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第二章
涙
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(あぁ~、なんかヌルヌルしてキモチイイ。フワフワだぁ……
あそこがくちゅくちゅされてるぅ。それもキモチイー……
あれ ?フワフワって、さっきの続き ?……さっき ?……えっ ? )
はっ、美奈子の黒目がちな美しい瞳と長いまつ毛が、
ぱちりと開いた。
どうやら、少し眠ってしまったらしい。
「あっ……せっ、せんせい、何してるんですか?」
「いやぁ、さすがにたくさん出し過ぎたから、
綺麗にしてあげなくちゃと思って」
全身が泡で覆われ、どうやら洗ってくれているらしい。
それは、いいのだが、自分のあそこに指が……
「じっ、自分で掻き出しますっ! ……」
友介の手を掴む。が、力が入らない。
「いーから、いーから」
「はっ、ふぅーん。いたずらしないで」
友介は、掻き出す際に、初々しい膣内の各所の反応を見ながら指を動かしている。
美奈子の、まだ完全には目覚めていない身体は、
また脱力してしまい、もう好きにさせてしまう。
(やだ、そこ……そこをそうされると……ゾクってしちゃう……
そっちは……あっ、あっ、あっ、なんか力抜けちゃう……)
その間も、もう片方の手は全身を手で洗うという名目で、
華奢な肩や鎖骨、
なだらかな丘陵を形づくる乳房とその頂点、
引き締まったお腹、張りが素晴らしい腰とお尻、
アスリートの面影を強く残す太ももから脹脛まで、
さわられまくった。
特に、お腹をさすられる。
「さすが、アスリートのお腹だね、まだ。この腹筋のあたり……」
「やめ、やめて。くすぐったい……やんっ、やだ ! うぅん……」
どこが敏感なのかも、同時に調べられてしまう。
そうこうしているうちに、残りの精液の掻き出しが終わった。
頭から、シャワーを浴びせられ、瑞々しい美少女が復活した。
「ひゃあ、相変わらず美しいヴィーナスだな。
こんな姿見てると、またシたくなっちゃう。
でも、これで失礼するよ。
学校で仕事があるんだ。遅刻しそうだ」
既に時間は8時半近い。
逆に、まだ朝の8時半だということだが。
浴室を出ようとする友介が、くるりと振り返ると
「あっ、今夜うちに来るという約束はイキだから、ちゃんと来てね。
泊まれる用意もしてきてよ。それまで、身体を休めること」
「それと、玄関のは適当に片づけといて」
そう言い捨てて、脅迫者でもある凌辱者は去っていった。
呆然とそれを見つめた美奈子だが、追いかけて何かを言う気力もなく、
湯船にお湯をはり直し、身体を沈めた。
(どうして、どうして、こんなことに……
さっきまではあんなに幸せだったのに……
さっき? ……いえ、もうあの時が遥か昔のように感じるわ……
アキラくん、ごめんなさい。わたし、汚れちゃった……)
さめざめと涙を湯に流すしかなかった。
小1時間ほどバスルームで過ごし、少しだけ気力が回復した
美奈子は、片付けをはじめた。
寝室とダイニングを綺麗にしたあと、ふと友介の言葉を思い
出して玄関に向かう。
そこには、ひしゃげて潰れたクリスマスケーキと、ラッピングされた小箱が落ちていた。
「これは ? プレゼント?」
箱を開けると、高級ブランドもののハンカチセットが現れた。
「ハンカチ ? ブランドもの ?
これって……映画に言った時、ハンカチを汚したから ?……
そういうこと?」
一瞬、この一か月の間友介と過ごした、意外と穏やかな日常風景が頭をよぎる。
「こんなことで罪滅ぼしになるわけないわ、こんなもの ! 」
叩きつけようとしたが、持ち上げた手は、そのまま戻り、
ぎゅっとハンカチを胸に押し付けた。
「どうして、こんなもの用意しているのよ……
これじゃ、嘘をついてクリスマスイブを過ごした私が悪いみたいじゃない!
脅迫してるくせに ! 気を使ったりしないでよ !
そう、犯罪者よ、あの人は !
ばかぁ~ ! 」
美奈子には、その感情が何かわからず、バスルームとはまた違う涙を流した。
あそこがくちゅくちゅされてるぅ。それもキモチイー……
あれ ?フワフワって、さっきの続き ?……さっき ?……えっ ? )
はっ、美奈子の黒目がちな美しい瞳と長いまつ毛が、
ぱちりと開いた。
どうやら、少し眠ってしまったらしい。
「あっ……せっ、せんせい、何してるんですか?」
「いやぁ、さすがにたくさん出し過ぎたから、
綺麗にしてあげなくちゃと思って」
全身が泡で覆われ、どうやら洗ってくれているらしい。
それは、いいのだが、自分のあそこに指が……
「じっ、自分で掻き出しますっ! ……」
友介の手を掴む。が、力が入らない。
「いーから、いーから」
「はっ、ふぅーん。いたずらしないで」
友介は、掻き出す際に、初々しい膣内の各所の反応を見ながら指を動かしている。
美奈子の、まだ完全には目覚めていない身体は、
また脱力してしまい、もう好きにさせてしまう。
(やだ、そこ……そこをそうされると……ゾクってしちゃう……
そっちは……あっ、あっ、あっ、なんか力抜けちゃう……)
その間も、もう片方の手は全身を手で洗うという名目で、
華奢な肩や鎖骨、
なだらかな丘陵を形づくる乳房とその頂点、
引き締まったお腹、張りが素晴らしい腰とお尻、
アスリートの面影を強く残す太ももから脹脛まで、
さわられまくった。
特に、お腹をさすられる。
「さすが、アスリートのお腹だね、まだ。この腹筋のあたり……」
「やめ、やめて。くすぐったい……やんっ、やだ ! うぅん……」
どこが敏感なのかも、同時に調べられてしまう。
そうこうしているうちに、残りの精液の掻き出しが終わった。
頭から、シャワーを浴びせられ、瑞々しい美少女が復活した。
「ひゃあ、相変わらず美しいヴィーナスだな。
こんな姿見てると、またシたくなっちゃう。
でも、これで失礼するよ。
学校で仕事があるんだ。遅刻しそうだ」
既に時間は8時半近い。
逆に、まだ朝の8時半だということだが。
浴室を出ようとする友介が、くるりと振り返ると
「あっ、今夜うちに来るという約束はイキだから、ちゃんと来てね。
泊まれる用意もしてきてよ。それまで、身体を休めること」
「それと、玄関のは適当に片づけといて」
そう言い捨てて、脅迫者でもある凌辱者は去っていった。
呆然とそれを見つめた美奈子だが、追いかけて何かを言う気力もなく、
湯船にお湯をはり直し、身体を沈めた。
(どうして、どうして、こんなことに……
さっきまではあんなに幸せだったのに……
さっき? ……いえ、もうあの時が遥か昔のように感じるわ……
アキラくん、ごめんなさい。わたし、汚れちゃった……)
さめざめと涙を湯に流すしかなかった。
小1時間ほどバスルームで過ごし、少しだけ気力が回復した
美奈子は、片付けをはじめた。
寝室とダイニングを綺麗にしたあと、ふと友介の言葉を思い
出して玄関に向かう。
そこには、ひしゃげて潰れたクリスマスケーキと、ラッピングされた小箱が落ちていた。
「これは ? プレゼント?」
箱を開けると、高級ブランドもののハンカチセットが現れた。
「ハンカチ ? ブランドもの ?
これって……映画に言った時、ハンカチを汚したから ?……
そういうこと?」
一瞬、この一か月の間友介と過ごした、意外と穏やかな日常風景が頭をよぎる。
「こんなことで罪滅ぼしになるわけないわ、こんなもの ! 」
叩きつけようとしたが、持ち上げた手は、そのまま戻り、
ぎゅっとハンカチを胸に押し付けた。
「どうして、こんなもの用意しているのよ……
これじゃ、嘘をついてクリスマスイブを過ごした私が悪いみたいじゃない!
脅迫してるくせに ! 気を使ったりしないでよ !
そう、犯罪者よ、あの人は !
ばかぁ~ ! 」
美奈子には、その感情が何かわからず、バスルームとはまた違う涙を流した。
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