10 / 24
この子 どこの子 付喪の子
しおりを挟む
沸き立つような風が涼やかな潮騒の音を乗せて通り抜ける。
近況報告をしながらおやつの葛切りを食べ終えた。
「――そうか。で、菜月はうまくやってるのか?」
「うまくって言うか、普通? よく分かんないけど」
問われて返答に困って視線を落とす。
沈黙を埋めるようにそっと湯呑が置かれた。
冷えた麦茶ではなく香気を含んだ湯気を上げるほうじ茶。
「夏だからと言って体を冷やしすぎるのはよろしくありませんからね」
独り言のようにつぶやいて、タキさんも湯呑を取り上げる。
丸い湯呑を包み込むように持つとじんわりと伝わる温かさが心地よい。
黒蜜の甘味を苦い沈黙と一緒に喉の奥に押し流して、正太郎に問いかけた。
「ねぇ、聞きたいことが――」
菜月の問いかけは――大あくびで遮られた。
「ん……今はパス。腹が満たされたら眠くなった。頭が回らん」
「ちょ、ちょっと!」
慌てた菜月の声など気にする素振りもなく湯呑を座卓に戻して立ち上がる。そのまま出て行きかけて思い出したように顎をしゃくった。
視線の先にあるのは――大人しく座るヌイグルミ。
「そいつは、菜月が持ってろ」
「いらない。小さな子供じゃないもん」
口を尖らせて抗議するとなにか言いたげな顔でそれを抱えあげた。
「聞きたいことがいっぱいあるんですけどー」
「だろうな。顔に書いてある。けど、今晩も忙しい……夕方まで寝かせてくれ。知りたいことはタキさんに教えてもらえばいい」
小脇に熊のヌイグルミを抱えてあくびをかみ殺す。眠そうな顔で頭をかく素振りはまるで幼子のよう。
少しばかり可哀そうになって菜月もしぶしぶと引き下がる。
ほんの少し口の端を下げて、溶けてしまいそうな背中を見送った。
「昨晩は送り火でしたからね。朝方まで火を絶やさないように気を使って疲れたのでしょうね」
(徹夜で火の番って……まるで寝ずの番か修行僧みたい?)
ここは旅館であって寺ではない。なによりおかしいのは。
「お盆って、迎え火を焚くんじゃなかったっけ?」
空になったガラスの器を片付けるタキさんに首を傾げた。
一般的にお盆の送り火は十六日、明後日である。
「この町でお盆の入りに送り火――蝋燭の火を絶やさず、香を焚くのが境界守の仕事です」
「キョウカイモリ?」
聞き返して新種のイモリかと問われたのは記憶に新しい。
「境界、あちら側との境目の番人です。本人は風呂の栓みたいな人ですが」
確かに風呂に栓がないのは困る。河野も似たようなことを言っていた。
(玄関の鍵って言ってたけど)
「境目の往来には境界守の許可が必要なんですよ。この宿は関所のような場所にあるんです」
説明に首を傾げた菜月に袖を口元に当ててころころと笑う。
(……わけが分からない)
「廟である黄泉寺へ行く御霊が通る場所なんです」
「たま」だらけでよく分からないが曖昧な返事で誤魔化した。
なんともスッキリとしない。しかも他にも確認しておきたいことがある。
ラーメン屋のオバちゃんに教えてもらったあのこと。
「キツネ面を被った人たちって変だよね」
「もしかして見かけたんですか?」
少し怖い顔で眉をひそめて問われ、慌てて首を振った。
見たわけではない。むしろ見てみたいと思っている。
「キツネ面は鬼が本性を隠すためにかぶるんです」
「鬼?」
随分とメルヘンチックなワードに眉根を寄せ、聞き返す。
「行き場がなく彷徨っている方です。自分では境界を越えられなくて他人と入れ替わる必要があるんです」
キツネ面なのは本性を隠し無害だとアピールするため。
三人一組で現れて新たな仲間を求めてさまよう。一人取り込むと引き換えに一人が成仏できる。自分の順番が来るまで仲間を探して歩き続けなければならなくなるそうだ。世にいう七人ミサキの少数バージョン。
だから面白がって呼びかけたりついて行ってはいけないという。
「困った時は『衆怨悉退散』と唱えてください。そうすれば消えるはずですから」
「シュオン、シツ……?」
「退散です。怨念や災難が悉くなくなれという意味です。正式にはもっと長いのですがこの言葉だけでもお守りとして効果があるはずです」
(シュオンシツタイサン、ね)
口の中で反復するように幾度か繰り返した。
「今の時期は藪入りでもうすぐ地獄の釜が開きます。盆の行き来だけでなく思わぬ異形が混ざっている可能性があります、気を付けてくださいね」
「ヤブイリ?」
「お里下がり、つまりお盆休みですよ。ご先祖様がキュウリの馬に乗って家に帰るって話をご存じでしょう?」
盆はあの世とこの世がつながる日なんです。手のひらで湯呑を転がしながら独り言のようにつぶやいた。
「中にはお里下がりを許されても行き先のない方もいらっしゃるんです。そういう方は蛍になるそうです。だから今晩は蛍狩りに出かけなきゃなりません」
「蛍狩り?」
楽しそうなキーワードに表情を明るくした菜月に驚いたように目を見張ったがすぐに相好を崩した。
「蛍を捕まえて用意した鬼灯の中に捕まえるんです。盆の終わりにはきちんとお帰しするんです。竹籠いっぱいの鬼灯が蛍の瞬きに合わせて光るのはとても綺麗ですよ」
どうやら虫かごではなく鬼灯の中に蛍を閉じ込めるようだ。
「町の子供たちも蛍を捕まえて宿に届けにくるので賑やかになります。日が暮れたら出かけますので早めに夕餉の支度もしなくてはいけませんね。そうそう、お夜食も拵えておかなきゃいけませんね」
空になった器を盆に乗せてタキさんは楽しそうにお勝手に消えた。
近況報告をしながらおやつの葛切りを食べ終えた。
「――そうか。で、菜月はうまくやってるのか?」
「うまくって言うか、普通? よく分かんないけど」
問われて返答に困って視線を落とす。
沈黙を埋めるようにそっと湯呑が置かれた。
冷えた麦茶ではなく香気を含んだ湯気を上げるほうじ茶。
「夏だからと言って体を冷やしすぎるのはよろしくありませんからね」
独り言のようにつぶやいて、タキさんも湯呑を取り上げる。
丸い湯呑を包み込むように持つとじんわりと伝わる温かさが心地よい。
黒蜜の甘味を苦い沈黙と一緒に喉の奥に押し流して、正太郎に問いかけた。
「ねぇ、聞きたいことが――」
菜月の問いかけは――大あくびで遮られた。
「ん……今はパス。腹が満たされたら眠くなった。頭が回らん」
「ちょ、ちょっと!」
慌てた菜月の声など気にする素振りもなく湯呑を座卓に戻して立ち上がる。そのまま出て行きかけて思い出したように顎をしゃくった。
視線の先にあるのは――大人しく座るヌイグルミ。
「そいつは、菜月が持ってろ」
「いらない。小さな子供じゃないもん」
口を尖らせて抗議するとなにか言いたげな顔でそれを抱えあげた。
「聞きたいことがいっぱいあるんですけどー」
「だろうな。顔に書いてある。けど、今晩も忙しい……夕方まで寝かせてくれ。知りたいことはタキさんに教えてもらえばいい」
小脇に熊のヌイグルミを抱えてあくびをかみ殺す。眠そうな顔で頭をかく素振りはまるで幼子のよう。
少しばかり可哀そうになって菜月もしぶしぶと引き下がる。
ほんの少し口の端を下げて、溶けてしまいそうな背中を見送った。
「昨晩は送り火でしたからね。朝方まで火を絶やさないように気を使って疲れたのでしょうね」
(徹夜で火の番って……まるで寝ずの番か修行僧みたい?)
ここは旅館であって寺ではない。なによりおかしいのは。
「お盆って、迎え火を焚くんじゃなかったっけ?」
空になったガラスの器を片付けるタキさんに首を傾げた。
一般的にお盆の送り火は十六日、明後日である。
「この町でお盆の入りに送り火――蝋燭の火を絶やさず、香を焚くのが境界守の仕事です」
「キョウカイモリ?」
聞き返して新種のイモリかと問われたのは記憶に新しい。
「境界、あちら側との境目の番人です。本人は風呂の栓みたいな人ですが」
確かに風呂に栓がないのは困る。河野も似たようなことを言っていた。
(玄関の鍵って言ってたけど)
「境目の往来には境界守の許可が必要なんですよ。この宿は関所のような場所にあるんです」
説明に首を傾げた菜月に袖を口元に当ててころころと笑う。
(……わけが分からない)
「廟である黄泉寺へ行く御霊が通る場所なんです」
「たま」だらけでよく分からないが曖昧な返事で誤魔化した。
なんともスッキリとしない。しかも他にも確認しておきたいことがある。
ラーメン屋のオバちゃんに教えてもらったあのこと。
「キツネ面を被った人たちって変だよね」
「もしかして見かけたんですか?」
少し怖い顔で眉をひそめて問われ、慌てて首を振った。
見たわけではない。むしろ見てみたいと思っている。
「キツネ面は鬼が本性を隠すためにかぶるんです」
「鬼?」
随分とメルヘンチックなワードに眉根を寄せ、聞き返す。
「行き場がなく彷徨っている方です。自分では境界を越えられなくて他人と入れ替わる必要があるんです」
キツネ面なのは本性を隠し無害だとアピールするため。
三人一組で現れて新たな仲間を求めてさまよう。一人取り込むと引き換えに一人が成仏できる。自分の順番が来るまで仲間を探して歩き続けなければならなくなるそうだ。世にいう七人ミサキの少数バージョン。
だから面白がって呼びかけたりついて行ってはいけないという。
「困った時は『衆怨悉退散』と唱えてください。そうすれば消えるはずですから」
「シュオン、シツ……?」
「退散です。怨念や災難が悉くなくなれという意味です。正式にはもっと長いのですがこの言葉だけでもお守りとして効果があるはずです」
(シュオンシツタイサン、ね)
口の中で反復するように幾度か繰り返した。
「今の時期は藪入りでもうすぐ地獄の釜が開きます。盆の行き来だけでなく思わぬ異形が混ざっている可能性があります、気を付けてくださいね」
「ヤブイリ?」
「お里下がり、つまりお盆休みですよ。ご先祖様がキュウリの馬に乗って家に帰るって話をご存じでしょう?」
盆はあの世とこの世がつながる日なんです。手のひらで湯呑を転がしながら独り言のようにつぶやいた。
「中にはお里下がりを許されても行き先のない方もいらっしゃるんです。そういう方は蛍になるそうです。だから今晩は蛍狩りに出かけなきゃなりません」
「蛍狩り?」
楽しそうなキーワードに表情を明るくした菜月に驚いたように目を見張ったがすぐに相好を崩した。
「蛍を捕まえて用意した鬼灯の中に捕まえるんです。盆の終わりにはきちんとお帰しするんです。竹籠いっぱいの鬼灯が蛍の瞬きに合わせて光るのはとても綺麗ですよ」
どうやら虫かごではなく鬼灯の中に蛍を閉じ込めるようだ。
「町の子供たちも蛍を捕まえて宿に届けにくるので賑やかになります。日が暮れたら出かけますので早めに夕餉の支度もしなくてはいけませんね。そうそう、お夜食も拵えておかなきゃいけませんね」
空になった器を盆に乗せてタキさんは楽しそうにお勝手に消えた。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ワケありなのに、執事がはなしてくれません!? ~庶子令嬢は、今日も脱出を試みる~
若松だんご
キャラ文芸
――お迎えに上がりました。ティーナお嬢さま。
そう言って、白い手袋をはめた手を胸に当て、うやうやしく頭を下げたアイツ。アタシのいた寄宿学校に、突然現れた見知らぬ謎の若い執事。手にしていたのは、兄の訃報。8つ年上の、異母兄が事故で亡くなったというもの。
――亡き異母兄さまに代わって、子爵家の相続人となりました。
え? は? 女子の、それも庶子だったアタシが?
兄さまは母を亡くしたアタシを妹として迎え入れてくれたけど、結局は庶子だし。兄さまのお母さまには嫌われてたからこうして寄宿学校に放り込まれてたアタシが? 下町育ちのアタシが? 女子相続人? 子爵令嬢として?
――つきましては、この先ともに子爵家を守り立ててゆける伴侶をお探しください。
いや、それ、絶対ムリ。子爵家ってオマケがついても、アタシを選んでくれる酔狂なヤツはいないって。
なんて思うアタシの周り。どうやらいろいろ狙われてるみたいで。海に突き落とされそうになったり、襲われたり。なんだかんだで命が危ない。
アタシ、このままじゃ殺される? なんかいろいろヤバくない? 逃げたほうがいいんじゃない?
「どうしましたか、マイ・レディ」
目の前で優雅に一礼するこの執事、キース。コイツが一番怪しいのよねえ。
※ 2024年1月に開催される、「第7回キャラ文芸大賞」にエントリーしました。コンテストでも応援いただけると幸いです。
二重のカーテン (スカートの下の黒い意志)
MisakiNonagase
青春
洗濯物の隙間に隠したのは、母としての祈りと、娘のプライド。
かつて、女子高生という生き物はもっと無防備で、自由だった。
44歳の主婦、愛子が朝のベランダで手にするのは、娘たちが毎日履き替える漆黒のオーバーパンツ、通称「黒パン」。それは、令和を生きる娘たちが自らの尊厳を守るために身に着ける、鉄壁の「鎧」だった。
小学校時代のママ友たちとのランチ会。そこで語られるのは、ブルセラショップに下着を売っていた奔放な50代、無防備なまま凛と歩くしかなかった40代、そして「見せないこと」に命を懸ける10代の、あまりに深い断絶。さらには、階段で石像のように固まる父、生徒の背後に立たないよう神経を削る教師……。
一枚の黒い布を通して浮き彫りになる、現代社会の歪さと、その根底にある不器用なまでの「優しさ」。
ベランダに干された黒いカーテンの向こう側に、あなたは何を見ますか?
つまらない妃と呼ばれた日
柴田はつみ
恋愛
公爵令嬢リーシャは政略結婚で王妃に迎えられる。だが国王レオニスの隣には、幼馴染のセレスが“当然”のように立っていた。祝宴の夜、リーシャは国王が「つまらない妃だ」と語る声を聞いてしまい、心を閉ざす。
舞踏会で差し出された手を取らず、王弟アドリアンの助けで踊ったことで、噂は一気に燃え上がる――「王妃は王弟と」「国王の本命は幼馴染」と。
さらに宰相は儀礼と世論を操り、王妃を孤立させる策略を進める。監視の影、届かない贈り物、すり替えられた言葉、そして“白薔薇の香”が事件現場に残る冤罪の罠。
リーシャは微笑を鎧に「今日から、王の隣に立たない」と決めるが、距離を取るほど誤解は確定し、王宮は二人を引き裂いていく。
――つまらない妃とは、いったい誰が作ったのか。真実が露わになった時、失われた“隣”は戻るのか。
後宮なりきり夫婦録
石田空
キャラ文芸
「月鈴、ちょっと嫁に来るか?」
「はあ……?」
雲仙国では、皇帝が三代続いて謎の昏睡状態に陥る事態が続いていた。
あまりにも不可解なために、新しい皇帝を立てる訳にもいかない国は、急遽皇帝の「影武者」として跡継ぎ騒動を防ぐために寺院に入れられていた皇子の空燕を呼び戻すことに決める。
空燕の国の声に応える条件は、同じく寺院で方士修行をしていた方士の月鈴を妃として後宮に入れること。
かくしてふたりは片や皇帝の影武者として、片や皇帝の偽りの愛妃として、後宮と言う名の魔窟に潜入捜査をすることとなった。
影武者夫婦は、後宮内で起こる事件の謎を解けるのか。そしてふたりの想いの行方はいったい。
サイトより転載になります。
「がっかりです」——その一言で終わる夫婦が、王宮にはある
柴田はつみ
恋愛
妃の席を踏みにじったのは令嬢——けれど妃の心を折ったのは、夫のたった一言だった
王太子妃リディアの唯一の安らぎは、王太子アーヴィンと交わす午後の茶会。だが新しく王宮に出入りする伯爵令嬢ミレーユは、妃の席に先に座り、殿下を私的に呼び、距離感のない振る舞いを重ねる。
リディアは王宮の礼節としてその場で正す——正しいはずだった。けれど夫は「リディア、そこまで言わなくても……」と、妃を止めた。
「わかりました。あなたには、がっかりです」
微笑んで去ったその日から、夫婦の茶会は終わる。沈黙の王宮で、言葉を失った王太子は、初めて“追う”ことを選ぶが——遅すぎた。
後宮薬師は名を持たない
由香
キャラ文芸
後宮で怪異を診る薬師・玉玲は、母が禁薬により処刑された過去を持つ。
帝と皇子に迫る“鬼”の気配、母の遺した禁薬、鬼神の青年・玄曜との出会い。
救いと犠牲の狭間で、玉玲は母が選ばなかった選択を重ねていく。
後宮が燃え、名を失ってもなお――
彼女は薬師として、人として、生きる道を選ぶ。
三十年後に届いた白い手紙
RyuChoukan
ファンタジー
三十年前、帝国は一人の少年を裏切り者として処刑した。
彼は最後まで、何も語らなかった。
その罪の真相を知る者は、ただ一人の女性だけだった。
戴冠舞踏会の夜。
公爵令嬢は、一通の白い手紙を手に、皇帝の前に立つ。
それは復讐でも、告発でもない。
三十年間、辺境の郵便局で待ち続けられていた、
「渡されなかった約束」のための手紙だった。
沈黙のまま命を捨てた男と、
三十年、ただ待ち続けた女。
そして、すべてを知った上で扉を開く、次の世代。
これは、
遅れて届いた手紙が、
人生と運命を静かに書き換えていく物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる