育美の全身に敬意を払うキスを施した。
その瞬間、育美の口から、張り詰めていた緊張が溶けたような甘い吐息が漏れた。それは、快感だけでなく、「私の全身が、ついに認められた」という、究極の精神的な充足からくる声だった。
萱野は、育美の吐息を勝利の音楽のように聞きながら、自身のモノを育美の手に触らせ、そして促すように、その口に含ませた。
個室に響くのは、二人の衣擦れの音はすでにない。あるのは、静かな部屋に響き渡る、育美の甘い喘ぎ声と、それに混じる萱野の低く響く満足のため息だけだった。
その様子は全て、部屋の隅のビジネスバッグに仕込まれたカメラによって、冷静に、そして克明に記録されていた。
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