猫ちゃんの異世界、旅日記。

椿姫哀翔

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道中

8話

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「うぅーん……、くぁー…。はふぅ…。」

朝になり、ハルが起きてきた。

水を出して顔を洗って頭をスッキリさせた。

まだ、アキが起きてこない為、久しぶりに朝の鍛錬を始めた。
鍛錬をする為、結界の外に出てきた。
フェレーナや男達が居たので、周りを警戒して、体力を残しとく為に朝の鍛錬はおやすみしていたのだ。

「ふっ、ふっ、(今日には、町に着くから良いよね。もう、身体なまってヤバイ…。)」

いつもより念入りにストレッチをしてから鍛錬を始めた。
素振りをしながら、周りに魔法で風を起こしている。

「ふっ、ふっ、」



一心不乱にやってるなか、男達が起きて、結界の中でハルの様子を見ている。

「お、おい、あいつやべーよ…。」
「あぁ、素振りをしながら魔法って、どんだけだよ…。」
「え?」
「ん?」
「あいつ、魔法使ってるのか?俺には、高速に素振りしてるのしか分からないんだが…。」
「あぁ、かなり薄いが、魔力を使ってる。」
「マジか!?お前良く分かるな!」
「なにをどうしてるのかは分からないがな。」
「そうなのか?」
「あぁ、なんとなく、魔力使ってるんだなってのは分かる。」
「そうか。お前も凄いんだな。」
「いや、」

「ん?……、うわっ!」

男達が、あーだこーだ話していると、結界の外から視線を感じて見てみたら、ハルが目の前に居て睨んでいた。

「な、なに…?」
「いえ、うるさくて集中出来ないんで、様子見に来ただけです。」
「わ、わりぃ…。」
「いえ、昨日はちゃんと寝れましたか?」
「あぁ、お陰様で。」
「そうですか。では、バケツ貸してください。顔洗うのに新しい水のがいいですよね?」
「「お願いします!」」

ジャー

「はい。あと、朝ごはんに食べてください。」

ハルは、バケツに水を入れ、1人1つずつパンをあげた。

「「ありがとうございます。」」
「では、出る時にまた声掛けますので、準備して待っててください。」
「「はい。」」

それからハルは、気が散ったからなのか、鍛錬をやめて、アキの元に戻った。

「ふぅ…。」
〔ん?あ、ハル、おはよう。〕
「アキちゃんも、おはよう。」
〔うん。朝ごはん、用意しといたよ。〕
「ありがとう。今日は、何かなぁー。」
〔今日の朝ごはんは、昨日残ったコンソメスープと、パンにサラダとエビマヨを挟んだサンドにした。〕
「うわぁー、美味しそ!」
〔昨日の残りでごめんね。〕
「ううん、すっごく美味しそうだし、昨日と食べ方違うから楽しみ。」
〔そっか、なら良かった。
では、「いただきます」〕

パクッ

「んんー、んまぁ」
〔良かった。〕
「サラダ挟むのもいいねー。」
〔良かったー。昨日のサラダ、水分多いからちょっと心配だったけど、美味しかったね。〕
「うん!めちゃくちゃ美味しい。」

のんびり朝ごはんを食べて、少し休憩してから食器とテント等の片付けをした。

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