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第8章 クリフ一家と領地改革!?
第235話 よし!ダンジョン攻略に出発だ。
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(何はともあれ、無事に戻ってこれたな。とりあえずセリーヌ達に指輪とドレスの事伝えて、ダンジョンに行くのは明日からにするか。)
教会に戻ってきたクリフは、指輪とドレスの事を説明する為早速屋敷に戻った。
(神様達と結構話したから忘れてたけど、グランの事があってからそのまま教会にきたから、まだ女子会中かもな・・・よし。ちょっとぶらついてから戻るか。)
エターレインの町を少し歩いてから屋敷に戻ったクリフは、ダイニングで女子会をしているセリーヌ達を見つけ、声をかけた。
(まだ女子会してたよ・・・まあ全員いるから丁度いいか。)
「みんな。話があるんだけどいいかな?」
「はい。構いませんわ。」
クリフは空いている席に座って話し始めた。
「実は、結婚式の指輪とドレスの事なんだけど、俺がみんなの分を用意しようと思ってるんだ。それで3ヶ月ぐらい別行動しようと思ってるんだ。」
「「「指輪とドレス!?」」」
「「「3ヶ月別行動!?」」」
「うん。どうせなら世界に一つだけの指輪とドレスを贈りたいからね。素材とか探すのにそれぐらいは時間がかかりそうなんだ。」
「それは・・・とてもうれしいけど・・・」
「うん・・・3ヶ月会えないのは・・・」
「何言ってるのよ。クリフには転移魔法があるんだから夜は戻ってきてもらえばいいじゃない?」
「はい。それに指輪があるから念話もできますしね。」
「いや。素材を探しにダンジョンとかにも行くから3ヶ月は戻って来れないと思うし、多分念話もできないと思う。」
「「「「「そんな・・・」」」」」
「皆よ。マスターは我達の為にしてくれるんじゃから皆で楽しみにして待とうではないか。マスターは強いし何でもできる。心配いらんじゃろ。」
(たしかに連絡手段があるのに、3ヶ月音信不通じゃ心配するか。俺だってラインを3ヶ月未読スルーされたらかなり気になるもんな。だけど、神界はきっと念話も届かないし・・・)
セリーヌとグランが味方に付き、必死に話す事で他のメンバーは納得してくれた。
(毎日の連絡はダンジョンに集中できないからあれだけど、定期的に連絡できないかはアイリーン様に相談してみるか・・・)
そして夜になると・・・
クリフの部屋にグランが訪ねて来た。
「どうしたの。って!?」
グランの服装は、普段のラフな格好じゃなく、薄い赤のネグリジェを着ていた。
「その・・・な・・・セリーヌがこれを着て、今日は我の番じゃと言われたんでな・・・」
(明日からの事考えててグランの事すっかり忘れてた。そりゃそうだよな。そういやこれも3ヶ月お預けだよな・・・)
「うん。来ると思ってたよ。」
(さすがに忘れてたと言ったら殺されるもんね。明日から3ヶ月お預けだし今日はハッスルしよ。それに、丁度よくグランと二人だしセリーヌ達の事お願いしとこうかな。)
「うむ。その・・・初めてじゃから・・・よろしく頼むのじゃ。」
ベッドに入ってきたグランとおしゃべりしながらムードを作り、ハッスルタイムが始まった。
・
・
・
「マスターよ。明日から3ヶ月いないのはやはりさみしいのぉ。」
「まあなんとか連絡できないかは聞いて見るけどね。」
「やはり・・・マスターは今回の件、この世界の神達に相談したんじゃな?という事は向かう先は神界か?」
「うん。そうだよ。」
「そうか・・・我に相談してくれてもよかったんじゃがな・・・」
「グランには色々助けられてるし、今回もグランに相談したら解決するだろうけど、グランにも渡すんだし、聞いたら驚きが半減するでしょ。」
「それは・・・そうじゃな。」
「何もないだろうけど、俺がいない間、セリーヌ達の事よろしくね。」
「うむ。まかせるのじゃ。」
そうして、2回目のハッスルタイムが始まった。グランはハッスルタイムを経て口調もいつも通りに戻っていた。
・
・
・
そして翌朝、
「じゃあ行ってくるね。」
「クリフ様、気をつけて。」
「マスターよ。セリーヌ達の事は我にまかせるのじゃ。」
「うん。ありがとう。とびっきりのを用意するからみんな楽しみに待っててね。」
(さあ指輪の為にダンジョン攻略するぞ~。あっ行く前に創造神様に伝えないと。)
『創造神様。準備できたのでそちらに行こうと思います。大人気ですか?』
『大丈夫じゃ。キューブも側で待っておるぞ。』
『わかりました』
クリフは転移魔法を使い、神の元へ移動した。
「行きましたね。」
「ええ。3ヶ月寂しくなりますね。」
「私達の為にしてくれるんだから、私達も戻って来た時の為にしっかりしなきゃね。」
「そうね。ナリアの言う通りだわ。」
「クリフ君の指輪とドレス楽しみだね。」
「マスターがいない間の移動は我に任せてくれ。」
セリーヌ、ユーナ、ナリア、ジャンヌ、ソフィア、グランがそれぞれの想いを口に出し、そして・・・
「そうだわ!クリフ様の衣装を私達が用意して逆にびっくりさせるのはどうかしら?」
「それはいいわね。指輪は同じヤツを準備するでしょうし。」
「セリーヌの提案をみんなで考えましょ。そうと決まれば早速打ち合わせよ!」
そうしてセリーヌ達はいつもの女子会を始めるのだった。
教会に戻ってきたクリフは、指輪とドレスの事を説明する為早速屋敷に戻った。
(神様達と結構話したから忘れてたけど、グランの事があってからそのまま教会にきたから、まだ女子会中かもな・・・よし。ちょっとぶらついてから戻るか。)
エターレインの町を少し歩いてから屋敷に戻ったクリフは、ダイニングで女子会をしているセリーヌ達を見つけ、声をかけた。
(まだ女子会してたよ・・・まあ全員いるから丁度いいか。)
「みんな。話があるんだけどいいかな?」
「はい。構いませんわ。」
クリフは空いている席に座って話し始めた。
「実は、結婚式の指輪とドレスの事なんだけど、俺がみんなの分を用意しようと思ってるんだ。それで3ヶ月ぐらい別行動しようと思ってるんだ。」
「「「指輪とドレス!?」」」
「「「3ヶ月別行動!?」」」
「うん。どうせなら世界に一つだけの指輪とドレスを贈りたいからね。素材とか探すのにそれぐらいは時間がかかりそうなんだ。」
「それは・・・とてもうれしいけど・・・」
「うん・・・3ヶ月会えないのは・・・」
「何言ってるのよ。クリフには転移魔法があるんだから夜は戻ってきてもらえばいいじゃない?」
「はい。それに指輪があるから念話もできますしね。」
「いや。素材を探しにダンジョンとかにも行くから3ヶ月は戻って来れないと思うし、多分念話もできないと思う。」
「「「「「そんな・・・」」」」」
「皆よ。マスターは我達の為にしてくれるんじゃから皆で楽しみにして待とうではないか。マスターは強いし何でもできる。心配いらんじゃろ。」
(たしかに連絡手段があるのに、3ヶ月音信不通じゃ心配するか。俺だってラインを3ヶ月未読スルーされたらかなり気になるもんな。だけど、神界はきっと念話も届かないし・・・)
セリーヌとグランが味方に付き、必死に話す事で他のメンバーは納得してくれた。
(毎日の連絡はダンジョンに集中できないからあれだけど、定期的に連絡できないかはアイリーン様に相談してみるか・・・)
そして夜になると・・・
クリフの部屋にグランが訪ねて来た。
「どうしたの。って!?」
グランの服装は、普段のラフな格好じゃなく、薄い赤のネグリジェを着ていた。
「その・・・な・・・セリーヌがこれを着て、今日は我の番じゃと言われたんでな・・・」
(明日からの事考えててグランの事すっかり忘れてた。そりゃそうだよな。そういやこれも3ヶ月お預けだよな・・・)
「うん。来ると思ってたよ。」
(さすがに忘れてたと言ったら殺されるもんね。明日から3ヶ月お預けだし今日はハッスルしよ。それに、丁度よくグランと二人だしセリーヌ達の事お願いしとこうかな。)
「うむ。その・・・初めてじゃから・・・よろしく頼むのじゃ。」
ベッドに入ってきたグランとおしゃべりしながらムードを作り、ハッスルタイムが始まった。
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「マスターよ。明日から3ヶ月いないのはやはりさみしいのぉ。」
「まあなんとか連絡できないかは聞いて見るけどね。」
「やはり・・・マスターは今回の件、この世界の神達に相談したんじゃな?という事は向かう先は神界か?」
「うん。そうだよ。」
「そうか・・・我に相談してくれてもよかったんじゃがな・・・」
「グランには色々助けられてるし、今回もグランに相談したら解決するだろうけど、グランにも渡すんだし、聞いたら驚きが半減するでしょ。」
「それは・・・そうじゃな。」
「何もないだろうけど、俺がいない間、セリーヌ達の事よろしくね。」
「うむ。まかせるのじゃ。」
そうして、2回目のハッスルタイムが始まった。グランはハッスルタイムを経て口調もいつも通りに戻っていた。
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そして翌朝、
「じゃあ行ってくるね。」
「クリフ様、気をつけて。」
「マスターよ。セリーヌ達の事は我にまかせるのじゃ。」
「うん。ありがとう。とびっきりのを用意するからみんな楽しみに待っててね。」
(さあ指輪の為にダンジョン攻略するぞ~。あっ行く前に創造神様に伝えないと。)
『創造神様。準備できたのでそちらに行こうと思います。大人気ですか?』
『大丈夫じゃ。キューブも側で待っておるぞ。』
『わかりました』
クリフは転移魔法を使い、神の元へ移動した。
「行きましたね。」
「ええ。3ヶ月寂しくなりますね。」
「私達の為にしてくれるんだから、私達も戻って来た時の為にしっかりしなきゃね。」
「そうね。ナリアの言う通りだわ。」
「クリフ君の指輪とドレス楽しみだね。」
「マスターがいない間の移動は我に任せてくれ。」
セリーヌ、ユーナ、ナリア、ジャンヌ、ソフィア、グランがそれぞれの想いを口に出し、そして・・・
「そうだわ!クリフ様の衣装を私達が用意して逆にびっくりさせるのはどうかしら?」
「それはいいわね。指輪は同じヤツを準備するでしょうし。」
「セリーヌの提案をみんなで考えましょ。そうと決まれば早速打ち合わせよ!」
そうしてセリーヌ達はいつもの女子会を始めるのだった。
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