猫ちゃんの異世界、旅日記。

椿姫哀翔

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魔の森 旅編

1話

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神域を消してから、しっかりとした足取りで森を進んでいく。

〔さて、ハル。〕
「なにー?」
〔どこの国に行こうか?〕
「うーん…、ローレンツ王国には戻ってくるなって言われてるし、ぼくも行く気は一切無いから、ローレンツ王国以外でお願いします。」
〔了解。じゃあ、魔の森と隣接してる国がローレンツ王国とロング帝国だから、ロング帝国に行こうか。〕
「うん。どうゆう国なんだろ?」
〔うーん、ヴィオ様から貰った本にはかなり文明が発展していて平和って書いてあったよねー。〕
「うん。それ以外には特に書いてなかったよね。」
〔行ってからのお楽しみってところだね、きっと。〕
「そうだね。楽しみー。」

2人は話し合って、ロング帝国に行くことにした。

ちなみに、フィスィには、5つの国と魔の森と呼ばれている森が2つある。
国は、ハルが追放されたローレンツ王国、今から行くロング帝国、ヘルケン王国、アーレンス共和国、レハール王国の5つがある。

魔の森は、アキとハルが居るローレンツ王国とロング帝国に隣接してる森と、ヘルケン王国とレハール王国に隣接してる森がある。
アキ達が居た魔の森より、ヘルケン王国とレハール王国に隣接してる森のほうが凶暴な魔獣が沢山居る。

「ねえ、」
〔んー?〕
「いつも、神域出ると思うんだけどさ、」
〔うん〕
「魔の森って、暗ぁくて、ジメジメしてるよね…。」
〔そうねー。神域はヴィオ様のおかげで、木漏れ日の気持ちのいい風が吹く場所だったんだろうね。〕
「そっか、ヴィオ様が頑張ったからかー。」
〔多分ね。〕

アキのペースに合わせてのんびり歩いていく。

「ねえねえ、アキちゃん、」
〔んー?〕
「前からさ、ブラックベアーが6体程近付いて来てるけど、」
〔うん、そうねー〕
「ぼくが、全部やってもいい?」
〔いいよー。気を付けてねー。〕
「はーい。いってきまーす。」
〔いってらっしゃい。〕

ダダダダダッ

300m程先にブラックベアーが居るが、ブラックベアーが気付く前にアキとハルは《気配察知》で気付き、ハルが攻撃を仕掛けた。
アキは邪魔にならないように《気配遮断》をして木の上に移動して見学を始めた。


「《気配遮断》(さてと、魔力刀で行こうかなー。毛皮は売れるから綺麗に残したい。うーん)」

走りながら魔力刀を取り出してどう仕留めるか悩んでいた。

「よし、《ファイア》」

ザシュ…

「「グワアアアー……」」

魔力刀に炎を纏わせ首を落とした。2体一緒に落とした。
ハルに気付いた他の4体のブラックベアーがハルに襲いかかった。

「「「「グワアアアーー!!!」」」」
「うるさい…」

ザシュ…
ザシュ…

2体ずつ首を落としていった。

「ふぅ、アキちゃん、終わったよ。」

木の上に居るアキにブラックベアーをしまってもらおうと声を掛けた。

サッ、

〔お疲れ様。血抜きしたら仕舞おうね。〕
「よろしく。ちなみに、ぼくの戦いどうだった?」
〔よかったんじゃない?冷静だったし、無理に突っ込んで行かなかったし。〕
「よかったぁ…。これでダメって言われたらショックだわー。」
〔それは無いから安心しな。〕
「うん。」

話しながらとっとと血抜きをしてアキのインベントリに仕舞い、血の匂いで違う魔獣が来る前にその場を離れた。

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