1 / 46
第1章 ゼノビア王国編
プロローグ
しおりを挟む
「なんで、こんなことに……」
私、エマ・ヴェロニカとその仲間たちは死の淵に立たされていた。
意識が薄れ、すでに体力は限界を超え、魔力も底が見えている。
「私が、なんとかしなくちゃ……」
この状況を打開する糸口を見つけなければ、私たちの命運もここまでだ。
このまま黙って死を受け入れるわけにはいかない。だが、思考が言う事を聞いてくれない。
なぜこんな状況になっているのか。そんな事ばかりが脳内を駆け巡っていた。
伝説の秘宝『アトムスの罪』
それを手に入れるため、私たちはここまでやってきたのだ。
通称、ラストダンジョン。正式名称、深淵の牢獄。
絶対攻略不可能と言われたそのダンジョンの最下層に眠る秘宝を手に入れ、冒険者として最高の栄誉を得るため、私と3人の冒険者たちはともに協力し、ここまでやって来た。
秘宝までの道のりは困難を極めていた。見たことのない魔物との戦い、考えられないようなトラップの数々。そして、このダンジョンで無残にも散っていった死屍累々の冒険者たち。
今まで攻略してきたダンジョンとは比較にならない難易度だったが、不屈の精神と、仲間たちとの熱い友情でなんとかここまで辿り着いたのだ。
ラストダンジョン 最下層 地下70階。
そこは地下とは思えないほど広大な空間と、そしてその最奥には秘宝が眠っているであろう宝箱の存在を確認できた。同時に、それを守る魔人の存在も私たちの視界には入っていた。
そして、その魔人こそが、この状況を作り出した張本人だった。
「……決断しなきゃ」
私たちは魔人との戦いで、もはや修復不可能な状況まで追い込まれていた。
これまで誰も手に入れることができなかった伝説の秘宝『アトムスの罪』。ようやくここまで辿り着き、もう少しでそれを手に入れられるという直前まできていたのに、どうやらその願いは叶いそうもない。
というよりも、人類には到底不可能だろう。
あの魔人は異常だ。理不尽だ。不条理だ。物理法則を完全無視した超魔人。あんな存在《もの》がこの世にいること自体が反則だ。
「……くっ」
状況は絶望的だった。あらゆる角度から予測不能な攻撃が飛んでくる。絶対防御魔法を展開し、すでに意識を失っている3人の仲間たちを守りながら耐えてはいるが、魔力はもう底を尽き始めている。このままでは耐えきれない。
「テオ、ヴァルゴ、セレス……」
そうつぶやく私の脳裏に、これまで共に冒険をした仲間たちの記憶がよみがえってくる。
テオドール・スターボルト。私を冒険に誘ってくれて、世界が広いことを教えてくれた本当に素晴らしい人。強く、賢く、時には冷徹で、鋭い、とても一言では言い表せない大切な人。
ヴァルゴ・ロイヤルシード。亡国の責任を一身に背負った心優しき元王族の戦士。いつも私をやさしく見守り、時には身をもって助けてくれた、父のような人。
セレス・ヘスペリデウス。5大国の一つヘスペリデウス神国の聖女だったが、冒険心が捨てきれず、国を捨てたおてんば娘。いつもぶつかっていたけど、自身の身を守る戦い方とか色々教えてもらった、姉のような人。
「ぐぉおおおおおお!!」
魔人の攻撃がさらに勢いを増す。私の展開する超硬度の防御魔法が悲鳴を上げている。
涙をこらえ、顔をゆがませる私。これまでともに冒険してきた最高の仲間たち。どんなに困難な状況でも、くじけず、めげず、前を向いて乗り越えてきた数々の冒険の日々が走馬灯のように蘇ってくる。
限界が近いと感じる。このままでは、確実に死ぬ。
でも、私はあきらめない!
自分はどうなっても構わない!でもせめて仲間たちだけは、必ず救ってみせる!
「……見えた!」
敵の攻撃が一瞬緩んだその刹那を、私は見逃さない。防御魔法を瞬間的に解除し、同時に倒れた3人を包み込む魔法陣を展開する。
命を削った最後の魔法。
そして、叫ぶ!
「転移魔法・テレポート!」
瞬間、青白い強烈な閃光が暗く淀んだ洞窟の最下層一帯を照らし尽くした。テオドールが私になにか言いかけていた気がしたが、それも刹那。私以外の3人は、テレポートによって一瞬でその場から姿を消していた。
全ての魔力が尽き、抜け殻となった私は、その場に倒れこむことしかできなかった。
「……ああ」
幸せだったのか。辛かったのか。うれしかったのか。悲しかったのか。
感情が倒錯する。
走馬灯は……さっき見たからもうないみたいだ。これは死ぬなと自覚する。不思議と絶望感はないが、何となく寂しさはある。
そういえば、ああ、そうだ。大事なことを忘れていた。結局私はずっと魔法オタクをやっていただけで、人並の人生は歩んでこなかった。魔法に生き、魔法に死ぬ。それだけ。
時には天才すぎて、魔女などと呼ばれながらも生きてきた短い人生。嫌なことも多かったが、充実はしていたと思う。
ただ……。
「テオドール、私はあなたのことが……」
その言葉を最後に私、エマ・ヴェロニカは18年という短い生涯に幕を閉じた……。
……かと思った瞬間、急に意識が戻る。
戻ったのはいいが、自分を自覚できない。感覚が明らかにおかしい。目を開いているはずなのに、視界がぼんやりしている。状況が全く把握できず、混乱している。
ただ、なぜだろう。すごく、泣きたい。泣き叫びたい!
「おぎゃあ!おぎゃあ!」
「おめでとうございます!サビーナ様!元気な女の子です!」
すでに泣いていた。……おぎゃあ?私、そんな泣き方していたかな?
ていうか、私、死んだと思うんだけど。ここは、一体……。
「あなたの名前はティア!ティア・ゼノビアよ!」
圧倒的母性とあふれる幸福感に包まれていた。
ここは天国?いや、現実だろう。少し冷静になってきた。わかる。私にはわかる。まさかこんなことになるなんて!
「おぎゃあ!」
とりあえず、今は泣き続けよう。皆を驚かせてはいけない。理解した状況を整理するため、これから確認しなければいけないことはたくさんあるけれど、今だけは、命の誕生を祝うこの瞬間を一緒に味わおうと思う。
「おぎゃあ!おぎゃあ!」
そう。今日は私の2回目の誕生日。
天才魔術師エマ・ヴェロニカがティア・ゼノビアに生まれ変わった記念すべき日。
転生記念日だ。
私、エマ・ヴェロニカとその仲間たちは死の淵に立たされていた。
意識が薄れ、すでに体力は限界を超え、魔力も底が見えている。
「私が、なんとかしなくちゃ……」
この状況を打開する糸口を見つけなければ、私たちの命運もここまでだ。
このまま黙って死を受け入れるわけにはいかない。だが、思考が言う事を聞いてくれない。
なぜこんな状況になっているのか。そんな事ばかりが脳内を駆け巡っていた。
伝説の秘宝『アトムスの罪』
それを手に入れるため、私たちはここまでやってきたのだ。
通称、ラストダンジョン。正式名称、深淵の牢獄。
絶対攻略不可能と言われたそのダンジョンの最下層に眠る秘宝を手に入れ、冒険者として最高の栄誉を得るため、私と3人の冒険者たちはともに協力し、ここまでやって来た。
秘宝までの道のりは困難を極めていた。見たことのない魔物との戦い、考えられないようなトラップの数々。そして、このダンジョンで無残にも散っていった死屍累々の冒険者たち。
今まで攻略してきたダンジョンとは比較にならない難易度だったが、不屈の精神と、仲間たちとの熱い友情でなんとかここまで辿り着いたのだ。
ラストダンジョン 最下層 地下70階。
そこは地下とは思えないほど広大な空間と、そしてその最奥には秘宝が眠っているであろう宝箱の存在を確認できた。同時に、それを守る魔人の存在も私たちの視界には入っていた。
そして、その魔人こそが、この状況を作り出した張本人だった。
「……決断しなきゃ」
私たちは魔人との戦いで、もはや修復不可能な状況まで追い込まれていた。
これまで誰も手に入れることができなかった伝説の秘宝『アトムスの罪』。ようやくここまで辿り着き、もう少しでそれを手に入れられるという直前まできていたのに、どうやらその願いは叶いそうもない。
というよりも、人類には到底不可能だろう。
あの魔人は異常だ。理不尽だ。不条理だ。物理法則を完全無視した超魔人。あんな存在《もの》がこの世にいること自体が反則だ。
「……くっ」
状況は絶望的だった。あらゆる角度から予測不能な攻撃が飛んでくる。絶対防御魔法を展開し、すでに意識を失っている3人の仲間たちを守りながら耐えてはいるが、魔力はもう底を尽き始めている。このままでは耐えきれない。
「テオ、ヴァルゴ、セレス……」
そうつぶやく私の脳裏に、これまで共に冒険をした仲間たちの記憶がよみがえってくる。
テオドール・スターボルト。私を冒険に誘ってくれて、世界が広いことを教えてくれた本当に素晴らしい人。強く、賢く、時には冷徹で、鋭い、とても一言では言い表せない大切な人。
ヴァルゴ・ロイヤルシード。亡国の責任を一身に背負った心優しき元王族の戦士。いつも私をやさしく見守り、時には身をもって助けてくれた、父のような人。
セレス・ヘスペリデウス。5大国の一つヘスペリデウス神国の聖女だったが、冒険心が捨てきれず、国を捨てたおてんば娘。いつもぶつかっていたけど、自身の身を守る戦い方とか色々教えてもらった、姉のような人。
「ぐぉおおおおおお!!」
魔人の攻撃がさらに勢いを増す。私の展開する超硬度の防御魔法が悲鳴を上げている。
涙をこらえ、顔をゆがませる私。これまでともに冒険してきた最高の仲間たち。どんなに困難な状況でも、くじけず、めげず、前を向いて乗り越えてきた数々の冒険の日々が走馬灯のように蘇ってくる。
限界が近いと感じる。このままでは、確実に死ぬ。
でも、私はあきらめない!
自分はどうなっても構わない!でもせめて仲間たちだけは、必ず救ってみせる!
「……見えた!」
敵の攻撃が一瞬緩んだその刹那を、私は見逃さない。防御魔法を瞬間的に解除し、同時に倒れた3人を包み込む魔法陣を展開する。
命を削った最後の魔法。
そして、叫ぶ!
「転移魔法・テレポート!」
瞬間、青白い強烈な閃光が暗く淀んだ洞窟の最下層一帯を照らし尽くした。テオドールが私になにか言いかけていた気がしたが、それも刹那。私以外の3人は、テレポートによって一瞬でその場から姿を消していた。
全ての魔力が尽き、抜け殻となった私は、その場に倒れこむことしかできなかった。
「……ああ」
幸せだったのか。辛かったのか。うれしかったのか。悲しかったのか。
感情が倒錯する。
走馬灯は……さっき見たからもうないみたいだ。これは死ぬなと自覚する。不思議と絶望感はないが、何となく寂しさはある。
そういえば、ああ、そうだ。大事なことを忘れていた。結局私はずっと魔法オタクをやっていただけで、人並の人生は歩んでこなかった。魔法に生き、魔法に死ぬ。それだけ。
時には天才すぎて、魔女などと呼ばれながらも生きてきた短い人生。嫌なことも多かったが、充実はしていたと思う。
ただ……。
「テオドール、私はあなたのことが……」
その言葉を最後に私、エマ・ヴェロニカは18年という短い生涯に幕を閉じた……。
……かと思った瞬間、急に意識が戻る。
戻ったのはいいが、自分を自覚できない。感覚が明らかにおかしい。目を開いているはずなのに、視界がぼんやりしている。状況が全く把握できず、混乱している。
ただ、なぜだろう。すごく、泣きたい。泣き叫びたい!
「おぎゃあ!おぎゃあ!」
「おめでとうございます!サビーナ様!元気な女の子です!」
すでに泣いていた。……おぎゃあ?私、そんな泣き方していたかな?
ていうか、私、死んだと思うんだけど。ここは、一体……。
「あなたの名前はティア!ティア・ゼノビアよ!」
圧倒的母性とあふれる幸福感に包まれていた。
ここは天国?いや、現実だろう。少し冷静になってきた。わかる。私にはわかる。まさかこんなことになるなんて!
「おぎゃあ!」
とりあえず、今は泣き続けよう。皆を驚かせてはいけない。理解した状況を整理するため、これから確認しなければいけないことはたくさんあるけれど、今だけは、命の誕生を祝うこの瞬間を一緒に味わおうと思う。
「おぎゃあ!おぎゃあ!」
そう。今日は私の2回目の誕生日。
天才魔術師エマ・ヴェロニカがティア・ゼノビアに生まれ変わった記念すべき日。
転生記念日だ。
0
あなたにおすすめの小説
魔力0の貴族次男に転生しましたが、気功スキルで補った魔力で強い魔法を使い無双します
burazu
ファンタジー
事故で命を落とした青年はジュン・ラオールという貴族の次男として生まれ変わるが魔力0という鑑定を受け次男であるにもかかわらず継承権最下位へと降格してしまう。事実上継承権を失ったジュンは騎士団長メイルより剣の指導を受け、剣に気を込める気功スキルを学ぶ。
その気功スキルの才能が開花し、自然界より魔力を吸収し強力な魔法のような力を次から次へと使用し父達を驚愕させる。
異世界でぼっち生活をしてたら幼女×2を拾ったので養うことにした【改稿版】
きたーの(旧名:せんせい)
ファンタジー
【毎週火木土更新】
自身のクラスが勇者召喚として呼ばれたのに乗り遅れてお亡くなりになってしまった主人公。
その瞬間を偶然にも神が見ていたことでほぼ不老不死に近い能力を貰い異世界へ!
約2万年の時を、ぼっちで過ごしていたある日、いつも通り森を闊歩していると2人の子供(幼女)に遭遇し、そこから主人公の物語が始まって行く……。
―――
当作品は過去作品の改稿版です。情景描写等を厚くしております。
なお、投稿規約に基づき既存作品に関しては非公開としておりますためご理解のほどよろしくお願いいたします。
病弱が転生 ~やっぱり体力は無いけれど知識だけは豊富です~
於田縫紀
ファンタジー
ここは魔法がある世界。ただし各人がそれぞれ遺伝で受け継いだ魔法や日常生活に使える魔法を持っている。商家の次男に生まれた俺が受け継いだのは鑑定魔法、商売で使うにはいいが今一つさえない魔法だ。
しかし流行風邪で寝込んだ俺は前世の記憶を思い出す。病弱で病院からほとんど出る事無く日々を送っていた頃の記憶と、動けないかわりにネットや読書で知識を詰め込んだ知識を。
そしてある日、白い花を見て鑑定した事で、俺は前世の知識を使ってお金を稼げそうな事に気付いた。ならば今のぱっとしない暮らしをもっと豊かにしよう。俺は親友のシンハ君と挑戦を開始した。
対人戦闘ほぼ無し、知識チート系学園ものです。
つまらなかった乙女ゲームに転生しちゃったので、サクッと終わらすことにしました
蒼羽咲
ファンタジー
つまらなかった乙女ゲームに転生⁈
絵に惚れ込み、一目惚れキャラのためにハードまで買ったが内容が超つまらなかった残念な乙女ゲームに転生してしまった。
絵は超好みだ。内容はご都合主義の聖女なお花畑主人公。攻略イケメンも顔は良いがちょろい対象ばかり。てこたぁ逆にめちゃくちゃ住み心地のいい場所になるのでは⁈と気づき、テンションが一気に上がる!!
聖女など面倒な事はする気はない!サクッと攻略終わらせてぐーたら生活をGETするぞ!
ご都合主義ならチョロい!と、野望を胸に動き出す!!
+++++
・重複投稿・土曜配信 (たま~に水曜…不定期更新)
悪役顔のモブに転生しました。特に影響が無いようなので好きに生きます
竹桜
ファンタジー
ある部屋の中で男が画面に向かいながら、ゲームをしていた。
そのゲームは主人公の勇者が魔王を倒し、ヒロインと結ばれるというものだ。
そして、ヒロインは4人いる。
ヒロイン達は聖女、剣士、武闘家、魔法使いだ。
エンドのルートしては六種類ある。
バットエンドを抜かすと、ハッピーエンドが五種類あり、ハッピーエンドの四種類、ヒロインの中の誰か1人と結ばれる。
残りのハッピーエンドはハーレムエンドである。
大好きなゲームの十回目のエンディングを迎えた主人公はお腹が空いたので、ご飯を食べようと思い、台所に行こうとして、足を滑らせ、頭を強く打ってしまった。
そして、主人公は不幸にも死んでしまった。
次に、主人公が目覚めると大好きなゲームの中に転生していた。
だが、主人公はゲームの中で名前しか出てこない悪役顔のモブに転生してしまった。
主人公は大好きなゲームの中に転生したことを心の底から喜んだ。
そして、折角転生したから、この世界を好きに生きようと考えた。
追放された私の代わりに入った女、三日で国を滅ぼしたらしいですよ?
タマ マコト
ファンタジー
王国直属の宮廷魔導師・セレス・アルトレイン。
白銀の髪に琥珀の瞳を持つ、稀代の天才。
しかし、その才能はあまりに“美しすぎた”。
王妃リディアの嫉妬。
王太子レオンの盲信。
そして、セレスを庇うはずだった上官の沈黙。
「あなたの魔法は冷たい。心がこもっていないわ」
そう言われ、セレスは**『無能』の烙印**を押され、王国から追放される。
彼女はただ一言だけ残した。
「――この国の炎は、三日で尽きるでしょう。」
誰もそれを脅しとは受け取らなかった。
だがそれは、彼女が未来を見通す“預言魔法”の言葉だったのだ。
【本編完結】転生令嬢は自覚なしに無双する
ベル
ファンタジー
ふと目を開けると、私は7歳くらいの女の子の姿になっていた。
きらびやかな装飾が施された部屋に、ふかふかのベット。忠実な使用人に溺愛する両親と兄。
私は戸惑いながら鏡に映る顔に驚愕することになる。
この顔って、マルスティア伯爵令嬢の幼少期じゃない?
私さっきまで確か映画館にいたはずなんだけど、どうして見ていた映画の中の脇役になってしまっているの?!
映画化された漫画の物語の中に転生してしまった女の子が、実はとてつもない魔力を隠し持った裏ボスキャラであることを自覚しないまま、どんどん怪物を倒して無双していくお話。
設定はゆるいです
不倫されて離婚した社畜OLが幼女転生して聖女になりましたが、王国が揉めてて大事にしてもらえないので好きに生きます
天田れおぽん
ファンタジー
ブラック企業に勤める社畜OL沙羅(サラ)は、結婚したものの不倫されて離婚した。スッキリした気分で明るい未来に期待を馳せるも、公園から飛び出てきた子どもを助けたことで、弱っていた心臓が止まってしまい死亡。同情した女神が、黒髪黒目中肉中背バツイチの沙羅を、銀髪碧眼3歳児の聖女として異世界へと転生させてくれた。
ところが王国内で聖女の処遇で揉めていて、転生先は草原だった。
サラは女神がくれた山盛りてんこ盛りのスキルを使い、異世界で知り合ったモフモフたちと暮らし始める――――
※第16話 あつまれ聖獣の森 6 が抜けていましたので2025/07/30に追加しました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる